JPS6338836Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338836Y2 JPS6338836Y2 JP10472180U JP10472180U JPS6338836Y2 JP S6338836 Y2 JPS6338836 Y2 JP S6338836Y2 JP 10472180 U JP10472180 U JP 10472180U JP 10472180 U JP10472180 U JP 10472180U JP S6338836 Y2 JPS6338836 Y2 JP S6338836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- covering material
- pattern
- uneven pattern
- cushioning body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 35
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のシートに関し、更に詳しく
は自動車等のシートクツシヨンまたはシートバツ
クに適用されるもので、所定形状に形成された緩
衝体と、この緩衝体を被覆する表装材とを有する
自動車等のシートに関するものである。
は自動車等のシートクツシヨンまたはシートバツ
クに適用されるもので、所定形状に形成された緩
衝体と、この緩衝体を被覆する表装材とを有する
自動車等のシートに関するものである。
一般に自動車等のシートはフレーム上にポリウ
レタン、ゴム等を主体とした緩衝体が取付けら
れ、更にこの緩衝体を被覆するように表装材が取
付けられている。前記緩衝体は着座者を安定して
保持するために両側部または前方部分に盛り上り
部が形成され、またこの緩衝体を被覆する表装材
の表面に凹凸状のパターンを形成して外観の良好
なシートを形成する様になされている。
レタン、ゴム等を主体とした緩衝体が取付けら
れ、更にこの緩衝体を被覆するように表装材が取
付けられている。前記緩衝体は着座者を安定して
保持するために両側部または前方部分に盛り上り
部が形成され、またこの緩衝体を被覆する表装材
の表面に凹凸状のパターンを形成して外観の良好
なシートを形成する様になされている。
自動車等のシートの表面に凹凸状のパターンを
形成する場合には従来、第1図及び第2図に示す
如く合成樹脂材または合成樹脂材の表面に植毛を
施こして形成された表皮2と、ウレタン等からな
る弾性体シート3及び裏打材4とを積層した表装
材1が用いられ、この表皮2と裏打材4間に挿入
される弾性体シート3に凹凸状のパターンを形成
する様になされ、前記弾性体シート3に凹凸状の
パターンを形成する場合には弾性体シート3の凹
部に対応する部分を加熱プレス機により圧縮し、
または熱線チツプにより焼切る等の手段を用いて
第1図に示す如き表装材1を形成し、あるいは凹
凸状のパターンを前記表皮2、弾性体シート3及
び裏打材4の三層状態を加熱プレスする事により
形成し、三層状態の凸部に前記弾性体シート3と
は別の弾性体5を取付けて第2図に示す如く凹凸
状のパターンを有する表装材10を形成し、前記
表装材1及び10を夫々緩衝体7に被覆する様に
なされている。
形成する場合には従来、第1図及び第2図に示す
如く合成樹脂材または合成樹脂材の表面に植毛を
施こして形成された表皮2と、ウレタン等からな
る弾性体シート3及び裏打材4とを積層した表装
材1が用いられ、この表皮2と裏打材4間に挿入
される弾性体シート3に凹凸状のパターンを形成
する様になされ、前記弾性体シート3に凹凸状の
パターンを形成する場合には弾性体シート3の凹
部に対応する部分を加熱プレス機により圧縮し、
または熱線チツプにより焼切る等の手段を用いて
第1図に示す如き表装材1を形成し、あるいは凹
凸状のパターンを前記表皮2、弾性体シート3及
び裏打材4の三層状態を加熱プレスする事により
形成し、三層状態の凸部に前記弾性体シート3と
は別の弾性体5を取付けて第2図に示す如く凹凸
状のパターンを有する表装材10を形成し、前記
表装材1及び10を夫々緩衝体7に被覆する様に
なされている。
然し乍ら、前記第1図に示す表装材1において
は弾性体シート3に凹凸状のパターンを形成する
のが困難であり、また凹部に対応する部分の弾性
体シート3が加熱プレスにより圧縮されるので、
弾性体シート3が無駄となり、経済性に欠けると
共に凹部の感触が不良になる欠点を有し、また第
2図に示す表装材10においては、表皮2、弾性
体シート3及び裏打材4からなる三層状態のもの
に凹凸状のパターンを形成した後に、凹凸状の凸
部の内側に別体の弾性体5を取付けなければなら
ず、作業能率が悪い欠点を有している。
は弾性体シート3に凹凸状のパターンを形成する
のが困難であり、また凹部に対応する部分の弾性
体シート3が加熱プレスにより圧縮されるので、
弾性体シート3が無駄となり、経済性に欠けると
共に凹部の感触が不良になる欠点を有し、また第
2図に示す表装材10においては、表皮2、弾性
体シート3及び裏打材4からなる三層状態のもの
に凹凸状のパターンを形成した後に、凹凸状の凸
部の内側に別体の弾性体5を取付けなければなら
ず、作業能率が悪い欠点を有している。
本考案の目的は上述せる欠点を一掃する事が出
来、経済性に優れ、作業能率を向上させる事が出
来る凹凸状のパターンを有する自動車等のシート
を提供するもので、以下図面を参照して詳述する
所より明らかとなるであろう。
来、経済性に優れ、作業能率を向上させる事が出
来る凹凸状のパターンを有する自動車等のシート
を提供するもので、以下図面を参照して詳述する
所より明らかとなるであろう。
第3図Aには本考案に係る自動車等のシート2
1に用いられる緩衝体22の1実施例の概略が示
されており、この緩衝体22は形成すべきシート
クツシヨンまたはシートバツグ等の形状に合わせ
て所定の寸法、厚さに形成されたモールドウレタ
ン等からなり、緩衝体22の表面には凹凸状のパ
ターン23が形成されており、この凹凸状パター
ン23の凸部23aを後述する表装材25の凹凸
状パターン30の凸部30aの内側に挿入した関
係で表装材25が取付けられる。
1に用いられる緩衝体22の1実施例の概略が示
されており、この緩衝体22は形成すべきシート
クツシヨンまたはシートバツグ等の形状に合わせ
て所定の寸法、厚さに形成されたモールドウレタ
ン等からなり、緩衝体22の表面には凹凸状のパ
ターン23が形成されており、この凹凸状パター
ン23の凸部23aを後述する表装材25の凹凸
状パターン30の凸部30aの内側に挿入した関
係で表装材25が取付けられる。
第3図Bには表装材25の1実施例が示されて
おり、この表装材25は合成樹脂材、レザー等か
らなる表皮26と、この表皮26の裏面側に取付
けられたウレタン等からなる弾性体シート27
と、この弾性体シート27の前記表皮26が当接
する側とは反対側に取付けられた裏打材28とか
らなり、これら表皮26、弾性体シート27及び
裏打材28には接着剤により仮接着され、または
縫製等により一体的に仮接合され、この仮接合の
後に加熱プレス機等により凹凸状のパターン30
が形成される。
おり、この表装材25は合成樹脂材、レザー等か
らなる表皮26と、この表皮26の裏面側に取付
けられたウレタン等からなる弾性体シート27
と、この弾性体シート27の前記表皮26が当接
する側とは反対側に取付けられた裏打材28とか
らなり、これら表皮26、弾性体シート27及び
裏打材28には接着剤により仮接着され、または
縫製等により一体的に仮接合され、この仮接合の
後に加熱プレス機等により凹凸状のパターン30
が形成される。
表装材25に形成された凹凸状のパターン30
は、前記緩衝体22の表面に形成された凹凸状の
パターン23に対応して形成され、第3図Cに示
す如く、緩衝体22の凹凸状のパターン23の凸
部23aが、表装材25の凹凸状パターン30の
凸部30aの内側に挿入された関係で表装材25
が緩衝体22に被覆されている。
は、前記緩衝体22の表面に形成された凹凸状の
パターン23に対応して形成され、第3図Cに示
す如く、緩衝体22の凹凸状のパターン23の凸
部23aが、表装材25の凹凸状パターン30の
凸部30aの内側に挿入された関係で表装材25
が緩衝体22に被覆されている。
また表装材25の端部にはトリムワイヤ(図示
せず)等が取付けられ、シートフレーム等にトリ
ミングされて表装材25が取付けられるものであ
る。第4図には上述した緩衝体22及び表装材2
5を用いて形成された自動車用シート21が示さ
れており、この実施例においてはシートクツシヨ
ン31及びシートバツグ32に夫々本考案を適用
した場合が示されているが、シートクツシヨン3
1またはシートバツグ32の何れか一方にのみ適
用する事も出来、また表装材25をシートの形状
に応じて中央部25a及び左右両側部25bに分
割したものを縫製または接着して1つの表装材2
5を形成するようにする事も出来る。
せず)等が取付けられ、シートフレーム等にトリ
ミングされて表装材25が取付けられるものであ
る。第4図には上述した緩衝体22及び表装材2
5を用いて形成された自動車用シート21が示さ
れており、この実施例においてはシートクツシヨ
ン31及びシートバツグ32に夫々本考案を適用
した場合が示されているが、シートクツシヨン3
1またはシートバツグ32の何れか一方にのみ適
用する事も出来、また表装材25をシートの形状
に応じて中央部25a及び左右両側部25bに分
割したものを縫製または接着して1つの表装材2
5を形成するようにする事も出来る。
以上が本考案に係る凹凸状のパターンを有する
自動車等のシートの1実施例の構成であるが、斯
る構成に依れば、表面に形成された凹凸状のパタ
ーンにより外観の美しいシートが得られ、この凹
凸状のパターンの凸部には緩衝体が挿入されてい
るので凸部の変形等による形崩が防止出来、凹凸
状のパターンを形成する際にウレタン等の弾性体
シートの凹部に対応する部分を加熱プレスして圧
縮硬化させたり、または焼切ることがないのでウ
レタン等を無駄に使用する事がなく経済性に優
れ、表装材に形成された凹凸状パターンの凸部に
別の弾性体等を取付ける必要がなく、作業能率を
著しく向上させる事が出来る。
自動車等のシートの1実施例の構成であるが、斯
る構成に依れば、表面に形成された凹凸状のパタ
ーンにより外観の美しいシートが得られ、この凹
凸状のパターンの凸部には緩衝体が挿入されてい
るので凸部の変形等による形崩が防止出来、凹凸
状のパターンを形成する際にウレタン等の弾性体
シートの凹部に対応する部分を加熱プレスして圧
縮硬化させたり、または焼切ることがないのでウ
レタン等を無駄に使用する事がなく経済性に優
れ、表装材に形成された凹凸状パターンの凸部に
別の弾性体等を取付ける必要がなく、作業能率を
著しく向上させる事が出来る。
尚上述においては本考案の1実施例を示したに
留まり、凹凸状のパターンの凸部の高さ、長さ、
間隔等は図面に示すものに限定されるものではな
く、その他本考案の精神を脱する事なしに種々の
変形変更をなし得る事明らかであろう。
留まり、凹凸状のパターンの凸部の高さ、長さ、
間隔等は図面に示すものに限定されるものではな
く、その他本考案の精神を脱する事なしに種々の
変形変更をなし得る事明らかであろう。
第1図及び第2図は従来の凹凸状のパターンを
有する自動車等のシートの1部断面説明図、第3
図A,B及びCは本考案に係る凹凸状のパターン
を有する自動車等のシートの1部断面説明図であ
り、第3図Aは緩衝体22の断面説明図、第3図
Bは表装材の断面説明図、第3図Cは緩衝体に表
装材を被覆した状態を示す断面説明図、第4図は
本考案を自動車のシートに適用した1実施例の概
略的斜視図である。 図中、21……シート、22……緩衝体、23
……凹凸状パターン、23a……凸部、25……
表装材、26……表皮、27……弾性体シート、
28……裏打材、30……凹凸状パターン、30
a……凸部。
有する自動車等のシートの1部断面説明図、第3
図A,B及びCは本考案に係る凹凸状のパターン
を有する自動車等のシートの1部断面説明図であ
り、第3図Aは緩衝体22の断面説明図、第3図
Bは表装材の断面説明図、第3図Cは緩衝体に表
装材を被覆した状態を示す断面説明図、第4図は
本考案を自動車のシートに適用した1実施例の概
略的斜視図である。 図中、21……シート、22……緩衝体、23
……凹凸状パターン、23a……凸部、25……
表装材、26……表皮、27……弾性体シート、
28……裏打材、30……凹凸状パターン、30
a……凸部。
Claims (1)
- 所定形状に形成された緩衝体と、該緩衝体を被
覆する表装材とを有する自動車等のシートにおい
て、前記緩衝体はその表面側に予め凹凸状のパタ
ーンが形成され、前記表装材は表皮、弾性体及び
裏打材から成る三層状態に形成され且つ前記緩衝
体の表面側に予め形成された凹凸状のパターンに
対応する凹凸状のパターンに予め形成されてお
り、前記緩衝体の凹凸状のパターンの凸部に前記
表装材の凹凸状のパターンの凸部の内側を嵌合さ
せて前記表装材が被覆されていることを特徴とす
る凹凸状のパターンを有する自動車等のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10472180U JPS6338836Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10472180U JPS6338836Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727955U JPS5727955U (ja) | 1982-02-13 |
JPS6338836Y2 true JPS6338836Y2 (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=29466102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10472180U Expired JPS6338836Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338836Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58168550A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | 株式会社タチエス | 車両用シ−トの表皮部材及びその成形方法 |
JP5242088B2 (ja) * | 2007-06-27 | 2013-07-24 | 株式会社イノアックコーポレーション | 自動車用座席のクッション |
JP5636562B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-12-10 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
-
1980
- 1980-07-24 JP JP10472180U patent/JPS6338836Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5727955U (ja) | 1982-02-13 |
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