JPH0474199A - ブタcnp遺伝子及び前駆体蛋白 - Google Patents

ブタcnp遺伝子及び前駆体蛋白

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JPH0474199A
JPH0474199A JP2186583A JP18658390A JPH0474199A JP H0474199 A JPH0474199 A JP H0474199A JP 2186583 A JP2186583 A JP 2186583A JP 18658390 A JP18658390 A JP 18658390A JP H0474199 A JPH0474199 A JP H0474199A
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Masaharu Tanaka
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Kayoko Fuchimura
渕村 佳代子
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俵木 保典
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/58Atrial natriuretic factor complex; Atriopeptin; Atrial natriuretic peptide [ANP]; Cardionatrin; Cardiodilatin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、ブタ由来CN P (C−type n5l
ri −uretie peptids)の遺伝子、そ
のcDNA及びブタ由来GNPの前駆体蛋白に関する。
[発明の背景〕 近年、生体内の体液及び血圧の恒常性を調節するホルモ
ンまt;は神経伝達物質として、心房性ナトリウム利尿
ペプチド(ANP)、及び脳ナトリウム利尿ペプチド(
B N P)と呼ばれる2種類の異なったペプチドファ
ミリーに帰属されるペプチド類が発見され、それらの構
造及び生合成機構が明らかにされると共に、これらの生
理作用についても明らかにされてきた。
一方、ごく最近本発明者らにより、ブタ脳からC−タイ
プナトリウム利尿ペプチド(C−typenatric
rekic peptide: CNP)と名付けられ
たナトリウム利尿ペプチドの第3のファミリーに属する
新規ペプチドが発見されてきた。
ANP発見への最初の手がかりは、1981年de B
oldらにより報告された。すなわち、彼らはラット心
房粗抽出液を他のラットに静注すると著しい利尿を生ず
ることを見いだし、心房中にナトリウム利尿を促進する
因子が存在していることを報告した(de Bold 
A、J、et al、Li1e Sci、、 H89゜
19N)。 その後、この因子は寒用らによりヒト心房
より単離、その構造が明らかにされ、心房性ナトリウム
利尿ペプチド(ANP)と命名され(KxB*vt、に
、tl  it、  Biachem、Biophys
、Res、CommunIN  Hl、19g4;  
Kt++gxvi、に、el  xl、Na1urt、
313 3971H5:  特公昭63−19520号
、特開昭60−184098号、特開昭60−2605
96号)。ヒトANP (hANP)は心房において分
子量の異なる3種類、すなわちα型、β型、およびγ型
が存在しており、σ型hANP(σ−hANP)は分子
内に1個のS−8結合を有した28個のアミノ酸からな
る一重鎖ペプチドであること、β型hANP (β−h
ANP)はα−hANPが分子間でS−5結合を形成し
た逆平行2量体であること、γ型hANP (γ−hA
NP)は126個のアミノ酸からなる高分子蛋白質で、
そのC−末端部分にσ−hANPを含んでいることが明
らかにされた。
さらに、hANPに対するcDNAが単離され、この解
参からa−1β−1γ−hANPの生合成経路が判り、
これらはいずれも共通の前駆体タンパクから生合成され
ることが判った(Oiksvs、S。
el al、 Nature、 309724.190
)。
なお、これらhANPのうちa−hANPが主に血中に
分泌されていることが判っている。
hANPの構造が明らかにされて以来、現在までに他の
哺乳類のANP構造も明らかにされてきている(特開昭
60−184097号、特開昭61−7298号)。こ
の結果、ANPのアミノ酸配列は、げつ歯頚からヒトま
で哺乳類動物において広い範囲で類似しており、特にα
型ANP (αANP)はヒト・イヌ・ブタを含む高等
哺乳類においては同一のアミノ酸配列を持つこと、また
、ラット及びウサギではσ−hANPの12位メチオニ
ン残基がインロインン残基に一筺所置換している以外全
く同一のアミノ酸配列を有していることが判ってきてい
る(OikxvJ、S、!t *l、 Biocbem
、Eiopbys、 Rss、Commu++、、 H
2g92.1985; ForssmxnnW、G、e
t *l、Anxf、E+bryo1.,168307
.1983) 。
最初ANPは心房より単離されたが、ANPに対する抗
体を作製し、生体内における分布を調べたところ、AN
Pは心房以外にも脳にも存在していることが判った。た
だし、脳ではσ−ANPのN−末端がさらに切断され短
縮されたσ−ANP[4−11、α−ANP [5−H
lが存在している([Iedi、S、sj  xi、 
 Biochem、Biophys、Res、Comm
uo、。
1191os5,1987)。脳では視床下部、橋被蓋
(panLiottegmcntum)にANP含有ニ
ューロンの存在が報告されていることから(CinIi
n、M、tt *I。
liisfo−ehemist「y、 80113,1
984;  5aper、C,B、tIat、 5ci
snce、 071047.1985)、 ANPは現
在脳において心血管系の調節にかかわる神経伝達物質と
しても作用しているのではないかと考えられている。 
ANPの生理作用は前にも述べたが、顕著なナトリウム
利尿作用を示すのみならず、血圧降下作用さらには副腎
皮質のアルドステロン産生を抑制することが判ってきた
。従って、現在ANPは心房から血中に分泌され、体液
及び血圧の恒常性を調節するホルモンとして作用するの
みならず、脳では神経系の神経伝達物質として作用し、
体液及び血圧の恒常性を調節していることが判ってきた
。 一方、BNPは1988年5adohらによりブタ
脳から単離・同定されt;ペプチドである(Sudoh
、T、st *l、 N1turc、 312 N、+
981)。
5udohらにより最初にブタ脳から単離されたBNP
 (+)BNP−26)は分子内に1個のS−S結合を
持つアミノ酸26残基より成るペプチドで、その構造、
すなわちアミノ酸−次配列、及びS−8結合様式(アミ
ノ酸17残基で構成される環状構造)はANPと似てい
るが、ANPとは明らかに区別されるペプチドである。
さらにこのペプチドはANPと同様、ナトリウム利尿作
用及び血圧降下作用を示すことが確認されたことから、
このペプチドは脳ナトリウム利尿ペプチド(BNP)と
命名されプニ。その後、ブタ脳からpBNP−26のN
−末端に6個のアミノ酸が付加した32アミノ酸残基よ
りなるpBNP−32も単離され(Sudoh、T。
et  !1.  Biochem、Biophys、
Res、Commun、、  155 06゜190)
 、またブタ心房からはγ−BNFと命名されたアミノ
酸106個からなるペプチドも単離・同定されている(
Minamino、N、sL !I、 Bioche+
a、8i。
phys、Rts、commutr、、 157402
.190) 。
さらに、現在までにヒト及びラットBNPのcDNAが
単離され、これらのBNPの前駆体構造も明らかになっ
ている(Sudoh、T、el at、 Biacbe
m。
Biophys、Res、Commuo、、  159
 1427. 19N;  Kojima。
M、  et  !1.Biochem、Biophy
s、Res、Commuo、、  1591420.1
989)  。
これらの結果、これらBNP77ミリーに属するペプチ
ド類はANPとは全く異なった前駆体から生合成される
ことが判った。
前述したように、BNPは最初脳より単離されたが、ブ
タ脳においてBNPはANPに比べ10倍量存在してい
ること、さらにはANPと同様心房にも存在しくただし
、心房でのBNPの存在量はANPの2〜3%)、心房
から血中へ分泌されていることが判った(Minsmi
no、N、et 11. Biocbem。
Biophys、Res、Commu++、、  15
5 740.190;  Ab++rsy3M、  e
t  *l、  Biocbsm、Biophys、R
es、Commun、、  165g72. +!$9
)。これらの事笑から、BNPはANPと同様、脳にお
いては神経伝達物質として、また心房から血中へ分泌さ
れるホルモンとして作用し、体液及び血圧の恒常性を調
節していることが判った。 ところで、ナトリウム利尿
ペプチドのように、生体におけるある生理的作用(例え
ば、体液及び血圧の恒常性)の調節に単一ペプチドでは
なく、複数のペプチドが関与している例として、現在ま
でにオピオイドペプチド(Opaid peptide
)、タヒキニン(tichykinia)さらにはエン
ドセリン(!adoLhelin)などが知られている
。これらの例では、いずれも3種の異なるペプチドファ
ミリーが存在していることが知られている(lfall
t。
V、、  Trend  Neuro  Sci、、 
 6  N、19g3;  Nxkcoisbi。
S、 Fhysiol、Rsviev、 671117
.1917; InoIIe、A、e(*l、 Pro
c、Nxj1.Acxd、Sci、U、S、人、、 8
62863.1989)このことから、ナトリウム利尿
作用を示すペプチドも現在までに判っているANP−B
NPファミリーに帰属されるペプチド類以外に、第3の
ファミリーに帰属されるペプチド類が存在している可能
性が高まった。この点に関し、ごく最近本発明者らはブ
タ脳から、ANP−BNPファミリーのいずれにも属さ
ない、すなわち、ナトリウム利尿ペプチドの第3の77
ミリーに属する新規ペプチドを2種見いだすことに成功
し、これらのペプチドをG N P (C−type 
natriurttic peptide)と命名した
最初に発見されたGNPはアミノ酸残基22個からなる
ペプチドで(以後、本発明ではこのペプチドをGNP−
22と略す)、その構造はANP−BNPと似ているが
、これらとは明らかに異なっている。すなわち、GNP
−22はANP−BNPと同様分子内S−8結合に基づ
く17アミノ酸残基で構成される環状構造を持ち、しか
もこの環状構造を形成しているアミノ酸−次配列にはG
NP−22、a−ANP、BNP  32の間で高い相
同性がある。実際17アミノ酸残基のうち、12アミノ
酸残基は同じであった。
しかしながら、GNP−22の構造は、この環状構造部
分を除くと、N−及びC−末端部分でα−ANP、BN
P−32と全く異なっている。特に特徴的なことは、C
−末端部分の構造で、α−ANP、BNP−32には、
環状構造を形成しているシスティン残基のC−末端側に
はα−ANPで5個、BNP−32で6個のアミノ酸残
基が存在しており、いわゆるLa1l構造が存在してい
るのに対し、GNP−22のC−末端はシスティン残基
であることから、GNP−22にはこの【111構造が
存在していない。
以上述べたように、GNP−22はσ−ANP。
BNP−32と構造が明らかに異なることに加え、GN
P−22をラットに投与すると、明らかなナトリウム利
尿作用及び血圧降下作用を示すことが確認されたことか
ら、GNP−22は生体内におけるナトリウム利尿ペプ
チドの第3のファミリーに属する新規ペプチドであるこ
とが判った(特願平2−105047号)。さらにその
後、本発明者らは、GNP−22に対する抗体を作製し
、この抗体に免疫活性を示すペプチドをブタ脳から精製
した。この結果、GNP−53と名付けたペプチドを単
離することに成功し、このペプチドの構造を解析しt;
結果、GNP−53はGNP−22をC−末端に含む5
3アミノ酸残基からなるペプチド、言い換えれば、GN
P−53はGNP−22のN−末端にさらに31個のア
ミノ酸残基が付加したペプチドであることが判った(本
発明者等の同日付は特許出願)。
以上をまとめると、現在までに、哺乳動物においては少
なくともタイプの明らかに異なる3種類(ANP7アミ
リー、BNP7アミリー、GNPファミリー)のナトリ
ウム利尿ペプチド類が存在し、このうち、ANPファミ
リー、BNPファミリーに属するペプチドはいずれも心
房から血中に分泌され、体液及び血圧の恒常性を調節す
るホルモンとして作用しているのみならず、これらは脳
でも生合成され、脳内においては神経系の神経伝達物質
として作用し、体液及び血圧の恒常性を調節しているこ
とが判ってきた。しかしながら、最近発見されたGNP
ファミリーに属するペプチド(GNP−22,GNP−
53)に関しては、脳内における存在量がANPやBN
Pに比べきわめて少ないことから、現在までのところG
NPの詳細な生合成機構、生体内分布及び生理作用に関
しては判っていない。
[本発明が解決すべき課題] 本発明はブタGNP (GNP−22,GNP−53)
及びその前駆体の遺伝子及びcDNAを単離し、これを
解析することにより、ブタGNPの前駆体タンパクのア
ミノ酸−次配列を明らかにすると共に、この遺伝子にコ
ードされている全タンパクまたはその一部分を遺伝子工
学的に生産する方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、先に単離したGNP−22、CNP−5
3のブタ脳内における存在量がANP。
BNPのそれに比べきわめて少量であり、しかもこれら
ペプチドの脳内における産生組織が特定されていないこ
とから、直接CNPに対応するcDNAを単離し、この
解析からGNP前駆体タンパクの構造を明らかにするこ
とは困難であると考えた。そこで、本発明者らはGNP
遺伝子をブタ染色体から単離し、これを解析することに
よりブタGNP前駆体タンパクの構造を明らかにするこ
とを計画した。
本発明では、まずGNP遺伝子を単離するために用いる
DNAプローブの作製を以下に示す方法で行った。すな
わち、第1図に示すように、まずGNP−53のN−及
びC−末端部分のアミノ酸沈配列に対応するDNAプラ
イマー(KF22S、KF226)を作製した。次に、
このプライマーを用い、5aikiらの方法(Saik
i、R,に、tt il、 5cience 2394
87.198りに従って、ポリメラーゼ・チエイン・リ
アクション(PCR)を行うことにより、ブタ染色体遺
伝子の中でGNP−53のアミノ酸−次配列をフードし
ているDNA領域だけを特異的に増幅させた。さらに、
ここで増幅したDNAは一旦プラスミドベクターに導入
し、目的とするDNAが組み込まれたクローン(DHI
/pcNP5)を単離した。
なお、この様にして得たDHI/pCNP5からプラス
ミドpcNP5を回収し解析したところ、pCNP5は
PCRにより増幅された147塩基対(bp)からなる
DNA断片(以下このDNA断片をDC−53と略す)
を含み、DC−53はGNP−53のアミノ酸−次配列
をコードしているDNAであることを確認した。また、
この結果からGNP−53のアミノ酸−次配列をコード
してGする遺伝子領域には少なくともイントロン(1n
tron)が含まれていないことが判った。
次に、この様にして作製したDNAプローブ(DC−5
3)を用い、ブタ染色体遺伝子ライブラリー(λファー
ジにブタ染色体遺伝子断片を組み込んだもの)をスクリ
ーニングしたところ、DC53にハイブリダイズ(by
bridize)するクローン(λCNP6)が得られ
た。このクローンを解析したところ、λCNP6は約+
4Kbpのブタ染色体遺伝子を含んでおり、またこの+
4Kbpうち、約2Kbpからなる B!IIHI D
 N A断片がDC−53DNAプローブとhybri
dizeすることが判った。そこでこの約2Kbpから
なるBam1lll D N A断片の全塩基配列を第
2図に示す方法を用い決定しt:。この結果、第3図に
示すようにこのBam[II D N A断片は、ブタ
GNP前駆体タンパクの全アミノ酸配列をコードする構
造遺伝子(structural gene)領域のみ
ならず、ブタ染色体遺伝子のプロモーター領域をも含ん
でいることが判っt;。すなわち、まずプロモーター領
域に関しては、第3図に示すDNA塩基配列番号で13
3番目からN8番目には真核生物遺伝子のプロモーター
領域に共通して存在するTATAボックス(TATA 
box)が存在し、また、このTATA boxの上流
には遺伝子発現の制御に関与していると思われるGCb
oxが2個、Y boxが1個存在していることが判っ
た。これらのことから、この領域はGNP前駆体遺伝子
のプロモーター領域であることが判った。
次に、構造遺伝子領域に関しては、まず、前記したTA
TA boxの下流(3′側)塩基配列番号3111か
ら312にムTGが存在し、このATGはTATA b
++xの下流(3′側)で最初に現れるメチオニンコド
ンであり、しかもこのコドンの回りの塩基配列は真核生
物で知られている翻訳開始コドンのフンセンサスシーフ
ェンスA/G NNATG (NはA、T、G、Cいず
れかの塩基を示す)と一致していることから、本発明者
はこのATGがブタCNP前駆体の翻訳開始コドンであ
ると推定した。次に、もしこのムTGを翻訳開始コドン
とすると、この下流塩基配列番号430432番目I:
存在している翻訳終止コドン(TGA)まで40アミノ
酸残基をコードするオープンリーディングフレームが存
在する。しかし、このオープンリーディングフレームか
ら予測されるペプチドのアミノ酸−次配列にはGNP−
22、GNP−53に対応するアミノ酸配列は出現しな
い。一方、このBam1lll D N A断片には塩
基配列番号725から1126番目までH4アミノ酸残
基をコードするオゾンリーディングフレームが存在して
おり、このオープンリーディングフレームから予測され
るペプチドのアミノ酸−次配列の中にはGNP−22及
びGNP−53に対応するアミノ酸−次配列が出現する
ことが判った。これらの解析から、ブタGNPの構造遺
伝子は少なくとも1個のイントロン(1ntron)が
存在していること、言い換えればブタGNP前駆体タン
パクは遺伝子上では少なくとも2個のエクソン(exo
n)に分かれてコードされていることが判った。このこ
とは、塩基配列番号で400付近にスズライジングドナ
ーのコンセンサスシーフェンスとして知られているC/
A AGGTA/G ATGと似た塩基配列が存在する
こと、さらに、塩基配列番号840の5′側にはスプラ
イシングアクセプターのコンセンサスシーフェンスとし
て知られている(Py)n N C/T AGG (P
Yはピリジン塩基を示し、NはA、T、C,Gいずれか
の塩基を示す)に似た塩基配列が存在していることから
も支持される。これらのことから、本発明者らは塩基配
列番号399から838番目までのDNA領域は10t
ronであり、この1nLronはCNP前駆体タンパ
クをコードする成熟(miture) m RN Aが
できる際スプライシングにより除かれるのではないかと
考えた。つまり、GNP前駆体タンパクは塩基配列番号
310から始まり、399で終わる第1エクソンと、8
38から始まる第2エクソンによりコードされており、
全体ではアミノ酸H6残基からなるポリペプチドである
ことが推定された。 そこで、この推定を確かめるため
に、本発明者らは以下に述べる方法を用い、GNP前駆
体遺伝子の構造遺伝子領域を動物細胞で発現させ、この
構造遺伝子から転写(1rroscription)さ
れるm RN Aの構造、さらにこのm RN Aから
翻訳されるタンパクを解析することにした。すなわち、
本発明者らは第4図に示すように、GNP前駆体遺伝子
の構造遺伝子領域をSV40の初期プロモーターに結合
させたプラスミドpSV2GNPを作製し、このプラス
ミドをCO5−1細胞に導入することにより(この細胞
を以後CO5−1/pSV2GNPと略す)この構造遺
伝子をSV40プロモーター支配下、動物細胞内で発現
させた。
まず、mRNAの解析に関しては、CO3−1/pSV
2CNPから全RNAを抽出し、続いてオリゴdTセル
ロースカラムを用いpolyA+RNAを調製し、これ
を用いてcDNAライブラリーを作製しt;。次に、こ
のcDNAライブラリーをDC−53DNAを用いスク
リーニングすることにより、このDNAプローブにhy
bridi!eするクローンDHI/pcNPcDNA
lを単離した。さらに、このクローンからプラスミドp
CNPcDNA1を単離し、cDNA領域の全塩基配列
を決定した。この結果、第5図に示すように、GNP遺
伝子の構造遺伝子出来のm5ture m RNA (
cDNA)には本発明者が予測した1nLronに対応
する領域が存在しないことが判った。つまり、第3図の
塩基配列番号400から838番目までのDNA領域は
1nLronであり、このintromはGNP前駆体
タンパクをコードするmxture m RN Aがで
きる際、スプライシングにより除かれることが判った。
 このことにより、本発明者らは、最終的にGNP遺伝
子の構造遺伝子領域におけるエクソン、イントロンの位
置を確定することに成功し、さらに、GNP前駆体タン
パクは第5図に示すアミノ酸−次配列を持つINアミノ
酸残基からなるポリペプチドであることを明らかにする
ことに成功した。 なお、このようにして明らかにされ
たブタGNP前駆体タンパク(以後、本発明ではpre
pr。
CNPと略す)のアミノ酸−次配列において、CNP−
22、GNP−53はPreProCNPのC−末端領
域に存在し、また、PreProCNPのN−末端領域
には疎水性アミノ酸残基に富む領域(第5図アミノ酸−
次配列番号10かも16番目)が存在していることから
、PreProCNPのN−末端領域には分泌(5ec
rcjion)に必要なシグナルペプチドが存在してい
る可能性が高い。
以上のことを総合的に考えると、GNP−22、GNP
−53は以下に述べる経路で生合成されることが推定さ
れる。すなわち、まず126アミノ酸残基からなるPr
eProCNPがmRNAから翻訳(trsnslxt
ion)される。次に、このN−末端領域に存在するシ
グナルペプチドが分泌過程で切断されP r o GN
Pに転換される。さらに、ProGNPはプロセッシン
グ酵素により特異的に切断され(第5図アミノ酸−次配
列番号で73と74の間、+04と105の間)、GN
P−53とGNP−22に転換される。
このことを確かめるために、本発明者らは次にCO5−
1/pSV2GNP培養上清のタンパクを解析した。す
なわち、まずCOS −1/ p S V2GNP培養
上溝液を集め、これを濃縮した。次に、この濃縮液中に
含まれるタンパク・ペプチドをセファデックスG−75
を用い、分子量刑に分丙した。続いて各溶出画分の一部
を抗CNP−22抗血清を用いたラジオイムノアッセイ
(RI A)に供し、各両分に存在する抗CNP−22
抗体に免疫活性を示すペプチド及びタンパクを定量した
この結果、第6図に示すように、分子量約16にの溶出
画分と分子量約3〜IOKの溶出画分に、抗CNP−2
2抗血清に対し免疫活性を示すタンパク及びペプチドが
存在していることが判った。この結果から、CO3−1
/pSV2GNP細胞ニオいてProGNPは分泌発現
されることが判り、また、分子量約3〜7に付近に抗C
NP−22抗血清に対し免疫活性を示すペプチドが存在
していることから、CO5−1細胞でP r o GN
Pの一部分は、さらに低分子ペプチドit(ただし、こ
れらペプチド類はすべてそのC−末端領域にGNP−2
2構造を持っている)に転換されることが判った。
以上まとめると、本発明者らはブタGNP (GNP−
22,GNP−53)前駆体タンパクをコードする染色
体遺伝子及びcDNAを単離し、これらを解析すること
により、ブタGNP前駆体タンパクのアミノ酸−次配列
を明らかにすると共に、この遺伝子またはcDNAにコ
ードされているタンパク及びその一部分を遺伝子工学的
方法を用い生産させることに成功し、本発明を完成させ
た。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
GNP−53のアミノ酸−次配列をコードしている染色
体遺伝子領域を、以下に示す方法を用いin vitr
oで増幅した。まず、第1図に示すCNP53のN−及
びC−末端領域のアミノ酸−次配列に対応するDNAプ
ライマーを2種(I[F2xs4F226)化学合成し
た。ただし、KF225、KF226の5′末端領域に
は、遺伝子増幅した後この遺伝子を容易にサブクローニ
ングできるように、制限酵素Ps口認識部位を人工的に
導入した(第1図アルファベット小文字で示した塩基が
人工的に変換した塩基である)。次に、このDNAプラ
イマーを用いS!ikiらの方法(Siiki、R,に
、tt tl。
5cience、 23940.1988)に従いポリ
メラーゼ・チエイン・リアクション(PCR)を行った
。すなわち、KF225、KF226をそれぞれ1.2
5IN、ブタ染色体DNA  171g  を反応液 
[10+*MTris−11CI(pH1,s)、 2
.5+mM Mjcl、、 Sod KCI、 0.2
mM NTPs、 0.02%Hel&tin]100
μmに加え、さらにこの溶液にThermus sqa
*ticus D N Aポリメラーゼ(?lev E
u1xnd BioL*bs) 5  l1m1tsを
加えPCRを行った。なお、反応は90℃で1.5分、
65℃で2分、70℃で 1.5分を1サイクルとし、
このサイクルを30回繰り返すことにより行った。ただ
し、10サイクルめに反応液には前記DNAポリメラー
ゼをさらに5  ■its加えた。このようにして増幅
させた遺伝子はエタノール沈澱により回収した。
B、  DC−53のサブクローニング及び解析前記方
法を用い増幅させた遺伝子の中から、目的とするGNP
−53のアミノ酸−次配列をコードするDNA断片を得
るために、まず、前記方法で増幅させたDNA断片を−
HプラスミドベクターpUC118へサブクローニング
した。すなわち、前記方法を用い増幅させた遺伝子を制
限酵素Psj 1で処理し、この遺伝子断片をpUc1
18(宝酒造)のPsk Iサイトに導入し、これを用
いて大腸菌K12株由来DHIを形質転換させることに
より、遺伝子ライブラリーを作製した。次に、この遺伝
子ライブラリーを化学合成した混合DNAグローブKF
206(第1図GNP−53のアミノ酸−次配列で16
番目のロイシン(Lea)から21番目のアスパラギン
(Asn)に対応するオリゴヌクレオチド混合DNAグ
ローブ、Nmer、32混金物)を用い、Woodらの
方法(Wood、W、1.eL tl、 Proe。
Nxtl、Ae!d、Sci、[1,S、A、、 H1
5N、1915)に従いスクリーニングすることにより
、KF206にハイブリダイゼーションするクローンD
HI/pCNP5を得た。統いて、このクローンから常
法に従い、プラスミド(pCNP5)を分離・精製し、
このプラスミドを制限酵素Pstlで切断し解析したと
ころ、pcNP5は約150塩基対からなるPstl 
D N A断片を含んでいることが判った。そこで、こ
のPsjlDNA断片が、最終的に目的とするGNP−
53のアミノ酸−次配列をコードする遺伝子断片である
ことを確かめるために、PHIDNA断片をM13ファ
ージにクローニングし、5EQUENASE ([In
口td 5tates  Biochemi−ctl 
Corporijion)を用いてジデオキシ法(5x
n(er、F、ej *l、Proc、  Natl、
Acad、Sci、U、S、A、、 745463、1
977)でこのDNA塩基配列を決定した。
この結果、Pstl D N A断片は全体で目7塩基
対(bp)からなり、このDNA塩基配列がGNP−5
3をコードする遺伝子であることが判った。
C,DC−53の作製 ブタGNP前駆体タンパクをコードする遺伝子をクロー
ニングするために用いるDNAプローブ(DC−53)
の作製は、前記したプラスミドpcNP5を制限酵素P
siで切断し、+47bpD NAA断片単離し、この
DNA断片を[σ−32P]dcTPを用い、ニックト
ランスレーションで放射標識することにより作製した。
実施例26ブタGNP前駆体タンパクをコードする染色
体遺伝子の単離 4°Cに保存されたブタ染色体遺伝子ファージDNAラ
イブラリー(Clooefsch社製)を大腸菌に12
株由来LE392に感染させ、LB培地(+0 ! B
xclotryptont、 S (Yeast ex
Irack、 S (NICI、 1.s%Btcto
ifir全量l11)に拡げ、37℃で一夜培養した。
プレートを4℃で30分間冷却した後、ファーシフシー
ク上にニトロセルロースフィルター(Shleiche
r & Seb+el1社製)を5分間放置した。次に
このフィルターをプレートからはがし、風乾後アルカリ
変性液(0,5M )l*o[l、1.sM NiC1
)に1分間浸し、次に中和液(0,SM Tris−H
CI p[17,0,1,SMN息C1)に1分間浸し
た。その後、3ISSC溶液 (20xSSCN5CI
 175.3 g、クエン酸三ナトリウム SC2、全
量11)でニトロセルロースフィルターをすすぎ、風乾
後、減圧下80℃N。
分間熱処理を行った。
このようにして調製したニトロセルロースフィルターを
用い、以下に示す条件でプラークハイブリダイゼーシヨ
ンを行った。すなわち、ニトロセルロースフィルターを
プレハイブリダイゼーション液[3!SSC,lxデン
ハート液(アルブミン、ポリビニルピロリドン、フィコ
ール、各々0.2m(/+al)、サケ精子D N A
 50 fiE/ m1%0.1%5DSIに加え、6
50Cにて3時間プレハイブリダイゼーションを行った
。次に2枚のニトロセルロースフィルターあたり、前記
DC−53DNAプローブを100万Cp!l。
及び前記プレハイブリダイゼーション溶液11を用い、
65℃にて一夜ハイブリダイゼーションを行った。次に
このフィルターを0.1%SDSを含む3XSSC溶液
で65℃30分間、3回洗浄後、風乾し、オートラジオ
グラフィーを一80℃で一昼夜行った。このようにして
約200万クローンをスクリーニングすることによりD
C−53DNAプローブとハイブリダイズするクローン
が5個得られた。これらのクローンのうちの一つをλC
NP6と命名し、以後の解析を行った。
実施例36λCNP6フアージの解析及び塩基配まず常
法に従いλCNP6CN−ジからDNAを調製した。次
に、このファージDNAを制限酵素BamHI、Hin
dlll及びPsiを用い切断し、切断されたDNA断
片をアガロースゲル電気泳動で分離・解析した。この結
果、λCNP6は約14Ktpのブタ染色体遺伝子を含
むファージであることが判った。また、DC−53DN
Aプローブを用い、サザンプロット解析を行った結果、
約2 KbpのBIIIHI D N A断片、約3 
KbpのHind[II D N A断片、約5 Kb
pのPsLI D N A断片がDC−53DNAグロ
ーブとハイブリダイズすることが判った。そこで、DC
−53DNAグローブとハイブリダイズする最も小さい
B1鳳H1(2Kbp) DNA断片の全塩基配列を、
以下に示す方法でIpper Sirsmd、 Lov
sr  5triad別々に決定した。
B、  Bs諷111DNA断片の塩 配列決定まず、
B*m1ll D N A断片upper 5traa
dの塩基配列を決定するために、−旦、B1■HIDN
A断片をプラスミドベクターpUC11B(宝酒造)の
B1鳳IIIサイトにサブクローニングし、pUCCN
P6を作製した。次に、pUccNP6を制限酵素Ib
x I及び5phlを用イテ切断し、TAKARAキロ
シークエンス用デレージョンキット(宝酒造)を用いる
ことにより、第2rgJ(a)に示したBJmlll 
D N Aの左岸DNA末端を種々の長さにデレージョ
ンさせたプラスミド(デレージョンプラスミド)を作製
した。続いてアガロースゲル電気泳動でデレージョンの
長さを解析し、適当な長さにデレージョンされたクロー
ンを9個選んだ。最終的には、これらのクローンにヘル
パーファージM13KO7を感染させ、−末鎖DNA 
(lovtrstrand)を回収し、このDNAをl
CmpliLcにしてD++1versx+プライマー
を用い、ジデオキシ法[SE Q U E N A S
  E  (TIniLed  5tatCs  Bi
ochemicxlCarpora口an) ] でB
sm旧DNA断片upperStrlldのDNA塩基
配列を決定した。なお、この方法で適当な長さのデレー
ションミュータントクローンが得られず塩基配列が決定
できなかった領域については、すでに決定した塩基配列
を基に化学合成したオリゴヌクレオチドI[F24a、
KF249.KF25G[第2図(c)参照]をプライ
マーに用い、DNA塩基配列を決定した。
次に、1over 5lrxndの塩基配列は2 Kb
pのBamHIDNA断片の1lpper 5IxYを
M13ファージにサブクローニングし、これをlemp
lateにして、前記の方法で決定したupper 5
irs++dの塩基配列を基に化学合成したオリゴヌク
レオチドプライマーKF239 、KF243 、KF
244 、KF245 、KF246 、KF247 
、KF2Sl、KF254[第2図(c)参照J及び■
n1versilプライマを用い、ジデオキシ法で塩基
配列を決定した。なお、以上述べたDNA塩基配列決定
において、Universzlプライマーを用い塩基配
列を決定した領域を、第2図(b)に実線の矢印で示し
、化学合成したオリゴヌクレオチドプライマーを用い塩
基配列を決定した領域を、第2図(b)に破線の矢印で
示した。
以上の方法で決定したBam1ll D N A断片の
upperstrend塩基配列及びこの塩基配列から
予想されるエクソン部位にコードされるアミノ酸配列を
第3図に示した。
実施例4.ブタGNP選伝子の発現 実施例3で単離・解析したブタGNP前駆体遺伝子CB
rdT D N A断片)を用い、以下に述べる方法で
、ブタGNP前駆体遺伝子の構造遺伝子領域を動物細胞
で発現させ、この構造遺伝子から転写(trs++5c
riplion)されるm RN Aの構造解析、さら
にこのmRNAから翻訳(trsnslstion)さ
れるタンパクの解析を行った。
A、 ブタGNP構造遺伝子発現ベクターpsV2cN
Pl)作製 第4図に示すように、まずプラスミドベクターp S 
V 2 d h f r (Bsth*sda Re5
erchL*borsteri!s lie、製)を制
限酵素Bgl 11で切断し、統いてDNAポリメラー
ゼ (Kle+ov froms@t)を用いてl1g
1 II  切断部位を平滑末端とした後、制限酵素旧
mdlrlで処理することにより、1)SV2dhfr
からマウスデヒドロ葉酸還元酵素(soass Ufr
)のcDNA領域を除いた。
次に、プラスミドpUccNPdel(このプラスミド
は実施例3において、IlsmHI DNAフラグメン
トのupper 5trsrrd D N A塩基配列
を決定する際に作製したデレージョンプラスミドの中の
一つで、第3図に示したBxm[ll D N A断片
の5′−末端から166bpがデレージョンしている。
尚、本プラスミドにより形質転換された宿主細胞は、E
schtrichia coli 5MB5+8と命名
され、工業技術院微生物工業技術研究所に1990年7
月10日付けで微工研条寄第2997号(FERMHP
−2997)として寄託されている。)を制限酵素Bi
nd!IIとR5!+を用い切断し、9g9bpからな
るDNA7ラグメントを得た。
このDNAフラグメントを前記しt;方法で作製したp
SV2dhfrの Hindlll−Bgl II D
 N A7ラグメントとライゲートさせることにより、
ブタGNP構造遺伝子発現ベクターpsV2GNPを作
製した。
B、  psV2cNPから転写されるm RN Aの
解析 ブタCNP構造遺伝子から転写(trsns−crip
tion)されるm RN Aの構造解析は以下に述べ
る方法で行った。
まず、プラスミドpSV2GNP (10pg)をすル
腎臓由来CO5−1細胞(7,5xlO’csll)に
Ctllphcct Translection Ki
+ (ファルマンア社)を用い導入した。次に、この細
胞(CO3−1/pSV2GNP)を10%F CS 
(Fetal CarfSerum、GIBCO社)を
含む、DMEM(Darbeco’5Ldified 
Esger″s Mediom、 GIBCO社)培地
8mlで37°C,S%CO2存在下72時間培養した
後、培養上清と細胞を分離した。なお、このようにして
得た培養上清は−70’Oに保存し、後述するタンパク
の解析に用い、また、細胞は以後述べるm RN Aの
解析に用いた。
まず、前記シタ細胞(CO3−1/1)SV2GNP)
約10’個から、グアニジン−チオシアネート法を用い
、全RNA (talxl RNA) 800 p g
を抽出した。次に、この total RNA goo
 p g からオリゴ(dT)セルロースカラムを用い
、poly(A)+RNAを約150μg調製した。続
いて、10μgのpoly(A)+RN Aを用いて、
0kaysaa−Berlの方法(Molee、Ce1
l Biol、 2 +61−170,190)により
、cDNAライブラリーを作製し、約2xlG’個の1
ndependenlクローンを得f二。このcDNA
ライブラリー約4xlO3個を、実施例1で作製したD
C53DNAプローブを用い、常法に従いスクリーニン
グした結果、DC−53DNAプローブとハイブリダイ
ズするクローンを得、このクロンをD Hl / pC
N P c D N A 1と命名した。
続いて、常法に従いこのクローンからプラスミド(pc
NPcDNAl)を分離・精製し、種々の制限酵素で切
断し解析した。この結果、pCNp c D N A 
1は約1.4KbのcDNAを含んでいることが判った
。最終的なm RN Aの解析は、この1.4 Kbの
cDNAを一旦M13ファージにサブクローニングし、
S EQ U E N A S E (limited
 5tslCs Biocbsmicsl Corpo
ration)を用い、ジデオキシ法で、このDNA塩
基配列を決定することにより行った。第5図にこのよう
にして決定したCDNAのDNA塩基配列と、このDN
A塩基配列から予想されるアミノ酸−次配列を示した。
C,CNPmRNAから翻訳される C N P m RN Aから翻訳されるタンパクの解
析は、まず、実施例4−Bで調製したCO5−1/ps
V2cNP上清液(75ml)を溶解し、5eppak
を用いて濃縮・脱塩した。次に、このサンプルを凍結乾
燥した後、1M酢酸溶液51に溶解した。続いて、この
溶解液に含まれるタンパク・ペプチドを5epbaae
xG −75カラム(1,8xH7cm。
ファルマシア社〕を用い、分子量ヌr1に分画した(流
速ニア、7鱈/krs画分サイズ: 5 ml) 。最
終的には、各溶出画分の一部(40Pg)を抗CNP−
22抗血清を用いたラジオイムノアンセイ(RIA)系
に供し[このRIA系に関しては、本発明者らによるブ
タ新規生理活性ペプチド(GNP−53)の特許に詳細
に記載されている]、各両分に存在する抗CNP−22
抗体に免疫活性を示すペプチド及びタンパク(ir−C
NPJυを定量した。
この結果、第6図に示すように、分子量的15にの溶出
画分(画分番号36〜44)と分子量3〜IOKの溶出
画分(画分番号45〜66)に、抗CNP−22抗血清
に対し免疫活性を示すタンパク及びペプチドが存在して
いることが判った。なお、前記RIAの結果、CO5−
1/I)SV2GNPの培養上清751中に抗CNP−
22抗血清に対し免疫活性を示すタンパク及びペプチド
がGNP−22換算で150 B存在していることが判
った。
[発明の効果] 本発明では、まずブタ染色体遺伝子の中からCNP−5
3をコードしているDNA領域をPCRを用い特異的に
増幅させ、DNAプローブ(DC−53)を作製した。
続いて、DC−53を用い、ブタGNP (GNP−2
2,GNP−53)前駆体タンパクをコードする染色体
遺伝子を単離し、その構造を明らかにした。この結果、
第3図に示すように、本発明で単離したBam[lI 
D N A断片は、ブタGNP前駆体タンパクの全アミ
ノ酸配列をコードする構造遺伝子(str++ct++
r*l Heme)領域(ただし、ブタGNP前駆体タ
ンパクは、この構造遺伝子領域で2つのエクソンに分か
れてコードされている)のみならず、ブタ染色体遺伝子
のプロモーター領域をも含んでいることが判った。
次に、この染色体遺伝子の構造遺伝子領域をサル腎臓由
来CO3−1細胞で発現させ、この構造遺伝子から転写
されたmRNAの構造(cDNAの構造)、さらには、
このm RN Aから翻訳されI;タンパクの解析を行
った。これらの結果、まずブタCNP前駆体タンパクは
、85図に示すアミノ酸−次配列を持つ全体でH6アミ
ノ酸残基からなるポリペプチドであることを見いだした
。次に、この前駆体タンパク(pre pro CNP
)のN−末端領域にはシグナルペプチドが存在し、生体
内においてGNP−22,CNP−53はいずれも細胞
外へ分泌されるペプチドであることが判った。
さらに、ブタGNP構造遺伝子を動物m胞で発現させる
ことにより、抗CNP−22抗体に対し免疫活性を示す
ペプチド及びタンパクを生産させることができることを
見いだした。
本発明により、ブタGNP前駆体の遺伝子及びcDNA
が単離・同定されたことから、今後これらをDNAプロ
ーブとして用いれば、ブタ以外の動物細胞由来GNP遺
伝子またはcDNAが単離でき、これらを解析すること
により、ブタを除く他の動物のGNPを同定することが
できる。また、本発明実施例4−Cも含め、ブタGNP
前駆体をコードする遺伝子またはcDNAを動物細胞で
発現させ、細胞外へ分泌されるタンパクあるいはペプチ
ドを単離・同定すれば、ブタGNP生合成機構をさらに
詳しく解明することができる。特に、今まで生体内から
単離・同定されていないPrePro  CNPからシ
グナルペプチドが除去されたPro  GNPの構造、
さらにはGNP−53のN−末端にさらにアミノ酸が付
加した種々のペプチド類[Pre Pro GNPのア
ミノ酸−次配列番号で24から73番目の間には、少な
くとも5個のリジン(Lys)残基(30,5+、52
.55及び65番目)と3個のアルギニン(Arg)残
基(33,64及び70番目)が存在し、pro CN
Pは生体内においてプロセッンング酵素により、これら
塩基性アミノ酸残基のC末端側が特異的に切断される可
能性があり、生体内において今まで同定されているCN
P−22CNP−53以外にGNP−53のN−末端に
アミノ酸がさらに付加したペプチドが存在している可能
性が高い。]を単離・同定することができ、これらの生
理活性を調べることができる。
さらに、第3図に示すブタGNP前駆体タンパクの遺伝
子は、ブタGNP前駆体タンパクをコードする構造遺伝
子領域のみならず、この構造遺伝子を発現させる( t
rxnscription)プロモーター領域をも含ん
でいることが判った。GNP−22及びGNP−53が
脳から単離されたことを考えると、このプロモーターは
脳で特異的に作用している可能性が高い。従って、この
プロモーターの下流に適当な蛋白質をコードする遺伝子
をつなぎ、これを用いトランスジェニックマウスを作製
すれば、該蛋白質をトランスジェニックマウスの脳内で
特異的に発現させることができ、該蛋白質の生理作用を
個体レベルで解析することが可能となる。
以上述べたことから、本発明により明らかにされたブタ
CNP前駆体タンパクの染色体遺伝子、cDNA及びア
ミノ酸−次配列の情報は、今後哺乳類におけるGNPの
生合成、生理作用のメカニズムを解明する上で、また、
GNPファミリーに属するペプチドを医薬品へと応用す
る上で、大いに貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブタ染色体遺伝子からPCRを用いCNP−
53をコードする遺伝子領域を特異的に増幅するために
用いた合成りNAプライマー(KF225、KF226
)及び、この遺伝子を単離するために用いたDNA混合
プローブ(KF206)の塩基配列をGNP−53のア
ミノ酸−次配列と共に示す図である。なお、図1におい
てKF206の塩基配列中NはA、T、C又はGのいず
れかを示す。 第2図は、ブタGNP前駆体タンパクの染色体遺伝子(
BIIIHI D N A断片)の制限酵素地図(a)
、この遺伝子のDNA塩基配列決定のスト2テジー(b
)及び塩基配列決定に用いた合成りNAプライマーの塩
基配列をそれぞれ示す図である。 第3図は、ブタGNP前駆体タンパクをコードする染色
体遺伝子(Bsm[lI D N A断片)のDNA塩
基配列と構造遺伝子領域のエクソンにコードされている
ブタGNP前駆体タンパクのアミノ酸沈配列を示す図で
ある。 第4図は、動物細胞発現ベクターpsV2GNPの作製
法を示す説明図である。 第5図は、CNPcDNAの全塩基配列とこれにコード
されるブタGNP前駆体タンパクのアミノ酸−欠配列を
示す図である。 第6図は、CO3−1/psV2cNP1細胞の培養上
溝に含まれるタンパク及びペプチドをセファッデクスG
−75ゲル濾過カラムで分離した時の溶出パターンと各
溶出画分の抗CNP−22抗血清に対する免疫活性を示
すチャートである。 なお、このカラムにおけるγ−rANP (1)とび−
rANP (2)の溶出位置を矢印で示す。 (外令名) ―コニム“ 手 続 補 正 f坊式) %式% 事件の表示 平成2年特許願第186583号 2゜ 発明の名称 ブタGNP遺伝子及び前駆体蛋白 3゜ 補正をする者 事件との関係 住所 □1氏名 松 尾

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記のアミノ酸配列を有するポリペプチド。 【遺伝子配列があります】 2、前記のアミノ酸配列においてN−末端からシグナル
    ペプチドが欠損している請求項第1項記載のポリペプチ
    ド。 3、前記のアミノ酸配列においてN−末端側の1位ない
    し73位のいずれか2個の隣接するアミノ酸残基間が切
    断され、N−末端のペプチドが欠損している請求項第1
    項記載のポリペプチド。 4、下記のアミノ酸配列を有するポリペプチド(CNP
    −22)をコードするDNA。 【遺伝子配列があります】 5、前記のDNAが下記に示される塩基配列である請求
    項第4項記載のDNA。 【遺伝子配列があります】 6、下記のアミノ酸配列を有するポリペプチド(CNP
    −53)をコードするDNA。 【遺伝子配列があります】 7、前記のDNAが下記に示される塩基配列である請求
    項第6項記載のDNA。 【遺伝子配列があります】 8、下記のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコード
    するDNA。 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 9、前記DNAが下記の塩基配列を有する請求項第8項
    記載のDNA。 【遺伝子配列があります】 10、下記のアミノ酸配列においてN−末端からシグナ
    ルペプチドが欠損しているポリペプチドをコードするD
    NA。 【遺伝子配列があります】 11、下記のアミノ酸配列においてN−末端側の1位な
    いし73位のいずれか2個の隣接するアミノ酸残基間が
    切断され、N−末端のペプチドが欠損しているポリペプ
    チドをコードするDNA。 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 12、下記の塩基配列を有するDNA。 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 13、第3図に記載された塩基配列を有するDNA。
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