JPH05319508A - 塵芥の輸送方法およびその装置 - Google Patents

塵芥の輸送方法およびその装置

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JPH05319508A
JPH05319508A JP12872292A JP12872292A JPH05319508A JP H05319508 A JPH05319508 A JP H05319508A JP 12872292 A JP12872292 A JP 12872292A JP 12872292 A JP12872292 A JP 12872292A JP H05319508 A JPH05319508 A JP H05319508A
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Mitsuhiro Tokoshima
三洋 床島
Mamoru Inoue
護 井上
Shozo Maruo
昇三 丸尾
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塵芥貯留装置が塵芥回収現場に容易に配備され
るようにして、建設期間などの短縮化を図りつつ、破砕
装置や押込装置の運搬費の節減および塵芥回収現場への
迅速な対応を可能とし、コンパクトな状態で輸送される
塵芥の輸送効率を迅速かつ効果的に向上させる。 【構成】車台31上に積み降ろし可能に搭載される破砕装
置13を備えた塵芥貯留装置2 を建設現場G まで運搬して
荷役装置38により車台31上から降ろし、破砕装置13を作
動させつつ塵芥をダストドラム1 内を介して混相室18内
に貯留させた後、塵芥排出管15に、塵芥吸引車3 の吸引
管21を接続し、吸引装置22の作動により混相室18内の塵
芥を貯留タンク23内に移送させてから、塵芥吸引車3 に
よる塵芥処理場までの塵芥の輸送過程を繰返し遂行す
る。その後、塵芥貯留装置2 を車台31上に搭載し、該塵
芥貯留装置2 を元のまたは別の塵芥回収現場まで運搬し
て上記塵芥の輸送過程を繰返し遂行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の塵芥回収現場間
において荷役装置により積み降ろし可能に車台上に搭載
された塵芥貯留装置内に塵芥を貯留して輸送するように
した塵芥の輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば建設現場などの塵芥回収
現場において廃棄される大量の塵芥は、昨今の傾向とす
るところの塵芥の種類による区分けに従い、廃材やコン
クリート片などの比較的硬い大きな難燃性のものと、ダ
ンボールなどの大きくても比較的柔らかい易燃性ものと
に少なくとも区分けされて、塵芥回収現場の空きスペー
スにそれぞれ堆く山積みされて放置されることになる。
【0003】そして、塵芥回収現場において塵芥が邪魔
になる際には、難燃性の塵芥および易燃性の塵芥が、そ
れぞれ個別に対応するダンプカーなどの塵芥収集車の収
容スペース内にブルドーザなどにより移載されて塵芥処
理場まで輸送されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
塵芥回収現場においては、特に難燃性の塵芥がそのまま
の形態で取り扱われていると、この難燃性の塵芥が比較
的硬く大きなものであるために、塵芥収集車の荷台での
空隙率の増大により容積効率を悪化させて塵芥の輸送効
率を低下させ、これによって建設期間などが遅延するこ
とになる。
【0005】そこで、難燃性の塵芥を破砕する破砕装置
を塵芥回収現場に配備し、塵芥を破砕してコンパクトな
状態で塵芥収集車の収容スペースに移載することが考え
られるが、元来移動させることを目的としない破砕装置
を無理して塵芥回収現場に運んで配備したところで、そ
の破砕装置を必要とする期間が建設に要する期間に準じ
て限られたものであることから、この建設期間と兼ね合
いによっては、破砕装置を無理して運んだところで運搬
費が嵩さんだり、迅速に運搬できなかったりするという
欠点を有している。
【0006】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、破砕装置を備えた塵芥貯
留装置が塵芥回収現場に容易に配備されるようにして、
建設期間などの短縮化を図りつつ破砕装置の運搬費の節
減および塵芥回収現場への迅速な対応を可能にするとと
もに、コンパクトな状態で輸送される塵芥の輸送効率を
迅速かつ効果的に向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、塵芥の輸
送方法として、車体上に積み降ろし可能に搭載される破
砕装置を備えた塵芥貯留装置を、塵芥回収現場まで運搬
してから、荷役装置により車体上より降ろし、塵芥回収
現場の駆動源により破砕装置を作動させつつ塵芥を塵芥
貯留装置内に貯留させ、しかる後、塵芥貯留装置の塵芥
排出管に、吸引装置および貯留タンクを備えた塵芥吸引
車の吸引管を着脱可能に接続し、吸引装置の作動により
塵芥貯留装置内の塵芥を貯留タンク内に移送させてか
ら、塵芥処理場へ輸送して塵芥を排出した後、塵芥貯留
装置を元のまたは別の塵芥回収現場まで運搬して上記塵
芥の輸送過程を繰返しながら収集作業を遂行するように
成されている。
【0008】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、塵芥の輸送装置として、車台上に、塵芥貯留装置
が任意の塵芥回収現場間において運搬されつつ荷役装置
により積み降ろしされるよう搭載され、上記塵芥貯留装
置に、該塵芥貯留装置内に貯留された塵芥を塵芥回収現
場の駆動源による作動により破砕する破砕装置が設けら
れていると共に、塵芥貯留装置内の塵芥を排出する塵芥
排出管が設けられている。そして、上記塵芥排出管に、
塵芥貯留装置内に貯留した塵芥を貯留タンク内に移送さ
せるための吸引装置を備えた塵芥吸引車の吸引管が着脱
可能に接続される構成にしている。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1および2記載の発
明では、建設現場などの塵芥回収現場において廃棄され
る塵芥、例えば難燃性の塵芥に応じて破砕装置を備えた
塵芥貯留装置が、車体上に搭載された状態で塵芥回収現
場まで運搬されて荷役装置により車体上より降ろされ
る。そして、塵芥回収現場の駆動源により破砕装置を作
動させて、投入口などから投入された塵芥を破砕により
コンパクトな状態にして塵芥貯留装置内に貯留させ、塵
芥貯留装置内の塵芥が一杯になると、吸引装置および貯
留タンクを備えた塵芥吸引車を呼んで、塵芥吸引車の吸
引管を塵芥貯留装置の塵芥排出管に接続し、塵芥吸引車
の吸引装置の作動により、塵芥貯留装置内の塵芥を貯留
タンク内に吸引移送させ、この吸引移送が完了したとこ
ろで、塵芥貯留装置の塵芥排出管から吸引管を外して塵
芥吸引車により塵芥が塵芥処理場に輸送される。そし
て、その後も、建設期間が終了するまでの間、塵芥貯留
装置内への塵芥の貯留から貯留タンクへ吸引移送した塵
芥吸引車による塵芥処理場への輸送過程を遂行し、建設
期間終了後に塵芥貯留装置を車体上に搭載し、該塵芥貯
留装置を元のまたは別の塵芥回収現場まで輸送し、上記
の如く塵芥貯留装置内への塵芥の貯留から貯留タンクへ
吸引移送した塵芥吸引車による塵芥処理場への輸送過程
が繰返し行われることになる。
【0010】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る塵芥の輸送方法によれば、塵芥回収現場において難燃
性の塵芥がそのままの形態で取り扱われることなく破砕
装置による破砕により塵芥をコンパクトな状態にして塵
芥貯留装置内に貯留しつつ塵芥吸引車へ吸引移送させる
ことにより、塵芥収集車の収容スペース内での空隙率の
減少による容積効率の向上を図りつつ塵芥の輸送効率を
向上させて建設期間などの短縮化を図ることができ、破
砕装置の運搬費の節減および塵芥回収現場への迅速な対
応を可能にしつつ、塵芥を塵芥処理場へ迅速かつ効果的
に輸送することができる。
【0011】また、請求項2記載の発明における塵芥の
輸送装置によれば、破砕装置を備えた塵芥貯留装置を任
意の塵芥回収現場間において運搬しつつ荷役装置により
積み降ろし可能に車台上に搭載する一方、この塵芥貯留
装置の塵芥排出管に塵芥吸引車の吸引管を着脱可能に接
続させたことにより、任意の塵芥回収現場間においてそ
の建設期間に応じて運搬可能な単一の塵芥貯留装置を広
範囲な塵芥回収現場に容易に対応させることができる
上、塵芥吸引車による塵芥処理場への塵芥の迅速かつ効
果的な輸送によって塵芥回収現場における塵芥の貯留ス
ペースを縮小させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1および図2は本発明の実施例に係る塵
芥の輸送装置を示し、この輸送装置Aは、塵芥回収現場
としての建設現場Gに配備され、この建設現場Gにおい
て多量に廃棄された廃材やコンクリート片等の塵芥を一
時的に貯留しておくダストドラム1を備えた塵芥貯留装
置2と、上記ダストドラム1内の塵芥を吸引により移載
して建設現場Gから塵芥処理場(図示せず)まで輸送す
る塵芥吸引車3とを備えている。また、4は、塵芥貯留
装置2を建設現場Gまで輸送するための車両である。
【0014】上記塵芥貯留装置2は、車体側面視で略L
字状となる台車11上に固設されていて、内部に螺旋状
のブレード10を回転自在に備えた上記ダストドラム1
1と、塵芥貯留装置2の後端側(図では右側)において
上方へ開口する,塵芥の投入可能な断面逆台形状に形成
された投入口12と、該投入口12より投入された塵芥
を破砕する破砕装置13と、該破砕装置13の下方に設
けられ、上記ブレード10を回転させてダストドラム1
内の塵芥を後述する混相室18まで搬送するモータ14
と、上記ダストドラム1の後方に連設され、上記ブレー
ド10により搬送されてきた塵芥の固まりをほぐす混相
室18と、該混相室18の上端に設けられ、混相室18
内に大気を導入させる外気導入装置19と、上記混相室
18の前側(図では左側)下端より上方へ突設され、上
記混相室18内の塵芥を排出する塵芥排出管15とを備
えている。また、図5に示すように、上記破砕装置13
およびモータ14には、建設現場Gに設けられた駆動源
としてのコンセント(図示せず)に差込可能なプラグ1
6が配線17を介して接続されていて、建設現場Gのコ
ンセントからの電気供給により破砕装置13およびモー
タ14が作動するようになっている。そして、上記ブレ
ード10の先端(後端)は、上記混相室18内まで延び
ていて、上記吸引車3の吸引(負圧)作用により塵芥排
出管15を塞ぐ塵芥を掻き落とすことにより、塵芥排出
管15に塵芥が詰まる不具合を防止している。この場
合、塵芥排出管15は混相室18下端より接線方向へ延
びており、この塵芥排出管15は、ブレード10の回転
により塵芥排出管15内へ塵芥が送り込まれない方向、
つまりブレード10の回転方向とは逆方向に開口してい
る。
【0015】また、上記塵芥吸引車3は、上記塵芥貯留
装置2の塵芥排出管15に着脱可能に接続される吸引管
21と、ダストドラム1内に貯留された塵芥を吸引移送
する吸引装置22と、該吸引装置22により吸引移送さ
れた塵芥を貯留する貯留タンク23とを備えている。そ
して、塵芥吸引車3による塵芥の吸引移送時には、吸引
装置22の吸引作用によって塵芥排出管15に接続した
吸引管21を介して混相室18内を負圧状態にした後、
破砕装置13を介して投入口12から入る外気(2次空
気)、および外気導入装置14に設けられた開閉弁(図
示せず)を逐次開弁して外気導入装置14から取り入れ
た外気により差圧を発生させ、混相室18内の塵芥を吸
引管21を介して吸引装置22により吸引移送するよう
にしている。また、塵芥吸引車3による塵芥の吸引移送
以外の時には、外気導入装置14の開閉弁を閉弁して外
気導入装置14からの外気の導入を禁止するようにして
いる。
【0016】さらに、図3および図4にも示すように、
上記車両4の構成について説明するが、31は車両4の
車体としての車台、32は該車台31上に設けられたサ
ブシャーシ、33は該サブシャーシ32の後部に水平軸
34回りに傾動自在に枢支された傾動フレーム、35は
該傾動フレーム33の前部に水平軸回りに起伏可能にか
つ摺動可能に連結された起伏フレームである。該起伏フ
レーム35は、上記傾動フレーム33に接続される後端
から水平方向前方に延びたのち略垂直上方に延びてなる
略L字形に形成されていて、その先端には塵芥貯留装置
2(台車11)運搬用のフックFが設けられている。そ
して、上記起伏フレーム35の水平部の後端に近い部位
には、基端軸36aが上記サブシャーシ32に固定され
た1対のリフトシリンダ36の先端が連結されていて、
さらにこの先端部で水平軸37回りに回動自在に支承さ
れている。すなわち、このリフトシリンダ36が伸長し
たときには、起伏フレーム35が起伏状態に、リフトシ
リンダ36が縮短したときには起伏フレーム35が伏倒
状態になるようになされている。また、後述のように、
起伏フレーム35と傾動フレーム33とが一体に水平軸
34回りに傾動するようになされていて、上記起伏フレ
ーム35、傾動フレーム33およびリフトシリンダ36
により荷役装置38が構成されている。
【0017】ここで、上記傾動フレーム33の前部には
図示しないが断面コ字状の案内部材が相対向するように
形成されていて、この案内部材に上記起伏フレーム35
の両側面に設けた摺動子41が摺動自在に嵌合されてい
る。そして、上記案内部材の中間部上面には切欠孔(図
示せず)が設けられていて、上記各摺動子41がこの切
欠孔位置に来ると、各摺動子41がこの切欠孔を通して
抜け出られるようになされている。
【0018】また、上記傾動フレーム33の途中には横
軸42が固着され、一方、上記起伏フレーム35の後端
両側には起伏フレーム35の後退時に上記横軸42に係
合しうるC字状の係止片43が設けられている。さら
に、上記横軸42の中央部には揺動腕44が揺動自在に
枢支されていて、該揺動腕44は車台31の前方に延び
てその自由端側方に設けられたピン状の係止部材45を
介して上記起伏フレーム35の後部内側面に設けられた
被係止部材(図示せず)と係合可能になされている。
【0019】そして、上記揺動腕44の基端部下方には
後方に向かったリンク46の基端が一体に連結され、こ
のリンク46の自由端と傾動フレーム33との間には小
型のロックシリンダ47が連結されていて、ロックシリ
ンダ47により、上記揺動腕44をリンク46を介して
横軸42回りに揺動させるようになされている。
【0020】なお、48はサブシャーシ32の後端の両
サイドに設けられ、塵芥貯留装置2を転動させるための
案内ローラである。
【0021】次に、建設現場Gにおいて廃棄される塵芥
の輸送方法を図2ないし図5に基づいて説明する。
【0022】先ず、図2に示すように、車両4により建
設現場Gまで車台31上に搭載して運搬されてきた塵芥
貯留装置2が降ろされる。この塵芥貯留装置2は、建設
現場Gにおいて廃棄される廃材やコンクリート片等の難
燃性の塵芥に応じて破砕装置13を備えている。そし
て、図2に示す状態から塵芥貯留装置2が荷役装置38
により降ろされる。
【0023】つまり、ロックシリンダ47を縮短し、リ
ンク46を介して揺動腕44を下方に揺動させた状態で
は、起伏フレーム35の被係止部材が揺動腕44の係止
部材45と係合することなく、起伏フレーム35が後退
可能となっているので、リフトシリンダ36を伸長させ
ることにより、図3に示すように起伏フレーム35が後
方に移動して搭載している塵芥貯留装置2を台車11ご
と後退させてその台車11の後部を車台31の後端から
後方へ大きく突出させる。そして、さらにリフトシリン
ダ36が伸長すると、起伏フレーム35後端の係止片4
3が傾動フレーム33の横軸42に係合するとともに、
上記起伏フレーム35の摺動子41,41の位置が傾動
フレーム33の案内部材の切欠孔位置と一致するように
なる。この位置で、リフトシリンダ36の伸長作動を続
行すると、図4に示すように上記係止片43が横軸42
に係合した状態で起伏フレーム35が横軸42を中心に
起立し、塵芥貯留装置2をその自重により案内ローラ4
8上を滑動させながら建設現場Gの空きスペース(地
上)に図5に示す状態に降ろすようにしている。
【0024】そして、塵芥回収現場のコンセントにプラ
グ16を差込んだ電気供給により破砕装置13を作動さ
せて投入口12より投入された塵芥を破砕によりコンパ
クトな状態にしつつブレード10により混相室18まで
搬送して混相室18内に貯留させる。しかる後、この混
相室18内の塵芥が一杯になると、図1に示すように吸
引装置22および貯留タンク23を備えた塵芥吸引車3
を呼んで、塵芥吸引車3の吸引管21を塵芥貯留装置2
の塵芥排出管15に接続し、塵芥吸引車3の吸引装置2
2の作動により、上述の如く混相室18内の塵芥を貯留
タンク23内に塵芥排出管15および吸引管21を介し
て吸引移送させ、この吸引移送が終了してから、塵芥貯
留装置2の塵芥排出管15から吸引管21を外して塵芥
吸引車3により塵芥を塵芥処理場まで輸送する。そし
て、その後も、建設期間が終了するまでの間、ダストド
ラム1内を介した混相室18内への塵芥の貯留から貯留
タンク23へ吸引移送した後の塵芥吸引車3による塵芥
処理場までの輸送過程を遂行し、建設期間終了後に塵芥
貯留装置2を荷役装置38により車台31上に搭載す
る。この塵芥貯留装置2を車台31上に搭載するときに
は、上記塵芥貯留装置2を降ろす際の荷役装置38の動
作とは逆の動作を行えばよく、リフトシリンダ36を縮
短させることにより、起伏フレーム35が横軸42回り
に伏倒して、塵芥貯留装置2が台車11と共に車台31
上に搭載される。
【0025】また、上記塵芥貯留装置2を別の建設現場
などの塵芥回収現場まで運搬し、その別の塵芥回収現場
においても、上記ダストドラム1内を介した混相室18
への塵芥の貯留から貯留タンク23へ吸引移送した後の
塵芥吸引車3による塵芥処理場までの輸送過程が繰返し
行われることになる。
【0026】このように、上記実施例では、建設現場G
において難燃性の塵芥がそのままの形態で取り扱われる
ことなく破砕装置13による破砕により塵芥をコンパク
トな状態にして塵芥貯留装置2のダストドラム1内を介
した混相室18内への塵芥の貯留から貯留タンク23内
への吸引移送した後の塵芥吸引車3による塵芥処理場ま
での輸送過程により、塵芥貯留装置2のダストドラム1
内および混相室18内並びに塵芥吸引車3の貯留スペー
ス23内での空隙率の減少による容積効率の向上を共に
図りつつ塵芥の輸送効率を向上させて建設期間などの短
縮化を図ることができるとともに、運搬を可能とする破
砕装置13の建設現場Gへの配備を容易なものにして建
設期間との兼ね合いに関係なく運搬費の節減および塵芥
回収現場への迅速な対応を可能にすることができる。
【0027】しかも、破砕装置13を備えた塵芥貯留装
置2が任意の塵芥回収現場(建設現場)間において運搬
しつつ積み降ろしするよう車台31上に搭載される一
方、この塵芥貯留装置2の塵芥排出管15に塵芥吸引車
3の吸引管21を着脱可能に接続させたことにより、任
意の建設現場間においてその建設期間に応じて運搬可能
な単一の塵芥貯留装置2を広範囲な建設現場に容易に対
応させることができる上、塵芥吸引車3による塵芥処理
場への迅速な塵芥の輸送が可能となって建設現場Gにお
ける塵芥の貯留スペース(空きスペース)を縮小させる
ことができる。
【0028】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、廃材やコンクリート片等の塵
芥を破砕する破砕装置13を備えた塵芥貯留装置2を用
いたが、例えばダンボールなど大きくても比較的柔らか
い易燃性の塵芥等が多量に廃棄される塵芥回収現場にお
いては押込装置を備えた塵芥貯留装置が用いられること
になり、塵芥の種類に応じて破砕装置又は押込装置を備
えた塵芥貯留装置が用いられることになる。
【0029】また、上記実施例では、塵芥貯留装置2の
ダストドラム1に混相室18を連設したが、塵芥貯留室
が混相室を備えないダストドラムのみにより構成される
ようにしても良い。さらに、上記実施例では、ダストド
ラム1の内部にブレード10を回転自在に備えたが、ブ
レードを備えていないダストドラムであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】塵芥吸引移送時における輸送装置の側面図であ
る。
【図2】塵芥貯留装置を車台上に搭載した状態の側面図
である。
【図3】塵芥貯留装置を車台上から降ろし始めた状態の
側面図である。
【図4】塵芥貯留装置を車台上から地上に降ろす直前状
態の側面図である。
【図5】塵芥貯留装置を地上に降ろした状態の側面図で
ある。
【符号の説明】
2 塵芥貯留装置 3 塵芥吸引車 13 破砕装置 15 塵芥排出管 21 吸引管 22 吸引装置 23 貯留タンク 31 車台(車体) 38 荷役装置 G 建設現場(塵芥回収現場)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に積み降ろし可能に搭載される破
    砕装置を備えた塵芥貯留装置を、塵芥回収現場まで運搬
    してから、荷役装置により車体上より降ろし、塵芥回収
    現場の駆動源により破砕装置を作動させつつ塵芥を塵芥
    貯留装置内に貯留させ、しかる後、塵芥貯留装置の塵芥
    排出管に、吸引装置および貯留タンクを備えた塵芥吸引
    車の吸引管を着脱可能に接続し、吸引装置の作動により
    塵芥貯留装置内の塵芥を貯留タンク内に移送させてか
    ら、塵芥処理場へ輸送して塵芥を排出した後、該塵芥貯
    留装置を元のまたは別の塵芥回収現場まで運搬して上記
    塵芥の輸送過程を繰返しながら収集作業を遂行するよう
    にしたことを特徴とする塵芥の輸送方法。
  2. 【請求項2】 車台上に、塵芥貯留装置が任意の塵芥回
    収現場間において運搬されつつ荷役装置により積み降ろ
    しされるよう搭載され、上記塵芥貯留装置には、該塵芥
    貯留装置内に貯留された塵芥を塵芥回収現場の駆動源に
    よる作動により破砕する破砕装置が設けられていると共
    に、塵芥貯留装置内の塵芥を排出する塵芥排出管が設け
    られており、該塵芥排出管には、塵芥貯留装置内に貯留
    した塵芥を貯留タンク内に移送させるための吸引装置を
    備えた塵芥吸引車の吸引管が着脱可能に接続されること
    を特徴とする塵芥の輸送装置。
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Cited By (5)

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