JPH0449330A - プレキャスト鉄筋コンクリート基礎材と基礎施工方法 - Google Patents

プレキャスト鉄筋コンクリート基礎材と基礎施工方法

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JPH0449330A
JPH0449330A JP15938890A JP15938890A JPH0449330A JP H0449330 A JPH0449330 A JP H0449330A JP 15938890 A JP15938890 A JP 15938890A JP 15938890 A JP15938890 A JP 15938890A JP H0449330 A JPH0449330 A JP H0449330A
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Koichi Yamada
興一 山田
Toshiaki Ikeda
俊明 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄筋構造で形成される建築物のプレキャスト
鉄筋コンクリート基礎材、及びその基礎施工方法に関す
るものである。
〔従来の技術] 従来、鉄骨や鉄筋の建築物の基礎は、根伐り地業を行っ
て、基礎固めを行った後に捨てコンクリートを打ち、そ
の上に内型の組立、鉄筋の加工組立、更には外型の組立
を行い、これにコンクリート打ちを行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような施工方法では、職種の異なる工程の積重ねで
、1つの工程が終わってから次の工程に移るようになる
ため、待ち時間を生ずる等のロスもあり、長期間を費や
さざるを得す、例えば2ケ月程度であれば良しとされる
程である。
又、アンカーボルトは、現場でのコンクリート打ち作業
によって、多少の位置ずれを生じ、再確認の墨出しに沿
って、台直し修正を必要とする等の問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の鉄筋コンクリート基礎の施工に対する
前述の問題点を解決するために、基礎材をプレキャスト
鉄筋コンクリートで形成し、これを現場で組立施工する
ことにより、現場での作業日程を短縮すると共に、工場
生産による精度の向上により、アンカーボルトの台直し
作業等の必要のない高精度の鉄骨及び木造建方の基礎を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の1は、前記の目的を達成するためのプレキャス
ト鉄筋コンクリート基礎材に関し、平面状に鉄筋を配設
し、その中心部分の上面アンカー筋を露出させて前記鉄
筋をコンクリートで盤状に埋設したベース版と、該ベー
ス版のアンカー筋に側端部を近接させてベース版上に載
置され、スターラップと結合された主筋を側端部から露
出させて、角柱状にコンクリートで埋設した地中梁とで
構成することである。
その2としては、プレキャスト鉄筋コンクリート基礎の
施工方法に関し、基礎面となる捨コンクリート上に、平
面状に鉄筋を配設し、その中心部分の上面にアンカー筋
を露出させて前記鉄筋をコンクリートで盤状に埋設した
ベース版を所定間隔で配置し、スターラップと結合され
た主筋を側端部から露出させてコンクリートで埋設した
地中梁を、その側端部をベース版のアンカー筋に近接し
て、ベース版上に載置し、ベース版のアンカー筋と地中
梁の主筋を結合後、その周囲を定型型枠で囲繞してコン
クリートで後打ちすることである。
〔作用〕
本発明の基礎材、及びこれを使用した施工方法において
は、ベース版上面に露出しているアンカー筋の位置を正
確な位置に置くことにより、台直しの作業を不要とし、
ベース版上に置かれた地中梁の主筋の露出部とアンカー
筋の結合、この部分の定形型枠での囲繞とコンクリート
打込みによって、ベース版と地中梁の一体化を図るもの
である。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施の一例を、図面について説明する。
第2図、第3図はベース版Aを示す。
このベース版Aは、縦横に配力筋1を配設する。
社主筋3はL字状に形成して、その水平部を補助筋2と
し、この補助筋2を配力筋1に対して斜めに配置すると
共に、アンカー筋4の下端が埋め込まれ、柱主筋3の立
ち上げ部が上面に露出するように、柱主筋3、フープ筋
12、配力筋1、補助筋2をコンクリート5で埋め込む
この時、コンクリート5には4方に吊り金具6を埋め込
んで置き、前記コンクリート5の打込み型から、このベ
ース版Aを引き抜く時、及び現場でこれを設置する時の
吊り下げ用として利用する。
又、コンクリート5の上面には、その打込み養生後に中
心線7,7′を描出しておく。
第4図〜第6図は地中梁Bを示す。
この地中梁Bは、4角形状に折曲した多数のスターラッ
プ8に、主筋9を直交して結合させ 所定の型枠から主
筋9を側端に露出させて型枠内しこコンクIJ −ト1
0を打込み、側端から主筋9が露出している所定長の地
中梁Bが得られる。
このコンクリート打込みに際し、地中梁Bの側面にイン
サート11を埋め込んでおき、床配筋の継ぎアンカーの
定着用と、後述の定形型枠の仮止め用インサートとして
併用使用する。
又、間柱のアンカーボルトも、この時に地中梁の上面に
埋め込んでおくものである。
その他に地中梁B1と地中梁B2を接合するために第9
図、第10図に示す小ベース版Cが用意されている。
これは、地中梁Bの中継点のためと小柱のアンカーボル
トを固定するためのものである。
この小ヘース版Cはベース版Aと同様に配力筋1′、柱
主筋3′の水平部である補助筋2′、アンカー筋4′が
コンクリート5中に埋込まれてぃるもので、その上面に
はベース版Aと同様に柱主筋3′、アンカー筋4′は露
出させ中心線7′も描出しておく。
次に、この基礎材を使用した基礎の施工方法を第7図に
ついて説明する。
先ず、配置図に従って、根伐り、捨てコンクリート床を
従来と同様な工法、順序で施工する。
そして、ベース版Aの底面の高さに仕上げた捨てコンク
リート床上に、第7図に示すように、ベース版Aの中心
線7が一直線上に位置すると共に、中心線7が所定の間
隔になるように、ベース版A1゜A z  A x −
−−−A nを設置する。
この時、ベース版A 、 、 −−−−−A nの高さ
は、捨てコンクリートによって、略一定の高さとはなる
が、微調整は捨てコンクリート上の空モルタルによって
行われる。
又同様にして、ベース版Aの間に小ベース版Cが設置さ
れる。
次に、ベース版A、小ベース版Cの上に、第7図、第8
図に示すように、地中梁Bがi置されるが、地中梁Bの
側端から露出している主筋9は、ベース版Aの主筋3、
小ベース版Cの主筋3の間から中心に向かって入り込ん
だ状態となる。
そこで、地中梁Bの主筋9と、ベース版Aの主筋3に対
し、4角形に折曲したフープ筋12を結合して、これ等
を固定する。
又、小ベース版C上においては、隣接する地中梁Bの主
筋9と小ヘース版Cの主筋3とを、直線状の継ぎ筋13
で結合して、これ等を固定する。
そして、これ等の結合部分の周囲に、上から定形型枠1
4を被せて、更に地中梁Bのインサート11を用いて打
ち込むコンクリートの側圧を支持させるように定形型枠
14を仮留めする。
この定形型枠14としては、ベース版A上において、地
中梁Bを直線上に固定するもの、直角に固定するもの、
小ベース版C上で固定するものの3種類が必要であり、
インサート11によって、その着脱は簡単にできる。
又、アンカー筋4は、前記の定形型枠14の上端から、
補助板21を介して固定するようにすれば、基本墨上に
正確に据付けることができ、地中梁Bの中心線15も同
様に、正確に設置することができる。
従って、墨出し再確認によって、修正の台直しを生ずる
ことはない。
斯くして、定形型枠14内にコンクリートを打込んだ後
、定形型枠14を取り外して、基礎の施工は完了する。
以上は小ヘース版Cを使用した実施例について説明した
が、柱の間隔によっては、小ベース版Cを省略すること
もできる。また、ベース版Aはハンチをつけた盤とする
こともできる。
以上の実施例では、コンクリートと鉄筋の付着力は、鉄
筋の表面積に比例するので、公称直径13〜16m5D
30の異形鉄筋で、定着長さを40(2)以上とし、3
06以上を確保した。
本発明を45mX34m=1530mで小柱18本、柱
33本、地中梁延長158mの鉄骨構造の平家性に実施
した場合、その工程日数は次の通りである。
根伐り捨てコンクリート  在来工法 墨出し工程         0.5日据付は工程  
      1.5日 再墨出し工程       0.3日 継手仮枠工程       0.5日 継手コンクリート打ち   0.5日 計             3.3日以上のように、
従来は約2ケ月を要した基礎工事が大巾に短縮された。
[発明の効果] 本発明は如上のように、ベース版と地中梁とをプレキャ
スト鉄筋コンクリートとすることで、これを工事現場で
設置し、ウェットコンクリートは定形型枠による継手部
分への打込みだけとなり、極めて短い工期で、重量の大
きい基礎の施工が完了する。
また、定形型枠内では、地中梁の主筋とベース版のアン
カー筋とが結合されて、コンクリートが打込まれるため
、いずれの方向に対しても、力学的に一体化され、11
の強度が劣化することばな4゜ い。
このように、本発明の基礎材を使用し、これを施工する
ことによって、工期が短縮できて、その工賃を引き下げ
ることが可能となり、更に地中梁、ベース版はプレキャ
スト鉄筋コンクリートで工場生産されるため、精度が高
く、信顛性のある基礎材が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の施工の平面図、第2図と第3図はベース
版の側面図と平面図、第4図〜第6図は地中梁の断面図
と平面図、及び側面図、第7図と第8図は施工時の要部
の平面図と側面図、第9図と第10図は小ベース版の側
面図と平面図である。 A−−−ベース版、B・−・地中柱、C−・−小ベース
版、1・−配力筋、3〜主筋、4・・−アンカー筋、5
−コンクリート、9・・・主筋、10−・−コンクリー
ト、12.13−・・連結筋、14一定形型枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平面状に鉄筋を配設し、その中心部分の上面アンカ
    ー筋を露出させて前記鉄筋をコンクリートで盤状に埋設
    したベース版と、該ベース版のアンカー筋に側端部を近
    接させてベース版上に載置され、スターラップと結合さ
    れた主筋を側端部から露出させて、角柱状にコンクリー
    トで埋設した地中梁とで構成したことを特徴とするプレ
    キャスト鉄筋コンクリート基礎材。 2、基礎面となる捨コンクリート上に、平面状に鉄筋を
    配設し、その中心部分の上面にアンカー筋を露出させて
    前記鉄筋をコンクリートで盤状に埋設したベース版を所
    定間隔で配置し、スターラップと結合された主筋を側端
    部から露出させてコンクリートで埋設した地中梁を、そ
    の側端部をベース版のアンカー筋に近接して、ベース版
    上に載置し、ベース版のアンカー筋と地中梁の主筋を結
    合後、その周囲を定形型枠で囲繞してコンクリートで後
    打ちすることを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリー
    ト基礎施工方法。
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