JPH045359A - 鋼板・コンクリート合成構造 - Google Patents

鋼板・コンクリート合成構造

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JPH045359A
JPH045359A JP10308190A JP10308190A JPH045359A JP H045359 A JPH045359 A JP H045359A JP 10308190 A JP10308190 A JP 10308190A JP 10308190 A JP10308190 A JP 10308190A JP H045359 A JPH045359 A JP H045359A
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steel plate
concrete
long
bars
stud
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JP10308190A
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Kazumi Tamura
一美 田村
Kozo Tagaya
多賀谷 宏三
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、片側コンクリート、片側鋼板から成る鋼板・
コンクリート合成構造に関する。
〔従来の技術〕
第4図、第5図により従来の鋼板・コンクリート合成構
造を説明する。
第4図はコンクリート2と鋼板1との一体化を図るため
のズレ止めとしてアングル5を用いたもので、第5図は
該ズレ止めとしてスタッド6を使用した従来形式の合成
構造である。これらアングル5及びスタッド6はそれぞ
れ溶接又はスタッド溶接により鋼板lに固着される。
主鉄筋3と配力筋4は図示しない手段で所定の位置に保
持され、同様に所定位置に保持された図示しない型枠を
用いてコンクリート2は打設される。このようにコンク
リート打設作業においては主鉄筋3と配力筋4とを保持
する他の手段を必要とする。
一方、合成構造の強度設計上重要な終局耐力は、鋼板1
.コンク!j−ト2.主鉄筋3.配力筋4の結合度(外
力が作用した時の断面保持効果)Kより支配され、特に
、外力により鋼板1と主鉄筋3が離れようとするのを防
止すれば終局耐力は向上する。しかし、第4図、第5図
に示す方法では鋼板lと主鉄筋3との離れを防止するの
は引張強度の小さいコンクリート2だけである。
また、外力が作用すると合成構造Ka軸力2曲げ、セン
断の各力が作用するが、軸力及び曲げについてはコンク
リート2の圧縮強度鋼板1及び主鉄筋3の圧縮強度及び
引張強度で抵抗し、セン断についてはコンクリート2の
セン断強度で抵抗する。しかるに、コンクリート2のセ
ン断強度は一般に小さく、図示しないセン断補強筋を鋼
板IK直角に鋼板1から主鉄筋3まで配置する場合が多
く、セン断補強筋が別に必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたように従来の合成構造では、次のような問題
点がある。
1)施工上主鉄筋3と配力筋4の保持機構を必要とする
2)外力が作用したときの断面保持能力が小さい。
3)セン断補強筋を必要とする。
本発明は、ズレ止め効果があると同時に、上記3つの問
題点を一挙に解決した鋼板・コンクリート合成構造を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示す如く、頭付長尺スタッド7を鋼板1に溶接
固着し、その頭部8に、主鉄筋3及び配力筋4を抱き込
ませる構造とする。
施工にあたっては、頭付長尺スタッド7と主鉄筋3及び
配力筋4とは頭付長尺スタフ)#7の頭部8の部分でス
ポット溶接又は鋼線などくよる固縛で固着する。
〔作用〕
1)頭付長尺スタッド7を鋼板1に溶接・固着するため
、鋼板1とコンクリート2のズレ止め効果がある。
2)施工に際して、頭付長尺スタッド7が主鉄筋3及び
配力筋4を保持するので、他の主鉄筋3と配力筋4の保
持の手段が不要となる。
3)頭付長尺スタッド7の頭部8が主鉄筋3及び配力筋
4を抱き込むため、断面保持効果が得られ、終局耐力が
向上する。
4)頭付長尺スタッド7がコンクリート2中にその厚さ
方向にあるため、セン断補強筋として働く。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例である。
鋼板1に、所定長さの頭付長尺スタッド7を直角にスタ
ッド溶接で固着し、主鉄筋3及び配力筋4をその頭部8
で抱き込み、頭部8と主鉄筋3及び配力筋4とはスポッ
ト溶接で固着するか、又は鋼線などで固縛固定する。そ
の後、図示しない型枠を外面(図の右手前側)に設置し
、コンクリート2を流し込み硬化させる。
主鉄筋3及び配力筋4は、2本とじ長尺スタッド7の頭
部8の部分でスタッドの柄を両側からはさみ込む形とし
ても良い。
第2図及び第3図は、頭付長尺スタッド7と、アングル
5又は短尺スタッド6とを併用した第2゜第3実施例で
、これらアングル5又は短尺スタッド6は、頭付長尺ス
タッド7のみでは鋼板1とコンクリート2のズレ止め効
果が得られない場合に用いられる。
第6図は、従来の短尺スタフyKよる合成構造梁(C型
)と本発明による頭付長尺スタッドによる合成構造梁(
A型)の両端支持中央載荷による載荷試験の結果を示す
第6図より明らかなように、本発明による合成構造梁(
A型)は終局耐力が向上するばかりでな(、破壊に至る
までのエネルギーの吸収量が著しく太き(なり、優れた
性能を示している。
〔発明の効果〕
本発明による鋼板・コンクリート合成構造は、鋼板に頭
付長尺スタッドを溶接し、同長尺スタット°の頭部をコ
ンクリート中の鋼板と反対側の主鉄筋まで延長せしめ、
主鉄筋及び配力筋を長尺スタッドの頭部に抱き込ませた
ことにより、次の効果を有する。
1)頭付長尺スタッドは鋼板への固着部付近において、
従来構造と同様なズレ止めの効果を持つ。
2)コンクリートの施工に際し、主鉄筋及び配力筋を頭
付長尺スタッドにスポット溶接又は固縛により保持する
ことができる。
3)頭付長尺スタッドの頭部が主鉄筋及び配力筋を抱き
込むため、断面保持効果が得られ、終局耐力が向上する
4)頭付長尺スタッドが、コンクリート中に同コンクリ
ートの厚さ方向にあるため、セン断補強の効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る鋼板・コンクリート
合成構造の一部を切欠いた斜視図、第2図は本発明の第
2実施例の一部を切欠いた斜視図。 第3図は本発明の第3実施例の一部を切欠いた斜視図、
第4図は従来の合成構造の一部を切欠いた斜視図、第5
図は他の従来の合成構造の一部を切欠いた斜視図、第6
図は本発明による合成構造と従来の合成構造の耐力を示
す載荷試験のグツ7である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼板に頭付長尺スタッドを溶接し、同長尺スタッドの頭
    部をコンクリート中の鋼板と反対側の主鉄筋まで延長せ
    しめ、主鉄筋及び配力筋を長尺スタッドの頭部に抱き込
    ませ、鋼板の鉄筋側をコンクリート層としたことを特徴
    とする鋼板・コンクリート合成構造。
JP2103081A 1990-04-20 1990-04-20 鋼板・コンクリート合成構造 Expired - Fee Related JP2820498B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371545A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Shimizu Corp 合成地下外壁およびその施工方法
KR20180116991A (ko) * 2017-04-18 2018-10-26 주식회사 포스코건설 앵커와 스터드로 보강된 파형강판 콘크리트 합성 구조물
JP2020041348A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 大成建設株式会社 合成デッキスラブ

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JPS5641946A (en) * 1979-09-12 1981-04-18 Kushiro Seisakusho Kk Synthetic concrete reinforced steel floor plate
JPH01290853A (ja) * 1988-05-17 1989-11-22 Kajima Corp 合成床板

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