JPH035353Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035353Y2 JPH035353Y2 JP12179985U JP12179985U JPH035353Y2 JP H035353 Y2 JPH035353 Y2 JP H035353Y2 JP 12179985 U JP12179985 U JP 12179985U JP 12179985 U JP12179985 U JP 12179985U JP H035353 Y2 JPH035353 Y2 JP H035353Y2
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- JP
- Japan
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- skin
- pad material
- main body
- pleats
- seat
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車等の車輛用座席や応接用椅子等
の座席用クツシヨン体に関するものである。
の座席用クツシヨン体に関するものである。
(従来の技術)
座席用クツシヨン体としては表皮とパツド材と
裏基布とを重ね合せて所要形状の主体としたもの
を普通とするため意匠変化に乏しいものである。
そこで、前記のような主体の表皮層を表皮、発泡
シートおよび裏布からなるものとし、それを裏面
からすくい縫いして鳥の足跡状または放射状の疑
似しわを形成することにより装飾的価値を高めた
ものが提案されている。(例えば実公昭57−25635
号) (考案が解決しようとする問題点) ところが、このようなものではしわのうち縫着
個所近辺は長期間使用しても最初のしわ形状のま
まに保持されるが、縫着個所から少し遠ざかると
表皮が発泡シートに接着されていないために変形
してしまい、時間の経過につれてしわ崩れによつ
て体裁が損われるうえこの部分より破損が生じる
等種々の問題が生じている。
裏基布とを重ね合せて所要形状の主体としたもの
を普通とするため意匠変化に乏しいものである。
そこで、前記のような主体の表皮層を表皮、発泡
シートおよび裏布からなるものとし、それを裏面
からすくい縫いして鳥の足跡状または放射状の疑
似しわを形成することにより装飾的価値を高めた
ものが提案されている。(例えば実公昭57−25635
号) (考案が解決しようとする問題点) ところが、このようなものではしわのうち縫着
個所近辺は長期間使用しても最初のしわ形状のま
まに保持されるが、縫着個所から少し遠ざかると
表皮が発泡シートに接着されていないために変形
してしまい、時間の経過につれてしわ崩れによつ
て体裁が損われるうえこの部分より破損が生じる
等種々の問題が生じている。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記のような問題点を解決して長期間
使用してもひだ崩れがなくて美しい外観を呈する
座席のシートカバーを目的として完成されたもの
で、パツド材の表面にひだ寄せした表皮をそのひ
だ裏を除く裏面にもつて接着して主体の表面に永
久ひだを模様状に形成したことを特徴とするもの
である。
使用してもひだ崩れがなくて美しい外観を呈する
座席のシートカバーを目的として完成されたもの
で、パツド材の表面にひだ寄せした表皮をそのひ
だ裏を除く裏面にもつて接着して主体の表面に永
久ひだを模様状に形成したことを特徴とするもの
である。
(作用)
このように構成されたものは、在来のこの種座
席用クツシヨン体と同様に使用した場合、主体の
表面に多数のひだが模様状に形成されることとな
つて美しい外観を呈し、装飾的に優れたものとな
るうえにパツド材の発揮するクツシヨン性によつ
て感触もよいものであるが、本考案では特に表面
のひだがひだ寄せした表皮のひだ裏を除く裏面を
パツド材表面に接着して得られる永久ひだである
から長期間使用しても変形なく美しい外観を保持
するうえに表皮と発泡シートと裏基布とを重ねて
すくい縫いで疑似しわを形成する場合に比べ製作
が容易である。
席用クツシヨン体と同様に使用した場合、主体の
表面に多数のひだが模様状に形成されることとな
つて美しい外観を呈し、装飾的に優れたものとな
るうえにパツド材の発揮するクツシヨン性によつ
て感触もよいものであるが、本考案では特に表面
のひだがひだ寄せした表皮のひだ裏を除く裏面を
パツド材表面に接着して得られる永久ひだである
から長期間使用しても変形なく美しい外観を保持
するうえに表皮と発泡シートと裏基布とを重ねて
すくい縫いで疑似しわを形成する場合に比べ製作
が容易である。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例により詳細に説明
すれば、1は自動車のシートバツクやシートクツ
シヨンに使用される座席用クツシヨン体の主体で
あつて、該主体1はコーナ部その他所要個所にひ
だ寄せしたビニールレザー地等の表皮2をポリウ
レタンフオームよりなるパツド材3の表面に該表
皮2のひだ裏を除く裏面をもつて接着することに
より表面に永久ひだ4を模様状に形成するととも
にパツド材3の裏面に裏布5を接着したものであ
る。なお、前記実施例ではパツド材3を厚肉のも
のとしているが、パツド材3を肉薄化してシート
カバーとし、このシートカバーを別のパツド材に
被装して主体1を構成するようにしてもよく、ま
た、永久ひだ4を形成する個所はコーナ部の外、
ベルト部や装飾ボタン取付部に形成するようにし
てもよい。しかして、このような座席用クツシヨ
ン体は、例えば第2図に示すようなしわ寄せ用の
切込11が形成されている型12を用意してこれ
に表皮2をその表面が型面側となるように覆せ、
前記切込11にこの表皮2の一部を差込み、次い
で、この表皮2の裏面に相当する露呈面に接着剤
を塗布する一方、上面に裏布5を予め接着してあ
るパツド材3の下面にも接着剤を塗布したうえ前
記接着剤が塗布されている面同志を接着して表皮
2をパツド材3に接着一体化し、のち脱型するな
どして簡単に量産できる。なお、この場合型12
としてゴム型、スライド型その他切込11の間隙
幅を調節できるものとしておけばしわ寄せ作業を
より効率化できる。
すれば、1は自動車のシートバツクやシートクツ
シヨンに使用される座席用クツシヨン体の主体で
あつて、該主体1はコーナ部その他所要個所にひ
だ寄せしたビニールレザー地等の表皮2をポリウ
レタンフオームよりなるパツド材3の表面に該表
皮2のひだ裏を除く裏面をもつて接着することに
より表面に永久ひだ4を模様状に形成するととも
にパツド材3の裏面に裏布5を接着したものであ
る。なお、前記実施例ではパツド材3を厚肉のも
のとしているが、パツド材3を肉薄化してシート
カバーとし、このシートカバーを別のパツド材に
被装して主体1を構成するようにしてもよく、ま
た、永久ひだ4を形成する個所はコーナ部の外、
ベルト部や装飾ボタン取付部に形成するようにし
てもよい。しかして、このような座席用クツシヨ
ン体は、例えば第2図に示すようなしわ寄せ用の
切込11が形成されている型12を用意してこれ
に表皮2をその表面が型面側となるように覆せ、
前記切込11にこの表皮2の一部を差込み、次い
で、この表皮2の裏面に相当する露呈面に接着剤
を塗布する一方、上面に裏布5を予め接着してあ
るパツド材3の下面にも接着剤を塗布したうえ前
記接着剤が塗布されている面同志を接着して表皮
2をパツド材3に接着一体化し、のち脱型するな
どして簡単に量産できる。なお、この場合型12
としてゴム型、スライド型その他切込11の間隙
幅を調節できるものとしておけばしわ寄せ作業を
より効率化できる。
(考案の効果)
本考案は前記説明から明らかなように、パツド
材の表面にひだ寄せした表皮をそのひだ裏を除く
裏面をもつて接着して主体表面に永久ひだを模様
状に形成したものであるから、長期間使用しても
ひだ崩れがなくて頭初の外観を保持することとな
り、装飾的に優れているうえひだ崩れに起因する
破損のおそれもないという特長があり、手数を要
する縫着工程がないので製作が容易で安価に提供
できる利点と相まち実用的価値極めて大なもので
ある。
材の表面にひだ寄せした表皮をそのひだ裏を除く
裏面をもつて接着して主体表面に永久ひだを模様
状に形成したものであるから、長期間使用しても
ひだ崩れがなくて頭初の外観を保持することとな
り、装飾的に優れているうえひだ崩れに起因する
破損のおそれもないという特長があり、手数を要
する縫着工程がないので製作が容易で安価に提供
できる利点と相まち実用的価値極めて大なもので
ある。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は製造過程を示す部分断面図である。 1:主体、2:表皮、3:パツド材、4:永久
ひだ。
図、第2図は製造過程を示す部分断面図である。 1:主体、2:表皮、3:パツド材、4:永久
ひだ。
Claims (1)
- パツド材3の表面にひだ寄せした表皮2をその
ひだ裏を除く裏面をもつて接着して主体1の表面
に永久ひだ4を模様状に形成したことを特徴とす
る座席用クツシヨン体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12179985U JPH035353Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12179985U JPH035353Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229200U JPS6229200U (ja) | 1987-02-21 |
JPH035353Y2 true JPH035353Y2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=31011401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12179985U Expired JPH035353Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035353Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0284299A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-26 | Sogo Shisetsu Service Kk | し渣脱水用スクリュープレス |
JPH0347688U (ja) * | 1990-09-21 | 1991-05-02 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP12179985U patent/JPH035353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6229200U (ja) | 1987-02-21 |
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