JPH047431A - 道路の雨水浸透構造 - Google Patents
道路の雨水浸透構造Info
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- JPH047431A JPH047431A JP2111349A JP11134990A JPH047431A JP H047431 A JPH047431 A JP H047431A JP 2111349 A JP2111349 A JP 2111349A JP 11134990 A JP11134990 A JP 11134990A JP H047431 A JPH047431 A JP H047431A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、道路下の地中に雨水を浸透させるための構造
に関する。
に関する。
(従来の技ve)
従来、雨水を道路下の地中に浸透させるようにした雨水
浸透構造としては、例えば、特開昭5120444号公
報に記載されたものが知られている。
浸透構造としては、例えば、特開昭5120444号公
報に記載されたものが知られている。
この従来公報の第2図には、路面を形成する不透水の舗
装表層が下地層の上に形成されている道路において、前
記下地層の下に雨水浸透層が直接に形成されている雨水
浸透構造が示されている。
装表層が下地層の上に形成されている道路において、前
記下地層の下に雨水浸透層が直接に形成されている雨水
浸透構造が示されている。
従って、この雨水浸透構造では、雨水浸透層に流入した
雨水を、この雨水浸透層を通して道路下の地中に広範囲
に浸透させることができる。
雨水を、この雨水浸透層を通して道路下の地中に広範囲
に浸透させることができる。
又、従来では、雨水浸透層が、砕石や栗石を層状に積み
重ねて形成・されていた。
重ねて形成・されていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の雨水浸透構造にあっては、雨水浸
透層が下地層の下に直接に形成されているため、下地層
から雨水浸透層に土砂が崩れ落ちて、雨水浸透層が目詰
まりを起こすという問題が生じる。
透層が下地層の下に直接に形成されているため、下地層
から雨水浸透層に土砂が崩れ落ちて、雨水浸透層が目詰
まりを起こすという問題が生じる。
従って、この雨水浸透層の目詰まりを補修するには、多
くの費用や手間及び時間をかけて道路を掘り起こし、雨
水浸透層を造りなおさなければならず、この雨水浸透層
の目詰まりを防止することが実用化への大きな課題とな
っていた。
くの費用や手間及び時間をかけて道路を掘り起こし、雨
水浸透層を造りなおさなければならず、この雨水浸透層
の目詰まりを防止することが実用化への大きな課題とな
っていた。
又、従来のように、雨水浸透層が砕石等により形成され
ていると、その砕石等は、ゴツゴツした角張りを持つと
共に、形状が不揃いであるため、これを層状に積み重ね
た場合、隣合う砕石同士の接触が不規則で不安定になる
。
ていると、その砕石等は、ゴツゴツした角張りを持つと
共に、形状が不揃いであるため、これを層状に積み重ね
た場合、隣合う砕石同士の接触が不規則で不安定になる
。
従って、砕石等による雨水浸透層では、砕石間の力の伝
達が得られないために支持力が一定せず、上からの荷重
によって砕石同士の接触にズレが生じるために雨水浸透
層に沈下が起こり、この結果。
達が得られないために支持力が一定せず、上からの荷重
によって砕石同士の接触にズレが生じるために雨水浸透
層に沈下が起こり、この結果。
道路に陥没が生じるといった問題がある。
又、形状がゴツゴツした角張りを持つため、水の流れが
一定せずに抵抗が大きくなり、雨水浸透層での雨水の流
れが悪くなって雨水を広範囲に浸透させることができな
いという問題があった。
一定せずに抵抗が大きくなり、雨水浸透層での雨水の流
れが悪くなって雨水を広範囲に浸透させることができな
いという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目し、下地層
の土砂による雨水浸透層の目詰まりを防止することがで
き、又、雨水浸透層が高い支持力を持ち、かつ雨水の流
れをスムーズにして、雨水を広範囲に地中に浸透させる
ことができるようにした道路の雨水浸透構造を提供する
ことを課題としている。
の土砂による雨水浸透層の目詰まりを防止することがで
き、又、雨水浸透層が高い支持力を持ち、かつ雨水の流
れをスムーズにして、雨水を広範囲に地中に浸透させる
ことができるようにした道路の雨水浸透構造を提供する
ことを課題としている。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を達成するために、本発明の道路の雨水浸透
構造では、 路面を形成する不透水性の舗装表層が下地層の上に形成
され、前記下地層の下に雨水浸透層が形成され、該雨水
浸透層と下地層の間に土砂止め層が形成され、かつ前記
雨水浸透層が球状成形体を層状に積み重ねて形成されて
いる構成とした。
構造では、 路面を形成する不透水性の舗装表層が下地層の上に形成
され、前記下地層の下に雨水浸透層が形成され、該雨水
浸透層と下地層の間に土砂止め層が形成され、かつ前記
雨水浸透層が球状成形体を層状に積み重ねて形成されて
いる構成とした。
(作用)
本発明の雨水浸透構造では、雨水浸透層に流入した雨水
は、この雨水浸透層を通して、その下の地中に浸透して
いく。このとき、雨水浸透層が、球状成形体により形成
されているため、雨水の流れに対して抵抗が小さく、雨
水が雨水浸透層の中をスムーズに流れていくことになる
。
は、この雨水浸透層を通して、その下の地中に浸透して
いく。このとき、雨水浸透層が、球状成形体により形成
されているため、雨水の流れに対して抵抗が小さく、雨
水が雨水浸透層の中をスムーズに流れていくことになる
。
従って、雨水は雨水浸透層の中を万遍なく浸透していく
、ことになり、雨水を道路下の地中に広範囲に浸透させ
ることができる。
、ことになり、雨水を道路下の地中に広範囲に浸透させ
ることができる。
又、雨水浸透層の支持力についても、球状成形体同士で
は、その接触が安定するため、砕石同士のような接触に
ズレが起こることがない。従って、球状成形体間で力の
伝達が得られるため支持力が一定し、上からの荷重に対
し、その荷重が分散され、雨水浸透層に沈下が起こると
いった不具合を防止できる。
は、その接触が安定するため、砕石同士のような接触に
ズレが起こることがない。従って、球状成形体間で力の
伝達が得られるため支持力が一定し、上からの荷重に対
し、その荷重が分散され、雨水浸透層に沈下が起こると
いった不具合を防止できる。
又、雨水浸透層と下地層の間に土砂止め層が形成されて
いるため、この土砂止め層によって下地層から雨水浸透
層への土砂の崩れ落ちが防止され、下地層の土砂による
雨水浸透層の目詰まりを防止できる。
いるため、この土砂止め層によって下地層から雨水浸透
層への土砂の崩れ落ちが防止され、下地層の土砂による
雨水浸透層の目詰まりを防止できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は第1実施例の道路の雨水浸透構造を示している
。
。
図中1は、アスファルト層で、路面10を形成する不透
水の舗装表層であり、下地層の2上に形成されている。
水の舗装表層であり、下地層の2上に形成されている。
尚、路面10は、中央から両側に向けて若干の下り勾配
に形成されている。
に形成されている。
前記下地層2は、アスファルト層1の路盤となるもので
、アスファルト層1の下にクラッシャーランを敷設して
締め固めることによって形成されている。尚、この下地
層2は、例えば、切込砕石又は粒調砕石による下層路盤
の上にクラッシャーランによる上層路盤を形成して2層
にするなど、通常の道路構造で採用される下地層に形成
される。
、アスファルト層1の下にクラッシャーランを敷設して
締め固めることによって形成されている。尚、この下地
層2は、例えば、切込砕石又は粒調砕石による下層路盤
の上にクラッシャーランによる上層路盤を形成して2層
にするなど、通常の道路構造で採用される下地層に形成
される。
前記下地層2の下には、土砂止め層としてのコンクリー
ト層30を介して雨水浸透層4が形成されている。
ト層30を介して雨水浸透層4が形成されている。
前記雨水浸透層4は、道路下の地中浸透層5上に、はぼ
同一径に成型されたの球状成形体40が敷設されたもの
で、両端部が道路の両側に設けられている側溝6,6に
連続し、かつ下面が道路中央部に向けて次第に下り傾斜
している。
同一径に成型されたの球状成形体40が敷設されたもの
で、両端部が道路の両側に設けられている側溝6,6に
連続し、かつ下面が道路中央部に向けて次第に下り傾斜
している。
尚、前記球状成形体40としては、例えば、第2図に示
すように、半球の成形面90.90が形成された割型9
,9をヒンジ91で連結し、上面の開口部92から内部
にコンクリートを流し込むと共に、開口部92から溢れ
た分をコテ仕上げして、第3図に示すようなコンクリー
トによる球状成形体40に成形したもの、或いは、プラ
スチックを球状に成型したもの、又、土にセメントを混
ぜたソイルセメントを球状に成型したもの等が用いられ
、このソイルセメン1〜については、道路の堀り起こし
によって生じる土砂を用いるようにすれば、土砂の利用
が図れる。
すように、半球の成形面90.90が形成された割型9
,9をヒンジ91で連結し、上面の開口部92から内部
にコンクリートを流し込むと共に、開口部92から溢れ
た分をコテ仕上げして、第3図に示すようなコンクリー
トによる球状成形体40に成形したもの、或いは、プラ
スチックを球状に成型したもの、又、土にセメントを混
ぜたソイルセメントを球状に成型したもの等が用いられ
、このソイルセメン1〜については、道路の堀り起こし
によって生じる土砂を用いるようにすれば、土砂の利用
が図れる。
前記側溝6は、底面が開口した側溝ブロック60が用い
られ、この側溝ブロック60がペースコンクリ−1〜層
61上に設置され、該ベースコンクリート層61の上に
底部コンクリート層62が形成され、かつ道路側の側壁
底部に雨水浸透層4に臨むように一定間隔で横穴63が
形成されると共に、該横穴63にはフィルタ64が設け
られ、そして、側溝6内を流れる雨水が、前記フィルタ
64を通して横穴63から雨水浸透層4内に流れ込むよ
うになっている。
られ、この側溝ブロック60がペースコンクリ−1〜層
61上に設置され、該ベースコンクリート層61の上に
底部コンクリート層62が形成され、かつ道路側の側壁
底部に雨水浸透層4に臨むように一定間隔で横穴63が
形成されると共に、該横穴63にはフィルタ64が設け
られ、そして、側溝6内を流れる雨水が、前記フィルタ
64を通して横穴63から雨水浸透層4内に流れ込むよ
うになっている。
尚、前記フィルタ64は、横穴63より上方で側溝6の
深さ方向の途中に配設してもよく、そのフィルタ部材と
しては、網材を単独、或いは複数枚重ねて設けたり、或
いは、網材の上にろ布層やろ紙層を設けたり、又、合成
樹脂線を空隙が生じるように板状に寄せ集めたもの等を
用いることができるもので、これらのフィルタ部材を必
要に応じて通水性を有するケースに入れて使用する。
深さ方向の途中に配設してもよく、そのフィルタ部材と
しては、網材を単独、或いは複数枚重ねて設けたり、或
いは、網材の上にろ布層やろ紙層を設けたり、又、合成
樹脂線を空隙が生じるように板状に寄せ集めたもの等を
用いることができるもので、これらのフィルタ部材を必
要に応じて通水性を有するケースに入れて使用する。
前記コンクリート層30は、雨水浸透層4の上に現場打
ちされて、下地層2と雨水浸透層4の間に形成された土
砂止め層であり、このコンクリート層30によって、下
地層2から雨水浸透層4への土砂の崩れ落ちが防止でき
ると共に、雨水浸透層4と下地層2との間の雨水の流通
が遮断される。
ちされて、下地層2と雨水浸透層4の間に形成された土
砂止め層であり、このコンクリート層30によって、下
地層2から雨水浸透層4への土砂の崩れ落ちが防止でき
ると共に、雨水浸透層4と下地層2との間の雨水の流通
が遮断される。
尚、前記地中浸透層5としては、水の浸透が良好な砂れ
き層が好ましいが、ある程度の浸透性が得られる地層で
あればよい。
き層が好ましいが、ある程度の浸透性が得られる地層で
あればよい。
次に、実施例の作用を説明する。
本実施例の雨水浸透構造では、側溝6内を流れる雨水が
、フィルタ64を通して横穴63から雨水浸透層4内に
流れ込むもので、このとき、雨水に含まれているゴミや
土砂は、フィルタ64によって除去される。そして、雨
水浸透層4に流入した雨水は、この雨水浸透層4を通し
て、地中浸透層5へと浸透していく。このとき、雨水浸
透層4が球状成形体40により形成されているため、雨
水の流れに対して抵抗が小さく、雨水が雨水浸透層4の
中をスムーズに流れていくことになる。
、フィルタ64を通して横穴63から雨水浸透層4内に
流れ込むもので、このとき、雨水に含まれているゴミや
土砂は、フィルタ64によって除去される。そして、雨
水浸透層4に流入した雨水は、この雨水浸透層4を通し
て、地中浸透層5へと浸透していく。このとき、雨水浸
透層4が球状成形体40により形成されているため、雨
水の流れに対して抵抗が小さく、雨水が雨水浸透層4の
中をスムーズに流れていくことになる。
従って、雨水は雨水浸透層4の中を1遍なく浸透してい
くことになり、雨水を道路下の地中浸透層5へ広範囲に
浸透させることができる。
くことになり、雨水を道路下の地中浸透層5へ広範囲に
浸透させることができる。
又、雨水浸透層4の支持力についても、球状成形体4’
0,4.0同士では、その接触が安定するため、その接
触にズレが起こることがない。従って、球状成形体40
.40間で力の伝達が得られるため支持力が一定し、上
からの荷重に対し、その荷重が分散され、雨水浸透層4
に沈下が起こるといった不具合を防止できる。特に、本
実施例のように、雨水浸透層4上にコンクリート層30
が形成されているものでは、雨水浸透層4に沈下が起こ
ると、コンクリ−1−層30の下に空隙が生じ、上から
の荷重によってコンクリート層30に割れが生じるが、
このコンクリート層30の割れを防止する上からも、球
状成形体40を使用することに意義がある。
0,4.0同士では、その接触が安定するため、その接
触にズレが起こることがない。従って、球状成形体40
.40間で力の伝達が得られるため支持力が一定し、上
からの荷重に対し、その荷重が分散され、雨水浸透層4
に沈下が起こるといった不具合を防止できる。特に、本
実施例のように、雨水浸透層4上にコンクリート層30
が形成されているものでは、雨水浸透層4に沈下が起こ
ると、コンクリ−1−層30の下に空隙が生じ、上から
の荷重によってコンクリート層30に割れが生じるが、
このコンクリート層30の割れを防止する上からも、球
状成形体40を使用することに意義がある。
又、本実施例では、球状成形体40に、はぼ同一径のも
のを用いているため、その球状成形体40.40間の空
隙が大きくとれ、雨水の保水量が多くなると共に、雨水
が雨水浸透層4の中をより一層スムーズに流れていくこ
とになる。又、球状成形体40.40間士の接触が、規
則的になるため、その接触が極めて安定し、一定で、し
かも高い支持力が得られる。
のを用いているため、その球状成形体40.40間の空
隙が大きくとれ、雨水の保水量が多くなると共に、雨水
が雨水浸透層4の中をより一層スムーズに流れていくこ
とになる。又、球状成形体40.40間士の接触が、規
則的になるため、その接触が極めて安定し、一定で、し
かも高い支持力が得られる。
又、雨水浸透層4と下地層2との間に、土砂止め、層と
してのコンクリート層30が形成されているため、下地
層2から雨水浸透層4への土砂の崩れ落ちが防止できる
。
してのコンクリート層30が形成されているため、下地
層2から雨水浸透層4への土砂の崩れ落ちが防止できる
。
尚、コンクリート層30が設けられていない場合には、
雨水浸透層4を流れる雨水が、この雨水浸透層4から下
地層2へも浸透していくことになる。このように、下地
層2にまで雨水が浸透していくと、その下地層2から雨
水浸透層4に戻る雨水が、下地層2の土砂を含んでしま
うため、長期的には、雨水浸透層4が下地層2の土砂に
よって目詰まりを起こし、雨水浸透機能が得られなくな
ってしまうという問題が生じる。
雨水浸透層4を流れる雨水が、この雨水浸透層4から下
地層2へも浸透していくことになる。このように、下地
層2にまで雨水が浸透していくと、その下地層2から雨
水浸透層4に戻る雨水が、下地層2の土砂を含んでしま
うため、長期的には、雨水浸透層4が下地層2の土砂に
よって目詰まりを起こし、雨水浸透機能が得られなくな
ってしまうという問題が生じる。
これに対し、本実施例のように、コンクリートWJ30
によって土砂止め層が形成されていると、このコンクリ
−1〜[30によって、雨水浸透層4と下地層2との間
の雨水の流通が遮断され、雨水が下地層2に浸透してい
くことがないため、雨水が下地層2の土砂を含んでしま
うといったことがない。
によって土砂止め層が形成されていると、このコンクリ
−1〜[30によって、雨水浸透層4と下地層2との間
の雨水の流通が遮断され、雨水が下地層2に浸透してい
くことがないため、雨水が下地層2の土砂を含んでしま
うといったことがない。
従って、下地層2の土砂による雨水浸透層4の目詰まり
を防止できる。
を防止できる。
又、下地層2が雨水を含んでしまうと、その水分によっ
て舗装表層としてのアスファルト層lが老化してしまう
といった不具合が生じるが、本実施例では、下地層2へ
の雨水の浸透がないため、このようなアスファルト層1
の老化を防止することができる。
て舗装表層としてのアスファルト層lが老化してしまう
といった不具合が生じるが、本実施例では、下地層2へ
の雨水の浸透がないため、このようなアスファルト層1
の老化を防止することができる。
次に、第4図は第2実施例の雨水浸透構造を示している
。
。
この雨水浸透構造では、雨水浸透層4と下地層2の間に
、土砂止め層としての不織シート31が設けられ、かつ
雨水浸透層4の両端が、L字側溝7の途中に配設されて
いる溜桝ブロック70に連続され、かつ地中浸透層5の
中央部に道路の延長方向に沿ったトレンチ溝50が形成
されたものとなっている。
、土砂止め層としての不織シート31が設けられ、かつ
雨水浸透層4の両端が、L字側溝7の途中に配設されて
いる溜桝ブロック70に連続され、かつ地中浸透層5の
中央部に道路の延長方向に沿ったトレンチ溝50が形成
されたものとなっている。
又、外周に多数の水出口80が形成された通水パイプ8
aが、溜桝ブロック70の側壁中程部に形成された横穴
71からトレンチ溝50の上方にかけて延在するように
、雨水浸透層4の内部に埋設され、かつトレンチ溝50
の内部の雨水浸透層4にも通水パイプ8bが埋設される
と共に、トレンチ溝50の底部から、例えば、浸透性が
良好な砂れき層に至るように、地下方向に通水パイプ8
Cが延設されたものとなっている。尚、前記通水パイプ
8aは、道路の幅方向に延在するものと、道路の長、さ
方向に延在するものとを格子状に組んだものでもよい。
aが、溜桝ブロック70の側壁中程部に形成された横穴
71からトレンチ溝50の上方にかけて延在するように
、雨水浸透層4の内部に埋設され、かつトレンチ溝50
の内部の雨水浸透層4にも通水パイプ8bが埋設される
と共に、トレンチ溝50の底部から、例えば、浸透性が
良好な砂れき層に至るように、地下方向に通水パイプ8
Cが延設されたものとなっている。尚、前記通水パイプ
8aは、道路の幅方向に延在するものと、道路の長、さ
方向に延在するものとを格子状に組んだものでもよい。
尚、その他の構成は、前記第1実施例と同様になるため
、図面の符合を同一にしてその説明を省略する。
、図面の符合を同一にしてその説明を省略する。
従って、この第2実施例では、溜桝ブロック70内に流
入した雨水は、この溜桝ブロック70内に貯水され、こ
れが横穴71に達すると、フィルタ64を通して横穴7
1から通水パイプ8a及び雨水浸透層4内に流れ込むも
ので、このとき、雨水に含まれているゴミや土砂は、溜
桝ブロック70の底部に溜められると共に、フィルタ6
4によって除去される。
入した雨水は、この溜桝ブロック70内に貯水され、こ
れが横穴71に達すると、フィルタ64を通して横穴7
1から通水パイプ8a及び雨水浸透層4内に流れ込むも
ので、このとき、雨水に含まれているゴミや土砂は、溜
桝ブロック70の底部に溜められると共に、フィルタ6
4によって除去される。
そして、通水パイプ8a及び雨水浸透層4に流入した雨
水は、雨水浸透層4を伝播して地中浸透層5に浸透して
いくもので、このとき、雨水浸透層4に通水パイプ8a
が設けられているため、雨水浸透層4の内部に水道が形
成され、雨水の雨水浸透層4での伝播がより一層確実に
なる。
水は、雨水浸透層4を伝播して地中浸透層5に浸透して
いくもので、このとき、雨水浸透層4に通水パイプ8a
が設けられているため、雨水浸透層4の内部に水道が形
成され、雨水の雨水浸透層4での伝播がより一層確実に
なる。
又、地中浸透層5の浸透性が悪い場合や雨水流量が多い
ような場合には特に、雨水は、雨水浸透M4及び通水パ
イプ8aを通して中央部のトレンチ溝50に集められ、
このトレンチ溝50に集められた雨水は、トレンチ溝5
0内の雨水浸透層4及び通水パイプ8bを通して伝播し
、トレンチ溝50の底部から地下方向に延設された通水
パイプ8cを通して地中の深い場所、例えば、砂れき層
に浸透していく。
ような場合には特に、雨水は、雨水浸透M4及び通水パ
イプ8aを通して中央部のトレンチ溝50に集められ、
このトレンチ溝50に集められた雨水は、トレンチ溝5
0内の雨水浸透層4及び通水パイプ8bを通して伝播し
、トレンチ溝50の底部から地下方向に延設された通水
パイプ8cを通して地中の深い場所、例えば、砂れき層
に浸透していく。
従って、雨水は通水パイプ8a、8bを水道として雨水
浸透層4の中を1遍なく伝播していくため、雨水を道路
下の地中浸透面5から広範囲に地中に浸透きせることか
できるし、地中浸透面5の浸透性が悪い場合や雨水流量
が多い場合でも、トレンチ溝50及び通水パイプ8cに
よって雨水を確実に地中に浸透させることができる。
浸透層4の中を1遍なく伝播していくため、雨水を道路
下の地中浸透面5から広範囲に地中に浸透きせることか
できるし、地中浸透面5の浸透性が悪い場合や雨水流量
が多い場合でも、トレンチ溝50及び通水パイプ8cに
よって雨水を確実に地中に浸透させることができる。
又、下地層2から雨水浸透層4への土砂の崩れ落ちは、
土砂止め層としての不織シート31によって防止される
。
土砂止め層としての不織シート31によって防止される
。
尚、この不織シート31の場合には、雨水浸透層4と下
地層2との間の雨水の流通が生じるが、下地層2の土砂
によって不織゛シート31が次第に目詰まりして、雨水
浸透層4と下地層2との間の雨水の流通が遮断されるた
め、雨水が下地層2の土砂を含んでしまうのが防止され
る。
地層2との間の雨水の流通が生じるが、下地層2の土砂
によって不織゛シート31が次第に目詰まりして、雨水
浸透層4と下地層2との間の雨水の流通が遮断されるた
め、雨水が下地層2の土砂を含んでしまうのが防止され
る。
尚、その他の作用は、前記第1実施例と同様になるので
、その説明を省略する。
、その説明を省略する。
以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明
の具体的な構成は前記実施例に限定されるものではない
。
の具体的な構成は前記実施例に限定されるものではない
。
例えば、土砂止め層としては、コンクリート層や不織シ
ートに限らず、コンクリ−1−板、合成樹脂板、合成樹
脂シート等を用いてもよい。
ートに限らず、コンクリ−1−板、合成樹脂板、合成樹
脂シート等を用いてもよい。
又、本発明でいう球状成形体には、多面体(14面体以
上)を含めるものとし、また、球状成形体の大きさにつ
いては、特に限定はないが、一応50m+〜4. OO
mn程度が好ましいと考える。
上)を含めるものとし、また、球状成形体の大きさにつ
いては、特に限定はないが、一応50m+〜4. OO
mn程度が好ましいと考える。
又、雨水浸透層を形成する場合、必ずしも、同一径の球
状成形体を用いる必要はなく、例えば、径の異なるもの
を混ぜて使用したり、或いは、雨水浸透層を、径の異な
る球状成形体で複数の層に形成してもよい。
状成形体を用いる必要はなく、例えば、径の異なるもの
を混ぜて使用したり、或いは、雨水浸透層を、径の異な
る球状成形体で複数の層に形成してもよい。
又、側溝のベースコンクリート及び底部コンクリ−I−
層を透水性コンクリートによって形成したり、溜桝ブロ
ックの底面を開口させれば、側溝及び溜桝ブロックの底
部からも雨水を地中に浸透させることができる。
層を透水性コンクリートによって形成したり、溜桝ブロ
ックの底面を開口させれば、側溝及び溜桝ブロックの底
部からも雨水を地中に浸透させることができる。
又、道路としては、車道でも歩道でもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の道路の雨水浸透構造
にあっては、球状成形体によって雨水浸透層が形成され
ているため、雨水の流れがスムーズになる。よって、雨
水は雨水浸透層の中を1遍なく浸透していくことになり
、雨水を道路下の地中に広範囲に浸透させることができ
る。
にあっては、球状成形体によって雨水浸透層が形成され
ているため、雨水の流れがスムーズになる。よって、雨
水は雨水浸透層の中を1遍なく浸透していくことになり
、雨水を道路下の地中に広範囲に浸透させることができ
る。
又、球状成形体同士では、その接触が安定して球状成形
体間で力の伝達が得ら九るため、雨水浸透層の支持力が
一定し、上からの荷重に対し、その荷重が分散され、雨
水浸透層に沈下が起こるといった不具合を防止できる。
体間で力の伝達が得ら九るため、雨水浸透層の支持力が
一定し、上からの荷重に対し、その荷重が分散され、雨
水浸透層に沈下が起こるといった不具合を防止できる。
又、雨水浸透層と下地層の間に形成された土砂止め層に
よって、下地層から雨水浸透層への土砂の崩れ落ちを防
止できる。従って、下地層の土砂による雨水浸透層の目
詰まりを防止でき、長期に亘って雨水浸透層の浸透性を
維持できるという効果が得られる。
よって、下地層から雨水浸透層への土砂の崩れ落ちを防
止できる。従って、下地層の土砂による雨水浸透層の目
詰まりを防止でき、長期に亘って雨水浸透層の浸透性を
維持できるという効果が得られる。
第1図は第1実施例の雨水浸透構造を示す断面図、第2
図は該雨水浸透構造に用いる球状成形体の成形方法の例
を示す断面図、第3図は該球状成形体を示す正面図、第
4図は第2実施例の雨水浸透構造を示す断面図である。 1ニアスフアルド層(舗装表層) 10:路面 2:下地層 30:コンクリート層(土砂止め層) 4:雨水浸透層 40:球状成形体 31:不織シート(土砂止め層)
図は該雨水浸透構造に用いる球状成形体の成形方法の例
を示す断面図、第3図は該球状成形体を示す正面図、第
4図は第2実施例の雨水浸透構造を示す断面図である。 1ニアスフアルド層(舗装表層) 10:路面 2:下地層 30:コンクリート層(土砂止め層) 4:雨水浸透層 40:球状成形体 31:不織シート(土砂止め層)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)路面を形成する不透水性の舗装表層が下地層の上に
形成され、 前記下地層の下に雨水浸透層が形成され、 該雨水浸透層と下地層の間に土砂止め層が形成され、 かつ前記雨水浸透層が球状成形体を層状に積み重ねて形
成されていることを特徴とする道路の雨水浸透構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111349A JPH047431A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 道路の雨水浸透構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111349A JPH047431A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 道路の雨水浸透構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047431A true JPH047431A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14558942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2111349A Pending JPH047431A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 道路の雨水浸透構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100857922B1 (ko) * | 2007-07-04 | 2008-09-10 | 김진성 | 불필요한 단면 축소를 통해 모래 절감을 이룰 수 있는 도로성토용 샌드 매트 시공방법 |
JP2010037793A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Ohbayashi Corp | 道路の変状防止構造及び道路の変状防止方法 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP2111349A patent/JPH047431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100857922B1 (ko) * | 2007-07-04 | 2008-09-10 | 김진성 | 불필요한 단면 축소를 통해 모래 절감을 이룰 수 있는 도로성토용 샌드 매트 시공방법 |
JP2010037793A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Ohbayashi Corp | 道路の変状防止構造及び道路の変状防止方法 |
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