JPH04500259A - 内燃機関のための燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関のための燃料噴射装置 背景技術 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念における内燃機関のための燃料噴射装置 から出発する。

このような形式の公知の燃料噴射装置おいては（ドイツ連邦共和国第３４２８５ ９７０２号明細書）、結合部材がＵ字状のばねクリップとして形成されており、 該ばねクリップのウェブは、燃料噴射弁の縦方向の延びに対して直角に延びてお り、がっその脚は、−面では緑において半径方向で内方へ曲げられた舌片によっ て燃料噴射弁の弁ケーシングにおける周溝内に係合し、かつ他面では貫通部を有 しており、この貫通部に接続管における錠止フランジが係止可能である。ばねク ランプを弁ケーシングの周溝内に半径方向で固定するために、前記舌片は、その 曲率半径が周溝の曲率半径に相応するような円形状及び凹面状に延びる区分を有 している０組立てる際には、先ずばねクランプが燃料噴射弁に差し嵌められ、こ の場合脚がその舌片によって周溝内に係止する。次いで、ばねクランプを備えた 燃料噴射弁が、軸方向で接続管内に羞し込まれる。

脚が錠止フランジに沿って滑ることができるために、脚は差し嵌め方向で外側へ 曲げられており、かつ差し嵌め時に錠止フランジによって拡開される１錠止フラ ンジが貫通部内に係止されるとすぐに、脚は再び所定の出発位置に戻される。

このような燃料噴射装置において、燃料噴射弁は、燃料分配装置からの故意でな い取り出しに対する軸方向の安全性が与えられるが、しかし燃料噴射弁の、例え ば組立て時、あるいは燃料噴射弁のための接続ケーブルの差し嵌め又は取り出し 時に生じてしまうような周方向での捩れに対する安全性は与えられていない。

しかし、所謂、他方向噴射式−燃料噴射弁を使用する場合には、変化する必要の ない内燃機関の吸い込み幾何学のために、燃料噴射弁の個々の噴射平面の正確な 位置決めが必要である：なぜならば、周方向の捩れによってこの位置からそれぞ れ逸れることにより、混合調製の低下を導くからである。

発明の効果 請求の範囲第１項の特徴を有する本発明の燃料噴射装置は、接続管に取り付けら れかつ結合部材を介して保持された燃料噴射弁が、周方向で少ない誤差で正確に 組み込まれており、さらに、例えば接続ケーブルの差し嵌め又は取外しによる外 からの簡単な力作用による捩れがもはや生じない、結合部材は、簡単に製造され 、さらに簡単かつ自動的な組立てを可能にする。燃料噴射弁における及び接続管 における成形部材は、成形工具において既に考慮されており、従って製造特に多 大のコストがかからない。内燃機関の吸い込み幾何学に関する燃料噴射弁の正確 な位置決めは、分解の後にもサービスの目的のために高精度で再現可能であり、 かつ荒い運転条件でも確実に維持される。

請求の範囲第２項以下にと載された構成にょフて、請求の範囲ｊ！１１項に記載 された燃料噴射装置の有利な改良及び改善が可能である。

図面 本発明を図示の実施例に基づき以下の記載において詳しく説明する。但し、図面 中、 第１図は部分的に破断した燃料噴射装置の部分何面図、 第２図は燃料噴射装置を第１図の矢印Ｈの方向で見た図、 第３図は第１図及び第２図における燃料噴射装置の、燃料噴射弁と燃料分配装置 との間の結合部材の正面図、　第４図は第３図の結合部材の側面図、第５図はＩ Ｊ３図の結合部材の平面図、′！Ｊ６図は燃料噴射弁を取外した際の別の実施例 による燃料噴射装置の第２図におけると同じ図、第７図は第６図の■−■線に沿 った断面図、！！！８図は第３実施例による燃料噴射装置の側面図、第９図は燃 料噴射装置を第８図における矢印■の方向で見た図、 第１０図は燃料噴射弁を取外した際の第８図における燃料噴射装置の下面図、 第１１図は１１８図−第１０図による燃料噴射装！の結合部材の正面図、 第１２図はＮ１１図の結合部材の側面図、第１３図は第１１図の結合部材の平面 図である。

実施例の説明 第１図及びｔＪ２図において互いに具なる２つの側面図で部分的に破断してかつ 部分的に示された、内燃機関のための燃料噴射装置は、複数の接続管１１を支持 するプラスチックから成る燃料分配装置１０と、一方の端面において設けられた 燃料供給のための接続開口を有する同数の燃料噴射弁１２とを有している。この ような燃料噴射弁１２は、一般的にトップ−フィード−弁として知られる。燃料 分配装置１０における接続管１１の数及び燃料噴射弁１２の同じ数は、内燃機関 の供給すべき気筒の数に従う。従って、４気筒の内燃機関においては、４つの燃 料噴射弁１２が設けられており、該燃料噴射弁はそれぞれ、燃料分配装置１ｏに おける４つの接続管１１のうちの一つに液密に取り付けられる。

燃＠噴射弁１２の保持のために、それぞれの接続管１１は自由端部において半径 方向に突圧する錠止フランジ】３を、かつそれぞれの燃料噴射弁１２はその弁ケ ージジグ１５において周溝１４を備えており、並びにそれぞれの燃料噴射弁１２ のために５−面では周溝１４に係合しかつ他面では錠止フランジ１３に係合する 結合部材１６が設けられている。このような結合部材１６の実施例が、第３図− Ｉ！５図に示されている。

この結合部材は、薄板打ち抜き成形部材から製造されたほぼＵ字状のばねクラン プ１７によって形成されている。ばねクランプ１７は、２フのばね１１１８，１ ９と、これらを結合するばねウェブ２０とを有している、ばね脚１８．１９とげ ねウェブ２０とは、ばねクランプ１７の作用位置でそれぞれ、接続管１１１及び 燃料噴射弁１２の軸線に対して直角に延びているやそれぞれのばね脚１８．１９ から、内方に向かう舌片２１もしくは２２がほぼ直角に突出しており、該舌片は 弁ケーシング１５における周溝１４に一致する輪郭２３もしくは２４によって２ ０周溝に係合する。特に第３図及びＩ！４図から判るように、ばね１＋１１８． １９はそれぞれ１つの縦方向に延びる方形の貫通部２５もしくは２６を有してお り、その幅は、接続管１１における錠止フランジ１３が、貫通部２５．２６を通 ることができ、このことによりばね！１１１８．１９の両側面に係合するように 設計されている。ばね脚１８．１９は、接続管１１に向かうその縦縁範囲におい て傾斜して外側に曲げられており、従ってばね脚は藺単に、有利には手で、接続 管に羞し嵌められる。ばねウェブ２０の両縦縁から、これに対して直角に互いに 反対方向に２つの薄板セグメント２７．２８が、接続管１１及び燃料噴射弁１２ の整合する軸線に対してほぼ平行に延びている。それぞれの薄板セグメント２７ ．２８は中心に長手方向に延びるスリット２９もしくは３０を有しており、該ス リットは、薄板セグメント２７もしくは３０の、ばねウェブ２０から離れる自由 端部に向かって開放している。さらに、燃料噴射弁１２に向かう方形の薄板セグ メント２８は、ばねウェブ２０とは反対の端部範囲において内方に曲げられてい る。

スリット２９．３０と一致して、それぞれの接続管１１の外側に軸方向リブ３１ が、かつそれぞれの燃料噴射弁１２の弁ケーシング１５の外側に半径方向に突出 する突起３２が配置されている。−面では弁ケーシング１５における周溝１４に 、かつ他面では接続管１１の錠止フランジ１３に係止するばねクランプ１７が、 薄板セグメント２７におけるスリット２９によって軸方向リブ３１を、かっばね セグメント２８におけるスリット３０の曲げられた端部によフて突起３２をそれ ぞれ周方向で形状接続的に掴んでいる。このことによって、ばねクランプ１７が 接続管１１に燃料噴射弁１２を軸方向でも周方向でも綻止し、従って著しい費用 をかけずに軸方向で取り外されることもなく、周方向で捩られることもない、こ の場合、軸方向リブ３１及び突起３２は、限定された位置に配置されており、従 って多方向噴射式弁として形成された燃料噴射弁１２は、接続管１１１二係止後 に、吸い込み幾何学的に正確に内燃機関に位置決めされている。

第６図及び第７図に示された燃料噴射装置においては、燃料分配装置ｌＯの接続 管１１は、軸方向リブの代わりに錠止フランジ１３から半径方向で突出する突起 ３３を有している。Ｎ１３図及び第５図によるばねクランプ１７は、所定の錠止 位置において薄板セグメント２７におけるスリットによって突起３３を周方向で 形状接続的に掴んでおり、従ってここにおいても、接続管１１に取り付けられた 燃料噴射弁１２の局方向での捩れに対して付加的な安全性が得られる。

Ｉ！８図−第１Ｏ図においては燃料噴射装置の別の実施例が示されており、この 実施例では、燃料分配装置１０の接続管１１に取り付けられたそれぞれの燃料噴 射弁１２が、やはりばねクランプ１７として形成されているｌＮ１１図−第１３ 図による結合部材１６を介して軸方向および周方向で移動不能に保持されている 。

この燃料噴射装置が第１図−第５図に示された燃料噴射装置と一致しているかぎ りでは、同じ構成部材に同じ符号が付けられている。燃料分配装置１２を周方向 での捩れに対して固定するための固定部材として、ばねクランプ１１７において ばねウェブ２０の一方の縦縁から接続管】ｌの方向へ、かつその軸線に対して平 行に舌片３４が電びており、これに対してばねウェブ２０の反対側の縦縁からは 薄板セグメント３５が出発して、燃料噴射弁１２の方向へその軸線に対して傾斜 する角度を成して延びている。薄板セグメント３５は、別の固定部材を形成する スリット３６を備えており、このスリットは薄板セグメント３５の自由端部の方 へ開放している。燃料噴射弁１２の弁ケーシング１５に、さらに突起３２が設け られており、この突起は、弁ケーシング１５において半径方向に突出していて。

かつ薄板セグメント３５のスリット３６によって周方向で形状接続的に掴まれる 。接続管１１には、半径方向で互いに平行に延びる２つの突出部３７．３８が突 出しており、これらの突出部は間に、軸方向に延びる切欠き３９を形成している 。この切欠き３９に、ばねクランプ１１７における舌片３４が周方向でほとんど 遊びなしに係合する６接続管１１に燃料噴射弁１２を軸方向で錠止するために、 ばねクランプ１７がばね脚１８．１９におけるその貫通部２５．２６によって再 び錠止フランジ】３（第９図）に係合する。

本発明は図示の実施例に限定されるものではない。

要するに、燃料分配装置】０はアルミニウムから製造され、かっばねクランプ１ ７もプラスチック射出成形部材として形成されることができる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関のための燃料噴射装置であって、それぞれ１つの半径方向で突出す る錠止フランジを支持する複数の接続管を有している燃料分配装置と、接続開口 を含む端面によってそれぞれ１つの接続管に液密に取付けられている複数の燃料 噴射弁と、燃料噴射弁を接続管に保持するために一面では井ケーシングにおける 周溝内に係合しかつ他面では錠止フランジを掴む錠止部材とを備えている形式の ものにおいて、一面では弁ケーシング（１５）に、他面では接続管（１１）に、 それぞれ１つの成形部材（３１，３２，３３；３９）が規定された位置に取り付 けられており、さらに結合部材（１６）が、成形部材（３１，３２，３３；３９ ）のそれぞれ１つに係合しあるいはこの成形部材を同様の形式で掴む２つの固定 部材（２９，３０；３４；３６）を支持しており該固定部材が、燃料噴射弁（１ ２）を接続管（１１）に保持した際にこの燃料噴射弁が規定の位置を占めるよう に配置されていることを特徴とする内燃機関のための燃料噴射装置。 ２．接続管（１１）及び弁ケーシング（１５）における成形部材が、ほぼ軸線方 向で延び、接続管（１１）もしくは弁ケーシング（１５）から半径方向で突出す るウエブ、突起又はリブ（３１，３２）として形成されており、かつ結合部材（ １６）における両固定部材が、ほぼ軸線方向で延び、互いに反対向きの端面で開 放するスリット（２９，３０）として形成されている請求項１記載の燃料噴射装 置。 ３．結合部材（１６）における固定部材が、軸線方向で延びる舌片（３４）とし て、かつ別の固定部材が軸線方向で延び、端面側で開放するスリット（３６）と して形成されており、さらに接続管（１１）における、舌片（３４）と一致する 成形部材が、２つの半径方向の突出部（３７，３８）によって制限された切欠き （３９）によって、かつ弁ケーシング（１５）における、スリット（３６）と一 致する成形部材が、弁ケーシング（１５）において半径方向に突出する突起（３ ２）によって形成されている請求項１記載の燃料噴射装置。 ４．接続管（１１）における成形部材が、錠止フランジ（１３）から半径方向に 突出する突起（３３）として、かつ弁ケーシング（１５）における成形部材が、 軸線方向で延び、弁ケーシング（１５）において半径方向で突出する突起（３２ ）として、さらに結合部材（１６）における固定部材が、軸線方向で延び、互い に反対向きの端面で開放するスリット（２９，３０）として形成されている請求 項１記載の燃料噴射装置。 ５．結合部材（１６）が、２つのばね脚（１８，１９）と、これらを結合し弁ケ ーシング（１５）及び燃料噴射弁（１２）の軸線に対して直角に延びるばねウエ ブ（２０）とを有するＵ字状のばねクランプ（１７；１１７）として形成されて おり、さらにそれぞれのばね脚（１８，１９）から、内方に向かう舌片（２１， ２２）がほぼ直角に突出しており、該舌片が、弁ケーシング（１５）における周 溝（１４）に一致する輪郭（２３，２４）によってこの周溝内に係合しており、 さらにばね脚（１８，１９）が、接続管（１１）における錠止フランジを貫通さ せるための縦方向に延びるそれぞれ１つの貫通部（２５，２６）を有しており、 さらに固定部材（３１，３２；３３；３９）がウエブのほぼ中心で、ばねウエブ （２０）に対して直角にかつ互いに整合して延びている請求項１から４までのい ずれか１記載の燃料噴射装置。 ６．ばね脚（１８，１９）が、接続管（１１）に向かう縦縁範囲において傾斜し て外側へ曲げられている請求項５記載の燃料噴射装置。 ７．ばねクランプ（１７；１１７）が薄板打ち抜き成形部材から製造されており 、あるいはプラスチック射出成形部材として形成されている請求項５又は６記載 の燃料噴射装置。