JP2935637B2 - 掘削排土処理システム - Google Patents

掘削排土処理システム

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JP2935637B2
JP2935637B2 JP11234894A JP11234894A JP2935637B2 JP 2935637 B2 JP2935637 B2 JP 2935637B2 JP 11234894 A JP11234894 A JP 11234894A JP 11234894 A JP11234894 A JP 11234894A JP 2935637 B2 JP2935637 B2 JP 2935637B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば管埋設工事等の
掘削作業の際に掘削排土を処理する目的で利用される掘
削排土処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば管埋設工事等の掘削作業
の際に周知のバックホー等の掘削機で掘削した掘削排土
は、掘削機で直接ダンプカーに積載され、埋立地等に運
搬して廃棄される。
【0003】ところが、掘削機で掘削排土をダンプカー
に積載する際に一大砂塵を巻き起こし、施主の意に反し
て近隣に多大の迷惑を与える結果となるとともに、掘削
排土のダンプカーへの積込みが断続的であるために作業
能率の面でも良好ではなかった。
【0004】そこで、最近では掘削排土を回収する回収
タンクを搭載したタンク車と、セパレータ兼水切り装
置、真空ポンプ、吐出サイレンサおよび真空ポンプを駆
動する独立エンジン等を搭載した真空吸引車を用意し、
真空吸引車の真空ポンプによりタンク車の回収タンク内
に吸引負圧力を付与するとともに、この回収タンクに接
続された吸引ホースの先端に装着された吸引ノズルを作
業員が保持して掘削機で掘削した掘削排土に接近させる
ことにより、掘削排土を吸引ノズルから吸引ホースを介
してタンク車の回収タンク内に吸引回収して積載させて
いる。これにより、掘削排土の積載を付近に迷惑を与え
ることなく、しかも、効率良く行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記方法で
は掘削排土の吸引経路として機能する吸引ホースおよび
その先端に装着された吸引ノズルを人力により操作して
いるため、吸引ホースの直径が細い場合には、人力でも
容易に操作することができるが、掘削排土が大量で大型
のタンク車が使用される場合には、それに伴って吸引ホ
ースの直径が大径化され、重量増に加えて吸引に際して
の脈動もあるので吸引ホースおよび吸引ノズルを人力に
より操作することが非常に困難である。
【0006】また、タンク車で掘削排土を運搬するた
め、大量の掘削排土を処理する場合には、高価なタンク
車を数多く用意しなければならず、経費が高くついて経
済的に不利である。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、掘削排土の処理を高能率で、しかも、経費をかけず
に実施できる掘削排土処理システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、走行車両の旋回可能部分に、先端に吸引口を
有する屈曲可能な吸引パイプ兼用アームを起伏自在に支
持し、この吸引パイプ兼用アームの先端部に掘削アタッ
チメントを装着した吸引掘削機と、車台上に気密性を有
するボックス形状の脱着ボデーを脱着可能に搭載した掘
削排土運搬車と、車台上に真空吸引装置を搭載した真空
吸引車とからなり、上記吸引掘削機の吸引パイプ兼用ア
ームの基端部に上記掘削排土運搬車の脱着ボデーに連通
する排土吸引ホースを接続するとともに、上記掘削排土
運搬車の脱着ボデーに上記真空吸引車の真空吸引装置に
連通する吸気ホースを接続したことを特徴としている。
【0009】また、本発明は、走行車両の旋回可能部分
に、先端に吸引口を有する屈曲可能な吸引パイプ兼用ア
ームを起伏自在に支持し、この吸引パイプ兼用アームの
先端部に掘削アタッチメントを装着した吸引掘削機と、
車台上に真空吸引装置とこれに接続された回収タンクと
を搭載した回収タンク付真空吸引車とからなり、上記吸
引掘削機の吸引パイプ兼用アームの基端部に上記回収タ
ンク付真空吸引車の回収タンクに連通する排土吸引ホー
スを接続したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、吸引掘削機の掘削アタッチメ
ントで掘削された掘削排土を吸引パイプ兼用アームおよ
び吸引ホースを介して掘削排土運搬車の脱着ボデー内に
吸引させて収容し、掘削排土運搬車の脱着ボデー内が掘
削排土で満杯になったり、掘削作業が終了すると、掘削
排土運搬車で廃棄しにいく。
【0011】また、吸引掘削機の掘削アタッチメントで
掘削された掘削排土を吸引パイプ兼用アームおよび吸引
ホースを介して回収タンク付真空吸引車の回収タンク内
に吸引させて収容し、回収タンク付真空吸引車の回収タ
ンク内が掘削排土で満杯になったり、掘削作業が終了す
ると、掘削排土運搬車で廃棄しにいく。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
【0013】図1は本発明の掘削排土処理システムの第
1実施例を示す全体構成図で、吸引掘削機(A)、掘削
排土運搬車(B)および真空吸引車(C)から構成され
ている。
【0014】吸引掘削機(A)は、クローラ式の走行台
車(1)と、その上に旋回可能に搭載された駆動源を有
する運転席(2)とから構成された走行車両、例えば周
知のバックホー等の掘削機本体(3)に、先端に吸引口
を開口する屈曲可能な吸引パイプ兼用アーム(4)を起
伏自在に枢結するとともに、この吸引パイプ兼用アーム
(4)の先端に掘削アタッチメント(5)を装着させた
ものであり、吸引パイプ兼用アーム(4)を屈曲させる
とともに掘削機本体(3)に対して起伏させることによ
り、先端に装着された掘削アタッチメント(5)を目的
とする位置に移動させた後、掘削アタッチメント(5)
により掘削を行い、この掘削により生じた掘削排土を吸
引パイプ兼用アーム(4)の先端に有する吸引口から吸
引させる。
【0015】掘削排土運搬車(B)は、例えば周知の4
トン車(6)の車台(7)上に気密性を有するボックス
形状の脱着ボデー(8)を脱着装置(図示せず)を介し
て脱着可能に搭載するとともに、この脱着ボデー(8)
を車台(7)に設けられたガフリーローラコンベア(図
示せず)を利用して積降ろしするようになした所謂フッ
クロール車であり、上記脱着ボデー(8)の上面にはサ
イクロン(9)が設けられており、このサイクロン
(9)の流入側を吸引掘削機(A)の吸引パイプ兼用ア
ーム(4)の基端部に排土吸引ホース(10)を介して接
続するとともに、サイクロン(9)の流出側を真空吸引
車(C)の後述する真空吸引装置(11)に吸気ホース
(12)を介して接続している。
【0016】真空吸引車(C)は、車台(13)上にセパ
レータ兼水切り装置、真空ポンプ、吐出サイレンサおよ
び真空ポンプを駆動する独立エンジン等からなる真空吸
引装置(11)を搭載させたものであり、この真空吸引装
置(11)を作動させることにより、吸引掘削機(A)の
掘削アタッチメント(5)および吸引パイプ兼用アーム
(4)、排土吸引ホース(10)、サイクロン(9)、吸
気ホース(12)、真空吸引装置(11)を夫々通って大気
へ流れる空気流を形成させる。
【0017】本発明の掘削排土積載システムは以上のよ
うに構成されており、次にその動作について説明する。
【0018】先ず、真空吸引車(C)の真空吸引装置
(11)を作動して吸引掘削機(A)の掘削アタッチメン
ト(5)および吸引パイプ兼用アーム(4)、排土吸引
ホース(10)、サイクロン(9)、吸気ホース(12)、
真空吸引装置(11)を夫々通って大気へ流れる空気流を
形成する。
【0019】このような状態で、吸引掘削機(A)の掘
削アタッチメント(5)により掘削作業を開始すると、
その掘削排土が空気流により吸引掘削機(A)の掘削ア
タッチメント(5)から吸引パイプ兼用アーム(4)お
よび排土吸引ホース(10)を通ってサイクロン(9)に
吸引され、ここで掘削排土と空気との分離が行われ、分
離された掘削排土は脱着ボデー(8)の内部に落下して
収容されるとともに、分離された空気は真空吸引装置
(11)に吸入されてここで更に粉塵が分離された後、大
気へ排出される。
【0020】このようにして掘削排土運搬車(B)の脱
着ボデー(8)内が掘削排土で満杯になったり、掘削作
業が終了すると、掘削排土運搬車(B)を埋立地等に向
わせてそこで掘削排土を廃棄する。
【0021】
【0022】尚、本実施例では、掘削排土運搬車(B)
の脱着ボデー(8)は上面に設けたサイクロン(9)で
空気を分離させて掘削排土を吸引するようにしている
が、本実施例はこれに限定されるものでなく、サイクロ
ン(9)以外の分離手段で空気を分離させて掘削排土を
吸引するようにしても良いし、分離手段を用いず脱着ボ
デー(8)内で空気と掘削排土を自然に分離するように
しても良い。
【0023】図2は本発明の掘削排土処理システムの第
2実施例を示す全体構成図で、吸引掘削機(A)および
回収タンク付真空吸引車(D)から構成されており、本
実施例は小量の掘削排土を処理する場合に適している。
但し、吸引掘削機(A)は図1に示す第1実施例のもの
と同一であり、その説明は重複するので省略する。
【0024】回収タンク付真空吸引車(D)は、車台
(14)上にセパレータ兼水切り装置、真空ポンプ、吐出
サイレンサおよび真空ポンプを駆動する独立エンジン等
からなる真空吸引装置(15)と、吸引掘削機(A)の吸
引パイプ兼用アーム(5)の基端部に排土吸引ホース
(10)を介して接続されるとともに真空吸引装置(15)
にも適宜の吸気管(図示せず)を介して接続された回収
タンク(16)とを搭載させたものであり、真空吸引装置
(15)を作動させることにより、吸引掘削機(A)の掘
削アタッチメント(5)および吸引パイプ兼用アーム
(4)、排土吸引ホース(10)、回収タンク(16)およ
び真空吸引装置(15)を夫々通って大気へ流れる空気流
を形成させる。
【0025】先ず、回収タンク付真空吸引車(D)の真
空吸引装置(15)を作動して吸引掘削機(A)の掘削ア
タッチメント(5)および吸引パイプ兼用アーム
(4)、排土吸引ホース(10)、回収タンク(16)、真
空吸引装置(15)を夫々通って大気へ流れる空気流を形
成する。
【0026】このような状態で、吸引掘削機(A)の掘
削アタッチメント(5)により掘削作業を開始すると、
その掘削排土が空気流により吸引掘削機(A)の掘削ア
タッチメント(5)から吸引パイプ兼用アーム(4)お
よび排土吸引ホース(10)を通って回収タンク付真空吸
引車(D)の回収タンク(16)内に吸引され、ここで適
宜の分離手段で掘削排土と空気の分離が行われ、分離さ
れた掘削排土は回収タンク(16)内に収容されるととも
に、分離された空気は真空吸引装置(15)に吸入されて
ここで更に粉塵が分離された後、大気へ排出される。
【0027】このようにして回収タンク付真空吸引車
(D)の回収タンク(16)内が掘削排土で満杯になった
り、掘削作業が終了すると、回収タンク付真空吸引車
(D)を埋立地等に向わせてそこで掘削排土を廃棄す
る。
【0028】本実施例では掘削現場に吸引掘削機と回収
タンク付真空吸引車の2台で出動して掘削および掘削排
土の処理を行うことができるので、図1に示す第1実施
例に比べてスペースを取らないから、路上や狭い現場で
の作業に有利である。
【0029】以上は、本発明の実施に好ましい形態につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、当業者の知識に基づいて種々な変形・改良を加えた
形態で実施し得るものである。例えば、掘削アタッチメ
ント(5)図示のもの以外例えば通常の掘削バケット
でも良いし、更に、ふるい装置(図示せず)で掘削排土
をふるいにかけて大きな球石や粘土質の土塊を除いてか
ら吸引するようにしても良い。また、ふるい装置は吸引
掘削機(A)に一体に取付けても良いし、吸引掘削機
(A)とは別途に設けても良い。
【0030】また、第1および第2の実施例では、空気
輸送により掘削排土運搬車(B)の脱着ボデー(8)お
よび回収タンク付真空吸引車(D)の回収タンク(16)
内に掘削排土を吸引するようにしているが、真空吸引力
により掘削排土を真空吸引することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸引パイプ兼用アームの先端部に掘削アタッチメントを
装備した吸引掘削機で掘削作業をスムーズに行うことが
できるとともに、吸引掘削機で掘削した掘削排土を掘削
作業と同期して自動的に掘削排土運搬車へ積載すること
ができるようになり、これにより作業能率の向上が図
れ、しかも、人力による吸引ホースの保持が全く不要に
なって安全に作業できるとともに作業員の削減が可能と
なるといった多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掘削排土積載システムの第1実施
例の全体構成図である。
【図2】本発明に係る掘削排土積載システムの第2実施
例の全体構成図である。
【符号の説明】
A 吸引掘削機 B 掘削排土運搬車 C 真空吸引車 3 掘削機本体 4 吸引パイプ兼用アーム 5 掘削アタッチメント 8 脱着ボデー 10 排土吸引ホース 11 真空吸引装置 12 吸気ホース D 回収タンク付真空吸引車 15 真空吸引装置 16 回収タンク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−140963(JP,A) 特開 平4−285215(JP,A) 特開 昭62−235126(JP,A) 実開 昭58−106455(JP,U) 実開 昭59−160662(JP,U) 特公 昭62−32294(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 7/00 E02F 7/02 E02F 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両の旋回可能部分に、先端に吸引
    口を有する屈曲可能な吸引パイプ兼用アームを起伏自在
    に支持し、この吸引パイプ兼用アームの先端部に掘削ア
    タッチメントを装着した吸引掘削機と、車台上に 気密性を有するボックス形状の脱着ボデーを脱
    着可能に搭載した掘削排土運搬車と、車台上に 真空吸引装置を搭載した真空吸引車とから
    り、 上記吸引掘削機の吸引パイプ兼用アームの基端部に上記
    掘削排土運搬車の脱着ボデーに連通する排土吸引ホース
    を接続するとともに、 上記掘削排土運搬車の脱着ボデーに上記真空吸引車の真
    空吸引装置に連通する吸気ホースを接続した ことを特徴
    とする掘削排土処理システム。
  2. 【請求項2】 走行車両の旋回可能部分に、先端に吸引
    口を有する屈曲可能な吸引パイプ兼用アームを起伏自在
    に支持し、この吸引パイプ兼用アームの先端部に掘削ア
    タッチメントを装着した吸引掘削機と、車台上に真空吸引装置とこれに接続された回収タンクと
    を搭載した回収タンク付真空吸引車とからなり、 上記吸引掘削機の吸引パイプ兼用アームの基端部に上記
    回収タンク付真空吸引車の回収タンクに連通する排土吸
    引ホースを接続した ことを特徴とする掘削排土処理シス
    テム。
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JP6232294B2 (ja) 2014-01-09 2017-11-15 東芝産業機器システム株式会社 誘導モータ

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