JPH03197120A - 表皮材の成形方法 - Google Patents

表皮材の成形方法

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JPH03197120A
JPH03197120A JP33938189A JP33938189A JPH03197120A JP H03197120 A JPH03197120 A JP H03197120A JP 33938189 A JP33938189 A JP 33938189A JP 33938189 A JP33938189 A JP 33938189A JP H03197120 A JPH03197120 A JP H03197120A
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skin
mold
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groove pattern
rear side
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Hiroshi Kikuchi
寛 菊池
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表皮材の成形方法に関し、更に詳細に説明する
と、表皮と、該表皮の裏面側に積層される緩衝材とから
なる表皮材に深溝パターンを形成する表皮材の成形方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両等のシートに用いられる表皮材は表面側
の布地または合成樹脂地からなる表皮と、この表皮の裏
面側に接合されたスラブウレタン等からなる緩衝材とか
ら形成され、着座者の座感を向上さ廿ている。また表皮
材の表面に加熱プレス成形や縫製等により弯曲面や深溝
パターンを形成し、外観の向上を図っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来の表皮材を用いる場合には熱プレスや縫
製等では十分な深さの深溝パターンを形成することがで
きず、弯曲状となり外観を向上させることができない欠
点を有していた。
tた、深溝パターンを形成するために従来はパッド材に
深溝を作り、そこに表皮材を押し込み、接着材を用いて
接着したり、深溝パターン部分の表皮材を引くことが必
要となり深溝パターン形成が著しく煩雑なものであった
本発明の目的は十分な深さを有する深溝パターンを簡易
迅速に得ることができ、外観を著しく向上させることの
できる表皮材の成形方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもので、表皮と
、該表皮に積層される緩衝材とからなる表皮材に深溝パ
ターンを形成する表皮材の成形方法において、前記表皮
材を形成する表皮を深溝パターン形成用の凸部を有する
成形型に表皮の表面側が当接するように配置し、該表皮
の表面側に深溝パターンを形成し、該深溝パターンによ
り表皮の裏面側に形成された複数の凹状部に夫々緩衝材
を表皮と非接合状態で挿入し、次いで緩衝材の裏面側に
ホットメルトを介して裏打材を配置し、該裏打材を加熱
プレス成形することにより前記表皮の裏面側の深溝パタ
ーンの底部と緩衝材の裏面側とに裏打材を接合させるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明に依れば、深溝パターン形成用の凸部を有する成
形型により表皮を成形し、表皮の表面側に深溝パターン
を形成し、この深溝パターンにより表皮の裏面側に形成
された複数の凹状部に表皮と非接合状態で緩衝材を挿入
したので表皮の深溝パターンを鮮明に形成することがで
き、次いで緩衝材の裏面側にホットメルトを介して裏打
材を配置し、該裏打材を加熱プレス成形したのでホット
メルトが溶融し、緩衝材と裏打材及び表皮の裏面側の深
溝パターンの底部と裏打材が夫々接合され、表皮と緩衝
材及び裏打材一体の深溝パターンを有する表皮材を得る
ことができるものである。
【実施例〕
以下本発明に係る表皮材の成形方法を図面を参照して詳
述する。
第1図には本発明方法により成形された表皮材lの一実
施例の概略が示されており、この表皮材lは表面側の表
皮2と、この表皮2の裏面側に積層される緩衝材3とか
ら構成されている。前記表皮2は塩化ビニル樹脂等の樹
脂シート、バックコーティングした布地または本革等を
用いることができ、また緩衝材3は高密度のスラブウレ
タン等を用いることができる。
前記表皮2には深溝パターン5が形成され、この深溝パ
ターン5により表皮2の裏面側に形成された複数の凹状
部7に夫々緩衝材3が挿入され、この緩衝材3の裏面側
に不織布等からなる裏打材9が接合され、且つ深溝パタ
ーン5の底部である表皮2の裏面側が前記裏打材9に接
合されている。
尚深溝パターン5の底部を表皮2の縫製部とすることが
できる。
第2図乃至第5図には本発明の各工程が夫々示されてお
り、これらの図において符号11は真空成形型よりなる
成形型であり、この成形型11には深溝パターン形成用
の凸部13が形成されている。尚凸部13の敗は図示の
ものに限定されるものではない。
第2図に示す如く、成形型11に表皮2の表面側が当接
するように配設し、真空ポンプ15を作動させて表皮2
に成形型11の凸部13により深溝パターン5を形成す
る0次いで第3図に示す如く、深溝パターン5により表
皮2の裏面側に形成された複数の凹状部7に緩衝材3を
表皮2と非接合状態で挿入する。この緩衝材3は凹状部
7の数に分断されたものであってもよ(、または深溝パ
ターン5に対応するスリットを有する一枚ものであって
もよい。
次いで第4図に示す如く、緩衝材3の裏面側にホットメ
ルト付き不織布等からなる裏打材9を配設する。この裏
打材9は表皮2の裏面側の深溝パターン5の底部と当接
するようになされ、緩衝材3の裏面側の高さ位置と深溝
パターン5の底部の高さ位置が略々等しいかまたは緩衝
材3の裏面側の高さ位置が多少高(なるようになされて
いる。
従って、第5図に示す如く、裏打材9を加熱プレス機1
7で押圧した場合に前記緩衝材3が多少押圧された状態
となり、この状態でホットメルトが溶融して裏打材9が
緩衝材3の裏面側に接合され、且つ表皮2の裏面側の深
溝パターン5の底部が裏打材9に接合される。
尚表皮材lの成形後、加熱プレス機17を上昇させ、裏
打材9の裏面側にパッド材成形用の発泡合成樹脂の原液
を注入し、成形型11に図示しない上型を型合せして発
泡キュアさせることにより表皮材lと一体にパッド材を
成形することができる。この場合不織布からなる裏打材
9が発泡合成樹脂の原液の緩衝材3への含浸を防止する
ことができるものである。
〔発明の効果〕
以上が本発明に係る表皮材の成形方法の一実施例の方法
であるが、斯る方法に依れば、成形型の深溝パターン形
成用の凸部により表皮に深溝パターンを形成し、この深
溝パターンにより表皮の裏面側に形成された複数の凹状
部に表皮と非接合状態で緩衝材を挿入したので表皮の深
溝パターンを鮮明に形成することができ、次いで緩衝材
の裏面側にホントメルトを介して裏打材を配置し、該裏
打材を加熱プレス成形したのでホットメルトが溶融し、
緩衝材と裏打材及び表皮の裏面側の深溝パターンの底部
と裏打材が夫々接合され、表皮と緩衝材及び裏打材一体
の十分な深さの深溝パターンを有する表皮材を簡易迅速
に得ることができ、皺等の発生のない外観の優れた表皮
材を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る表皮材の成形方法の一
実施例の概略を夫々示すもので、第1図は本発明により
成形した表皮材の断面図、第2図は表皮材の表皮を下型
に配設した状態の断面説明図、第3図は同、表皮の凹状
部に緩衝材を挿入した状態の断面説明図、第4図は同、
緩衝材の裏面側に裏打材を配設した状態の断面説明図、
第5図は同、裏打材の加熱プレス状態を示す断面説明図
である。 図中、1・・・表皮材、2・・・表皮、3・・・緩衝材
、5・・・深溝パターン、7・・・凹状部、9・・・裏
打材、11・・・成形型、13・・・深溝パターン形成
用の凸部、15・・・真空ポンプ、17・・・加熱プレ
ス機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表皮と、該表皮に積層される緩衝材とからなる表
    皮材に深溝パターンを形成する表皮材の成形方法におい
    て、前記表皮材を形成する表皮を深溝パターン形成用の
    凸部を有する成形型に表皮の表面側が当接するように配
    置し、該表皮の表面側に深溝パターンを形成し、該深溝
    パターンにより表皮の裏面側に形成された複数の凹状部
    に夫々緩衝材を表皮と非接合状態で挿入し、次いで緩衝
    材の裏面側にホットメルトを介して裏打材を配置し、該
    裏打材を加熱プレス成形することにより前記表皮の裏面
    側の深溝パターンの底部と緩衝材の裏面側とに裏打材を
    接合させることを特徴とする表皮材の成形方法。
JP33938189A 1989-12-27 1989-12-27 表皮材の成形方法 Expired - Lifetime JPH064288B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP33938189A JPH064288B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 表皮材の成形方法

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JP33938189A JPH064288B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 表皮材の成形方法

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JPH03197120A true JPH03197120A (ja) 1991-08-28
JPH064288B2 JPH064288B2 (ja) 1994-01-19

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ID=18326932

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JP33938189A Expired - Lifetime JPH064288B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 表皮材の成形方法

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JP (1) JPH064288B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06114944A (ja) * 1992-10-09 1994-04-26 Toyota Tsusho Kk 座席用シート材の製造方法
JPH06122157A (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 Toyota Tsusho Kk 座席用シート材におけるパット材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06114944A (ja) * 1992-10-09 1994-04-26 Toyota Tsusho Kk 座席用シート材の製造方法
JPH06122157A (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 Toyota Tsusho Kk 座席用シート材におけるパット材

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JPH064288B2 (ja) 1994-01-19

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