JPH0444843A - シート用表皮の接着方法 - Google Patents

シート用表皮の接着方法

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JPH0444843A
JPH0444843A JP2152078A JP15207890A JPH0444843A JP H0444843 A JPH0444843 A JP H0444843A JP 2152078 A JP2152078 A JP 2152078A JP 15207890 A JP15207890 A JP 15207890A JP H0444843 A JPH0444843 A JP H0444843A
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JP
Japan
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skin
pad
groove
grooves
holding jigs
Prior art date
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Pending
Application number
JP2152078A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Nishioka
西岡 春夫
Shinji Hirata
平田 慎治
Sanehiro Hayashi
修弘 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP2152078A priority Critical patent/JPH0444843A/ja
Publication of JPH0444843A publication Critical patent/JPH0444843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はシート用表皮の接着方法に関し、詳しくはシ
ート用のパッド(一般に、シートパッドあるいはパッド
材ともいわれる。)に表皮を接着するとともに、接着し
た表皮に線状の意匠溝を形成するシート用の表皮の接着
方法に係わるものである。
[従来の技術] 例えば、自動車用のシートクツション、特にパケットタ
イプのシートクツションはパッドに被着した表皮に意匠
パターン付けとして表皮をバット内へ引き込んだ線状の
意匠溝か設けられる。そして、この意匠溝はパッドに表
皮を接着固定する際に同時に形成される。
従来は、第11図及び第12図に示す形成手段、あるい
は第13図及び第14図に示す形成手段により形成され
る。すなわち、前者の形成手段は第11図に示すように
、裏面に軟質発泡層22を接合するとともに意匠溝23
を設けた表皮21を予備成形にて用意し、これを接着剤
25を適所に塗布したパッド24面に接着し、第12図
のように意匠溝23を有する構造のシートクツション2
6とするものである。
一方、後者の形成手段は、第13図に示すように、上面
の所定位置に溝部36を設けたパッド35を用意し、こ
れを支持パネル34とともにプレス下型31上に配置し
、パッド35を表皮38で被うとともに表皮38の縫着
部39を溝部36に位置決めする。次いで、溝部36の
対応位置に突起部33を有するプレス上型32により、
第14図に示すように表皮38をプレスして表皮38の
縫着部39を突起部33にてパッド35の溝部36内に
挿入接着しかつ表皮38の上面をパッド35面に接着す
る。なお、表皮38の外周部はパッド35の側面部を被
い、支持パネル34に固定して第15図のクツションシ
ート42とされる。クツションシート42の意匠溝40
は第15図に示すようにパッド35の溝部36に縫着部
39が挿入された状態で接着されたものとなる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記した前者の形成方法は表皮21とパ
ッド24の接着前に表皮21と軟質発泡層22とを予備
成形して意匠溝23をつくる必要があり、製造工程数か
多くて製造し難く、コストアップにつながる問題がある
そして、前記した後者の形成方法はプレス上型32の圧
締の際、表皮38の突っ張りにより意匠溝40の形状が
だれるため、第16図に示すように意匠溝40が浅くな
り、深溝が形成し難い問題がある。
また、後者の形成方法においてはプレス上型32の突起
部33と、表皮38の縫着部39と、パッド35の溝部
36は正確には合致させ難く、これらの位置がずれた場
合は、表皮38にしわや接着不良、あるいは浮きを生じ
、美しい意匠溝40が形成されない問題がある。
そこで本発明の課題は前述した従来の各問題点を解決せ
んとしたものであって、表皮の接着前に予め意匠溝をつ
くる必要がなくて製造し易く、かつプレス型の圧締によ
る表皮の接着の際は表皮の突っ張りかなく、深い意匠溝
を形成し得る、シート用表皮の接着方法を提供すること
にある。
5課題を解決するための手段] 上記した課題を達成するために、本発明はシート用のパ
ッドの外面側にシート用の表皮を接着するとともに、接
着した表皮に線状の意匠溝を形成するシート用の表皮の
接着方法であって、プレス下型(以下、単に下型という
。)上には意匠溝形成用の溝部を上面側に設けた前記パ
ッドを配置し、該シートパッドの上面側を前記表皮にて
被い、バットの前記溝部に対応する表皮部分には押え治
具を配置して当該部位の表皮を溝部に挿入保持した後、
プレス上型(以下、単に上型という。)にて表皮をパッ
ドに押圧して表皮をパッドに接着固定することを特徴と
する。
[作 用] パッドを被う表皮の一部は押え治具により溝部内に挿入
保持される。上型の押圧によって表皮はパッド上面に密
着されて接着する。また、上型は押え治具を押圧するの
でパッドの溝部内に表皮を密着させて接着する。押え治
具の除去により、溝部は表皮が接着された線状の意匠溝
となる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を第1図〜第10図に基づいて説
明する。
まず、第3図に示すように下型1上にシートクツション
用の支持パネル3及びパッド4が配置される。下型】の
上面は支持パネル3及びパラ)−′4の底面形状に合致
する形状にされている。前記パッド4は適度なりッショ
ン性を有し、左右の両側部が中央部より盛り上がった形
状をなし、適所に意匠溝14を形成するための溝部5が
凹設されている。本例の溝部5はパット4の中央部と盛
り上がり部分との接する位置に前後方向に二本設けられ
ている。パッド4の上面側には第3図に示すように予め
ホットメルト型の接着剤6が塗布され、乾燥状態にされ
ている。なお、本実施例の他の図面においては接着剤6
の表示は省略する。
次いで、パッド4上には該パッド4を被う表皮7が配置
される。表皮7はファブリツタ地などの装飾性を有する
シート材が用いられ、パッド4の溝部5に相当する位置
が予め縫着部8とされている。なお、表皮フは溝部5に
対応する位置の縫着部8を省略してもよく、また、表皮
フは裏面にポリウレタンなどのクツション層をラミネー
トした複層のものを用いてもよい。
一方、表皮7を溝部5に押さえるための治具として押え
治具10が用意される。第6図に示すように、押え治具
10は耐熱性の硬質部材よりなり、下端側か幅狭で上端
側が幅広でかつ溝部5の深さとほぼ同じ高さの断面逆三
角形状あるいは逆台形状をなし、かつ下端面に差し針1
0Aが取付けられ、溝部5のほぼ全長に挿入し得る長さ
にされている。なお、第6図に示す押え治具lOは溝部
5とほぼ同長のものとしたが、第7図に示す押え治具1
1のように、差し針11Aを宵する短い長さのものを溝
部5の適所に挿入するようにしてもよい。
しかして、パッド4を被った表皮フの溝部5に対応する
表皮部分7Aには、押え治具JOを配置し、押圧して第
1図及び第2図に示すように表皮部分7Aを溝部5に挿
入させる。押え治具10は下方側か幅狭になっているの
で、表皮部分7Aを溝部5に挿入可能であり、挿入した
押え治具10は差し針10Aが縫着部8を介してパッド
4内に差しこまれるので抜けない。押え治具lOは両溝
部5上の表皮部分7Aに挿入される。しかる後、第1図
に示すように、押え治具10で固定した表皮7の上方に
は接着剤を溶かす温度に加熱した上型2を配置し、第4
図に示すように上型2をパッド4に圧締する。上型2に
より圧締された表皮7はパッド4に接着される。上型2
は第4図及び第5図に示すように、押え治具10をも圧
締するので、押え治具10で押えこまれた表皮部分7A
は溝部5に密着して接着される。
しかる後、圧締が解かれ、上型2、押え治具lOを除去
し、下型1から表皮フの接着したパッド4が外される。
次いで、接着しない表皮7の外周部分は適度に絞り込ん
で支持パネル3の外周部に固定し、第8図及び第9図に
示す所定のシートクツション13を得る。このシートク
ツション13は表皮フがパッド4面に良好に接着されて
いた。
パッド4の溝部5は第10図に示すように、表皮7の縫
着部8が深く挿入した状態で接着され、表皮フによる意
匠溝14は見栄えの良いものであった。
前記した実施例ではホットメルト型の接着剤6をバット
4面に塗布処理したが、ポットメルト型の接着剤6はパ
ッド4面に塗布する代わりに、予め表皮フの裏面に塗布
処理したものを用いてもよい(図示せず)。また、前記
実施例はシートクツション13の場合について説明した
が、シートバックに対しても適用することができる。
[発明の効果コ 本発明はパッドに配置した表皮の一部を押え治具にてパ
ッドの溝部に挿入保持した後に上型にて表皮をバットに
押圧するようにしたので、パッドの上面及びパッドの溝
部に表皮が良好に接着される。とくに、本発明は意匠線
の形成に対し押え治具を用いることより、溝部から表皮
部分が位置ずれすることなく、深溝化も自在であり、溝
部に確実に沿って表皮が接着された美しい線状の意匠溝
を得ることができる。
また、本発明における押え治具はパッドの溝部に挿入さ
せ得るので特別なものを必要とせず、実施し易い。
本発明は表皮の意匠溝をプレス型による表皮の接着と同
時になし得るので、製造工程数が少なくて済み、生産コ
ストの低減になり都合かよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第1O図は本発明の実施例に係わり、第1図は
上型圧締前の状態図、第2図は第1図仮想線枠■部分の
拡大図、第3図は表皮の配置工程図、第4図はプレス型
による圧締接着工程図、第5図は第4図仮想線枠V部分
の拡大図、第6図は押え治具の斜視図、第7図は別個の
押え治具の斜視図、第8図は成形したシートクツション
の斜視図、第9図は第8図IX−IX線における断面図
、第10図は第9図仮想線枠X部分の拡大図である。 第11図及び第12図は予備成形した表皮を用いる従来
例を示し、第11図は表皮成形体をパッドに接着する工
程図、第12図は成形したシートクツションの断面図で
ある。 第13図〜第16図はプレス型を用いる従来例を示し、
第13図はプレス前の工程図、第14図は圧締接着工程
図、第15図は成形したシートクツションの断面図、第
16図は第15図の仮想線枠XV1部分の拡大図である
。 1・゛下型 2−上型 4− パッド 5−゛°溝部 7・−表皮 7A−°表皮部分 10.11−°押え治具 13・・シートクツション 14パ・意匠溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シート用のパッドの外面側にシート用の表皮を接着す
    るとともに、接着した表皮に線状の意匠溝を形成するシ
    ート用の表皮の接着方法であって、プレス下型上には意
    匠溝形成用の溝部を上面側に設けた前記パッドを配置し
    、該シートパッドの上面側を前記表皮にて被い、パッド
    の前記溝部に対応する表皮部分には押え治具を配置して
    当該部位の表皮を溝部に挿入保持した後、プレス上型に
    て表皮をパッドに押圧して表皮をパッドに接着固定する
    ことを特徴としたシート用表皮の接着方法。
JP2152078A 1990-06-11 1990-06-11 シート用表皮の接着方法 Pending JPH0444843A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06114944A (ja) * 1992-10-09 1994-04-26 Toyota Tsusho Kk 座席用シート材の製造方法
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JP2017030698A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 株式会社タチエス 車両用シート及びその製造方法
JP2021100837A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 株式会社タチエス 乗り物用シート及びその製造方法

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