JPH0613993U - 自転車用車輪懸架装置 - Google Patents

自転車用車輪懸架装置

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JPH0613993U
JPH0613993U JP058444U JP5844492U JPH0613993U JP H0613993 U JPH0613993 U JP H0613993U JP 058444 U JP058444 U JP 058444U JP 5844492 U JP5844492 U JP 5844492U JP H0613993 U JPH0613993 U JP H0613993U
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fork leg
gas
damping force
slide tube
chamber
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俊郎 大間
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Showa Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/06Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with telescopic fork, e.g. including auxiliary rocking arms
    • B62K25/08Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with telescopic fork, e.g. including auxiliary rocking arms for front wheel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成により、ガス封入圧を自在に調整
可能とすること。 【構成】 自転車用車輪懸架装置20において、減衰力
発生装置24の下側のフォーク脚23内油室に、フォー
ク脚23の軸方向に摺動自在の隔壁部材91を設けてな
るもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車用車輪懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、山岳用自転車の如くにあっては、特開平2-231289号公報に記載される如 くの「自転車の車体前部に回動可能に支持されるステアリングブラケットに固定 される左右一対のスライドチューブと、該スライドチューブに摺動自在に嵌装さ れて前輪車軸を保持する左右一対の筒状フォーク脚とを有し、該スライドチュー ブと該フォーク脚の互いに連通する内部空間に油室とガス室とを形成し、該スラ イドチューブと該フォーク脚との間の油室に減衰力発生装置を設けて構成される 懸架装置」を用いている。
【0003】 この懸架装置によれば、スライドチューブとフォーク脚とが伸縮する際に、ガ ス室内ガス圧反力による気体ばね作用と、油室内油の流通に対し減衰力発生装置 が加える減衰作用により、路面の凹凸に起因する衝撃を緩衝する。
【0004】 ところで、上述技術では、個々人の好みや体重差に応じて、所望の乗り心地を 確保するに必要な基体ばねのばね力を得るため、スライドチューブの上端キャッ プにガス封入圧調整手段としてのガスバルブを設けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術では、下記、の問題点がある。 ガス封入圧を調整するに際し、加圧する場合にはガス供給装置をガスバルブ に接続する必要があり、減圧する場合にはガス排出具を用いてガスバルブを排気 操作する必要がある。即ち、ガス供給装置やガス排出具等の付帯設備が必要であ り、自転車の使用中、ガス封入圧を自在に調整することに困難がある。
【0006】 ガス封入圧調整手段としてのガスバルブをスライドチューブのキャップに備 えることが必須となり、コスト高となる。また、前述の減衰力発生装置の減衰力 調整手段として、スライドチューブの軸方向に延在する調整具の操作部材をスラ イドチューブのキャップに設けるものにあっては、既にエアバルブを備えること が必須であるキャップに上記調整具の操作部材をも配設する必要を生じ、キャッ プ形状が複雑になる。
【0007】 本考案は、簡素な構成により、ガス封入圧を自在に調整可能とすることを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自転車の車体前部に回動可能に支持されるステアリングブラケット に固定される左右一対のスライドチューブと、該スライドチューブに摺動自在に 嵌装されて前輪車軸を保持する左右一対の筒状フォーク脚とを有し、該スライド チューブと該フォーク脚の互いに連通する内部空間に油室とガス室とを形成し、 該スライドチューブと該フォーク脚との間の油室に減衰力発生装置を設けて構成 される自転車用車輪懸架装置において、上記減衰力発生装置の下側の該フォーク 脚内油室に、該フォーク脚の軸方向に摺動自在の隔壁部材を設けてなるようにし たものである。
【0009】
【作用】
ガス封入圧を加圧する場合には、隔壁部材をガス室容積が減縮する方向に摺 動せしめ、その摺動位置の調整により任意のガス封入圧を得ることができる。ま た、ガス封入圧を減圧する場合には、隔壁部材をガス室容積が拡張する方向に摺 動せしめ、その摺動位置の調整により任意のガス封入圧を得ることができる。
【0010】 即ち、ガス供給装置やガス排出具等の付帯設備が不要であるから、自転車の使 用中、ガス封入圧を簡素な構成により自在に調整できる。これにより、個々人の 好みや体重差に応じて、所望の乗り心地を確保するに必要な気体ばねのばね力を 容易に得ることができる。
【0011】 ガス封入圧調整手段としてのガスバルブは本考案における如くにスライドチ ューブのキャップに備えても良いが、必須ではない。従って、キャップにエアバ ルブを装備しないものとすることにより、コスト低減でき、また、減衰力発生装 置の減衰力調整手段としての調整具の操作部材をキャップに設ける場合にも、キ ャップ形状を単純化できる。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の懸架装置を構成する懸架組立体の一例を示す要部断面図、図2 は懸架組立体を示す図、図3はクロス部材ホルダを示す平面図、図4はピストン 体を示す図、図5はディスクバルブを示す平面図、図6は懸架装置の要部を示す 正面図、図7は懸架装置の要部を示す斜視図である。
【0013】 自転車10は、図6、図7に示す如く、車体11の前部に位置するヘッドパイ プ12の上下に設けられている軸受13A、13Bに、ステアリング軸13を回 動自在に支持している。ステアリング軸13の上方突出端にはハンドルバー14 が固定され、ステアリング軸13の下方突出端には、ステアリングブラケット1 5が固定されている。
【0014】 そして、本考案の懸架装置20は、左右一対の伸縮自在な懸架組立体21を有 して構成される。各懸架組立体21は、ステアリングブラケット15に固定され るスライドチューブ22と、スライドチューブ22に摺動自在に嵌装されて前輪 車軸を保持する筒状フォーク脚23を有し、スライドチューブ22とフォーク脚 23の互いに連通する内部空間に油室とガス室とを形成し、スライドチューブ2 2とフォーク脚23との間の油室に減衰力発生装置24を設けて構成される。
【0015】 尚、フォーク脚23は、管材の冷間鍛造にて成形されており、縮径下端部に車 軸支持部23Aを備えている。
【0016】 然るに、懸架装置20は、図1、図2、図6、図7に示す如く、左右の各フォ ーク脚23の上端拡径部25の下方外周にクロス部材ホルダ26を外嵌し、左右 のクロス部材ホルダ26を一定のねじり剛性を備えるU字状クロス部材27にて 連結している。このとき、各クロス部材ホルダ26は、各フォーク脚23の外周 に接着剤を介して接着されるとともに、各フォーク脚23の上端拡径部25と、 該フォーク脚23に螺着されるロックナット33とにより挟圧保持され、該フォ ーク23の外周に固定される。これにより、懸架装置20は、スライドチューブ 22とフォーク脚23とに2分割されることによる剛性不足を補い、かつブレー キ作動時に、後述するブレーキレバー34に加わるブレーキ反力に起因してフォ ーク脚23に作用するねじりに対しフォーク脚23の剛性を確保する。
【0017】 ここで、クロス部材ホルダ26は、図3に示す如くの環状体であり、クロス部 材取付ボス28と、ブレーキレバー取付ボス29とを備えている。クロス部材2 7は、その基端取付部31を取付ねじ32によりクロス部材ホルダ26のクロス 部材取付ボス28に取付けられる。
【0018】 そして、クロス部材ホルダ26のブレーキレバー取付ボス29には、リム型ブ レーキシステムを構成するブレーキレバー34が、図7に示す如く、プレート2 9A、アンカーピン29Bを介して取着保持される。35はブレーキパッド、3 6はブレーキワイヤである。
【0019】 尚、クロス部材ホルダ26は、クロス部材取付ボス28を、ブレーキレバー取 付ボスとしても用い、上記ブレーキレバー34をクロス部材27とともに共締め 保持せしめても良い。
【0020】 また、クロス部材ホルダ26は、内周に凹部を備えることにより、この凹部を フォーク脚23の外周に備えた凸部と該フォーク脚23の外周方向にて係合せし めることにより回り止めされ、かつフォーク脚23の上端拡径部25と、ロック ナット33とにより挟圧保持されるものであっても良い。
【0021】 懸架組立体21は、図1、図2に示す如く、スライドチューブ22の下端外周 部に止め輪41A、41Bにて装着されているガイドブッシュ41とフォーク脚 23の内周との摺接、及びフォーク脚23の上端内周部に圧入されているガイド ブッシュ42とスライドチューブ22の外周との摺接により、スライドチューブ 22とフォーク脚23とを互いに摺動自在としている。尚、フォーク脚23の前 述上端拡径部25の内周部には、シールスペーサ43、オイルシール44、止め 輪45、ダストシール46が装着され、スライドチューブ22とのシールを果た している。
【0022】 また、フォーク脚23の中間内周部には、Oリング47を外嵌したリング部材 48が圧入され、リング部材48の上端面にはバンプラバー49が配置されてい る。これにより、懸架組立体21は、縮み行程の最終端で、スライドチューブ2 2の下端内周部に結着してある後述のピストン体61下端面を、バンプラバー4 9を介してリング部材48に突き当て制止可能とする。
【0023】 また、フォーク脚23の上端内周部でガイドブッシュ42の下方には、リバウ ンドラバー51が組込み保持されている。これにより、懸架組立体21は伸び行 程の最終端で、スライドチューブ22の中間外周部に止め輪52にて係着されて いるリバウンドシート53上端面を、リバウンドラバー51を介してガイドブッ シュ42に突き当て制止可能とする。
【0024】 減衰力発生装置24は、図1、図2に示す如く、スライドチューブ22の下端 内周部にピストン体61を結着して備える。尚、スライドチューブ22とピスト ン体61との結着部の上部には止め輪62が介装されている。ピストン体61は 、図4(A)、(B)に示す如く、スライドチューブ22側の上室63Aと、フ ォーク脚23側の下室63Bとを画成し、かつそれら上室63Aと下室63Bを 連通可能とする長孔状の縮み側流路64と、丸孔状の伸び側流路65とを備える 。縮み側流路64はピストン体61の中心側に、伸び側流路65はピストン体6 1の外周側に配置されている。
【0025】 尚、上室63Aは、スライドチューブ22の上端部に止め輪101にて固定さ れ、Oリング102を外嵌したキャップとしての閉塞部材103と、ピストン体 61とにより画成され、ピストン体61側の油と閉塞部材103側のガスとを封 止している。また、下室63Bは、後述する隔壁部材91とピストン体61とに より画成され、油を封止している。
【0026】 また、減衰力発生装置24は、バルブスプリング66で縮み側流路64を閉じ る方向に付勢された、スライドバルブ状の第1バルブ67を、ピストン体61の 上室63A側に配置してある。これにより、減衰力発生装置24は、懸架装置2 0の縮み時に、下室63Bの上昇圧力によりバルブスプリング66の付勢力に抗 して第1バルブ67を押し開き、下室63Bの油を縮み側流路64から上室63 Aへと移送し、結果として上室63A内のガスを圧縮することにて、減衰力を発 生させる。
【0027】 このとき、ピストン体61の中心孔部61Aにはボルト68が装着され、ボル ト68は頭部68Aとナット69との間に、カラー71、ピストン体61、バル ブ押え部材72とを挟持している。そして、カラー71回りに、ボルト68の頭 部68A側のスプリング受け73と、ピストン体61側の第1バルブ67とを装 着し、スプリング受け73と第1バルブ67との間にバルブスプリング66を介 装している。スプリング受け73は、ボルト68の頭部68Aにより支承される 他、後述の調整具81により支承位置を調整可能とされる。
【0028】 また、減衰力発生装置24は、スライドチューブ22とフォーク脚23の伸び 行程時に、下室63B負圧により伸び側流路65を開くディスクバルブ状の第2 バルブ74を、ピストン体61の下室63B側に配置してある。これにより、減 衰力発生装置24は、懸架装置20の伸び時に、第2バルブ74が下室63B負 圧に応じてたわみ量を変化し、減衰力を発生させる。
【0029】 このとき、第2バルブ74は、図5に示す如く、内側環状部74Aと外側環状 部74Bとからなり、内側環状部74Aと外側環状部74Bとが連結部74Cを 介して連結され、内側環状部74Aが前記バルブ押え部材72を介してナット6 9によりピストン体61の下端面に固定され、外側環状部74Bが伸び側流路6 5を閉塞可能に配設される。即ち、外側環状部74Bは連結部74Cのばね作用 により大きく変位でき、伸び側流路65を開閉可能とする。尚、内側環状部74 Aと外側環状部74Bとの間で、連結部74Cの両側には、縮み側流路64に相 対する長孔部74Dが設けられている。
【0030】 また、減衰力発生装置24は、上下室63A、63Bを常時連通する絞り連通 路としての、スリット75及び/又はオリフィス76をピストン体61に設けて いる。スリット75、オリフィス76は、図4(A)、(B)に示す如く、ピス トン体61において、第1バルブ67に常時閉塞されない伸び側流路65側領域 と、第2バルブ74に常時閉塞されない縮み側流路64側領域を連通するもので ある。これにより、減衰力発生装置24は、懸架装置20の縮み時と伸び時のい ずれにおいても、スリット75、オリフィス76が上室63A、下室63Bを常 時連通し、絞り抵抗による減衰力を発生させる。
【0031】 更に、スライドチューブ22の上端部に設けてある前述の閉塞部材103には 、調整具81の操作部材82がOリング83を介して回動自在に貫通状態で装着 されている。操作部材82は、操作筒82Aとガスバルブ86との組立体であり 、操作筒82Aの下端面を閉塞部材103の上端面に衝合し、かつガスバルブ8 6の下端外周に嵌着したピン86Aを閉塞部材103の下端面に衝合する状態で 、それら操作筒82Aとガスバルブ86とを止め具82Bにより結合保持したも のである。尚、操作筒82AはOリング82Cを外嵌されてスライドチューブ2 2に装着されている。操作部材82を構成する操作筒82Aのスライドチューブ 22外に位置する上端外周部には回転操作のためのローレット加工が施され、操 作部材82を構成するガスバルブ86のスライドチューブ22内に位置する下端 部に設けた略半月断面部には調整パイプ84の上端部が回転方向に一体化し、軸 方向には相対移動できるように嵌着されている。調整パイプ84の下端部には調 整ナット85が固定され、ナット85は前述したボルト68の頭部68Aに螺設 してあるねじ部に螺合している。そして、ナット85の下端面は該頭部68Aの 下端面より下方に突出でき、前述のスプリング受け73に衝合し得る。即ち、調 整具81は、操作部材82により調整パイプ84を介して調整ナット85を螺動 することにて、調整ナット85の下端面によりスプリング受け73を押し下げ、 スプリング受け73によるバルブスプリング66の支承位置を調整し、結果とし て懸架装置20の縮み時の減衰力を調整可能とする。
【0032】 尚、操作部材82を構成する操作筒82Aの下端面と閉塞部材103の上端面 との衝合部には、操作部材82の回転操作位置をステップ上に制止し得る制止装 置が設けられている。この制止装置は、閉塞部材103の上端面に対向する孔内 に設けたばね104によりボール105をバックアップし、このボール105を 操作筒82Aの下端面の周方向複数位置(本実施例では4位置)に設けた凹部に 順次係止可能とするものである。
【0033】 更に、減衰力発生装置24の下側のフォーク脚23内の油室(下室63B)に は、フォーク脚23の軸方向に摺動自在の隔壁部材91が挿入されている。隔壁 部材91は、Oリング92を外嵌せしめらるとともに、背面に接合一体化してあ る調整ねじ93をフォーク脚23に設けためねじ部94に螺着し、該調整ねじ9 3の操作部93Aをフォーク脚23の外面凹部95に突出させている。隔壁部材 91は、調整ねじ93の操作部93Aを螺動操作することにて上述の如くにフォ ーク脚23の軸方向に摺動し、調整ねじ93に螺着されるロックナット96によ りロックされる。隔壁部材91は、上室63A内油室油面の変更により、上室6 3内ガス室容積を拡縮可能とするのである。尚、フォーク脚23の外面凹部95 は、カバー97により封止可能とされ、調整ねじ93を塵埃から保護可能として いる。
【0034】 従って、懸架装置20にあっては、製造段階等で、前述のガスバルブ86にガ ス供給装置を接続し、上室63Aに所定のガス圧力を封入可能とする。そして、 使用段階等で上述のガス封入圧を調整するに際しては、上述の隔壁部材91の摺 動位置の調整により、ガス室容積を拡縮し、結果として任意のガス封入圧を確保 可能とする。
【0035】 以下、本実施例の作用について説明する。 ガス封入圧を加圧する場合には、隔壁部材91をガス室容積が減縮する方向 に摺動せしめ、その摺動位置の調整により任意のガス封入圧を得ることができる 。また、ガス封入圧を減圧する場合には、隔壁部材をガス室容積が拡張する方向 に摺動せしめ、その摺動位置の調整により任意のガス封入圧を得ることができる 。
【0036】 即ち、ガス供給装置ガスや排出具等の付帯設備が不要であるから、自転車10 の使用中、ガス封入圧を簡素な構成により自在に調整できる。これにより、個々 人の好みや体重差に応じて、所望の乗り心地を確保するに必要な気体ばねのばね 力を容易に得ることができる。
【0037】 ガス封入圧調整手段としてのガスバルブ86は本実施例における如くにスラ イドチューブ22の閉塞部材103に備え、このガスバルブ86を製造段階等に おける初期ガス圧封入手段として用いても良いが、必須ではない。従って、閉塞 部材103にガスバルブ86を装備しないものとすることにより、コスト低減で き、また、減衰力発生装置24の減衰力調整手段としての調整具81の操作部材 82を閉塞部材103に設ける場合にも、閉塞部材103回りの構造を単純化で きる。
【0038】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、簡素な構成により、ガス封入圧を自在に調整可 能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の懸架装置を構成する懸架組立体
の一例を示す要部断面図である。
【図2】図2は懸架組立体を示す図である。
【図3】図3はクロス部材ホルダを示す平面図である。
【図4】図4はピストン体を示す図である。
【図5】図5はディスクバルブを示す平面図である。
【図6】図6は懸架装置の要部を示す正面図である。
【図7】図7は懸架装置の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 自転車 11 車体 15 ステアリングブラケット 20 懸架装置 22 スライドチューブ 23 フォーク脚 24 減衰力発生装置 91 隔壁部材 93 調整ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車体前部に回動可能に支持され
    るステアリングブラケットに固定される左右一対のスラ
    イドチューブと、該スライドチューブに摺動自在に嵌装
    されて前輪車軸を保持する左右一対の筒状フォーク脚と
    を有し、該スライドチューブと該フォーク脚の互いに連
    通する内部空間に油室とガス室とを形成し、該スライド
    チューブと該フォーク脚との間の油室に減衰力発生装置
    を設けて構成される自転車用車輪懸架装置において、 上記減衰力発生装置の下側の該フォーク脚内油室に、該
    フォーク脚の軸方向に摺動自在の隔壁部材を設けてなる
    ことを特徴とする自転車用車輪懸架装置。
JP058444U 1992-07-29 1992-07-29 自転車用車輪懸架装置 Pending JPH0613993U (ja)

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