JPH04504834A - 自転車の懸架装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自転車の懸架装置 発明の背景 本発明は乗り心地を改良するための自転車の懸架装置であって、特に走行中発生 する衝撃を減衰させるための自転車の懸架装置を構成するために自転車上のサド ル又は他の個所で使用されるためのショックアブソーバに関する。

自転車又は他の同様な乗物上での乗り心地はそのような乗物の人気や使用が広が るにつれて重要性を増して来た。例えば自転車は現在オフロードで使用されるよ うに構成された周知のマウンテンパイク又はＡＴＢ自転車（Ａｌｌ　Ｔｅｒｒａ ｉｎ　Ｂｉｃｙｃｌｅ　）　として製造されている。このような特別な状況の下 で乗り心地は特別に重要である。乗り心地はまた運転の長さが通常著しく長い場 合には自転車の道路上の使用でも重要である。

自転車又は類似のもののための種々の懸架装置が開発された。これらは自転車の フレームと連接されかつその車輪に対して運転中車輪上に生じた衝撃を吸収する ためのショックアブソーバを有する。そのような装置のいくつかの例は米国特許 明細書４５７６３９３と４４２１３３７に示されている。これらの装置は自転車 の車輪とフレームとの間の相対運動を提供し、かつ必然的に車輪が自転車のフレ ームに固定される個所での旋回運動を可能にするためのトグルジヨイント又は他 の枢支部を含む。

同様な装置は米国特許明細書４５８２３４３に記載されており、その際後輪懸架 装置は自転車のフレームの構造要素として構成された他のハウジングを有しかつ 後輪の相対運動を可能にするために接続されたショックアブソーバを含む。この 装置は運転者の所望により自転車の懸架装置に連接するためにショックアブソー バを液圧的にロックし又はロックさせないための運転者により制御される弁と協 働する。

自転車のフレームの部分を形成するショックアブソーバを有する自転車の懸架装 置が知られている。１つの装置は、米国特許明細書４６７９８１１に示されそれ は後輪のための分離した後フレーム又は揺動アーム車輪マウントと接続されるピ ストンである。この装置はショックアブソーバをロックしかつ所望の場合に懸架 作用を阻止するために装置のショックアブソーバと連結される。

同様に自転車の前輪は米国特許明細書３２０８７６７に示されたような懸架装置 を備え、その際管部材に層っけされるコーティングは懸架装置が管部材の相対回 転を阻止するように接続された車輪の垂直運動を可能にするために滑動可能に嵌 合している。

自転車等の乗物上に生じた衝撃を緩和するための提案された装置はライダがのる サドルの底にコイルスプリングを取りつけること又はある程度まで衝撃を吸収す るためにサドルフレームにコイルスプリングを取りつけることを含む。他の装置 は自転車上に生ずる衝撃を吸収するため及びよりよい乗り心地を提供するために ライダが支持される自転車のサドルと自転車のフレームとの間の相対運動を提供 する。一方の提案は米国特許明細書４７３６９８３に示されたような自転車フレ ーム及びサドルの衝撃を減衰させるために設計された外方ばね及びキースロ７） を備えたばねポストを使用する。本発明によるコイルばねは自転車のサドルが取 りつけられるポスト上に受けられかつアセンブリ全体は自転車の運転中サドルの 向きを維持するために回転を阻止されている。

この型の装置において、ショックアブソーバは大気中に曝されており、それによ り寿命と装置の機能を制限する腐食を被る。同様にサドルが取りつけられるポス トの回転を阻止するために設けられるキースロットは周囲に曝されかつ埃等を集 めそれによって外方スリーブの相対運動を阻止する。装置がライダが装置によっ て提供される減衰の総合量を変えることができかつ装置を利用する広い範囲のラ イダ及び広い範囲の道路及びオフロード条件には有効ではない。

米国特許明細書４０１８２５０８に示すような他の装置では、サドルが取りつけ られるポストは他の固定ポスト内で伸縮可能に滑動され、ショックアブソーバと して作用するばねによって作用される。この装置は与えられた衝撃吸収作用を消 滅させために２つのポストをの任意のロッキングを含みかつ腐食及び悪い機能を 阻止するためのばね機構を完全に密閉する。この装置は外方の管状部材上に内方 に突出するキー形成が管状部材の間の相対回転を阻止するために配設されている 内方管状部材上に設けられているスロットを含む、この装置はまた装置の有効寿 命と機能を増大させるためのスライド機構の液圧減衰又は潤滑装置を有しない不 回転、ばねサドルを含む。

他の公知のショックアブソーバは米国特許明細書３８９１２３６に自転車のサド ルのための支持体として作用するためのショックアブソーバを示す。このサドル においてはショックアブソーバはオイルシリンダを含み、オイルシリンダは外方 の管状部材中にスライド可能しかし回転不可能に充填されている。オイルシリン ダはばね上に位置しかつピストンはサドル内で減衰作用を提供するために延びて いる。ショックアブソーバは記載された分離された減衰室によって相対回転を阻 止する多角形の管状部材を使用する。多角形スライド管は油室から分離されかつ 使用中潤滑を必要としない。ばね定数はサドルの運動距離を直接減少させる下方 のばね室に対する減衰室の距離を変えることによって変えられることができる。

従って体重の重いライダは必要に応じてばね力を増大させる必要があり、そうす ると、ある条件下で重要であるサドル運動を失う。

先行技術の装置は相異なる懸架装置を示し、そのあるものは自転車の車輪とフレ ームとの間の相対運動を生じさせる比較的複雑なトグルジヨイントを有する。

これらのサドルは自転車の製造上の理由から懸架装置を有しない既存の自転車に は利用されることができない。

他の懸架装置は既存の自転車に組み込まれるシラツクアブソーバを含む、これら の設計は相互の回転が阻止されかつ潤滑されずかつ大気の条件に曝される伸縮可 能にスライド可能な部材を含む、いくつかのサドルは調整可能であり一方他のサ ドルは重い荷重を受けるためにばね機構上の予圧調整装置を含む、しかし残念な ことにばね上の予圧の調整はサドルの移動距離又は自転車の他の部分の運動距離 を減少させ、それによっである環境の下でのサドルの使用を制限する。

発明の概要 従来技術における欠点を基礎として、本発明の主たる目的は自転車上に生じる衝 撃を効果的に緩和するようにサドル、ハンドルの取りつけのために組み込まれ又 は既存の自転車に後から装着される自転車の懸架装置を提供することである。

他の目的は自転車の乗り心地及び多様性を左右する適合した附属品を提供するた めに最近のマウンテン及びシティ自転車に利用されるようにコンパクトかつ軽量 に設計された装置を提供することである。

本発明の他の目的は懸架装置を提供するためにサドル、ハンドルその他の個所に 直接取りつけられる外方の可動の唯１つのポストを有し、完全に密閉型の自転車 の懸架装置を提供することである。この方法で懸架サドルは大気条件に曝されず にサドルの有効寿命及び機能が増大される。

本発明の他の目的は懸架装置の固有のかつ延長された機能のためのこれらの部分 の磨耗及び粘着を減少させるために懸架装置の可動部分の直接の潤滑を提供する ことである。

本発明の他の目的は駆動及び惰行運転において有効な道路及びオフロード上のス ムーズかつよい乗り心地を提供する減衰機能を提供することである。

本発明の他の目的は広い範囲のライダのための調整可能にされかつ等価的な操作 特性を保持するために自転車の懸架装置と関連する移動量を減少させることなし に懸架装置と連接されたばね装置の可撓性の制御装置を提供することである。

本発明の更に他の目的は不回転装置として設計され、それによって１つの方向平 面内でのみ運動範囲を可能にする懸架装置を提供することである０選択的に設計 はある環境で所望される追加的利益を得るために第２の方向平面内での限られた 追加的な運動を提供するために調整可能である。

本発明の上記の目的及びその他の目的は自転車の車輪又はフレームに生ずる衝撃 を効果的に緩和するためにばね力の変化する液圧減衰シリンダによる力可変のば ねを含む懸架装置によって達成される。懸架装置は自転車等のサドル、ハンドル 又はその他の部分のための懸架された不回転又は回転が制限された取りつけ構造 を提供するために自転車のフレームと関連して取りつけられる。自転車の懸架装 置は従来からある管及びクランプ装置によって一輪車、自転車、三輪車等のよう な多くの型の乗物に装着される。

優先的な実施例において、自転車の懸架装置は外方ハウジング部材から成り、外 方ハウジング部材はその内方に配設された内方管状部材を有し、内方管状部材は 外方ハウジング部材の内方に配設されかつそこから外方に延びるピストンロンド 上の案内装置と協働する、外方に延びるピストンロンドは自転車のサドル等のた めの取りつけ構造として役立ち、かつサドル等の構造の位置で有効な衝撃吸収を 提供するための外方ハウジング部材中における伸縮可能にスライド可能な運動を 可能にする。また自転車の懸架装置は自転車等の車輪の相対運動のためのサブフ レーム及びトグルジヨイントと共に利用される。

管状案内部材及びピストンロンド中に設けられている案内装置は懸架作用を行な うためにピストンロンドと管状本内部材との間の伸縮可能にスライド可能な運動 を可能にするための支承部材を含む。ばね部材は懸架装置においてピストンロン ドに対する偏倚力を提供するためにピストンロッド装置の下方の外方ハウジング の内方に配置されている。予圧調整器は広い範囲のライダ及び広い範囲の道路条 件をカバーするために懸架装置の作用の調整のために力可変のばね装置に対して 相対的に位置決めされる。加圧流体はばね室内に配設されているかつ減衰弁は懸 架装置の固有の機能を保証しかつその寿命を増大させるためにピストンロンドと 協働して作用する支承部材に対する潤滑を提供するために作用する力可変の液圧 減衰装置を提供するためにピストンロンド中に内蔵されている。

本発明による懸架装置は全ての種類の運転条件において自転車等においてライダ を乗り心地良くかつ安全にするための装置を提供する。装置は自転車のサドル又 は他の部分に生じた側荷重をこれらの荷重を吸収するために支承案内部に移動さ せる。懸架装置はコストが易くしかも極度に耐久性のある装置である。

図面の簡単な説明 本発明のこれらの特徴及びその他の特徴、目的、用途及び利点は添付の図面を参 照して発明の詳細な説明を読むことによって明らかになる。

第１図は本発明の自転車の懸架装置を組み込んだ自転車の側面図、第２図は自転 車の懸架装置のための１つの取りつけ位置を拡大して示す部分断面図、第３図は 本発明の自転車の懸架装置の第１に好適な実施例の拡大された部分断面図、第４ 図は第３図に示す自転車の懸架装置の拡大された部分断面図、第５図は第３図の ５−５線に沿う横断面図、第５ａ図は第３図の５−５線に沿う横断面図及びその 他の変形、第６図は本発明の自転車の懸架装置の他の実施例の部分横断面図、第 ７図は第６図に示す自転車の懸架装置の他の実施例の破断図された部分横断面図 、そして第８図は本発明の自転車の懸架装置の他の実施例の部分横断面図である 。

発明の詳細な説明 第１図によれば、従来の型の自転車１０は従来の方法によるチェン駆動部１８と 連結されたペダル１６によって駆動される一対の車輪を有するフレーム１２を有 する。

自転車１０はライダが彼又は彼女の体重をかげるサドル２０及びハンドル２２を 含む。本発明の自転車の懸架装置は例えばサドル２０とハンドル２２の位置で生 ずる衝撃を減衰させかつ緩和するために利用されるユニークなショックアブソー バ２４．２５及び２６から成る。

第２ａ図に示すようにサドルの位置に取りつけられたショックアブソーバ２４は フレーム１２の管状部材２８中に延びかつそこで従来のクランプ装置によって固 定されている。ショックアブソーバ２４は外方ハウジング部材３０と外方ハウジ ング部材３０の内方に配設されていてその上端３４でサドル等に取りつけるため にそこから外方に延びているピストンロッド３２を有する。外方ハウジング部材 ３０はサドル及びライダの体重の支持のために充分な剛性と強度を提供するため に管状フレーム部材２８中に延びている。ショックアブソーバ２４は後でもっと 詳しく説明するような力可変のばねアセンブリのための荷重調整器３６を含む。

自転車のハンドルの取りつけにおいて同様に自転車の懸架装置はサブフレーム１ ７と関連して使用される。装置２５はフレーム１２上に支持されかつ後輪の相対 的運動を可能にするためにトグルジヨイント１９を介してフレーム１７に連結さ れる。

第３図によれば、ハンドルのような自転車の他の部分と同様に自転車のサドル又 はサドルのための装置を取りつけるショックアブソーバをより詳しく示す、４０ で表されるショックアブソーバはロックビン４８によってピストンロッド４６の 外端４４上に位置しているサドルアダプタ４２から成る。ピストンロッド４６は 上方の開放端５２を有する外方ハウジング部材５０から外方へ延びている。外方 ハウジング部材５０内で案内シリンダ５４を支持しかつねじで固定される大きな 直径の部分５６を有する。案内シリンダは外方ハウジング部材５０の内方にピス トンロッド４６が延びるための中心の孔を有しかつその上端で構造をシールする ためにピストンロッド４６のまわりに配置されているＯ　リングシール５８を有 する。ピストンロッド４６はピストンロッド４６と管状案内部材５４の間の伸縮 可能なスライド運動を可能にするために少なくとも１つの支承部材６２が配設さ れるための複数の案内装置又は溝６０を有する。管状案内部材５４は管状案内部 材５４により支承部材６２の位置を保持するために支承部材６２と協働するため 支承部又はインサート装置が位置決めされるための少なくとも１つの開口を有す る。

ピストンロッド４６中に形成された案内装置６０はピストンロフト４６と管状案 内部材５４との間の選択的な運動量を可能にするために特定された長さを有し、 その長さは自転車等の使用中に生ずる衝撃を緩和するために充分な長さとされる 。

ピストンロッド４６の下端には非常に小さい公差で外方ハウジング部材５０の内 方にスライド可能に収容されるための寸法を有するピストンプレート６６が位置 している。ピストンプレート６６は外方ハウジング部材５０の下方部分に格納さ れた偏倚ばね６８によって付勢される、ばね６８とピストンプレート６Ｇとの間 には、ピストンロフト６６の底部分をカバーしかつその中心に形成された大きさ が選択的な開ロア２を有する減衰ディスク７０が挿入されている。減衰ディスク は可変減衰制御のために使用されその際減衰ディスクに形成された開ロア２は後 で説明するような可変減衰効果を可能にするために相異なる選択された大きさに 形成される。

外方ハウジング部材５０のばね室６９内には油のような液圧流体が充填されてお り、この流体は使用中ショックアブソーバと減衰制御装置の液圧作用を提供する 。

外方ハウジング部材５０中へのピストンロッド４６の圧入の間ばね室６９中の液 圧流体は減衰ディスク７０に形成された開ロア２を通りそしてピストンプレート ６６に形成された孔６７に達する。この方法で液圧流体は案内装置６０及び構造 の支承部６４の表面のみならず支承装置６２にも導入される。減衰ディスク７０ に形成される孔７２の直径の選択によって、ピストンロッドのリバウンドストロ ーク並びにピストンロッド圧入ストロークを制御するための力可変減衰装置が効 果的に制御される。

減衰装置及びピストンロフト４６の各圧入又はリバウンドストロークは減衰プレ ート７０及びピストンプレート６６にそれぞれ形成された孔７２及び６７の大き さと同様にばね室６９に充填されだ液圧流体の量及び粘度によって直接制御され る。所望の場合ピストンロッド４６の圧入ストローク中に作用する減衰力は液圧 流体の流れを可能にしかつそれによって装置によって緩和される衝撃のために生 ずる振動を減衰させる６選択的にピストンロッド４６のリバウンドストロークに おいて％Ｍ　Ｗの案内装置及び支承部材を取り囲む上方室からの液圧流体流動は 他の衝撃吸収に備えるために滑らかなリバウンドを可能にするために制限される 。

装置のばね室６９の下端では、予圧ロックナツト７８を有する予圧調整器７６に よって作用される下方のばねピストン７４が設けられている。予圧調整器７６の 使用によってばね６８によってかけられる偏倚力を変えるための調整可能なばね 予圧が有効となる。装置がピストンロッド４６と案内部材５４及び外方ハウジン グ部材５０との間のスムーズな伸縮可能にスライド可能な運動を可能にすること が認識される。このことは支承部材と案内表面を潤滑するためにピストンロッド ４６のピストンプレート６６上の室に潤滑液圧流体を供給することによって達成 される。この方法で支承部材は構成部分の非常に低い摩擦と磨耗でスムーズなス ライド運動を可能にする。

第４図に示すように、ショックアブソーバ４０の破断図は装置の個々の構成部分 の構造を詳細に示す。外方ハウジング部材５０はその上端に雌ねじ５２を有し、 雌ねじは案内部材５４を確り固定するために本内部材５４上に位置するねじ５３ と協働する。外方ハウジング部材５０の上縁に座着した案内部材５４はピストン ロフト４６との間のシールのためのＯリング５日を受けるための０　リング座５ ７を有する。ピストンロフト４６は支承部材６２と協働する溝として形成された 案内溝６０を有し、支承部材は案内部材５４中の孔５５に挿入された支承部６４ に座着している。ピストンロッド４６はまた案内装置６０、支承部材６２及び支 承部６４に対してピストンプレート６６の下方から液圧流体流動を可能にするた めに通孔６７を有するピストンプレート６６から成る。通孔６７は装置の摩擦を 減少させかつ装置の寿命を延ばすために０リングシールに対してその長さに沿っ てピストンロッドの潤滑を可能にする。減衰プレート７０は装置の可変減衰特性 を可能にするためにその大きさが可変である孔７２を有するピストンプレート６ ６の下縁に座着するために設けられている。孔７２は所望に応じてピストンプレ ート６６のまわりの流動を可能にするために通孔６７と協働する。

ピストンロッド４６が外方ハウジング部材５０内に位置している場合、ばね部材 ６８を受けるばね室は液圧流体が位置するプレートの下方に形成されている。外 方管状部材５０の底には予圧調整ロッド７６を受けるための孔が有り、このロッ ドは孔７７を探って係入しかっばね６８の下縁に位置するばねディスク７４上に 作用するために外方ハウジング部材５０の内方に延びている。シール及びロック ナツト７８はばね６８に対する所望の予圧を与える位置で予圧調整器７６の相対 運動を阻止する。

第５図に示すように支承部材６２は伸縮可能なスライド運動を可能にするがピス トンロッド４６と案内シリンダ５４との間の相対回転を阻止する直径を有する。

第５図から分かるように、形成された案内溝６０を有するピストンロッド４６と サドル６４と協働部との間の公差は構成部分の間の相対回転を阻止するためにグ イ装置によって支承部材６２を確り確保するように作用する。

第５ａ図によれば本発明の変形された実施例が示されており、その際ある程度の 回転運動が可能であり、それによって第１の方向平面内のピストンロッドの運動 に対して運動範囲を第２の方向平面内の運動に変える、この実施例においては運 動の制限された範囲は中に支承部材６２が位置しているピストンロッド４６のた めの支承レースインサート６１を設けることによって達成される。公差はインサ ート６１の下に配置されている可撓性材料６５がの厚さ６３で表される。可撓性 材料６５はレースインサート６１の制限された運動を可能にしかつそれによって 所望の回転運動を可能にする。その最初に整列された位置に自動的に座を戻すこ とが行われる。この運動は案内装置６０及び支承部６４中に位置している５９で 示される支承部材の直径を単に変えることによって選択的に達成される。自転車 の乗り心地とフレキシビリチーの増大のために自転車のサドルのためのショック アブソーバ取りつけ装置の使用はライダに追加的な利点を提供することが見出さ れた。

自転車の運針中、ライダの自然の体の運動はペダルを踏む時にライダの中央部分 に移行する横方又はサイドツウサイド運動を含む。ある状態においてサドルの回 転運動は望ましくなくかつ装置は１つの方向平面内に運動を限定するために案内 装置５４に対するピストンロッド４６の相対回転を阻止するように第５図に示す ように設計されることができる。選択的にたの状態においては、ペダルを踏んで いる間のライダの横方運動は回避することが望ましいサドルからライダに対して 作用する不所望の力を作用するようになる。ピストンロッド４６と案内シリンダ ５４との間の相対回転量を制限することによってピストンロッド４６上に取りつ けられたサドルは制限された回転運動量を可能にする。この第２の方向平面内の 運動範囲の提供によってライダの自然の運動はサドルにとけるより乗り心地の良 い運転に補償される。

例えばペダル操作の間のライダの自然の運動を受けるためにサドルの個所での所 望の制限された回転運動量は合計３　＠〜１０＠程度の範囲であるが、特別のラ イダのために及び彼等の体の運動を最も乗り心地の良い状態に調整される。第５ ａ図に示すように支承部材６２の大きさは簡単に変わり又は支承部６４はピスト ンロッド４６に形成された案内装置６０においてのみ運動を提供するためにこれ と協働して変わることができる。選択的に第２の方向平面内の制限された追加の 運動を提供する方法は当業者に自明で本発明により予測される。

第６図によれば本発明のショックアブソーバ８０の他の実施例が示されている。

ショックアブソーバ８０の構成部分の多くは第３図及び第４図について記載され たものと同一でありかつ同一の符号を付けられている。

ショックアブソーバ８０はロックピン４８によってピストンロッド８２の外端４ ４上に位置しているサドルアダプタ４２を含む、ピストンロッド８２はハウジン グ部材５０の上方開放端５２中に配設されている案内シリンダ８４を通って上方 開放端５２で外方ハウジング部材５０の内方から外方に延びている。案内シリン ダ８４はねじによって外方ハウジング部材５０に固定されておりかつ８６及び８ ８で示されるように数個の０リングシールを有する。案内シリンダ８４はこうし てアセンブリの上端でピストンロッド８２及び外方ハウジング部材５０によって シールされている。本発明の実施例において、ピストンロッド８２は複数の支承 部材９２を格納する硬化された金属の支承レースである分離された案内装置イン サー）９０を有する。案内シリンダ８４はピストン口・ノド８２と管状合し１な し１部材８４との間の伸縮可能なスライド運動を可能にするために硬化された金 属の支承部又はレース９４を有する、本発明の前記の実施例によって案内インサ ートレース９０とピストンロフト８２の支承部９４及び案内シリンダ８４の間の 協働関係は発生した衝撃の緩和のためにこれらの間の選択的な移動量を可能にす る。本発明のこの実施例において同様な機能は案内シリンダ８４番よとストンロ ７ド８２の一方の側にのみかつ案内シリンダと接続して案内装置及び支承部材を 設けることによって達成され又は選択的に装置の直径上の反対側に設けられるこ ともできる。支承レース９０及び支承部９４は支承部材９２の縦運動を可能にし そしてそれ故非常にスムーズかつ効果的な操作を提供する。

ピストンロフト８２の下端にはピストンプレート９６が有り、ピストンプレート は外方ハウジング部材５０とのシールを可能にするために外周面上にＯリング座 及び０リングシール９８を存し、一方それらの間のスライド運動を可能にする。

ピストンプレート９６は液圧流体が充填されている外方ハウジング部材５０の下 方部分６９中に収納されたばね６８によって作用される。

本発明の実施例は相異なる減衰装置を有し、その際減衰弁１００は中心部分でピ ストンロッド８２の下端にねじで固定される。減衰弁１００は中心孔１０４を有 するハウジングを有し、中心孔中にはピストンプレート９６上に位置する案内装 置に延びているピストンロッド８２中に形成された孔１０４中への油の流入を可 能にする。弁１００　は弁１００の下端にねじで固定されかつそこに大きさ可変 の孔を有するジェットノズルインサート１０６を有する。チェックポール１０８ は孔１０２中に配設されているかつ所望の場合そこに形成された孔を効果的にシ ールするためにジェット１０６の上端に対して座着するための寸法を有する。

こうして減衰弁１００は逆止弁として作用し、その際ピストンロフト８２の圧縮 ストロークにおいてボール１０Ｂは座から離れかつ液圧流体は容易に弁１００を 流過しかつシェアド１０６中に形成された孔の大きさに基づいて減衰作用を可能 にする。リバウンドストロークの間ボール１０８は液圧流体が弁ハウジング１０ ０中に形成された孔１１０を通る流れをつくるようにジェット１０６の孔に座着 しかつシールする。孔１００を通る流動が幾分制限されると、弁１００は所望の ようにスムーズなリバウンド作用を可能にする。この装置は装置に対して良好な 減衰特性を提供するために下方のばね室６９中に配設されている液圧流体中に延 びる場合に特別に有利である。装置の他の特徴は前記のものと同一であり、装置 は相異なる体重を有するライダを補償するために予圧をかけられた調整可能なば ねを有しかつ装置の有効なストロークをｌｌ１１＠シない。

第７図に示すようにショックアブソーバ取りつけ装置の構成部分の詳細に示され ている。外方ハウジング部材５０は前記のものと同様でありかつその下端で予圧 器７６によって作用される下方ばねピストン７４によって下方部分てばね６８を 取り囲む、０リングサドル及びシール８６及び８８を備えた下端５６を有する案 内シリンダ８４は外方ハウジング部材５０の上＃４５２とネジてけつごうされて いる。案内シリンダ８４は複数のサドル８９を形成するために機械加工された端 を有する延在する孔８７を有し、孔中で表面８９と協働する表面９５を有する支 承レースインサートが案内シリンダ８４の外表面を提供するためにサドルする。

支承レースインサート９４はピストンロフト８２の案内装置９０と接続して支承 ９２がスムーズに転がり及び滑りを行なうような支承レースインサートを形成す るために９７で示された湾曲した内表面を有する。ピストンロッド８２の案内装 置９０は９１で示される案内シリンダ８４の支承レースインサート９４と同一の インサートとして形成されている。

この実施例の減衰装置１００は孔１０２を有するハウジングを有し、ハウジング は案内装置及び支承に液圧流体を供給するためにピストンロッドに形成された孔 に接続されるピストンロッド８２のベースにねじで連結される。ジェットノズル １０６は弁１００の下端にねじ部材結合され、弁は孔１０７を有し、孔はそこを 通る液圧流体の流れを制限しかつアセンブリの減衰特性を調整するために変えら れる。逆止弁ボール１０８はピストンロッド８２のリバウンドストロークの開孔 １０７を通る流動を選択的に遮断するためにジェットノズル１０６中の孔１０７ に座着する。液圧流体の流動は流動方向に従ってチェックボール１０８を着座さ せ又は脱座させ、チェックポールが孔１０７に座してしる場合には液圧流体は減 衰装置の固をの機能を提供するために弁１００のハウジング中に形成された孔１ １０を通って流動させる。制限された回転運動は前記のように提供される。

第８図によれば本発明の他の実施例が示され、それは装置の機械加工を減少させ かつコストを減少させるためにローラ支承部材に対してニードル支承部材を使用 する。この実施例におけるショックアブソーバ取りつけ装置１２０は前記の方法 で作用するものと同一の構成部分を使用しかつ便宜上再度説明しない。装置はこ の実施例における支承部材がピストンロッド１２４及び案内シリンダ１２６又は 単にピストンロッド１２４中のみに形成された案内溝又はチャンネル中に単に挿 入されるだけでよい、案内溝は本発明のこの実施例でも他の実施例でもインサー トによっては形成されず、かつピストンロフト１２４およし案内シリンダ１２６ 中に機械加工される必要はない。本発明の減衰及び循環の面は前記の実施例と同 様であり、そして即ち第３図及び第４図の実施例と同じでありか、装置は不回転 型実施形態又はピストンロッド１２４　と案内シリンダ１２６　との間の制限さ れた回転運動を可能にする。

この実施例においてはインサートガスチャージ７５はばね調整のために設けられ ている。蓄圧器又は袋は所望の場合にガスチャージを受けかつ保持するためにス ペース２５に設けられることができる。弁７７は装置にガスチャージを提供する ために外の底端に位置する。

本発明のショックアブソーバ取りつけ装置は自転車の懸架装置を提供し、自転車 の懸架装置はサドル、ハンドル又はその他の部分の取りつけのための既存の自転 車中に組み込まれ又は後接続される。装置はコンパクトかつ軽量設計でありかつ 使用される自転車の乗り心地及び多様性に影響する。ショックアブソーバは大気 の状態への曝されることを阻止するためのショフクアブソーバ及び装置の有効寿 命及び機能を延ばすための潤滑そうちを提供する。装置は各ストロークの距離及 び速度に従って装置のストロークを制御するための可変ばね定数減衰装置を提供 しかつ装置の減衰特性およし移動量に影響を与えることなしに相異なる体重のラ イダを収容するために予圧を受けた調整可能なばねを提供する。装置はこれらの 荷重を収容するために協力に支持されたりニア支承案内に分配されたような装置 上に生じた通常の横荷重が作用する時に極端に耐久性がある。

一方本発明は優先的な実施例の範囲で記載されており、当業者は本発明が構造を 種々変えて実施されることができることを認識している。そのような変化及び変 形は請求の範囲において記載された本発明の精神及び範囲から越脱することなし に前記優先的な実施例において成されることができる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ショックアブソーバと連接されたメインフレームを有する自転車又は他の乗 物のためのショックアブソーバにおいて、 該乗物の該主フレームに固定された外方ハウジング部材と、ピストシボデー部分 の少なくとも一部分が外方ハウジング部材から外方に延びる該外方ハウジング部 材内にスライド可能に配設されているピストンヘッド及びボデー部分を有するピ ストンアセンブリと、該ピストンボデー部分と連接された第１の案内装置と該ピ ストンアセンブリと該外方ハウジング部材との間の少なくとも相対的直線運動を 可能にしかつ該外方ハウジング部材に対する該ピストン部材の回転運動を制限す るように支承部材を格納するために該第１の案内装置と協働する該ピストンボデ ー部分と連接された第２の案内装置と、該外方ハウジング部材に対して伸長した 位置に該ピストンボデー部分を偏倚させるように該ピストンアセンブリと該外方 ハウジング部材との間に作用する偏倚押圧装置と該外方ハウジング部材内に配置 されている液圧流体と圧入及びリバウンド運動において該ピストンアセンブリの 運動の減衰を行わせるために該外方ハウジング部材内に配設されている該ピスト ンヘッドに該液圧流体の流動を可能にする装置とから成ることを特徴とする前記 ショックアブソーバ。 ２　該ピストンプレートは該外方ハウジング部材の内表面をシールし、その際該 ピストン装置に液圧流体の流動を可能にする該装置は該液圧流体が流動する該ピ ストンヘッド内に形成された孔から成り、該ピストンヘッドは各圧入又はリバウ ンドストロークの速度及び距離に関連してピストン装置の圧入及びリバウンドを 制御するための力可変の減衰装置を形成するための減衰弁を有する請求項１記載 のショックアブソーバ。 ３　該減衰弁はそこに形成された第１及び第２の孔を有し、そこで該第１の孔は 該ピストンヘッドに形成された該孔と連結されるようにされた、縦方向に延在す るハウジングと、そこに形成された大きさ可変の孔を有する該弁の第１の孔中に 位置するジェットノズルと、該弁の第１の孔内にあって、該ジェットノズルから の液圧流体の流れを選択的に阻止しそれによって該弁に形成された該第２の孔か ら液圧流体を引き出すための逆止弁とから成る、請求項２記載のショックアブソ ーバ。 ４　更に該外方ハウジング部材とこれと連接された第２の案内装置を有する該ピ ストンとの間に配設されている案内スリーブを有し、該第２の案内装置は該支承 部材のための縦方向に延びる支承レースを形成するために一体的に形成され又は 案内スリーブ中に挿入されるインサートである、請求項１記載のショックアブソ ーバ。 ５　該ピストン装置と連接された該第１の案内装置は少なくとも１つの側に該ピ ストン装置中に縦方向に形成された溝であり、溝中には該支承部材が運動可能に 保持され、該第１の案内装置は該ピストン装置の少なくとも１つの側に位置して いるインサートとして一体的に形成されている、請求項１記載のショックアブソ ーバ。 ６　該外方ハウジング部材は乗物のサドルのための取りつけポストとして作用す るためにそこから外方に延びている該ピストンの該両部分を有する自転車のメイ ンフレームの管状支持部材中に位置している、請求項１記載のショックアブソー バ。 ７　自転車のメインフレームが自転車のハンドルと連接された管状フレーム部材 を有し、該外方ハウジング部材は取りつけポストとして作用するためにそこから 外方に延びる該ピストンのピストンボデー部分を有する該管状フレーム部材中に 位置している、請求項１記載のショックアブソーバ。 ８　自転車の管状フレーム部材中に位置しかつ固定されており、その際両端でシ ールされている外方ハウジング部材と、該外方ハウジング部材中に同軸的にスラ イド可能に配役されておりかつ自転車の部分の取りつけのために外方に延びてい るピストン装置であって、該外方ハウジング部材に対する少なくとも直線往復運 動可能でありかつ第１端で該外方ハウジング部材内に配役されている第１の案内 装置を有するピストン装置と、該ピストン装置のまわりに該外方ハウジング部材 中に位置している第２の案内装置を有する案内スリーブと、該ピストン装置と該 案内スリーブとの間での少なくともスライド可能な運動を可能にするために支承 部材を格納するために該第１の案内装置と協働する第２の案内装置であって、第 １の案内装置と第２の案内装置とは該ピストン装置の回転運動を制限するために 作用するものと、該ピストン装置に作用しかつその第２端に隣接している該外方 ハウジング部材中に格納された偏倚ばねと、該ピストン装置のスライド運動の可 変減衰を提供しかつシールされた外方ハウジング部材の内表面に潤滑を提供する ために該外方ハウジング部材中に配置されている液圧流体とから成ることを特徴 とするショックアブソーバ。 ９　メインフレームを有する自転車又は他の乗物のためのショックアブソーバに おいて、 該乗物の該メインフレームに固定される外方ハウジング部材と、該ピストンアセ ンブリの少なくとも一部分を該外方ハウジング部材から外方に延ばしている該外 方ハウジング部材内にスライド可能に配役されているピストンアセンブリと、該 ピストンアセンブリ中に位置している第１の案内装置と該ピストンアセンブリと 該外方ハウジング部材との間の少なくとも相対的運動を可能にしかつ該外方ハウ ジング部材に対する該ピストン部材の回転運動を制限するように支承部材を格納 する第１の案内装置と協働する該外方ハウジング部材と連接された第２の案内装 置とを有するインサートと、該外方ハウジング部材に対して伸長した位置に該ピ ストンアセンブリを偏倚させるように該ピストン装置上に作用する偏倚押圧装置 とから成ることを特徴とするショックアブソーバ。 １０　連接されたメインフレームを有する自転車又は他の乗物のためのショック アブソーバにおいて、該乗物の該メインフレームに固定される外方ハウジング部 材と、該ピストンボデーの少なくとも一部分を該外方ハウジング部材から外方に 延ばしているスライド可能に配役されているピストンヘッドとピストンボデーと を有しかつ該乗り物の一部分を取りつけるようにされたピストンアセンブリと、 該ピストンボデーと連接された少なくとも１つの第１の案内装置と該外方管状部 材と連接された少なくとも１つの第２の案内装置であって、該ピストンアセンブ リと該外方ハウジング部材との間の少なくとも画線運動を可能にしかつ該外方ハ ウジング部材に対する該ピストンアセンブリの回転運動を制限するように支承部 材を格納する該第１の案内装置と協働する該外方ハウジング部材と連接された少 なくとも１つの第２の案内装置と、該外方管状部材に対して延びた位置に該ピス トンボデー部分を偏倚させるように該ピストンアセンブリと該外方ハウジング部 材との間に作用する偏倚押圧装置と、圧入及びリバウンドストロークについて該 ピストンアセンブリの運動を制御するために該ピストンアセンブリに作用する減 衰装置であって、該減衰装置によって提供される減衰量を変えるための装置を有 し、該減衰量を変えるための装置によって該外方ハウジング部材の外方位置で操 作可能である前記減衰装置とから成ることを特徴とするショックアブソーバ。