JPH0467237B2 - - Google Patents

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JPH0467237B2
JPH0467237B2 JP9230783A JP9230783A JPH0467237B2 JP H0467237 B2 JPH0467237 B2 JP H0467237B2 JP 9230783 A JP9230783 A JP 9230783A JP 9230783 A JP9230783 A JP 9230783A JP H0467237 B2 JPH0467237 B2 JP H0467237B2
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guidance
section
voice guidance
control
signal
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JP9230783A
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JPS59218582A (ja
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Shigeru Yuda
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0467237B2 publication Critical patent/JPH0467237B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動金銭出入装置(自動取引装置)
に係り、特に一連の入力操作を音声により効率良
く順次誘導案内する音声案内装置を備えた自動金
銭出入装置(自動取引装置)に関する。
〔従来の技術〕
預金または支払のための現金自動取引装置等の
自動取引装置は、係員を介在することなく顧客自
身の手で現金取引を行なうものであるから、取引
を間違いなく遂行するためには顧客に対して順次
適切な操作ガイダンスを与え、顧客がもし間違つ
た操作をしたときには新たなガイダンスを与えて
正しい操作に導き、障害が発生したときは顧客が
納得できるガイダンスを与える必要がある。この
ため従来の現金自動取引装置ではガイダンス用の
複数の文言を字幕上に用意し、取引手順、誤操作
あるいは障害の内容に応じた文言を表示窓に移動
して顧客に提示する形式、予じめ取引装置の外面
に記載された複数の文言のうち該当する文言に指
示ランプを点灯する形式のもの、あるいはCRT
を用いたもの等の種々の視覚手段により顧客操作
を誘導するのが一般的であつた。
しかしながら、このような文言表示形のガイダ
ンス装置では、表示窓あるいは表示パネルの面積
上の制限から文言の長さに制約があり、このため
に文章を簡略化すると、説明不足のために顧客の
誤解をまねく場合がある。また文章を読取る際の
顧客の早合点により誤操作が繰り返されるおそれ
もある。
近年、上記視覚手段と聴覚手段である音声ガイ
ダンスの併用により操作性を向上させようとした
ものが考えられたが、この音声案内装置は、連続
した顧客操作を音声案内する場合、最初の音声ガ
イダンス駆動開始後、ガイダンス動作が全て終了
するのを待つて次のガイダンスを駆動するように
なつていたので、装置の操作に手慣れた顧客がガ
イダンス途中に操作を終了してもガイダンス動作
が終了するまでは次の操作ステツプに進むことが
できず、必要以上に取引時間が長くなつてしまう
欠点があつた。
一方、上記欠点を改善するものとして特開昭57
−234772号公報に示されるように通常は表示器の
みによりガイダンスをおこない、このガイダンス
の後所定時間以内に利用者が操作を行わない場合
に利用者に音声ガイダンスを行うようにしたもの
がある。また、他の改善策として顧客操作の終了
により音声ガイダンス動作を無条件に途中で打ち
切ることが考えられる。
[発明が解決しようとしている問題点] 従来技術の前者は音声ガイダンスが通常発生し
ないと共に、発生するときは時間遅れを伴つてだ
されるので誘導に時間がかかり、音声ガイダンス
本来の機能を十分に発揮できない。また、従来技
術の後者は操作中に発生していた音声の中断は、
顧客に違和感を与え装置の印象を損なう欠点があ
り実用には適さない。結局従来の自動取引装置で
の音声案内は、上記視覚ガイダンスの補助ガイダ
ンスとして取引開始と終了時の「いらつしやいま
せ…」、「ありがとうございました…」の儀礼的案
内と、装置内部処理の待ち時間中にバツクグラン
ドミユージツクを流す程度にしか使われておら
ず、音声ガイダンス本来の機能を十分に発揮出来
ないのが実状であつた。またこれは操作者が盲人
の場合を考えると操作案内の機能を果たすことが
できない。
本発明の目的は、利用者の操作の習熟の程度に
応じて不慣れな人には必須の操作案内を素早く行
い、熟練者には不要な案内を省いて効率的な操作
案内を行うという相反する操作案内を行い得る自
動金銭出入装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的はデータを入力する操作部、 上記データ入力に基づいてステツプ順に装置の
取引動作を実行する処理部、上記装置の1動作ス
テツプ分の音声ガイダンス情報を基本操作手順、
参考情報のブロツクに分けて記憶し、起動制御信
号で指定されたブロツクの音声ガイダンスを起動
する音声ガイダンス部、上記各部を制御するため
の制御部を備え、上記制御部は上記装置の動作ス
テツプの進行状態を制御する制御情報信号を出力
する進行状態制御部と、上記制御情報信号に基づ
いて上記各動作ステツプに対応する上記操作部・
上記処理部への起動情報信号および上記音声ガイ
ダンス部への音声ガイダンス起動情報信号を発生
する処理起動制御部と、上記音声ガイダンス起動
情報信号に基き、上記ブロツクを指定する起動制
御信号として基本操作手順、参考情報の順番に上
記音声ガイダンス部に起動制御信号を与えると共
に、上記一ブロツクの音声ガイダンス終了時に上
記音声ガイダンス以外の上記操作部・上記処理部
の動作ステツプが変化しているときこの変化した
動作ステツプに対応する上記音声ガイダンス起動
情報信号に基づく上記基本操作手順ブロツクの起
動制御信号を上記音声ガイダンス部に与える起動
制御部を有することにより達成される。
[作用] 音声ガイダンス部は装置の1ステツプ分の音声
ガイダンスを基本操作手順、参考情報のブロツク
に分けて記憶し、起動制御部は音声ガイダンスを
基本操作手順、参考情報の順番に操作上必須なブ
ロツクを優先して起動し、一ブロツクの音声ガイ
ダンスの終了時に音声ガイダンス以外の操作部・
処理部の動作ステツプが変化しているときこの変
化した動作ステツプに対応する音声ガイダンス起
動情報信号に基づく基本操作手順のブロツクを起
動する。
[実施例] 以下、本発明の最適な実施例を図に従つて説明
する。
本実施例は本発明を現金自動支払機(以下CD
と略称する)に適用した例である。
第1図に示すようにCD1は大別して操作部
(顧客操作部)10、表示処理部(以下表示ガイ
ダンス部)20、音声ガイダンス部30、物品処
理部(カード伝票部)40、物品処理部(紙幣支
払部)50、制御部60、インターフエース部7
0から構成されている。上記顧客操作部10は顧
客が取引遂行に必要なデータを入力するキーボー
ド部11と入力された数値データ(金額)を表示
する数字表示部12から成り、第2図に示される
ように、カード挿入受取口41、紙幣受取口51
と共にCD1の前面に設けられている。表示ガイ
ダンス部20は顧客の操作手順を示す簡潔な文言
(例えば、カード入力・金額入力等のガイダンス)
を表示し、具体的には複数の文言を用意してお
き、該当する文言に指示ランプを駆動回路12に
よつて選択的に点灯させる。
音声ガイダンス部30は第3図に示すようにガ
イダンス用のスピーカ301と、このスピーカ3
01に流すべき音声ガイダンスを発生するための
例えば、フロツピイデイスクを用いた録音再生装
置302から成る。フロツピイデスク装置302
は再生ヘツドを移動させることにより、回転デイ
スクの任意のトラツクから再生信号を取出すこと
ができ、上記再生ヘツドの位置は後述する制御部
から与えられる信号30aにより指定される。ま
た、各ガイダンスの最後の所定部分には終了信号
が記憶されており、上記制御部に供給され必要に
応じて音声ガイダンスとBGM(背景音)との間
で択一的に切換え制御される。上記デイスク上に
は各表示ガイダンスに対応させた音声ガイダンス
が記憶される。第4図に参考例を示す。
第4図aに示すように、表示ガイダンスおよび
音声ガイダンスは各処理ステツプに対応して割当
てされている。表示ガイダンスは補助ガイダンス
として、例えば「カードを入れてください」G
1、「暗証番号を押してください」G2などの基
本操作手順を示す簡潔な文言を予じめパネルに印
刷しておき、該当文言の位置を示すランプを点滅
(点灯)して操作を誘導するものである。一方、
音声ガイダンスは主要ガイダンスとして、一文言
の内容を基本操作手順、次に操作上の注意事項お
よび誤操作時の再操作手順の順番に区切り、装置
の操作に不慣れな顧客に対して抵抗感なく与えら
れるように構成され、第4図bに示すように最後
に終了符号(ENDQ)を付してフロツピデイス
ク上の所定のトラツクに録音されている。
上記カード伝票部40はカード挿入受取口41
から挿入されたカードの搬送装置401、カード
のデータ読取り書込み装置402および取引明細
票作成装置403から構成される。紙幣支払部5
0は現金カセツトから顧客が指定した金額相当分
の紙幣を取出して紙幣受取口51に送り出す。
制御部60は、進行状態制御部61、処理起動
制御部62、処理終了監視部および音声ガイダン
ス起動制御部64を有する。取引が開始される
と、進行状態制御部61は予じめメモリに記憶さ
れた制御プログラムに沿つて当該処理に必要な制
御情報信号62aを出力し、これを受けて処理起
動制御部62は上記信号62aで指示された音声
ガイダンス部30を除く操作部、各処理部に対し
て起動制御信号11a,12a,20a,40a
および50aを各々出力する。また、同時に起動
情報信号63aを出力し、これを受けて処理終了
監視部63は上記信号63aで指示された操作
部、各処理部からの終了情報信号11b,40b
および50bの入力を監視し、起動中の全処理部
からの上記終了情報信号の入力が完了したときに
終了情報信号63bを出力する。ここで、数字表
示部12および表示ガイダンス部20は情報表示
のみの処理であり、かつ待時間を要しないため終
了監視を不要としている。上記信号63bを受け
ると、上記制御部61は終了情報に応じて取引シ
ーケンスの処理ステツプを更新する。
一方、上記信号62aで音声ガイダンス部30
を指示された場合、上記制御部62は音声ガイダ
ンス起動情報信号64aを出力する。これを受け
て音声ガイダンス起動制御部64では、制御レジ
スタ65を介して起動情報信号64b(音声ガイ
ダンスの番号を含む信号)を起動情報レジスタ6
6にセツトし、音声ガイダンス起動制御信号30
aを出力する。このとき、音声ガイダンス部30
が既に起動中、すなわち上記レジスタ66に先の
音声ガイダンス番号がセツト済の場合には起動情
報信号64cとして保留情報レジスタ67にセツ
トして起動を一時保留する。この後、音声ガイダ
ンス部30からの音声ガイダンス終了情報信号3
0bの発生を監視し、この信号30bが発生した
ときに上記レジスタ67内の保留情報信号64d
を上記レジスタ66にセツトし、改めて上記信号
30aを出力する。
また、上記レジスタ66および67がセツト済
の状態で音声ガイダンス部30が起動保留中の場
合には新しい起動情報信号64cを上記レジスタ
67にオーバーセツトする。つまり、上記レジス
タ67で保留中の旧起動情報が捨てられて、新起
動情報が次の起動情報として保留されることにな
る。
制御部60はインターフエース部70を介して
中央処理システム(図示せず)と結ばれ、設定さ
れたシステムプログラムに従つて上記各構成要素
10〜50と中央処理システムとの間の情報の授
受および各構成要素の制御を行う。
個人認識情報を磁気記録した磁気カードを所持
する顧客がこのCD1を利用して支払取引を行う
場合、CD1の前に立ち表示ガイダンス部20の
指示に従つて磁気カードの挿入およびキー操作に
よる取引種類、暗証番号、取引金額の入力といつ
た所定の操作を行なえばよい。
次に、上記CD操作を行なつた場合の動作フロ
ーを第5図〜第7図に基づいて説明する。第7図
は取引進行状態を示す動作タイムチヤートであ
る。
第5図は制御部60で実行される支払取引プロ
グラム全体のフローチヤートであり、第6図はそ
の中の音声ガイダンス駆動部分のフローチヤート
である。
CDが客待ち状態にあるとき、第5図に示すよ
うに表示ガイダンス部20には「カード入力」と
いう内容のガイダンスG1が表示されている(ル
ーチン100)。
顧客がカードを挿入すると(ルーチン101)、
磁気カードのデータを読み取り処理すると共に、
音声ガイダンスのルーチン(102,S1)に移
る。ここでの音声ガイダンスS1は第6図に示す
フローでなされ、ルーチン1021で音声ガイダ
ンス部以外すなわち第1図で構成要素10,2
0,40,50の現在のSTEPの処理が終了して
ないとき(各終了情報信号11b,40b,50
bが発生してないとき)、ルーチン1022に進
み、音声ガイダンス部が前のSTEPの音声ガイダ
ンスを動作中か否かが判断され、YESの場合ル
ーチン1021に戻り、NOの場合ルーチン10
23に進んで、現在のSTEPの1文言分の音声ガ
イダンスS1の起動がなされる。ルーチン102
1は第1図の進行状態制御部61で、ルーチン1
022は制御レジスタ65で、ルーチン1023
は起動情報レジスタでそれぞれ実行される。この
STEPでの音声ガイダンスは「いらつしやいま
せ。毎度ご利用いただき、ありがとうございま
す」。となるが、最初のルーチン1021での判
断結果がYESの場合この音声ガイダンスは全く
起動されない。
カード上の磁気記録データが正常に読取られ、
終了情報信号63bが発生すると進行状況制御部
61および処理起動制御部62からの指示で
STEP2に移る。このSTEPのルーチン103で
は表示ガイダンス部で「暗証番号をお押し下さ
い」G2が表示されると共に、音声ガイダンスS
2の実行が第6図のフローに従つてなされる。従
つて音声ガイダンスは第4図aに音声番号S2で
示される2個の文言内容となる。第1図に示すよ
うに音声ガイダンス部30の終了情報信号、30
bの有無によつてはそれ以外の構成要素(10,
20,40,50)が動作の制限を受けないの
で、これらの構成要素は自身の終了情報信号11
b,40b,50bの発生に基づく進行状態制御
部61の制御情報信号62aによつて、音声ガイ
ダンス部の動作終了前に次のSTEP3に移る。
STEP3のルーチン104ではキーボード部か
ら金額入力がなされると共に、処理起動制御部6
2により表示ガイダンスG3と音声ガイダンスS
3が指定され、表示ガイダンスG3はそのまま表
示される。この状態では前のSTEP2での音声ガ
イダンスS2の動作が終了しておらず、音声ガイ
ダンス以外の現在のSTEP3での構成要素が処理
中であるため、ルーチンは1021→1022→
1021と繰返される。第1図の制御レジスタ6
5は音声ガイダンスS3の起動情報信号64cを
保留情報レジスタ67にセツトし、音声ガイダン
スS3の起動を保留する。ルーチン1021での
結果がYESとなると音声ガイダンス以外の構成
要素はSTEP4に進む。
STEP4のルーチン107では金額確認のキー
インがなされると共に、処理起動制御部62によ
つて表示ガイダンスG4と音声ガイダンスS4が
指定され、表示ガイダンスG4はそのまま表示さ
れる。この状態ではSTEP3と同様に以前の
STEP2での音声ガイダンスG3の動作が終了し
ておらず、それ以外の構成要素が現在のSTEP4
で処理中である。従つて音声ガイダンスのルーチ
ンも上記と同様に1021→1022→1021
を繰返し、他方制御レジスタ65は音声ガイダン
スS4の起動情報信号64cを保留情報レジスタ
67にセツトし、音声ガイダンスS4の起動を保
留する。ここで保留情報レジスタ67にそれまで
セツトされていた、旧音声ガイダンスS3の起動
情報信号は捨てられる。ルーチン1021での結
果がYESの場合STEP5へ進む。
STEP5では装置内部の動きは、計算中として
伝票印字・紙幣計数が行なわれる。このSTEPの
最初では相変らず音声ガイダンスS2が終了して
いないため、第6図のフローのルーチン1021
→1022→1021を繰返して、保留情報レジ
スタ67はそれまで保持していた音声ガイダンス
S4を捨ててS5がセツトされる。その後音声ガ
イダンスS2の内容1,2が終了して終了符号
(ENDQ)が読み出されると音声ガイダンス部3
0から終了情報信号30bが発生する。第6図の
フローでルーチン1022での結果がNOとなつ
て、音声ガイダンス起動がなされる。具体的には
保留情報レジスタ67内の音声ガイダンスS5が
起動情報レジスタ66に移送されて、音声ガイダ
ンス30を駆動する。従つて音声ガイダンスはS
1の後S5が駆動され顧客を案内することにな
る。その後はSTEP6(カード・明細票放出抜取)
→STEP7(紙幣放出抜取)と進んで、これに対応
した音声ガイダンスが駆動されSTEP1に戻る。
CD操作に際し、熟練顧客の暗証と金額のキー
イン操作は敏速になされるのが通例であり、この
STEPでの音声ガイダンスは顧客にとつてあまり
必要ない。上記動作は第7図の動作タイムチヤー
トに示され、不要な音声ガイダンスS3,S4を
省くことにより、熟練顧客の操作速度に合わせた
適切な音声ガイダンスを流すことができ、取引所
要時間を短縮できる。
CD操作に際し、不慣れな顧客が表示ガイダン
スを見、かつ音声ガイダンスを聞いてから操作を
開始する場合の動作タイムチヤートは第8図のよ
うになる。この図から分るように表示と音声の全
ガイダンスG1〜G7,S1〜S7が駆動され、
顧客にていねいなガイダンスがなされることにな
る。
なお、図示省略してあるが、熟練顧客であつて
も或るSTEPでていねいなガイダンスを必要とす
る場合は、そのSTEPで操作を止めていれば必要
な音声ガイダンスが流れることになる。
上記例は、ガイダンス途中で動作ステツプが変
わつた場合、動作中ガイダンスの全体が終了しな
いと次の動作ステツプに移れないので、取引所要
時間が長くなる。次に本発明実施例について説明
する。この実施例では第11図に示されるよう
に、音声ガイダンス一文言の内容の「基本操作手
順」、「操作上の注意事項」および「誤操作時の再
操作手順」のブロツクの順番に区切りをつけ、各
区切り毎に終了符号(ENDQ)を付してフロツ
ピイデイスク302上の所定トラツクに録音され
ている。動作は第5図のフローで行なわれ、音声
ガイダンスの部分だけが第9図のフローに従う。
各処理STEPにおいて音声ガイダンスの部分
は、ルーチン2021で1文言のガイダンスすな
わち1ガイダンス全体が終了したかどうかが判断
され、YESのとき次の処理ステツプへ進み、NO
の場合ルーチン2022に進む。ここではガイダ
ンスの1ブロツクが起動され、ルーチン2023
でこの1ブロツクが終了したか否か判断する。1
ブロツク終了時点で(ルーチン2024にて)音
声ガイダンス以外の構成要素の処理が終了してい
るか否か判断されNOの場合ルーチン2021に
戻り、YESの場合次のステツプへ進む。第1図
における動作は次の通りとなる。音声ガイダンス
のフローでは、そのステツプでの音声ガイダンス
全体を指す起動情報信号64aが制御レジスタ6
5に供給され、この中の最初の1ブロツク(例え
ばS2−1,S3−1,S4−1等)分の信号が
64bとして起動情報レジスタ66に供給され、
それに続くブロツク分の信号が64cとして保留
情報レジスタ67に供給される。各ステツプにお
いてレジスタ66により最初のブロツク分が音声
ガイダンス部から流される。1ブロツク分のガイ
ダンスが終了した時点のルーチン2024で、音
声ガイダンス以外の構成要素の処理終了か否かが
判定され、NOの場合ルーチン2021→202
2に戻つて、それに続く2番目のブロツクのガイ
ダンスが起動される。このとき1ブロツク分のガ
イダンス終了時点で音声ガイダンス30から終了
信号30bが発生するので、2番目のブロツクの
ガイダンスは保留情報レジスタ67から信号64
dとして起動情報レジスタ66に移送される。ル
ーチン2024でYESと判断された場合は次の
ステツプに移り、このとき保留情報レジスタ67
の内容すなわち、2番目のブロツク以降の音声ガ
イダンスがクリアされる。
各ステツプで音声ガイダンスについて上記の動
作が繰返され、最終ステツプから再び最初のステ
ツプに戻る。実施例の動作タイムチヤートは第1
0図に示され、このチヤートから、各音声ガイダ
ンスはスタートしても、音声ガイダンス以外の構
成要素の処理終了に応じてできるだけ少ない音声
ガイダンスに抑えることができ、それだけ取引所
要時間を少なくすることができる。
次ぎに他の実施例を説明する。この実施例では
先の実施例と同様に第11図に示す形でフロツピ
イデスク302に録音されている。音声ガイダン
ス部分の動作は第12図のフローに従う。
各処理ステツプにおいて音声ガイダンスの部分
はルーチン3021で音声ガイダンス以外の構成
要素の処理が終了しているか否かが判断され
YESの場合は次のステツプに移り、NOの場合は
ルーチン3022に進む。ルーチン3022で
は、1文言すなわちそのステツプの1ガイダンス
全体が終了したか否かが判断されYESの場合は
次のステツプに移り、NOの場合はルーチン30
23に進む。ルーチン3023では音声ガイダン
ス動作中か否かが判断されYESの場合ルーチン
3021に戻つて繰返す。NOと判断された場合
はルーチン3024で1文言中の1ブロツクが起
動されルーチン3021に戻る。
第1図における動作は次のようになる。第5図
の各ステツプでは、そのステツプでの音声ガイダ
ンス全体を指す起動情報信号64aが制御レジス
タ65に供給され、この中の最初の1ブロツク分
S2−1の信号が64bとして起動情報レジスタ
66に供給され、これに続くブロツク分の信号が
64cとして保留情報レジスタ67に供給され
る。今仮に、音声ガイダンスS2とS3の最初の
ブロツクが音声ガイダンス部30から流され、S
3の動作中に、ステツプ4,5に移つたとする。
ステツプ4では第1図の起動情報レジスタ66に
はステツプ3のガイダンスの最初のブロツクS3
−1がセツトされ、保留情報レジスタ67にはス
テツプ4の音声ガイダンスS4がセツトされる。
前のステツプの音声ガイダンスS3−1がルーチ
ン3023で終了しているか否か判断される。こ
の例ではステツプ4では判定結果がNOであるか
らステツプ5に移り、このステツプでの音声ガイ
ダンスS5の起動情報信号が64cとして制御レ
ジスタ65を介して保留情報レジスタ67に供給
される。ここで、音声ガイダンスS4を表わす起
動情報信号はレジスタ66から捨てられる。
従つてこのステツプ5で音声ガイダンスS3−
1が終了したとき、終了信号30bの発生に基づ
いて保留情報レジスタ67の情報信号(音声ガイ
ダンスS5を表わす)が64dとして起動情報レ
ジスタ66に移り、音声ガイダンス部30を起動
する。このようにステツプ4での音声ガイダンス
S4が省かれることになる。
この実施例では実施例のように各ステツプでそ
れに対応する音声ガイダンスの1ブロツク分が必
ず駆動されるということがないので、その分だけ
取引所要時間が少なくて済む。
以上各実施例はそれぞれ特徴をもつているもの
であり、使用状態に応じて用いられる。また、
CDに限らず、現金預入支払装置(ATM)やそ
の他の自動販売機・ゲームマシン等の自動取引装
置に本発明の適用が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、顧客操作の進行状況に応じて
必要なタイミングではすばやく音声ガイダンスを
だし、不要なタイミングでは音声ガイダンスを省
くことができるので、取引の所要時間を延ばすこ
となく、顧客レベルに応じて、すなわち装置の操
作に不慣れな顧客にはきめ細かな音声案内を行な
い、逆に手慣れた顧客には不要な案内を省略し、
必要にして、かつ十分な音声案内を提供すること
ができる。
また本発明は、ガイダンス内容を顧客操作上重
要な内容順にブロツク分けしてガイダンスに必須
な基本操作手順を優先して出し、続けて参考情報
を出すようにし、一方、一ガイダンス終了時に動
作ステツプが変わつていた時は、この終了後に変
化した動作ステツプのガイダンスの基本操作ブロ
ツクに移ることができるので、不要なガイダンス
をきめ細かく省略して取引所要時間を少なくする
ことができ、しかも案内が必要な顧客には操作上
必須なガイダンスを素早く与えることができる。
さらに、きめ細かな音声案内を提供できるの
で、必要に応じて前記視覚ガイダンスを補助ガイ
ダンスとして簡易な手段に、例えば、案内情報量
は多いが高価なCRTデイスプレイから、情報量
は少ないが安価なランプ表示パネル等に切替えが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動取引装置の1例を示
すブロツク構成図、第2図は自動取引装置の外観
図、第3図は同じく顧客操作部を示す断面図、第
4図は音声ガイダンス仕様の1例を示す機能図、
第5図は全体の動作フロー図、第6図は、参考例
の音声ガイダンス部の動作フロー図、第7図は、
同じく熟練顧客が操作した場合の動作タイムチヤ
ート図、第8図は同じく不慣れな顧客が操作した
場合の動作タイムチヤート図、第9図は、実施例
の音声ガイダンス部の動作フロー図、第10図は
同じく動作タイムチヤート図、第11図は音声ガ
イダンスの録音状態を示す図、第12図は他の実
施例の音声ガイダンスの動作フフロー図、第13
図は、同じく動作フロー図である。 10……操作部、30……音声ガイダンス部、
20,40,50……処理部、60……制御部、
64……起動制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データを入力する操作部、 上記データ入力に基づいてステツプ順に装置の
    取引動作を実行する処理部、 上記装置の1動作ステツプ分の音声ガイダンス
    情報を基本操作手順、参考情報のブロツクに分け
    て記憶し、起動制御信号で指定されたブロツクの
    音声ガイダンスを起動する音声ガイダンス部、 上記各部を制御するための制御部を備え、 上記制御部は上記装置の動作ステツプの進行状
    態を制御する制御情報信号を出力する進行状態制
    御部と、上記制御情報信号に基づいて上記各動作
    ステツプに対応する上記操作部・上記処理部への
    起動情報信号および上記音声ガイダンス部への音
    声ガイダンス起動情報信号を発生する処理起動制
    御部と、 上記音声ガイダンス起動情報信号に基き、上記
    ブロツクを指定する起動制御信号として基本操作
    手順、参考情報の順番に上記音声ガイダンス部に
    起動制御信号を与えると共に、上記一ブロツクの
    音声ガイダンス終了時に上記音声ガイダンス以外
    の上記操作部・上記処理部の動作ステツプが変化
    しているときこの変化した動作ステツプに対応す
    る上記音声ガイダンス起動情報信号に基づく上記
    基本操作手順ブロツクの起動制御信号を上記音声
    ガイダンス部に与える起動制御部を有することを
    特徴とする自動金銭出入装置。
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