JPH045346Y2 - - Google Patents

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JPH045346Y2
JPH045346Y2 JP1986044800U JP4480086U JPH045346Y2 JP H045346 Y2 JPH045346 Y2 JP H045346Y2 JP 1986044800 U JP1986044800 U JP 1986044800U JP 4480086 U JP4480086 U JP 4480086U JP H045346 Y2 JPH045346 Y2 JP H045346Y2
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cam groove
movable
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protrusion
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JP1986044800U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F13/00Filing appliances with means for engaging perforations or slots
    • B42F13/16Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings
    • B42F13/18Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings on two bars relatively movable longitudinally

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  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野」 本考案はルーズリーフバインダー綴具に関し、
特に固定基板とその上端部を中心として扇形に開
閉する型のバインダー綴具に関する。
〔従来技術とその問題点〕 扇形に開閉する型のバインダー綴具は一般に第
2,3及び第4図に示したように、バインダーの
表紙に固定される固定基板1、その上端に形成さ
れた軸部7を中心に回動する可動基板2より成る
もので、それらにそれぞれ一体成形された多数の
綴環5,6によつてルーズリーフを綴じ込む。な
お4はロツク部材でAの方向にロツクを外すこと
ができる。
この型の綴具では、最上端部に位置した綴環の
開きが小さく、余り小さい開き角度ではルーズリ
ーフの挿脱が困難である。より具体的に述べる
と、第4図に示すように、可動綴具2を閉鎖位置
から角度αだけ開放したとき、最上端部の綴環
5、6の開きdは非常に小さい。これは軸部7か
ら綴環5,6までの距離Rが小さすぎるからであ
る。最上端の綴環はできるだけ基板1,2の上端
に近い方がルーズリーフバの綴じ込み姿が優れて
いるから、開きdを大きくすることと相容れな
い。
そこで、従来の試みは可動基板の回動軸7を固
定基板に対して可動とし、閉鎖時には左に、開放
時には右へ移動させる試みがなされている。
第5図に示す綴具はその1例で、固定基板1の
上端部に斜めのカム溝8を形成し、それに嵌合摺
動するピン9を可動基板2に設けたものでる(実
開昭52−91215号)。しかし、この型の綴具では開
放状態から閉鎖する際にピン9を自然に移動させ
る力が働かず円滑な操作ができない。もう1つの
欠点は閉鎖の綴具上端に加わる力がピン9と溝8
の右側壁によつてのみ支えられることである。一
般に閉鎖時の力(下側のロツクをすることにより
生じる)は、ルーズリーフの脱落を防止するよう
に非常に大きく、且つピンも溝もプラスチツク材
であるから繰返し開閉すると摩耗により閉鎖力が
緩み、リーフが綴環の間に挟まつて来る問題が生
じる。
〔考案の目的〕
本考案は、小さい開き角度で大きい綴環開放距
離を有するバインダー綴具を提供することを目的
とする。本考案の他の目的は無理な応力のかから
ないこの型のバインダー具を提供することにあ
る。
〔考案の構成・作用効果の概要〕
上記目的は、本考案のバインダー綴具によつて
達成される。本考案の綴具は、支承表面を有する
固定基板と、前記支承表面により摺動案内される
底面を有する可動基板とを含み、前記可動基板を
固定基板の上端部の周りに扇形に開閉させるよう
にしたバインダー綴具において、前記固定基板の
上端部の前記支承表面左側に設けた隆起部に中央
から左上へと切込んだ第1カム溝を形成し、前記
支承表面右側には前記第1カム溝の開放端近くか
ら右上に延びた第2ガイド溝を形成し、前記可動
基板の上端部底面には前記第1カム溝にガイドさ
れる突起と前記第2カム溝に嵌合するピンとを、
これらが可動基板の開閉時に前記両カム溝に円滑
に案内される位置に設けたことを特徴とする。
好ましくは第1カム溝は左上から始まる傾斜の
小さい第1部分と、ピンが第2カム溝上端に位置
したときに該ピンを中心とする突起の回動を案内
する弧状面とより成る。
上記のように構成された綴具は可動基板の比較
的小さい開き角度において十分に大きい綴環開放
距離を与える。しかもこのような操作は第1及び
第2カム溝にそれぞれ嵌合する突起及びピンに力
が分散された状態で行われ、特に綴環の完全閉鎖
時にカム溝壁に加わる力を緩和してピンを保護
し、閉鎖力の低下のよるルーズリーフの外れを防
止することができる。
〔考案の実施例の説明〕 第1図、第10図及び第13図を参照するに、
本考案のバインダー綴具は固定基板1及び可動基
板2をその上端部を中心に扇形に組合せたものか
ら成る。他の構成は第2〜3図に示した従来例と
同様であり、可動基板2の回動で綴環5,6が開
閉する。本考案はこの綴具の上端部の構造を特徴
とする。
固定基板1の上端部の構造は第6図、第7図、
及び第8図に良く示されている。固定基板は底板
14、可動基板2を弾性的に抑えるために上端部
に形成された上板15及びこれらを結合する側部
16を有する。底板14の傾斜表面17は可動基
板2の傾斜底面に対する摺動案内面となると共に
支承面ともなる。固定基板の上端部において水平
な支承表面24は隆起部18が形成され、そこに
支承表面24の中央部から切込む形に左上に向け
て第1カム溝19の第1部分20が形成されてい
る。第1カム溝19は延長した弧状の第2部分2
1を有する。第2部分21は第2カム溝20の右
上端の枢軸点Pを中心とする弧r1に沿つている。
この第1カム溝は可動基板2の突起30を案内す
るためのもので、その作用は後で詳しく述べる。
第2カム溝22は支承表面23の中に形成される
もので、第1カム溝の下方部分から右上へ同一幅
で延びている。第2カム溝22は可動基板2の底
面の突起31が嵌合して案内される。第1、第2
カム溝は正面から見てほぼV字形をなすことが所
定の綴環開き作用と完全閉鎖時の閉鎖力及びその
力の分散の面から重要である。この点も後で詳し
く触れる。なお第2カム溝22の下端23は少し
だけ下方にずれていても良く、且つこの方が好ま
しい。これは第1カム溝20の上端の枢軸点P2
を中心とした弧の上に中心を有する半径の弧とし
て規定できる。この作用は良好な閉鎖力と。関連
するが、これも後で述べる。
次に、可動基板2の上端部の構造を示す第9
図、第10図、及び第11図を参照する。可動基
板2の傾斜底面32は固定基板1の支承面17に
接して摺動案内されるようになつている。固定基
板1の隆起部18に対応して底面32には逃げ部
33が形成されており、開閉が阻害されないよう
になつている。可動基板の上端部底面29は水平
な面で、固定基板1の面24と接する。またその
左上端には固定基板1の第1カム溝19の第1部
分20に嵌合摺動する突起30が形成されてい
る。突起の上端には切欠き34が形成されて隆起
部18の上端壁への逃げとなつている。さらに底
面32には固定基板の第2カム溝にぴつたりと嵌
合するピン31が突設されており、好ましくは先
端をテーパさせることにより可動基板の組込時に
上端部が固定基板の上板と底板との間に入り易く
する。突起30の周面は円弧をなしており、その
曲率中心とピン31の中心との距離は上述したr2
(第6図)に等しい。一方、ピン31の中心から
突起30先端までの距離は上述したr1(第6図)
に等しく且つ点P1にピンがあるときの突起先端
の軌跡が第2カム溝22からはみ出すようになつ
ている。これは突起30と第2カム溝22とが干
渉しないようにし、大きい開放角を得るためであ
る。
なお綴具下端には例えば第14〜15図のよう
なロツク機構を設ける。固定基板側には直線部4
5のある孔を設け、これに可動ロツク4の板ばね
44のある軸40を嵌合させて常時第14図方向
への偏位力を与えておき、固定ロツク3に可動ロ
ツクを引掛けるようにする。
〔作用効果〕
以上の構成において、可動基板2の上端部を固
定基板1の上板15及び底板14の間へ右方から
押し入れる。上板は弾性的に押上げられて押入を
可能にし、ピン31のテーパはこれを助ける。ピ
ン31が第2カム溝22に嵌まれば組立ては終了
する。このように本考案の綴具の組立ては簡単で
ある。
綴具の完全閉鎖状態は第12図に示される。突
起30は第1カム溝の第1部分20のほとんど左
端にあり、ピン31は第2カム溝22の左端にあ
る。この状態で突起30は第1部分20の上壁に
係合し、一方ピン31は第2カム溝22の右壁に
係合している。このため、閉鎖力(ロツク機構に
よつて生じる)に対する反作用(綴環同志の係合
によつて生じる)は2個所で支持されるため、突
起、ピン、第1、第2カム溝には無理がかから
ず、長期に所定の閉鎖力を保持しうる。また、よ
り好ましくは第2カム溝22に下方に延びた部分
23を有するならば第2カム溝の壁は垂直により
近い傾斜となるためより保持作用が向上する。
つぎに開閉作用は第12図、第1図、及び第1
3図に良く示されている。ロツク機構を外して可
動基板2を右に開く。先ず突起30を中心にして
ピン31が半径r1の軌跡を画く(第13図P1″→
P1′)。さらに可動基板を開くとピン31は第2
カム溝22により引かれ、突起30は第1カム溝
19の第1部分20を移動する(第1図)。ピン
31が右方に移動しているため第4図に示した従
来例と同じ開き角度αにおいて、最上部の綴環の
開放距離d′は従来のdよりはるかに大きくなる。
このためルーズリーフの綴込み・取外しは従来よ
りも小さい開き角度で可能になる。さらに可動基
板を右に枢動させると、ピン31は第2カム溝の
上端に来る(第13図、P1′→P1、P2→P2″)。さ
らに枢動を続けると突起30は第1カム溝の延長
部分21に沿つて円弧を画く(第13図、P2′→
P2″)。この際に突起30は第2カム溝22には
何ら干渉しないから可動板に開く角度は自由に設
定できる。可動基板の上端面が固定基板隆起部の
ストツパ面に係合すると開放が終る(第13図)。
まとめると、ピン31の中心は始めにP1″(又
はP1′)からP1は移動するから、初期のうちに綴
環は横方向へ移動して大きく開く利点が得られ
る。さらに大きく開きたいときは突起30が溝2
2を越えて円滑に移動する。完全閉鎖時には2点
で力を支えるため閉鎖力を大きくしても良く、或
いは機械的無理が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバインダー綴具の角度αだけ
開いた上端部を示す正面図、第2図は従来のバイ
ンダー綴具の正面図、第3図は開放状態の同様な
正面図、第4図は同綴具の上端部を示す拡大断面
図、第5図は従来例の上端部を示す正面図、第6
図は本考案のバインダー綴具の固定基板の上端部
正面図、第7図は第6図のA−A断面図、第8図
は同斜視図、第9図は本考案のバインダー綴具の
可動基板の上端部正面図、第10図は第9図のB
−B断面図、第11図は同底面斜視図、第12図
は本考案のバインダー綴具の閉鎖状態(ロツク状
態)の正面図、及び第13図は完全開放状態の同
正面図である。第14図はロツク機構を示す正面
図及び第15図はロツク機構の操作を示す背面図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支承表面を有する固定基板と、前記支承表面
    により摺動案内される底面を有する可動基板と
    を含み、前記可動基板を固定基板の上端部の周
    りに扇形に開閉させるようにしたバインダー綴
    具において、前記固定基板の上端部の前記支承
    表面左側に設けた隆起部に中央から左上へと切
    込んだ第1カム溝を形成し、前記支承表面右側
    には前記第1カム溝の開放端近くから右上に延
    びた第2ガイド溝を形成し、前記可動基板の上
    端部底面には前記第1カム溝にガイドされる突
    起と前記第2カム溝に嵌合するピンとを、これ
    らが可動基板の開閉時に前記両カム溝に円滑に
    案内される位置に設けたことを特徴とするバイ
    ンダー綴具。 (2) 第1カム溝は左上から始まる傾斜の小さい第
    1部分と、ピンが第2カム溝上端に位置したと
    きに該ピンを中心とする突起の回動を案内する
    弧状面とより成る前記第1項記載のバインダー
    綴具。
JP1986044800U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH045346Y2 (ja)

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JP2907320B2 (ja) * 1995-01-23 1999-06-21 克己 金田 バインダー綴具

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JPS62170282U (ja) 1987-10-28
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