JPH07187404A - 砂入替方法 - Google Patents

砂入替方法

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JPH07187404A
JPH07187404A JP31291693A JP31291693A JPH07187404A JP H07187404 A JPH07187404 A JP H07187404A JP 31291693 A JP31291693 A JP 31291693A JP 31291693 A JP31291693 A JP 31291693A JP H07187404 A JPH07187404 A JP H07187404A
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JP
Japan
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sand
suction
vehicle
suction device
cyclone
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Withdrawn
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JP31291693A
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English (en)
Inventor
Junichi Suzuki
順一 鈴木
Masahiko Komiya
正彦 小宮
Takeshi Mamiya
健 間宮
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Morita Tokushu Kiko KK
Original Assignee
Morita Tokushu Kiko KK
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 砂入替作業に要する労力および時間を節減さ
せて作業能率の向上を図る。 【構成】 真空吸引或いは空気輸送を利用した吸引装置
によって砂入替場所の古い砂および砂利を吸入ホースを
介して吸引して搬出するとともに、上記吸引装置によっ
て砂入替場所へ新しい砂および砂利を吸入ホースを介し
て吸引して搬入することにより、砂入替場所に砂運搬用
車輌が乗り入れることができない場合でも、吸引装置に
よって砂入替場所の砂および砂利を吸入ホースを介して
吸入させて砂運搬用車輌へ積み込むことができ、また、
吸引装置によって砂運搬用車輌に積み込まれた砂および
砂利を吸入ホースを介して吸入させて砂入替場所へ搬入
することができるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴルフ場のバン
カー内の砂を入れ替える場合に利用される砂入替方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴルフ場のバンカー内の砂を入
れ替える場合、砂運搬用のダンプカーをバンカー内、ま
たはバンカー付近まで乗り入れてこれにバンカー内の古
い砂を積み込んで搬出した後、新しい砂を積み込んだダ
ンプカーをバンカー内に乗り入れて搬出するようにして
いる。
【0003】ところが、砂搬送用のダンプカーを乗り入
れてバンカーの砂入替作業を行うとなると、ダンプカー
により1回で運べる砂の量が限られているため、ダンプ
カーがバンカーと砂積降ろし場所との間を何回も往復す
る必要がある。これでは、ダンプカーが何回もフェアウ
ェイを往来することになり、これによってフェアウェイ
の芝生が傷んだり、タイヤ跡ができたり、地面が硬くな
りゴルフコースに悪影響を及ぼす。このため、ゴルフ場
ではダンプカーのような重量を有する大型車輌のフェア
ウェイ内への乗り入れが原則的に制限されている。
【0004】そこで、上記原則を守りゴルフ場のバンカ
ー内の砂の入れ替えを行うには、カート道にダンプカー
を停車させておき、バンカーとカート道のダンプカーと
の間で作業員が人力で砂を運搬しなければならなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バンカーと
カート道のダンプカーとの間で作業員が人力で砂を運搬
して砂入替作業を行うとなると、バンカーとカート道の
ダンプカーが離れているため、多大の労力と時間を要し
て非能率的であるのみならず、作業員に過度の労働を強
いる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、砂入替作業に要する労力および時間を節減する砂入
替方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、真空吸引或いは空気輸送を利用した吸引装置
によって砂入替場所の古い砂を吸入ホースを介して吸引
して搬出するとともに、上記吸引装置によって砂入替場
所へ新しい砂を吸入ホースを介して吸引して搬入するよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】本発明方法によれば、砂入替場所に砂運搬用車
輌が乗り入れることができない場合でも、砂搬出時は吸
引装置によって砂を吸入ホースを介して吸入させて砂運
搬用車輌へ積み込むことにより、砂入替場所から砂運搬
用車輌へ砂を運搬でき、砂搬入時は吸引装置によって砂
運搬用車輌に積み込まれた砂を吸入ホースを介して吸入
させて砂入替場所へ排出することにより、砂運搬用車輌
から砂入替場所へ砂を運搬できるから、砂入替作業を機
械的に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の砂入替方法についてゴルフ場
のバンカーに適用した具体的な実施例でもって説明す
る。
【0010】図1および図2は本発明方法の第1の実施
例によるバンカーの砂入替作業を示す説明図で、図1は
バンカーから砂を搬出する状態であり、図2はバンカー
に砂を搬入する状態である。
【0011】図1および図2において、(A)は吸引装
置付き車輌、(B)は自走式サイクロン搭載軽車輌、
(C)はダンプカーを示している。
【0012】吸引装置付き車輌(A)は、真空ポンプ、
セパレータ兼水切装置、吐出サイレンサー等からなる吸
引装置(1)と、上部が吸引装置(1)の吸気ヘッド
(2)に接続され、上方側部に内周接線方向に砂を吸入
させる吸入ヘッド(3)を設け、かつ、下端部にロータ
リーバルブ(4)を設けた漏斗状のサイクロン式タンク
(5)と、適宜の搬送機器、例えば、ゴムベルトコンベ
ア(6)とをトラック等の車輌(7)の車台に搭載させ
たものであり、吸引装置(1)を作動することにより吸
気ヘッド(2)に吸気が作用するようになっている。
尚、ゴムベルトコンベア(6)は車輌(7)の油圧を利
用して駆動されるようになっている。
【0013】自走式サイクロン搭載軽車輌(B)は、上
部に排気ヘッド(8)を設け、上方側部に内周接線方向
に砂を吸入させる吸入ヘッド(9)を設け、かつ、下部
にロータリーバルブ(10)および砂ならし機構(11)を
設けた漏斗状のサイクロン式タンク(12)をフェアウェ
イへ乗り入れが可能な軽トラック等の軽自動車(13)の
車台にダンプ可能に搭載させたものであり、作業を行う
時はサイクロン式タンク(12)を起立するようになって
いる。尚、(14)は軽自動車(13)の前方に設けた砂な
らし機構である。
【0014】ダンプカー(C)は、トラック等の車輌
(15)の車台に荷台(16)をダンプ可能に搭載させたも
のであり、積み荷をおろす時は荷台(16)を傾斜させて
滑り落すようになっている。
【0015】上記実施例では、先ず、図1に示すよう
に、バンカーの古い砂を搬出する。即ち、吸引装置付き
車輌(A)とダンプカー(C)をカート道に停車させた
後、吸引装置付き車輌(A)のサイクロン式タンク
(5)の下方からダンプカー(C)の荷台(16)の上方
へ向けて斜めにゴムベルトコンベヤ(6)を設置すると
ともに、吸引装置付き車輌(A)のサイクロン式タンク
(5)の吸入ヘッド(3)に吸入ホース(17)の基端を
接続させてその先端部を保持した作業員がバンカー内に
入り、その吸入ホース(17)の先端部をバンカー内の砂
に挿入させてバンカーの古い砂の搬出準備を完了する。
しかる後、吸引装置付き車輌(A)の吸引装置(1)を
作動させて吸気ヘッド(2)を介してサイクロン式タン
ク(5)内を負圧にすることにより、吸入ホース(17)
の先端からバンカーの砂を吸引させて吸入ホース(17)
を通して吸入ヘッド(3)からサイクロン式タンク
(5)内に吸入し、この砂をサイクロン式タンク(5)
の下部からロータリーバルブ(4)を介してゴムベルト
コンベヤ(6)へ排出し、このゴムベルトコンベヤ
(6)により砂をダンプカー(C)の荷台(16)へ移送
して積み込む。このようにバンカーの砂を吸入ホース
(17)の先端から吸引させて吸入ホース(17)、サイク
ロン式タンク(5)およびゴムベルトコンベヤ(6)を
通してダンプカー(C)の荷台(16)へ積み込むことに
より、バンカーから古い砂を搬出する。そして、ダンプ
カー(C)の荷台(16)が砂で満杯になると、ダンプカ
ー(C)により古い砂を砂積降ろし場所に搬送させてそ
こで古い砂を降ろした後に再び戻り、以後は上記操作を
繰り返してバンカー内の古い砂を全て搬出する。
【0016】このようにバンカーの古い砂を全て搬出す
ると、図2に示すように、バンカーへ新しい砂を搬入す
る。即ち、砂積降ろし場所で荷台(16)に新しい砂を積
み込んだダンプカー(C)をカート道に吸引装置付き車
輌(A)と並んで停車するとともに、自走式サイクロン
搭載軽車輌(B)をバンカーへ乗り入れてサイクロン式
タンク(12)を起立した後、吸引装置付き車輌(A)の
吸引装置(1)の吸気ヘッド(2)と自走式サイクロン
搭載軽車輌(B)のサイクロン式タンク(12)の排気ヘ
ッド(8)とを接続ホース(18)で接続するとともに、
自走式サイクロン搭載軽車輌(B)のサイクロン式タン
ク(12)の吸入ヘッド(9)に吸入ホース(19)の基端
を接続してその先端部をダンプカー(C)の荷台(16)
に積み込んだ新しい砂に挿入することにより、バンカー
への新しい砂の搬入準備を完了する。しかる後、吸引装
置付き車輌(A)の吸引装置(1)を作動させて吸気ヘ
ッド(2)、接続ホース(18)および排気ヘッド(8)
を介して自走式サイクロン搭載軽車輌(B)のサイクロ
ン式タンク(12)内を負圧にすることにより、吸入ホー
ス(19)の先端からダンプカー(C)の荷台(16)に積
載された新しい砂を吸引させて吸入ホース(19)を通し
て吸入ヘッド(9)からサイクロン式タンク(12)内に
吸入し、この砂をサイクロン式タンク(12)の下部から
ロータリーバルブ(10)を介してバンカーへ排出すると
同時に、サイクロン式タンク(12)の下部に設けた砂な
らし機構(11)並びに軽自動車(13)の前方に設けた砂
ならし機構(14)によりバンカー内の砂を平坦にならし
て整地する。このようにダンプカー(C)の荷台(16)
に積み込まれた砂を吸入ホース(19)の先端から吸引さ
せて吸引ホース(19)およびサイクロン式タンク(12)
を通してバンカーへ排出することにより、バンカーへ新
しい砂を搬入する。そして、ダンプカー(C)の荷台
(16)が空になると、ダンプカー(C)は砂積降ろし場
所まで行ってそこで新しい砂を荷台(16)に積み込んだ
後に再び戻り、以後は上記操作を繰り返してバンカー内
に所定量の新しい砂を搬入する。この後、バンカーから
自走式サイクロン搭載軽車輌(B)が立ち退いて砂入替
作業が終了する。
【0017】図3および図4は本発明方法の第2の実施
例によるバンカーの砂入替作業を示す説明図で、図3は
バンカーから砂を搬出する状態であり、図4はバンカー
に砂を搬入する状態である。但し、図1および図2に示
す第1の実施例と同一構成部材には同一符号を付し、重
複する事項の説明を省略する。
【0018】図3および図4において、(D)は吸引パ
イプ付きミニバックホウ、(E)は非自走式サイクロン
搭載軽車輌である。
【0019】吸引パイプ付きミニバックホウ(D)は、
履帯式の走行台車の上に駆動源を有する運転席を搭載し
て構成される周知のミニバックホウ本体(20)に、先端
に砂を吸引する吸引口を有する屈曲自在な吸引パイプ兼
用アーム(21)を起伏可能に支持するとともに、この吸
引パイプ兼用アーム(21)の先端部に砂を掻き寄せるシ
ョベル(22)を揺動自在に付設したものである。尚、
(23)および(24)はミニバックホウ本体(20)の前方
および後方に設けた砂ならし機構である。
【0020】非自走式サイクロン搭載台車(E)は、上
部に排気ヘッド(25)を設け、上方側部に内周接線方向
に砂を吸入させる吸入ヘッド(26)を設け、かつ、下部
にロータリーバルブ(27)を設けた漏斗状のサイクロン
式タンク(28)をフェアウェイへの乗り入れが可能な軽
台車(29)に搭載させたものであり、上記吸引パイプ付
きミニバックホウ(D)により牽引されて走行するよう
になっている。
【0021】上記実施例では、先ず、図3に示すよう
に、吸引装置付き車輌(A)およびダンプカー(C)を
カート道に停車するとともに、吸引パイプ付きミニバッ
クホウ(D)をバンカー内へ乗り入れる。次に、吸引装
置付き車輌(A)のサイクロン式タンク(5)の下方か
らダンプカー(C)の荷台(16)の上方へ向けて斜めに
ゴムベルトコンベヤ(6)を設置するとともに、吸引装
置付き車輌(A)のサイクロン式タンク(5)の吸入ヘ
ッド(3)に吸入ホース(30)の基端を接続させ、か
つ、その先端部をバンカー内の吸引パイプ付きミニバッ
クホウ(D)の吸引パイプ兼用アーム(21)の基端側へ
接続させてバンカーの古い砂の搬出準備を完了する。し
かる後、吸引パイプ付きミニバックホウ(D)の吸引パ
イプ兼用アーム(21)を屈折および起伏させてその先端
部に付設したショベル(22)を目的とする位置に移動
し、次いで、吸引装置付き車輌(A)の吸引装置(1)
を作動させて吸気ヘッド(2)を介してサイクロン式タ
ンク(5)内を負圧にするとともに、吸引パイプ付きミ
ニバックホウ(D)の吸引パイプ兼用アーム(21)の先
端部に付設したショベル(22)を揺動させて当該吸引パ
イプ兼用アーム(21)の先端の吸引口に掻き寄せること
により、吸引パイプ兼用アーム(21)の吸引口からバン
カーの砂を吸引させて吸引パイプ兼用アーム(21)およ
び吸入ホース(30)を通して吸入ヘッド(3)からサイ
クロン式タンク(5)内に吸入し、この砂をサイクロン
式タンク(5)の下部からロータリーバルブ(4)を介
してゴムベルトコンベヤ(6)へ排出し、このゴムベル
トコンベヤ(6)により砂をダンプカー(C)の荷台
(16)へ移送して積み込む。このようにバンカーの砂を
吸引パイプ兼用アーム(21)の吸引口から吸引させて吸
引パイプ兼用アーム(21)、吸入ホース(29)、サイク
ロン式タンク(5)およびゴムベルトコンベヤ(6)を
通してダンプカー(C)の荷台(16)へ積み込むことに
より、バンカーから古い砂を搬出する。そして、ダンプ
カー(C)の荷台(16)が砂で満杯になると、ダンプカ
ー(C)により古い砂を砂積降ろし場所に搬送させてそ
こで古い砂を降ろした後に再び戻り、以後は上記操作を
繰り返してバンカー内の古い砂を全て搬出する。
【0022】このようにバンカーの古い砂を全て搬出す
ると、図4に示すように、砂積降ろし場所で荷台(16)
に新しい砂を積み込んだダンプカー(C)をカート道に
吸引装置付き車輌(A)と並んで停車するとともに、非
自走式サイクロン搭載軽車輌(E)を吸引パイプ付きミ
ニバックホウ(D)により牽引してバンカー内へ乗り入
れる。次に、吸引装置付き車輌(A)の吸引装置(1)
の吸気ヘッド(2)と非自走式サイクロン搭載軽車輌
(E)のサイクロン式タンク(28)の排気ヘッド(25)
とを接続ホース(31)で接続するとともに、非自走式サ
イクロン搭載軽車輌(E)のサイクロン式タンク(28)
の吸入ヘッド(26)に吸入ホース(32)の基端を接続し
てその先端部をダンプカー(C)の荷台(16)に積み込
んだ新しい砂に挿入することにより、バンカーへの新し
い砂の搬入準備を完了する。しかる後、吸引装置付き車
輌(A)の吸引装置(1)を作動させて吸気ヘッド
(2)、接続ホース(31)および排気ヘッド(25)を介
して非自走式サイクロン搭載軽車輌(E)のサイクロン
式タンク(28)内を負圧状態にすることにより、吸入ホ
ース(32)の先端からダンプカー(C)の荷台(16)に
積み込まれている新しい砂を吸引させて吸入ホース(3
2)を通して吸入ヘッド(26)からサイクロン式タンク
(28)内に吸入し、この砂をサイクロン式タンク(28)
の下部からロータリーバルブ(27)を介してバンカーへ
排出すると同時に、吸引パイプ付きミニバックホウ
(D)のミニバックホウ本体(20)の前方および後方に
設けた砂ならし機構(23)および(24)によりバンカー
内の砂を平坦にならして整地する。このようにダンプカ
ー(C)の荷台(16)に積み込まれた砂を吸入ホース
(31)の先端から吸引させて吸引ホース(32)およびサ
イクロン式タンク(28)を通してバンカーへ排出するこ
とにより、バンカーへ新しい砂を搬入する。そして、ダ
ンプカー(C)の荷台(16)が空になると、ダンプカー
(C)は砂積降ろし場所まで行ってそこで新しい砂を荷
台(16)に積み込んだ後に再び戻り、以後は上記操作を
繰り返してバンカー内に所定量の新しい砂を搬入する。
この後、バンカーから非自走式サイクロン搭載軽車輌
(E)が吸引パイプ付きミニバックホウ(D)により牽
引されて立ち退いて砂入替作業が終了する。
【0023】本実施例では、非自走式サイクロン搭載軽
車輌(E)を吸引パイプ付きミニバックホウ(D)によ
り牽引するようにしているが、吸引パイプ付きミニバッ
クホウ(D)以外の軽車輌でも牽引が可能であるととも
に、人力でも牽引が可能である。
【0024】本発明方法によれば、自走式サイクロン搭
載軽車輌(B)、吸引パイプ付きミニバックホウ(D)
および非自走式サイクロン搭載軽車輌(E)のように軽
車輌が1回乃至2回フェアウェイを往来するだけであ
り、大型車輌のようにフェアウェイの芝生を痛める等の
ゴルフコースに悪影響を及ぼすことがなく、しかも、従
来は人力により行われていたバンカーとカート道に停車
するダンプカー(C)との間の砂の運搬が機械化され、
砂入替作業に要する労力と時間を大幅に節減することが
できる。
【0025】尚、上記実施例ではゴルフ場のバンカーの
砂を入れ替える場合について説明しているが、これ以外
の場合、例えば砂の入替場所のスペースが狭かったり、
砂の入替場所への道路の幅が狭い等の理由によって砂の
入替場所へ砂運搬用車輌を乗り入れすることができない
場合にも適用することが可能である。
【0026】また、本願発明は砂だけでなく砂利にも適
用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は砂の入替
場所に砂運搬用車輌を乗り入れなくても砂入替作業を機
械的に行うことができるから、作業に要する労力と時間
が節減され、作業能率の向上が図れる。特にゴルフ場の
バンカーの砂の入れ替えに利用すれば、ゴルフコースに
悪影響を及ぼすことなく作業に要する労力と時間が節減
されて作業能率の向上が図れるという優れた作用効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の第1の実施例による砂搬出時の状
態を示す作業説明図である。
【図2】本発明方法の第1の実施例による砂搬入時の状
態を示す作業説明図である。
【図3】本発明方法の第2の実施例による砂搬出時の状
態を示す作業説明図である。
【図4】本発明方法の第2の実施例による砂搬入時の状
態を示す作業説明図である。
【符号の説明】
A 吸引装置付き車両 B 自走式サイクロン搭載軽車輌 C ダンプカー 1 吸引装置 5 サイクロン式タンク 6 ゴムベルトコンベヤ 12 サイクロン式タンク 16 荷台 D 吸引パイプ付きミニバックホウ E 非自走式サイクロン搭載軽車輌 21 吸引パイプ兼用アーム 22 ショベル 28 サイクロン式タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空吸引或いは空気輸送を利用した吸引
    装置によって砂入替場所の古い砂および砂利を吸入ホー
    スを介して吸引して搬出するとともに、上記吸引装置に
    よって砂入替場所へ新しい砂および砂利を吸入ホースを
    介して吸引して搬入することを特徴とする砂入替方法。
  2. 【請求項2】 真空吸引或いは空気輸送を利用した吸引
    装置およびこの吸引装置によって吸入ホースの先端から
    砂および砂利を吸引して内部へ吸入するサイクロン式タ
    ンクを搭載する吸引装置付き車輌と、 この吸引装置付き車輌の吸引装置によって吸入ホースの
    先端から砂および砂利を吸引して内部へ吸入するサイク
    ロン式タンクを搭載する自走式或いは非自走式のサイク
    ロン搭載軽車輌と、 砂搬出時には古い砂を積み込み、砂搬入時には新しい砂
    および砂利を積み込んでくる砂運搬用車輌とを用意し、 砂搬出時、上記吸引装置付き車輌の吸引装置によってサ
    イクロン式タンクへ砂入替場所の古い砂および砂利を吸
    入ホースを介して吸入し、このサイクロン式タンクから
    適宜の搬送機器にて古い砂および砂利を上記砂運搬用車
    輌へ積み込むとともに、 砂搬入時、上記サイクロン搭載軽車輌を砂入替場所に配
    置させ、このサイクロン搭載軽車輌のサイクロン式タン
    クへ上記吸引装置付き車輌の吸引装置によって上記砂運
    搬車輌に積み込まれた新しい砂および砂利を吸入ホース
    を介して吸入し、この新しい砂および砂利をサイクロン
    式タンクから排出するようにしたことを特徴とする砂入
    替方法。
  3. 【請求項3】 真空吸引或いは空気輸送を利用した吸引
    装置およびこの吸引装置によって吸入ホースの先端から
    砂および砂利を吸引して内部へ吸入するサイクロン式タ
    ンクを搭載する吸引装置付き車輌と、 ミニバックホウ本体に、先端に吸引口を有し、かつ、基
    端側が吸引装置付き車輌の吸引装置と接続される屈曲自
    在な吸引パイプ兼用アームを起伏自在に支持し、この吸
    引パイプ兼用アームの先端部に砂および砂利を掻き寄せ
    るショベルを付設した吸引パイプ付きミニバックホウ
    と、 上記吸引装置付き車輌の吸引装置によって吸入ホースの
    先端から砂および砂利を吸引して内部へ吸入するサイク
    ロン式タンクを搭載する自走式或いは非自走式のサイク
    ロン搭載軽車輌と、 砂搬出時には古い砂および砂利を積み込み、砂搬入時に
    は新しい砂および砂利を積み込んでくる砂運搬用車輌と
    を用意し、 砂搬出時、上記吸引パイプ付きミニショベルを砂入替場
    所に配置させ、この吸引パイプ付きミニショベルの吸引
    パイプ兼用アームの先端から上記吸引装置付き車輌の吸
    引装置によって砂入替場所の古い砂および砂利を吸引し
    て吸引装置付き車輌のサイクロン式タンクへ吸入ホース
    を介して吸入し、このサイクロン式タンクから適宜の搬
    送機器にて古い砂および砂利を上記砂運搬用車輌へ積み
    込むとともに、 砂搬入時、上記サイクロン搭載軽車輌を砂入替場所に配
    置させ、このサイクロン搭載軽車輌のサイクロン式タン
    クへ上記吸引装置付き車輌の吸引装置によって上記砂運
    搬車輌に積み込まれた新しい砂および砂利を吸入ホース
    を介して吸入し、この新しい砂および砂利をサイクロン
    式タンクから排出するようにしたことを特徴とする砂入
    替方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009215035A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Shin Meiwa Ind Co Ltd 吸引回収装置及びそれを備えた吸引回収車
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KR101030214B1 (ko) * 2010-09-30 2011-04-20 세중중공업 주식회사 준설선 연결 및 자가 준설이 가능한 준설기
CN109292457A (zh) * 2018-10-26 2019-02-01 张家港市格雷斯机械有限公司 连续真空上料机

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