JPS617298A - 新規なペプチド及びこれを有効成分とする医薬 - Google Patents
新規なペプチド及びこれを有効成分とする医薬Info
- Publication number
- JPS617298A JPS617298A JP59127273A JP12727384A JPS617298A JP S617298 A JPS617298 A JP S617298A JP 59127273 A JP59127273 A JP 59127273A JP 12727384 A JP12727384 A JP 12727384A JP S617298 A JPS617298 A JP S617298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cys
- acetic acid
- ranp
- peptide
- fraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ひな直賜筋標本弛緩作用、利栄作用及び血
圧降下作用を有するペプチド並びにその塩、並びにこれ
らを含んで成る医薬に関する。
圧降下作用を有するペプチド並びにその塩、並びにこれ
らを含んで成る医薬に関する。
(従来の技術)
種々の体液性因子、すなわち生理活性物質が、物理的因
子、例えば心拍出量、血管壁の弾性等と共に血圧を規定
する重要な因子であることはよく知られている。この体
液性因子が関与する系として、レニン−アンジオテンシ
ン−アルドステロン系、カテコラミン糸、プロスタグラ
ンジン系、カリクレイン−キニン系と共にナトリウム利
尿ホルモン系が存在し、ウアペイン様物質といわれるナ
トリウム利尿ホルモンが血圧の上昇に関与することもす
でに周知である。
子、例えば心拍出量、血管壁の弾性等と共に血圧を規定
する重要な因子であることはよく知られている。この体
液性因子が関与する系として、レニン−アンジオテンシ
ン−アルドステロン系、カテコラミン糸、プロスタグラ
ンジン系、カリクレイン−キニン系と共にナトリウム利
尿ホルモン系が存在し、ウアペイン様物質といわれるナ
トリウム利尿ホルモンが血圧の上昇に関与することもす
でに周知である。
なお、この明細書において「ナトリウム利尿」とはカリ
ウムイオンに対してナトリウムイオンを選択的に排泄す
る利尿を言う。
ウムイオンに対してナトリウムイオンを選択的に排泄す
る利尿を言う。
ヒトの心房中には、ペプチドホルモン産生細胞中に見ら
れる顆粒と形態的に類似する顆粒が存在することが知ら
れている( J、D、Jamjeson及びG、E、P
a1ads、J、Cs1l Blol 、、 23 、
I 51(1964))。また、ラットの心房のホモ
ジネート物及びその顆粒が、ラッ)K対してナトリウム
利尿を起すことも知られているC A、J、 DeBo
ld等、LlfeSci 、、 28 、89(
1981) :R,Keellsr 1Can、
J、Phymjol 、 Pbarmaeol、 60
s 1078(1982)等〕。さらに、最近にお
いて、MarkG、 Currls S、郷はヒト、ウ
サギ、ブタ及びラットの心房中にナトリウム利尿作用を
有する分子量2万〜3万のペプチド様物質及び分子量1
万以下のペプチド様物質が存在することを示唆したC3
oI@na*、221.71〜73 (1983))*
最近になって、アズノ酸数28個のラット由来のペプチ
ドが同定された( B、B、RlC−Vol −117
@黒3.859〜865頁(198B):+、tた本発
明者等は、ヒト由来のα−hANP〔特願昭58−24
3675 : B−B−R=C1Vol 、118 *
41−131〜139頁(1984))、及びβ−h
ハP(特願昭59−38817)、並びにラット由来の
β−rANP (特願昭59−38816) を見出
し、その構造及び薬理活性を明らかにした。
れる顆粒と形態的に類似する顆粒が存在することが知ら
れている( J、D、Jamjeson及びG、E、P
a1ads、J、Cs1l Blol 、、 23 、
I 51(1964))。また、ラットの心房のホモ
ジネート物及びその顆粒が、ラッ)K対してナトリウム
利尿を起すことも知られているC A、J、 DeBo
ld等、LlfeSci 、、 28 、89(
1981) :R,Keellsr 1Can、
J、Phymjol 、 Pbarmaeol、 60
s 1078(1982)等〕。さらに、最近にお
いて、MarkG、 Currls S、郷はヒト、ウ
サギ、ブタ及びラットの心房中にナトリウム利尿作用を
有する分子量2万〜3万のペプチド様物質及び分子量1
万以下のペプチド様物質が存在することを示唆したC3
oI@na*、221.71〜73 (1983))*
最近になって、アズノ酸数28個のラット由来のペプチ
ドが同定された( B、B、RlC−Vol −117
@黒3.859〜865頁(198B):+、tた本発
明者等は、ヒト由来のα−hANP〔特願昭58−24
3675 : B−B−R=C1Vol 、118 *
41−131〜139頁(1984))、及びβ−h
ハP(特願昭59−38817)、並びにラット由来の
β−rANP (特願昭59−38816) を見出
し、その構造及び薬理活性を明らかにした。
本発明者等は、引き続き、効果的な利尿作用を有する物
質を見出すべく鋭意研究を行った結果、ラットの心房か
ら、126個のアミノ酸で構成され約13,000の分
子量を有する全く新しいペプチドを単離することに成功
し、このペプチドの構造を決定すると共に、ξのペプチ
ドが顕著な、利尿作用、及び血圧降下作用を有すること
を見出し、この発明を完成した。
質を見出すべく鋭意研究を行った結果、ラットの心房か
ら、126個のアミノ酸で構成され約13,000の分
子量を有する全く新しいペプチドを単離することに成功
し、このペプチドの構造を決定すると共に、ξのペプチ
ドが顕著な、利尿作用、及び血圧降下作用を有すること
を見出し、この発明を完成した。
(発明が解決しようとする問題点)
すなわち、この発明は、顕著な利尿作用及び血圧降下作
用を有する新規なペプチド、並びに該ペプチドを含んで
成る利尿剤、及び血圧降下剤を提供する仁とを目的とす
る。
用を有する新規なペプチド、並びに該ペプチドを含んで
成る利尿剤、及び血圧降下剤を提供する仁とを目的とす
る。
なお、この明細書において、この新規ペプチドをr −
rANP (r −rat atrial natri
ureti。
rANP (r −rat atrial natri
ureti。
polyp@ptide )と称する。
(問題点を解決するための手段)
前記の目的は、次に記載するγ−r ANPを提供する
ことによシ達成される。
ことによシ達成される。
(4) γ−rANPの構造及び物理化学的性質■ こ
の発明のペプチドγ−r ANPは次の構造式%式% (式中、105位のCysと121位のCysはジスフ
ィト結合で結合している。) 上記の構造式において、このペプチドは左側にアミン末
端を有し右側にカルボキシ末端を有する。
の発明のペプチドγ−r ANPは次の構造式%式% (式中、105位のCysと121位のCysはジスフ
ィト結合で結合している。) 上記の構造式において、このペプチドは左側にアミン末
端を有し右側にカルボキシ末端を有する。
式中、Asnはアス、fラギン、Proはプローリン、
Metはメチオニン、Tyrはチロシン、Alaはアラ
ニン、■alハパリン、Serハセリン、Asp Id
、 7 スp4 ラxfンtLLeuidロイシン、P
heハフェニルアラニン、LyBはリジン、Hlsはヒ
スチジン、Gluはグルタミン酸、Glnはグルタミン
、GIyはグリシン、Thrijスレオニン、Argハ
アルギニン、Trpはトリプトファン、Cysはシステ
ィン、そしてIleはイソロイシンをそれぞれ表わし、
いずれもL−アミノ酸である。
Metはメチオニン、Tyrはチロシン、Alaはアラ
ニン、■alハパリン、Serハセリン、Asp Id
、 7 スp4 ラxfンtLLeuidロイシン、P
heハフェニルアラニン、LyBはリジン、Hlsはヒ
スチジン、Gluはグルタミン酸、Glnはグルタミン
、GIyはグリシン、Thrijスレオニン、Argハ
アルギニン、Trpはトリプトファン、Cysはシステ
ィン、そしてIleはイソロイシンをそれぞれ表わし、
いずれもL−アミノ酸である。
この構造はアミノ酸分析の結果、及び心房から得られた
mRNAからのcDNAの解析から得られた遺伝子の同
定結果(第5図参照)から決定されたものである(同日
出願に係る「新規DNAおよびその用途」を参照のこと
)。
mRNAからのcDNAの解析から得られた遺伝子の同
定結果(第5図参照)から決定されたものである(同日
出願に係る「新規DNAおよびその用途」を参照のこと
)。
■ 分子量:約13,000(ダル沢過法による。)理
論分子x 13629゜ ■ 紫外線吸収スペクトル: Max = 275 n
m0■ 呈色反応:エールリッヒ反応陰性、坂口反応、
及び・9ウリ反応いずれも陽性。
論分子x 13629゜ ■ 紫外線吸収スペクトル: Max = 275 n
m0■ 呈色反応:エールリッヒ反応陰性、坂口反応、
及び・9ウリ反応いずれも陽性。
■ 酸性・中性・塩基性の別:塩基性
■ 溶剤に対する溶解性;水、メタノール及び酢酸に溶
解し、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキ
サン、石油エーテル、ベンゼン及びクロロホルムに難溶
である。
解し、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキ
サン、石油エーテル、ベンゼン及びクロロホルムに難溶
である。
■ アミノ酸組成(アミノ酸分析による)以下余白
アミノ酸 実測値(モル比) 理論値(モル比
)Asx 13.06
14Aha 9.61
110Ar ’ 9.58
1011e 2.10
2Gty 11.22
12Glx 11.18
12(Cys)2 0.58
1Ser 12.31
15Tyr 1.87
2Phe 3.30
3Me t 2.82
3Leu 14.37
15Val 6.00
6Thr 2.98
3Tri s 1.27
1Lya 4.43
4なお、この化合物は前記のごとく塩基性で
あり、無機酸、例えば塩酸、硫酸、燐酸等、又は有機酸
、例えi、f蟻酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、り
エン酸等と共に常法に従って酸付加塩に転換することが
できる。
)Asx 13.06
14Aha 9.61
110Ar ’ 9.58
1011e 2.10
2Gty 11.22
12Glx 11.18
12(Cys)2 0.58
1Ser 12.31
15Tyr 1.87
2Phe 3.30
3Me t 2.82
3Leu 14.37
15Val 6.00
6Thr 2.98
3Tri s 1.27
1Lya 4.43
4なお、この化合物は前記のごとく塩基性で
あり、無機酸、例えば塩酸、硫酸、燐酸等、又は有機酸
、例えi、f蟻酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、り
エン酸等と共に常法に従って酸付加塩に転換することが
できる。
(B) r −rANPの生物学的性質この発明のペ
プチドr −rANpは顕著な利尿作用、及び血圧降下
作用を有する。
プチドr −rANpは顕著な利尿作用、及び血圧降下
作用を有する。
試験方法
雄性SD系ラット(体重300〜400.9 )にペン
ドパルビタール60m97kflを腹腔内投与すること
によって麻酔し、以下Life 5ciences +
Vol・28、pp39〜94に記載されている方法に
準じて行った。
ドパルビタール60m97kflを腹腔内投与すること
によって麻酔し、以下Life 5ciences +
Vol・28、pp39〜94に記載されている方法に
準じて行った。
気道確保のため、気管カニユーレ(P E −240C
1ay−Adams )を施し、股動脈に血圧測定用の
動脈カニユーレ(PE−10にPI−50を接続)を挿
入し、股静脈にリンダル液投与用の静脈カニユーレを挿
入した。この静脈カニユーレを通して1.2mlのリン
ダル液を約10分間にわたって注入した後1.2ml/
vjの速度で定常注入(constant Infus
lon)を行った。
1ay−Adams )を施し、股動脈に血圧測定用の
動脈カニユーレ(PE−10にPI−50を接続)を挿
入し、股静脈にリンダル液投与用の静脈カニユーレを挿
入した。この静脈カニユーレを通して1.2mlのリン
ダル液を約10分間にわたって注入した後1.2ml/
vjの速度で定常注入(constant Infus
lon)を行った。
シラスティック・チューブ(内径0.02インチ、外径
0.03フインチ、ダウコーニング社製)の膀胱カニユ
ーレから試験管内に採尿した。この採尿は被験物質を投
与する前30分間と投与後5分間又はその後経時的に行
い、この尿試料の分析値を比較することにより被験物質
の作用を測定した。
0.03フインチ、ダウコーニング社製)の膀胱カニユ
ーレから試験管内に採尿した。この採尿は被験物質を投
与する前30分間と投与後5分間又はその後経時的に行
い、この尿試料の分析値を比較することにより被験物質
の作用を測定した。
被験物質γ−rANPは、その1μモル及び2μモルを
5μgのバシトラシン(抗菌剤)と共に50ttllの
滅菌生理食塩水に溶解し、頚静脈から投与した。
5μgのバシトラシン(抗菌剤)と共に50ttllの
滅菌生理食塩水に溶解し、頚静脈から投与した。
被験物質を投与した後経時的に採尿して経過を観察した
場合の結果は第1図のようであった。この図から明らか
なごとく、この発明のγ−r ANPの利尿作用は、微
量の投与によシ生じる。
場合の結果は第1図のようであった。この図から明らか
なごとく、この発明のγ−r ANPの利尿作用は、微
量の投与によシ生じる。
捷た、第2図に示すごとく、この発明のr−rANPを
投与した後、血圧は緩かに約201!BHg降下し、約
1時間持続した。この結果によシγ−rANPがα−h
ANpよシ顕著に持続する血圧降下作用を有することが
明らかになった。
投与した後、血圧は緩かに約201!BHg降下し、約
1時間持続した。この結果によシγ−rANPがα−h
ANpよシ顕著に持続する血圧降下作用を有することが
明らかになった。
r −rANPの医薬としての適性
前記のごとくこの発明のペプチドr −rANPは顕著
な利尿作用及び血圧降下作用を有する。
な利尿作用及び血圧降下作用を有する。
このペプチドは繰返し投与しても抗体産生を惹起せず、
アナフィラキシ−ショックを起こさない・また、この発
明のペプチドはL−アミノ酸のみからなり、投与後、生
体内の各種プロテアーゼによシ徐々に分解されるため毒
作用をほとんど有しない。
アナフィラキシ−ショックを起こさない・また、この発
明のペプチドはL−アミノ酸のみからなり、投与後、生
体内の各種プロテアーゼによシ徐々に分解されるため毒
作用をほとんど有しない。
前記のごとく、1− rANPはμ9/に9のオーダー
で効果を発揮し、毒性が非常に低いから、1μg/ky
〜10〃勺の範囲で投与することができ、10μ9/k
g〜14勺の範囲で投与するのが好ましい。
で効果を発揮し、毒性が非常に低いから、1μg/ky
〜10〃勺の範囲で投与することができ、10μ9/k
g〜14勺の範囲で投与するのが好ましい。
この発明のγ−r ANPは、ペプチド系医薬の投与に
一般に使用されている投与方法、すなわち非経口的投与
方法、例えば静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与等によ
って投与するのが好ましい。経口投与した場合、r −
rANPは消化管内で分解を受けるためこの投与方法は
一般的には効果的でないが、消化管内で分解を受けにく
い製剤、例えば活性成分であるi −rANPをリポゾ
ーム中に抱容したマイクロカプセル剤として経口投与す
ることも可能である。又、直2腸、舌下、4内など消化
管以外の粘膜から吸収せしめる投与方法を採用すること
も可能であり、この場合、例えば坐剤、舌下錠9点鼻ス
プレー剤等の形で投与することができる。
一般に使用されている投与方法、すなわち非経口的投与
方法、例えば静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与等によ
って投与するのが好ましい。経口投与した場合、r −
rANPは消化管内で分解を受けるためこの投与方法は
一般的には効果的でないが、消化管内で分解を受けにく
い製剤、例えば活性成分であるi −rANPをリポゾ
ーム中に抱容したマイクロカプセル剤として経口投与す
ることも可能である。又、直2腸、舌下、4内など消化
管以外の粘膜から吸収せしめる投与方法を採用すること
も可能であり、この場合、例えば坐剤、舌下錠9点鼻ス
プレー剤等の形で投与することができる。
(C) 1− rANPの製造方法
この発明のペプチドγ−r ANPは、ラットの心房組
織を適当な酸性溶媒、例えば燐酸緩衝液、塩酸含有酢酸
等の中でホモジネートし、ヒナ直腸標本弛緩活性を指標
として、遠心分離1等電沈澱、溶媒抽出、限外f過、ダ
ル沢過、吸着りロマトダラフイー等、ペプチドのN製に
常用される各種処理を適宜組合わせて分子量約13,0
00のペプチドを分離することによシ得られる。
織を適当な酸性溶媒、例えば燐酸緩衝液、塩酸含有酢酸
等の中でホモジネートし、ヒナ直腸標本弛緩活性を指標
として、遠心分離1等電沈澱、溶媒抽出、限外f過、ダ
ル沢過、吸着りロマトダラフイー等、ペプチドのN製に
常用される各種処理を適宜組合わせて分子量約13,0
00のペプチドを分離することによシ得られる。
次に実施例によシ、この発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1. γ−rANPの製造
ラットの心房94個を摘出しC総n16.9&)、10
倍量のIN酢酸を加え、ホモジナイズし、さらに冷却ア
セトンを加えて2倍量となし、ホモジナイズすることに
よシ抽出を行った。これを16.000Xgで30分間
遠心分離し、その上清を減圧蒸留することによりアセト
ンを除去し、約100m7Iの抽出液を得た0 得られた抽出液に、酢酸:水(1:2)を4504を加
え、逆層カラムLC8ORB SP−C−ODS(Ch
emc。
倍量のIN酢酸を加え、ホモジナイズし、さらに冷却ア
セトンを加えて2倍量となし、ホモジナイズすることに
よシ抽出を行った。これを16.000Xgで30分間
遠心分離し、その上清を減圧蒸留することによりアセト
ンを除去し、約100m7Iの抽出液を得た0 得られた抽出液に、酢酸:水(1:2)を4504を加
え、逆層カラムLC8ORB SP−C−ODS(Ch
emc。
製)90Inlに附し、1:N酢酸400m1で流し、
ついで水ニア七ト二トリル=10チドリフルオロ酢酸(
40:60 : 1 )300m/で溶出させその溶出
画分を凍結乾固させ、120m9の乾固物を得た。
ついで水ニア七ト二トリル=10チドリフルオロ酢酸(
40:60 : 1 )300m/で溶出させその溶出
画分を凍結乾固させ、120m9の乾固物を得た。
得られた乾固物を、5mjOIN酢酸に溶解し、IN酢
酸溶液で平衡化した5ephadex G −75によ
りyル濾過(ファルマシア製;カラムサイズ1.8 X
135crn、流速IQ、6m//時間;フラクシ冒
ンサイズ5tnl)シた。
酸溶液で平衡化した5ephadex G −75によ
りyル濾過(ファルマシア製;カラムサイズ1.8 X
135crn、流速IQ、6m//時間;フラクシ冒
ンサイズ5tnl)シた。
この結果を第3図に示す。ヒナ回腸標本弛緩作用画分(
フラクション番号43〜482分子量13000付近)
30dを得、これを100μβずつ、試料として液体高
速クロマトグラフィーに付した。
フラクション番号43〜482分子量13000付近)
30dを得、これを100μβずつ、試料として液体高
速クロマトグラフィーに付した。
このクロマトグラフィーにおいては、TSKODS〔東
洋1達(株)製〕カラム(サイズ4.0X250■)を
使用し、流速1. Q ml 7分、圧力110〜13
0 kg/ctn2とし溶出溶媒として(A)水ニアセ
トニトリル:10チトリプルオロ酢酸(70:30:1
)及び(B)水ニアセトニトリル: 10 % )リフ
ルオロ酢酸(40:60:1)を使用した。カラムを(
A)で平衡化した後、試料なシ主入し、(A)から(B
)への直線グラジェント法で80分間溶出した。この結
果を第4図に示す。ヒナ回腸標本弛緩画分(保持時間2
7分)のピークを分取し、純粋なγ−rANP 0.9
nモルを得た。この操作を反復することにより合計26
6nモルのγ−rANPを得た。
洋1達(株)製〕カラム(サイズ4.0X250■)を
使用し、流速1. Q ml 7分、圧力110〜13
0 kg/ctn2とし溶出溶媒として(A)水ニアセ
トニトリル:10チトリプルオロ酢酸(70:30:1
)及び(B)水ニアセトニトリル: 10 % )リフ
ルオロ酢酸(40:60:1)を使用した。カラムを(
A)で平衡化した後、試料なシ主入し、(A)から(B
)への直線グラジェント法で80分間溶出した。この結
果を第4図に示す。ヒナ回腸標本弛緩画分(保持時間2
7分)のピークを分取し、純粋なγ−rANP 0.9
nモルを得た。この操作を反復することにより合計26
6nモルのγ−rANPを得た。
第1図はこの発明のr−rANPの利尿作用を示し、第
2図は血圧降下作用を示すグラフであり、第3図は5e
phadex G−75を使用するクロマトグラフィー
の溶出経過を示し、第4図は液体高速クロマトグラフィ
ーにおける溶出経過を示し、そして第5図はr−rAN
Pをコードする部分を含むcDNAの配列を示す。 (山u 08乙) 某遁 1 0 ■ さΦ
○ 岬く 絵 二日 −Q 山? l:+4 :I〇 −く O
2図は血圧降下作用を示すグラフであり、第3図は5e
phadex G−75を使用するクロマトグラフィー
の溶出経過を示し、第4図は液体高速クロマトグラフィ
ーにおける溶出経過を示し、そして第5図はr−rAN
Pをコードする部分を含むcDNAの配列を示す。 (山u 08乙) 某遁 1 0 ■ さΦ
○ 岬く 絵 二日 −Q 山? l:+4 :I〇 −く O
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の構造式 【遺伝子配列があります】 (式中、105位のCysと121位のCysはジフル
フィド結合により結合している、)で表わされるペプチ
ド及びその酸付加塩。 2、次の構造式 【遺伝子配列があります】 (式中、105位のCysと121位のCysはジスル
フィド結合により結合している) で表わされるペプチド又はその酸付加塩を含んで成る利
尿剤。 3、次の構造式 【遺伝子配列があります】 (式中、105位のCysと121位のCysはジスル
フィド結合により結合している) で表わされるペプチド又はその酸付加塩を含んで成る血
圧降下剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127273A JPS617298A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 新規なペプチド及びこれを有効成分とする医薬 |
CA 484866 CA1340454C (en) | 1984-06-22 | 1985-06-21 | Diuretic peptide and gene coding same |
EP85304445A EP0166585A3 (en) | 1984-06-22 | 1985-06-21 | Novel peptide and gene coding for same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127273A JPS617298A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 新規なペプチド及びこれを有効成分とする医薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617298A true JPS617298A (ja) | 1986-01-13 |
Family
ID=14955910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59127273A Pending JPS617298A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 新規なペプチド及びこれを有効成分とする医薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617298A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0771875A1 (en) | 1990-07-13 | 1997-05-07 | Suntory Limited | Porcine CNP gene and precursor protein |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP59127273A patent/JPS617298A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0771875A1 (en) | 1990-07-13 | 1997-05-07 | Suntory Limited | Porcine CNP gene and precursor protein |
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