JPH01111923A - コンクリート基礎の構築方法 - Google Patents

コンクリート基礎の構築方法

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JPH01111923A
JPH01111923A JP26695087A JP26695087A JPH01111923A JP H01111923 A JPH01111923 A JP H01111923A JP 26695087 A JP26695087 A JP 26695087A JP 26695087 A JP26695087 A JP 26695087A JP H01111923 A JPH01111923 A JP H01111923A
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JP
Japan
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blocks
concrete
reinforcing bars
formwork
block
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JP26695087A
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English (en)
Inventor
Hiromi Yamada
山田 博美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、建築業界において用いるコンクリート基礎の
構築方法。詳しくは、ベースブロックと梁ブロックを希
望配列で据え、これらブロックを現場打ちのコンクリー
トにより結合して一連の基礎を構成させる方法に関する
(従来の技術) 従来、建築物の基礎は、現場施工により構築するのが一
般的であり、この工法は、図面第16図に示すように根
切18上に鋼板又は木質のパネル19により基礎全体の
型枠Cを形成し、この型枠C内に鉄筋20を組んでから
、コンクリートを流し込んで養生し、その後に型枠Cを
ばらして、根切18を埋め戻して基礎を完成させていた
(本発明が解決しようとする問題点) 前記した従来の工法は、現場に基礎全体の大きな型枠を
造るから、大量のパネルやその付属部品が必要であり、
これを現場へ搬入。
搬出するのに多大の労力1時間を要し、且つ大+21−
Qパネルや付属品の置場を現場に確保す−ることは困難
な場合が多い。
基礎全体の大きな型枠を現場で高精度をもって組むこと
は非常に難しく、特定の熟練者にしかできない。
大きな型枠を組むために根切を広く切るから、隣地との
境界近くに施工する場合、塀の基礎近くまで根切が達し
て、塀に悪影響を与えることがある。
現場打ちの基礎は、型枠をばらす迄製品の状態がわから
ず、型組の熟練度、配筋の精度、現場の条件、季節や天
候、打設後の管理等により製品の品質が大きく左右され
て安定したものが得られないし、コンクリートが現場打
ち仕様のために充分な表面硬度が得られず、風雨に侵さ
れ易くて耐久性に乏しい。
等の問題点を有するものであった。
本発明は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、工場生産したブロックを現場に並べ、これ
を現場打ちのコンクリートにより結合して希望する基礎
を得ることにより、品質も安定した基礎を経済的に構築
し得る方法を提供することを目的としている。
口0発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明の手段は、ベースブロ
ックを柱の配置に合わせて据え、これらベースブロック
の間にそれぞれ梁ブロックを据えて、この梁ブロックの
横に出る結合用鉄筋と、ベースブロックの上に出るポス
ト用鉄筋とを連係させた後、鉄筋の外側に型枠を組み、
この型枠内へコンクリートを打ち込んで、前記ベースブ
ロックの上に、打ち込みコンクリートにより隣接梁ブロ
ックと結合されるポストを形成し、前記した各ブロック
を一連化した基礎を構成させることを特徴としたコンク
リート基礎の構築方法に関するもので、この方法に用い
るベースブロック及び梁ブロックは、それぞれ成形コン
クリート工場において、鋼製型枠等の中へ配筋した後、
コンクリートを打ち込んで振動等による締め固めを行な
い、各々の負加荷重に耐えられる大きさと強度を有して
、表面の密度が高くなる様に成形したもので、ベースブ
ロック3は第12図に示す様にその上側に後記するポス
トの心材となる数本の鉄筋1を立て、梁ブロック7は、
第13図に示す様にその両側から横へ4本程度の鉄筋4
を突出させ、これを前記したベースブロック3上に立つ
鉄筋1と連係させる様にすると共に、上側には建造物の
壁面の心材になる多数の鉄筋5を立て並べる様にするも
ので、この梁ブロック7は、その両端に第14図に示す
様な縦方向の溝8か、これと反対のほぞ(図示せず)を
形成すると、結合コンクリートの打ち込みに際し、これ
らとコンクリートが噛み合って結合を強固なものにする
又、前記したベースブロック3と梁ブロック7とを結合
するために形成する型枠Bは、第7図に示す様にベース
ブロック3の上にポストの形成部15が形成きれる様に
パネル12を用いて形成し、パネル12.12の両端を
前記梁ブロック7.7に掛けて、梁ブロック7と位置合
せすることにより、その中へコンクリートを打ち込むと
、ベースブロック3の上にポスト17が形成されてこれ
により、各ブロック3.7の一連的な結合が行われる様
にしたもので、前記したポスト成形部16の上には、支
持部材14.14に支持させてアンカーボルト15を立
て、これを打ち込みコンクリートにインサートする様に
したものである。
尚、前記した型枠Bは、前記パネル12の代わりに第9
図に示す薄い鉄筋コンクリート板12゛を用いて形成す
れば、コンクリートの打ち込み後に、これを外きず、そ
のまま地中に埋め込み、型ばらしの手数を省くと共に、
根切中の一層の縮小が可能となる。
(作 用) 前記した本発明の方法は、構築しようとする基礎に合わ
せて、工場生産した必要数のベースブロック3と、梁ブ
ロック7とを現場へ搬入し、そのベースブロック3を現
場に掘った根切8へ建造物の柱の配列に合わせて据え、
これら各ベースブロック3の間に、それぞれ梁ブロック
7を両端がベースブロック3.3に□掛るか、又は掛か
らない様に据えて、梁ブロック7.7かも横へ出る鉄筋
4を、前記ベースブロック3の上に立つ鉄筋1とからげ
合わせるか、線材等により結び合わせるかして、鉄筋1
と4を連係させた後、この鉄筋1,4の外側に端部を前
記梁ブロック7.7に当てて、ベースブロック3の上に
ポスト形成部14が位置する結合用型枠Bを組立て、こ
の型枠Bの中へコンクリートを打ち込めば、ベースブロ
ック3の上に打ち込みコンクリートにより梁ブロック7
.7と結合きれるボスト15が形成されるから、必要時
間養生した後に型枠Bを取外すと、各ブロック3と7が
打ち込みコンクリート↓こより一連的に結合されたコン
クリート基礎Aが簡単に構築されるものである。
(実施例) 次に本発明に関するコンクリート基礎の構築方法の実施
の一例を図面に基いて説明する。
成形コンクリ−゛ト工場において、上側にポスト用の鉄
筋1を立て、これら鉄筋1の間に運搬、据付を行う重機
のフックを掛ける鈎2を設けた第13図のベースブロッ
ク3と、両側に結合用の鉄筋4を出し、上側に建造物の
壁面用の鉄筋5を立て、これら鉄筋5の間に運搬、据付
を行う重機のフックを掛ける一対の鈎6,6を設けた第
14図の梁ブロック7(尚この梁ブロック7は必要に応
じて端縁に第15図に示すような溝8か、これと反対の
ほぞを形成することもある)を形成して、その必要数を
現場へ搬入し、第11図に示す通りの方形基礎Aを形成
する場合は、これに合わせて土地に第1図及び第2図に
示す様に根切9を掘り、との根切9の柱の下になる部分
に第3図に示すように敷コンクリート10を敷き、この
上に第4図に示す様にベースブロック3を据え、その回
りを埋め戻して填圧した6次に各ベースブロック3の間
に、第5図に示す様に両端がベースブロック3,3へ掛
かる様に梁ブロック7を据え、これと根切9との間に敷
きコンクリート11を流して梁ブロック7を安定させ、
これに伴い、梁ブロック7の横に出る鉄筋4がベースブ
ロック3の上に立つ鉄筋1と交錯するから、鉄筋4の端
を曲げて鉄筋1にからげて、両者の連係をとる。その次
に、連係をとった鉄筋1と4の外側に、端部を梁ブロッ
ク7.7に当ててこれと位置合わせをしたパネル12.
12を連結部材13により連結して、コーナ部分では第
7図に示す様な形、中間部分では第8図に示すような形
で、上側に支持部材14によりアンカーボルト15を支
持するポストの形成部16を設けた型枠Bを形成した。
ネしてこの型枠Bの中へコンクリートを打ち込み、養生
をした後に該型枠Bを外すと、打ち込みコンクリートに
より、ベースブロック3と梁ブロック7とがポスト17
により一連的に結合されて、ボスト17の上にアンカー
ボルト15が植設された第10図及び第11図に示す通
りの基礎Aが完成した。
この基礎Aの面積は100平方メートルであって、その
根切から完成までの所要日数は6日間であり、従来工法
の9日間に比べて、3日間工期が短縮されて、しかも、
完成した基礎は未熟練工によるにも関わらず、充分な精
度を有して、結合部以外は高い表面密度を有して耐久性
に優れるものであった。
ハ1発明の効果 各ブロックの結合部に型枠を組むだけであるため、使用
するパネルや付属品の量が少なく、従って、現場への搬
入、搬出に要する労力2時間が少なく、パネルや付属品
の置場を現場に確保することが容易。
結合部の型枠組みは、ブロック基準で行えるから、熟練
工でなくても簡単に精度の高い型枠組みができる。
各ブロックを結合するための型枠組みは狭い根切内でで
きるため、隣地との境界近くの施工においても、塀基礎
の近くまで根切を掘ってこれに悪影響を与えることがな
い。
基礎の大部分を品質管理が完全で、型振動による締め固
め仕様のコンクリートが使える工場生産のブロックとし
、これらブロックの結合のみを現場打ちのコンクリート
により行うから、構築される基礎は、品質が極めて安定
したものであって、表面硬度が高く、風雨による浸食も
少ない耐久性に優れるものとなる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明に係る方法の実施例を示す説
明図で、第1図及び第2図は根切の状態を、第3図は根
切上に敷コンクリートを敷いた状態を、第4図はベース
ブロックを据えた状態を、第5図はベースブロックの間
に梁ブロックを据えてその下に敷コンクリートをした状
態を、第6図は各ブロックの接合部に型枠を形成した状
態を、第7図は同上のコーナ部の型組み状態を、第8図
は同上の直線部の型組み状態を、第9図は薄い鉄筋コン
クリート板を用いた直線部の型組み状態を、第10図及
び第11図は基礎の完成した状態をそれぞれ示す、第1
2図は第5図の状態の変形を示すもので、梁ブロックの
端がベースブロックに掛からない、第13図はこの方法
に使用するベースブロックの斜視図。第14図は梁ブロ
ックの斜視図、第15図は梁ブロックの一部変形を示す
斜視図、第16図は従来の現場打ち基礎の形成状態の説
明図である。 3はベースブロック、  1はポスト用鉄筋、7は梁ブ
ロック、  4は結合用鉄筋、  Bは型枠、 Aは基
礎である。 1胛閤邑 第 第 早 第 第 第 第 1B     20     19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベースブロックを柱の配置に合わせて据え、これらベー
    スブロックの間にそれぞれ梁ブロックを据えて、この梁
    ブロックの横に出る結合用鉄筋と、ベースブロックの上
    に出るポスト用鉄筋とを連係させた後、鉄筋の外側に型
    枠を組み、この型枠内へコンクリートを打ち込んで、前
    記ベースブロックの上に、打ち込みコンクリートにより
    隣接梁ブロックと結合されるポストを形成し、前記した
    各ブロックを一連化した基礎を構成させることを特徴と
    したコンクリート基礎の構築方法。
JP26695087A 1987-10-22 1987-10-22 コンクリート基礎の構築方法 Pending JPH01111923A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125843U (ja) * 1990-03-28 1991-12-19
JPH0449330A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Takamura Kenzai Kogyo Kk プレキャスト鉄筋コンクリート基礎材と基礎施工方法
JPH04289329A (ja) * 1991-03-16 1992-10-14 Takatoshi Fujimoto 建造物のコンクリート基礎形成方法、並びに建造物のコンクリート基礎構造
JPH0579046A (ja) * 1991-04-10 1993-03-30 Natl House Ind Co Ltd 模様付コンクリート型板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712730A (en) * 1980-06-25 1982-01-22 Fujita Corp Foundation work employing a precast reinforced concrete foundation beam

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