JPH0451443B2 - - Google Patents
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- JPH0451443B2 JPH0451443B2 JP61244900A JP24490086A JPH0451443B2 JP H0451443 B2 JPH0451443 B2 JP H0451443B2 JP 61244900 A JP61244900 A JP 61244900A JP 24490086 A JP24490086 A JP 24490086A JP H0451443 B2 JPH0451443 B2 JP H0451443B2
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Landscapes
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、塵芥収集車の制御装置に関し、特
にテールゲートを塵芥収容箱の後方開口端に取付
けた塵芥収集車におけるテールゲートの制御装置
に関するものである。
にテールゲートを塵芥収容箱の後方開口端に取付
けた塵芥収集車におけるテールゲートの制御装置
に関するものである。
テールゲート後端の投入口から投入された塵芥
を、回転板と押込板とからなる積込み装置の相互
作用により塵芥収容箱内に押込むようにした塵芥
収集車は従来公知である。このような塵芥収集車
においては、テールゲートの駆動シリンダと、押
込板の駆動シリンダとを兼用するタイプと、個別
のシリンダにより両者を独立に作動させるタイプ
のものがある。
を、回転板と押込板とからなる積込み装置の相互
作用により塵芥収容箱内に押込むようにした塵芥
収集車は従来公知である。このような塵芥収集車
においては、テールゲートの駆動シリンダと、押
込板の駆動シリンダとを兼用するタイプと、個別
のシリンダにより両者を独立に作動させるタイプ
のものがある。
前者のタイプは、シリンダを兼用しているた
め、テールゲートを開放して塵芥を排出する際に
押込板を同時に駆動することは不可能である。し
かし、後者のタイプは、テールゲートと押込板を
個別に駆動できるため、テールゲートを開放した
まま押込板と回動板を駆動することが可能であ
る。そのため、テールゲートを開放したまま押込
板と回動板を駆動することにより、テールゲート
内に残留している塵芥を掻出すことができる。
め、テールゲートを開放して塵芥を排出する際に
押込板を同時に駆動することは不可能である。し
かし、後者のタイプは、テールゲートと押込板を
個別に駆動できるため、テールゲートを開放した
まま押込板と回動板を駆動することが可能であ
る。そのため、テールゲートを開放したまま押込
板と回動板を駆動することにより、テールゲート
内に残留している塵芥を掻出すことができる。
後者のように、テールゲート内の残留塵芥をそ
の開放時に掻出すことができる塵芥収集車におい
ては、塵芥収容箱が満杯になつたのちに、更にテ
ールゲート内に塵芥を投入し、テールゲート内に
塵芥を残留せしめたまま処理ステーシヨンへ搬送
できるため、残留分だけ収集能率が上がる利点が
ある。
の開放時に掻出すことができる塵芥収集車におい
ては、塵芥収容箱が満杯になつたのちに、更にテ
ールゲート内に塵芥を投入し、テールゲート内に
塵芥を残留せしめたまま処理ステーシヨンへ搬送
できるため、残留分だけ収集能率が上がる利点が
ある。
第１図はこのようにしてテールゲート１内に塵
芥ａを投入した状態を示している。同図におい
て、２は塵芥収容箱、３は押込板、４はその駆動
シリンダ、５は回転板、６は投入口カバー、７は
投入台を示す。
芥ａを投入した状態を示している。同図におい
て、２は塵芥収容箱、３は押込板、４はその駆動
シリンダ、５は回転板、６は投入口カバー、７は
投入台を示す。
塵芥の排出作業は、まずテールゲート１を開放
してその内部の塵芥ａを掻出したのち、塵芥収容
箱２をダンプさせその内部の塵芥ｂを排出するこ
とにより行われる。
してその内部の塵芥ａを掻出したのち、塵芥収容
箱２をダンプさせその内部の塵芥ｂを排出するこ
とにより行われる。
このとき、テールゲート１内に残留している塵
芥ａは、積込み装置（押込板３と回転板５）を１
サイクルだけ駆動して掻出すが、第２図に示すよ
うに、テールゲート１の開放により塵芥ａの一部
a′が回転板５の届かない部分に移動するため、掻
出しが不完全となつたり、或いは押込板３が後方
へ戻る際に塵芥a′が投入口カバー６に押付けられ
るためカバー６を破壊するなどの不具合がある。
芥ａは、積込み装置（押込板３と回転板５）を１
サイクルだけ駆動して掻出すが、第２図に示すよ
うに、テールゲート１の開放により塵芥ａの一部
a′が回転板５の届かない部分に移動するため、掻
出しが不完全となつたり、或いは押込板３が後方
へ戻る際に塵芥a′が投入口カバー６に押付けられ
るためカバー６を破壊するなどの不具合がある。
また、テールゲート１内に掻出されないまま残
留する塵芥a′は、塵芥収容箱２のダンプ時に車両
全体の重心を一層後方へ移動せしめる原因となる
ため、車両転倒の危険要因となる。
留する塵芥a′は、塵芥収容箱２のダンプ時に車両
全体の重心を一層後方へ移動せしめる原因となる
ため、車両転倒の危険要因となる。
そこで、この発明は、テールゲート内に投入さ
れたまま処理ステーシヨンへ搬送された塵芥を確
実に排出できるようにすることにより、上記の問
題点を解決することを目的とするものである。
れたまま処理ステーシヨンへ搬送された塵芥を確
実に排出できるようにすることにより、上記の問
題点を解決することを目的とするものである。
前記の押込板３が最も後方に戻り、かつ回転板
５がテールゲート１の投入台７の近辺に臨んだ両
者の位置関係（第５図参照）を「戻り限界」と称
することとすると、この発明は前述の問題点を解
決するために、戻り限界の検出手段を設け、テー
ルゲート１の制御回路にその開放条件の１つとし
て上記検出手段の検出結果を加えた構成としたも
のである。
５がテールゲート１の投入台７の近辺に臨んだ両
者の位置関係（第５図参照）を「戻り限界」と称
することとすると、この発明は前述の問題点を解
決するために、戻り限界の検出手段を設け、テー
ルゲート１の制御回路にその開放条件の１つとし
て上記検出手段の検出結果を加えた構成としたも
のである。
テールゲート１を開放する際、押込板３と回転
板５の位置関係が戻り限界になつていない限り、
テールゲート１の開放条件が成立しない。このた
め、テールゲート１内に塵芥ａを投入したまま処
理ステーシヨンへ搬送する場合は、一旦押込板３
と回転板５を戻り限界になるよう駆動し、その位
置で停止せしめておく必要がある。両者が戻り限
界にあると、テールゲート１を開放したのちの積
込装置の駆動によりその内部の塵芥ａが確実に掻
出される。
板５の位置関係が戻り限界になつていない限り、
テールゲート１の開放条件が成立しない。このた
め、テールゲート１内に塵芥ａを投入したまま処
理ステーシヨンへ搬送する場合は、一旦押込板３
と回転板５を戻り限界になるよう駆動し、その位
置で停止せしめておく必要がある。両者が戻り限
界にあると、テールゲート１を開放したのちの積
込装置の駆動によりその内部の塵芥ａが確実に掻
出される。
第３図から第１１図に示す実施例の塵芥収集車
は、制御回路の一部を除き、他の構成は第１図及
び第２図に示す従来の場合と同様である。したが
つて、押込板３及び回転板５の位置検出のための
各検出スイツチMS１〜MS４の配置及びその機
能も、従来の場合と同様である。
は、制御回路の一部を除き、他の構成は第１図及
び第２図に示す従来の場合と同様である。したが
つて、押込板３及び回転板５の位置検出のための
各検出スイツチMS１〜MS４の配置及びその機
能も、従来の場合と同様である。
これらのスイツチの機能は次のとおりである。
MS１−押込板３の押込み完了検出
MS２−押込板３の戻り完了検出
MS３−回転板５の正転完了検出
MS４−押込板３の戻り不可検出
また、積込み装置の１サイクルの工程と、上記
各検出スイツチMS１〜MS４の作動の関係を第
４図の〜図と第６図の回路図及び第７図の動
作図により示す。
各検出スイツチMS１〜MS４の作動の関係を第
４図の〜図と第６図の回路図及び第７図の動
作図により示す。
第１工程（第４図の図）において、押込板３
は押込み完了位置にあり（MS１オン）、回転板
５は正転完了位置にある（MS３オン）。また同
時に押込板３は回転板５との干渉を避けるため戻
り不可の範囲にある（MS４オン）。操作パネル
１０の切替スイツチSW１を積込み側（２−３）
に倒すとともに、テールゲート操作箱１１の押ボ
タンスイツチPB１を操作すると、リミツトスイ
ツチLS１はテールゲート１がロツク状態でオン
（４−３接点閉成）であるから、電源を投入する
と、制御箱１２のタイマリレーTRが励磁され、
一定時間（１秒）後リレーCR１が励磁される。
リレーCR１が励磁されると、ソレノイドSOL７
が励磁されこれにより回転板５が正転を開始し、
検出スイツチMS３がオフになる。
は押込み完了位置にあり（MS１オン）、回転板
５は正転完了位置にある（MS３オン）。また同
時に押込板３は回転板５との干渉を避けるため戻
り不可の範囲にある（MS４オン）。操作パネル
１０の切替スイツチSW１を積込み側（２−３）
に倒すとともに、テールゲート操作箱１１の押ボ
タンスイツチPB１を操作すると、リミツトスイ
ツチLS１はテールゲート１がロツク状態でオン
（４−３接点閉成）であるから、電源を投入する
と、制御箱１２のタイマリレーTRが励磁され、
一定時間（１秒）後リレーCR１が励磁される。
リレーCR１が励磁されると、ソレノイドSOL７
が励磁されこれにより回転板５が正転を開始し、
検出スイツチMS３がオフになる。
第２工程（同図）において、回転板５が約45
度回転すると、押込板３との干渉のおそれがなく
なるので、検出スイツチMS４のオフにより、押
込板３が戻り始める（MS１オフ、ソレノイド
SOL５励磁）。この動作は、押込板３の戻り完了
位置まで回転板５の正転と同時に行われる。
度回転すると、押込板３との干渉のおそれがなく
なるので、検出スイツチMS４のオフにより、押
込板３が戻り始める（MS１オフ、ソレノイド
SOL５励磁）。この動作は、押込板３の戻り完了
位置まで回転板５の正転と同時に行われる。
第３工程（同図）において、押込板３は戻り
完了位置において停止し（MS２オン）、回転板
５が正転完了位置まで回転する。押込板３が戻り
完了位置にあり、かつ回転板５がテールゲート１
の投入台７の近辺に臨んだ位置にある両者の位置
関係（第５図参照）を、この発明では「戻り限
界」と称している。
完了位置において停止し（MS２オン）、回転板
５が正転完了位置まで回転する。押込板３が戻り
完了位置にあり、かつ回転板５がテールゲート１
の投入台７の近辺に臨んだ位置にある両者の位置
関係（第５図参照）を、この発明では「戻り限
界」と称している。
第４工程（同図）において、回転板５が正転
完了位置に達すると（MS３オン）、その回転が
停止し、押込板３が押込みを開始する（MS２オ
フ、ソレノイドSOL６励磁）。押込板３は押込み
完了位置まで押込み（MS１オン）、初期の状態
に戻る（MS４オン）。
完了位置に達すると（MS３オン）、その回転が
停止し、押込板３が押込みを開始する（MS２オ
フ、ソレノイドSOL６励磁）。押込板３は押込み
完了位置まで押込み（MS１オン）、初期の状態
に戻る（MS４オン）。
なお、上記の１サイクルの工程を連続的に繰返
して行うこと、押込板３の戻り工程と押込工程を
単独に行うこと、これらの動作の任意位置で停止
されることは、テールゲート１に設けた操作箱１
１のスイツチ（SW４、PB2〜４）の操作により
行う。
して行うこと、押込板３の戻り工程と押込工程を
単独に行うこと、これらの動作の任意位置で停止
されることは、テールゲート１に設けた操作箱１
１のスイツチ（SW４、PB2〜４）の操作により
行う。
一方、運転席には制御箱１２とその操作パネル
１０が設けられる。この操作パネル１０には、第
６図に示すように塵芥の積込みと排出の切替えス
イツチSW１、テールゲートの開閉切替えスイツ
チSW２、塵芥収容箱の上昇下降切替えスイツチ
SW３等が設けられている。
１０が設けられる。この操作パネル１０には、第
６図に示すように塵芥の積込みと排出の切替えス
イツチSW１、テールゲートの開閉切替えスイツ
チSW２、塵芥収容箱の上昇下降切替えスイツチ
SW３等が設けられている。
また、車体１３とテールゲート１との間には、
テールゲート１のロツクによつてａ接点が閉成さ
れるリミツトスイツチLS１、ロツク開放によつ
てａ接点が閉成されるリミツトスイツチLS２が
設けられている。また、塵芥収容箱２とテールゲ
ート１との間には、テールゲート１が完全に開放
されたときａ接点が閉成されるリミツトスイツチ
LS３、テールゲート１が45度開放されたときａ
接点が閉成されるリミツトスイツチLS４が設け
られている。また、塵芥収容箱２と車体１３との
間には、塵芥収容箱２が完全に降下したとき
COM−NO接点が閉成するリミツトスイツチLS
５が設けられている。
テールゲート１のロツクによつてａ接点が閉成さ
れるリミツトスイツチLS１、ロツク開放によつ
てａ接点が閉成されるリミツトスイツチLS２が
設けられている。また、塵芥収容箱２とテールゲ
ート１との間には、テールゲート１が完全に開放
されたときａ接点が閉成されるリミツトスイツチ
LS３、テールゲート１が45度開放されたときａ
接点が閉成されるリミツトスイツチLS４が設け
られている。また、塵芥収容箱２と車体１３との
間には、塵芥収容箱２が完全に降下したとき
COM−NO接点が閉成するリミツトスイツチLS
５が設けられている。
また、車体１３には、各油圧シリンダ駆動用の
ソレノイドSOL１〜SOL１０が設けられている。
SOL１はロツク開放、SOL２はロツク閉成、
SOL３は塵芥収容箱下降、SOL４は同上昇、
SOL５は押込板の戻り、SOL６は押込板の押込
み、SOL７は回転板の正転、SOL８は同逆転、
SOL９はテールゲートの閉成、SOL０はテール
ゲートの開放をそれぞれ制御する。
ソレノイドSOL１〜SOL１０が設けられている。
SOL１はロツク開放、SOL２はロツク閉成、
SOL３は塵芥収容箱下降、SOL４は同上昇、
SOL５は押込板の戻り、SOL６は押込板の押込
み、SOL７は回転板の正転、SOL８は同逆転、
SOL９はテールゲートの閉成、SOL０はテール
ゲートの開放をそれぞれ制御する。
ところで、テールゲート１のロツクを開放する
制御回路は、第６図に示すように、積込みと排出
の選択スイツチSW１が排出側（２−１接点）、
リミツトスイツチLS５が閉成（COM−NO接
点）、選択スイツチSW２が開（５〜６接点）、リ
ミツトスイツチLS２のｂ接点が閉（１−２接
点）、検出スイツチMS２の接点１４が閉となる
ことにより、ロツク開放用ソレノイドSOL１の
励磁回路が形成される。SOL１は励磁されると、
図示省略したロツク開放用油圧シリンダを駆動
し、ロツク装置を開放する。
制御回路は、第６図に示すように、積込みと排出
の選択スイツチSW１が排出側（２−１接点）、
リミツトスイツチLS５が閉成（COM−NO接
点）、選択スイツチSW２が開（５〜６接点）、リ
ミツトスイツチLS２のｂ接点が閉（１−２接
点）、検出スイツチMS２の接点１４が閉となる
ことにより、ロツク開放用ソレノイドSOL１の
励磁回路が形成される。SOL１は励磁されると、
図示省略したロツク開放用油圧シリンダを駆動
し、ロツク装置を開放する。
前述のように検出スイツチMS２は、押込板３
の戻り完了によりオンになるので、ソレノイド
SOL１の励磁回路は、少なくとも戻り完了位置
になるまでは形成されない。押込板３が戻り完了
位置にあるときは、回転板５が投入台７の近辺に
存在した「戻り限界」の状態にある。
の戻り完了によりオンになるので、ソレノイド
SOL１の励磁回路は、少なくとも戻り完了位置
になるまでは形成されない。押込板３が戻り完了
位置にあるときは、回転板５が投入台７の近辺に
存在した「戻り限界」の状態にある。
したがつて、テールゲート１内に塵芥を収納し
た状態でテールゲート１を開放しようとすると、
押込板３と回転板５を一旦上記の状態、即ちこの
「戻り限界」の状態にして停止させておく必要が
ある。そうすれば、前記各スイツチSW１、LS
５、SW２、LS２の作動によりロツク装置の開放
条件が整つたとき、MS２のａ接点１４もオンの
状態にあるから、ソレノイドSOL１の励磁によ
りロツクが開放される。ロツクの開放によりリミ
ツトスイツチLS２がオンとなり、ソレノイド
SOL１０が励磁され、テールゲート１の開放を
開始する（第８図）。
た状態でテールゲート１を開放しようとすると、
押込板３と回転板５を一旦上記の状態、即ちこの
「戻り限界」の状態にして停止させておく必要が
ある。そうすれば、前記各スイツチSW１、LS
５、SW２、LS２の作動によりロツク装置の開放
条件が整つたとき、MS２のａ接点１４もオンの
状態にあるから、ソレノイドSOL１の励磁によ
りロツクが開放される。ロツクの開放によりリミ
ツトスイツチLS２がオンとなり、ソレノイド
SOL１０が励磁され、テールゲート１の開放を
開始する（第８図）。
上記の実施例においては、「戻り限界」の検出
を押込板３の戻り完了位置をもつて行うようにし
たが、押込板３と回転板５は一定の位置関係をも
つので、回転板５が投入台７の近辺に存在するこ
とを適当なリミツトスイツチ等により検出するこ
とによつても「戻り限界」の検出は可能である。
を押込板３の戻り完了位置をもつて行うようにし
たが、押込板３と回転板５は一定の位置関係をも
つので、回転板５が投入台７の近辺に存在するこ
とを適当なリミツトスイツチ等により検出するこ
とによつても「戻り限界」の検出は可能である。
また、上記の実施例においては、「戻り限界」
の検出結果をソレノイドSOL１の励磁条件とし
て入れることにより、その条件が成立しない限り
ロツクが外れず、したがつて、テールゲート１が
開放されないように構成しているが、同様の検出
結果をテールゲート駆動シリンダの開放用ソレノ
イドSOL１０の励磁回路に入れても同様の効果
がえられる。
の検出結果をソレノイドSOL１の励磁条件とし
て入れることにより、その条件が成立しない限り
ロツクが外れず、したがつて、テールゲート１が
開放されないように構成しているが、同様の検出
結果をテールゲート駆動シリンダの開放用ソレノ
イドSOL１０の励磁回路に入れても同様の効果
がえられる。
上記のようにしてテールゲート１が開放される
と、テールゲート１はその途中（回転角約45°）
において開動作が中断され、その角度で保持され
る（第９図参照）。すなわち、第６図の回路図に
おいてテールゲート１の45°開放の検出のリミツ
トスイツチLS４が作動すると、リレーCR３の励
磁回路が形成され、テールゲート１のソレノイド
SOL１０の回路に入れられたCR３のｂ接点（12
−４）が開放される。また同時にそのａ接点（12
−８）が閉成されるため、リレーCR１が励磁さ
れ、そのａ接点１６を経て前述の検出スイツチ
MS１〜MS４の回路に電源が供給され、ソレノ
イドSOL７が励磁され、回転板５が正転する。
回転板５が正転を完了すると（MS3オン）、ソレ
ノイドSOL５が励磁され、押込板３が押込みを
開始する（第１０図）。
と、テールゲート１はその途中（回転角約45°）
において開動作が中断され、その角度で保持され
る（第９図参照）。すなわち、第６図の回路図に
おいてテールゲート１の45°開放の検出のリミツ
トスイツチLS４が作動すると、リレーCR３の励
磁回路が形成され、テールゲート１のソレノイド
SOL１０の回路に入れられたCR３のｂ接点（12
−４）が開放される。また同時にそのａ接点（12
−８）が閉成されるため、リレーCR１が励磁さ
れ、そのａ接点１６を経て前述の検出スイツチ
MS１〜MS４の回路に電源が供給され、ソレノ
イドSOL７が励磁され、回転板５が正転する。
回転板５が正転を完了すると（MS3オン）、ソレ
ノイドSOL５が励磁され、押込板３が押込みを
開始する（第１０図）。
押込板３の押込みが完了するとテールゲート１
内の塵芥が塵芥が全て排出される。また押込み完
了によりMS１がオンになると、リレーCR１は
リレーCR３のａ接点１７を経た自己保持回路が
断れるため、そのｂ接点（９−３）が閉成され、
再びソレノイドSOL１０の励磁回路が形成され
る結果、テールゲート１は最大角度まで開放され
る（第１１図参照）。以後、塵芥収容箱２をダン
プさせ（ソレノイドSOL４励磁）、内部の塵芥を
排出させる。
内の塵芥が塵芥が全て排出される。また押込み完
了によりMS１がオンになると、リレーCR１は
リレーCR３のａ接点１７を経た自己保持回路が
断れるため、そのｂ接点（９−３）が閉成され、
再びソレノイドSOL１０の励磁回路が形成され
る結果、テールゲート１は最大角度まで開放され
る（第１１図参照）。以後、塵芥収容箱２をダン
プさせ（ソレノイドSOL４励磁）、内部の塵芥を
排出させる。
なお、上記のようにテールゲート１内の塵芥排
出を確実に行わせるため、押込板３が押込み終了
位置に達するまで、即ちMS１オンになるまで
は、誤つて塵芥収容箱２の上昇スイツチを操作し
ても上昇を開始することがないよう、第６図に示
すように塵芥収容箱２の上昇用油圧シリンダのソ
レノイドSOL４の回路にリレーCR１のｂ接点１
５を介在することが望ましい。
出を確実に行わせるため、押込板３が押込み終了
位置に達するまで、即ちMS１オンになるまで
は、誤つて塵芥収容箱２の上昇スイツチを操作し
ても上昇を開始することがないよう、第６図に示
すように塵芥収容箱２の上昇用油圧シリンダのソ
レノイドSOL４の回路にリレーCR１のｂ接点１
５を介在することが望ましい。
以上のように、この発明によれば、テールゲー
ト内に投入されたまま処理ステーシヨンへ搬送さ
れる塵芥があつたとしても、テールゲート開放前
は押込板と回転板の位置関係が「戻り限界」の状
態にあるので、塵芥は回転板及び押込板の前方に
位置する。従つて、テールゲートを開放させて
も、その塵芥がこれらの後方に回り込むことがな
く、テールゲート開放後回転板及び押込板を駆動
させるとテールゲート内の塵芥を確実に掻出すこ
とができる。
ト内に投入されたまま処理ステーシヨンへ搬送さ
れる塵芥があつたとしても、テールゲート開放前
は押込板と回転板の位置関係が「戻り限界」の状
態にあるので、塵芥は回転板及び押込板の前方に
位置する。従つて、テールゲートを開放させて
も、その塵芥がこれらの後方に回り込むことがな
く、テールゲート開放後回転板及び押込板を駆動
させるとテールゲート内の塵芥を確実に掻出すこ
とができる。
また、特許請求の範囲第２項の記載の発明によ
れば、開放途中においてテールゲートを一旦停止
すると自動的に掻出し動作に移行し、また掻出し
の完了とともにテールゲートの再開放動作に自動
的に移行することができ、掻出作業を能率的に行
える効果がある。
れば、開放途中においてテールゲートを一旦停止
すると自動的に掻出し動作に移行し、また掻出し
の完了とともにテールゲートの再開放動作に自動
的に移行することができ、掻出作業を能率的に行
える効果がある。
第１図及び第２図は従来例の問題点を説明する
ための一部断面図、第３図はこの発明の実施例の
塵芥収集車の側面図、第４図の図から図は積
込み工程図、第５図は戻り限界を示す断面図、第
６図は制御装置の回路図、第７図は動作図、第８
図から第１１図はテールゲートの開放操作の説明
図である。 １……テールゲート、２……塵芥収容箱、３…
…押込板、４……押込板駆動シリンダ、５……回
転板、６……投入口カバー、７……投入台、１４
……MS２のａ接点、１５……CR１のｂ接点。
ための一部断面図、第３図はこの発明の実施例の
塵芥収集車の側面図、第４図の図から図は積
込み工程図、第５図は戻り限界を示す断面図、第
６図は制御装置の回路図、第７図は動作図、第８
図から第１１図はテールゲートの開放操作の説明
図である。 １……テールゲート、２……塵芥収容箱、３…
…押込板、４……押込板駆動シリンダ、５……回
転板、６……投入口カバー、７……投入台、１４
……MS２のａ接点、１５……CR１のｂ接点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 塵芥収容箱の後方開口部にテールゲートを回
動自在に軸支し、そのテールゲート内に相互作用
により塵芥を塵芥収容箱に押込む押込板と回転板
とを設け、上記テールゲートの駆動シリンダと押
込板の駆動シリンダとを個別に設け、上記押込板
の駆動シリンダを、塵芥収容箱に塵芥を押込む際
と、テールゲート開放時その内部の塵芥を掻出す
際とに駆動させる塵芥収容車において、上記押込
板と回転板相互の位置関係が、押込板が最も後方
に戻り、かつ回転板がテールゲートの投入台近辺
に臨んだ位置関係にあることを検出する検出手段
を設け、その検出結果をテールゲート開放条件の
一つとしたテールゲートの制御回路を設けたこと
を特徴とする塵芥収集車の制御装置。 ２ 塵芥収容箱の後方開口部にテールゲートを回
動自在に軸支し、そのテールゲート内に相互作用
により塵芥を塵芥収容箱に押込む押込板と回転板
とを設け、上記テールゲートの駆動シリンダと押
込板の駆動シリンダとを個別に設け、上記押込板
の駆動シリンダを、塵芥収容箱に塵芥を押込む際
と、テールゲート開放時その内部の塵芥を掻出す
際とに駆動させる塵芥収容車において、上記押込
板と回転板相互の位置関係が、押込板が最も後方
に戻り、かつ回転板がテールゲートの投入台近辺
に臨んだ位置関係にあることを検出する検出手段
を設け、その検出結果をテールゲート開放条件の
一つとしたテールゲートの制御回路を設け、テー
ルゲートの所定開放角度検出手段を設け、その検
出結果をもつてテールゲートの途中停止の条件と
した制御回路を設け、同じ検出結果をもつて押込
板と回転板の相互作用を行わせる回路への電源供
給回路を形成し、かつ押込完了および回転完了検
出スイツチの検出結果により上記の電源供給回路
を開放すると共に、テールゲートの再開放回路を
閉成することを特徴とする塵芥収集車の制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24490086A JPS6397502A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 塵芥収集車の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24490086A JPS6397502A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 塵芥収集車の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6397502A JPS6397502A (ja) | 1988-04-28 |
| JPH0451443B2 true JPH0451443B2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=17125644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24490086A Granted JPS6397502A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 塵芥収集車の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6397502A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005195494A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Toshiba It & Control Systems Corp | コンピュータ断層撮影装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223445A (en) * | 1975-08-13 | 1977-02-22 | Wacoal Corp | Three dimensional cutting method |
| JPS5548102A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-05 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Safety gear of garbage wagon |
| JPS5941882A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-08 | Sony Corp | 感磁素子 |
| JPS59138510A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-09 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車の排出制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51103222U (ja) * | 1975-02-15 | 1976-08-18 |
-
1986
- 1986-10-14 JP JP24490086A patent/JPS6397502A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223445A (en) * | 1975-08-13 | 1977-02-22 | Wacoal Corp | Three dimensional cutting method |
| JPS5548102A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-05 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Safety gear of garbage wagon |
| JPS5941882A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-08 | Sony Corp | 感磁素子 |
| JPS59138510A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-09 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車の排出制御装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005195494A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Toshiba It & Control Systems Corp | コンピュータ断層撮影装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6397502A (ja) | 1988-04-28 |
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Legal Events
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