JPH0340237Y2 - - Google Patents

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JPH0340237Y2
JPH0340237Y2 JP1944986U JP1944986U JPH0340237Y2 JP H0340237 Y2 JPH0340237 Y2 JP H0340237Y2 JP 1944986 U JP1944986 U JP 1944986U JP 1944986 U JP1944986 U JP 1944986U JP H0340237 Y2 JPH0340237 Y2 JP H0340237Y2
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skin
core plate
cover
decorative line
decorative
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JP1944986U
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JPS62130000U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車などの車輌用座席や応接椅子の
ような座席に使用される座席カバーに関するもの
である。
(従来の技術) カバー主体の表面に装飾ラインを形成して体裁
をよくした座席カバーとしては、カバー主体の表
面所要個所に玉縁やアクセントベルトを取付けた
ものが知られている。(例えば実開昭50−107405
号公報) (考案が解決しようとする問題点) ところが、玉縁やアクセントベルトをカバー主
体の表皮に対し縫着または溶着により取付けた従
来の装飾ラインではボリユーム感に乏しくて装飾
効果も未だ不充分であるうえ製作手順も煩雑で量
産し難い等種々の問題が残されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した座席カ
バーに関するもので、カバー主体の表面に装飾ラ
インを形成した座席用カバーにおいて、該カバー
主体の裏側の前記装飾ラインと対応する位置に可
撓性と保形性を有する細幅の芯板が添装されてい
てカバー主体の表皮から前記芯板にわたりミシン
縫いされた縫糸をもつて装飾ラインが細溝状に形
成されていることを特徴とするものである。
(作用) このような座席カバーは、座席クツシヨンに被
套して在来のものと同様に使用すれば、カバー主
体の表面に形成されている細溝状の装飾ラインに
よつて装飾効果が一段と高められるものとなる。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、(1)は座席クツシヨンに被套されるカバ
ー主体であつて、該カバー主体1は織布や合成樹
脂シートなどの表皮3の裏面に発泡合成樹脂層な
どのパツド材4を一体に或いは別体として添わせ
た表皮材料2をもつて縫製されている。5はカバ
ー主体1の表面所要部分に形成される装飾ライン
であつて、この装飾ライン5はカバー主体1の裏
側の該装飾ライン5と対応する位置に可撓性と保
形性とを有する細幅の芯板6を添わせ、前記表皮
3からこの芯板6にわたり多針ミシンによるミシ
ン縫いを行つてこのミシン縫いされた縫糸7によ
り細溝状に凹ませたものである。なお、前記芯板
6としては、ポリエチレン樹脂や塩化ビニル樹脂
などの中硬質の合成樹脂板、特に、表面に適当数
の隆条6aを長手方向に形成した合成樹脂成形品
が装飾ライン5の形状を一定にできるうえにボリ
ユーム感を容易に出せるので好ましく、また、カ
バー主体1を構成する表皮材料2としては1枚物
の外、表皮3を複数枚の主表皮3aと相隣る主表
皮3a,3a間に介入縫着される副表皮3bとよ
りなるものとして中間の副表皮3bの部分に装飾
ライン5を形成することにより一層装飾効果を高
めるようにしたものでもよい。なお、第2図〜第
8図は本考案の第1〜第7の実施例を示す要部の
断面図であつて、第2図、第3図に示す第1およ
び第2の実施例では、表皮材料2として表皮3の
裏面にパツド材4を一体化した2枚の積層表皮材
を使用し、その各突き合せ端縁を折り曲げて折曲
基部をミシン縫い線8において一旦縫着し、次い
で、該ミシン縫い線8より外側の張出端部2a,
2aをそれぞれ表皮材料2,2の裏側に添わせた
うえその裏側に芯板6を添わせ、表皮材料2,2
の端方部から芯板6にわたり縫糸7,7によりミ
シン縫いして前記ミシン縫い線8により形成され
る細溝状装飾ライン15を中間に挟んで装飾ライ
ン5,5を細溝状に形成したものとし、この場合
第2の実施例のように、表皮材料2,2とその裏
面に添わせた張出端部2a,2aとの間に可撓性
と保形性とを備えた紐状芯材9を介装して一層ボ
リユーム感に富んだものとしてもよい。他方、第
4図に示す第3の実施例では、表面に2本の隆条
6aを長手方向に形成した合成樹脂成形品の芯板
6の表面に副表皮3bを載装し、該副表皮3bか
ら芯板6の隆条6a,6a間と各隆条6aの外側
にわたりそれぞれ縫糸7によるミシン縫いとミシ
ン縫い線18,18による縫着を行い、次いで、
主表皮3a,3aをその裏面にパツド材4,4が
積層された状態としてそれぞれの一側縁を前記副
表皮3bの両側に添わせたうえミシン縫い線28
において縫着して細溝状の装飾ライン5と細溝状
装飾ライン15を形成してなるものとしている。
さらに、第5図、第6図、第8図に示す第4、第
5、第7の実施例では表面に2本の隆条6aを長
手方向に形成した合成樹脂成形品の芯板6をパツ
ド材4と表皮3とが積層された1枚の表皮材料2
の裏面に当接し、該表皮3から芯板6の隆条6
a,6a間と各隆条6aの外側にわたりそれぞれ
ミシン縫いしたものとしており、さらにまた、第
7図に示す第6の実施例では前記第5の実施例に
おいて、芯板6を基板6bと紐状芯材9とよりな
るものとしたものとしている。
(考案の効果) このように構成されたものは、座席クツシヨン
に被套して在来のものと同様に使用した場合、カ
バー主体1の表面に形成されている装飾ライン5
が細溝状のものであるから、座表面にボリユーム
感があつて装飾的に好ましいものとなり、特に本
考案ではカバー主体1の裏側に可撓性と保形性を
有する細幅の芯板6を添装し、この芯板6に表皮
3から縫糸7をもつてミシン縫いすることにより
細溝状の装飾ライン5を形成してあるので、装飾
ライン5をどのような形状とした場合でも形崩れ
がなく、ボリユーム感にあふれた意匠の座席を得
ることができ、しかも、芯板6は保形性と可撓性
を兼ね備えているので、着座時における異物感も
なくて極めて座り心地のよいものとなる。
従つて、本考案は在来の座席カバーの問題点を
解決したものとして実用的価値極めて大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を使用した車輌用座席の一部切
欠斜視図、第2図は本考案の第1の実施例の要部
を示す断面図、第3図は本考案の第2の実施例の
要部を示す断面図、第4図は本考案の第3の実施
例の要部を示す断面図、第5図は本考案の第4の
実施例の要部を示す断面図、第6図は本考案の第
5の実施例の要部を示す断面図、第7図は本考案
の第6の実施例の要部を示す断面図、第8図は本
考案の第7の実施例の要部を示す断面図である。 1:カバー主体、3:表皮、3a:主表皮、3
b:副表皮、4:パツド材、5:装飾ライン、
6:芯板、6a:隆条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カバー主体1の表面に装飾ライン5を形成し
    た座席用カバーにおいて、該カバー主体1の裏
    側の前記装飾ライン5と対応する位置に可撓性
    と保形性を有する細幅の芯板6が添装されてい
    てカバー主体1の表皮3から前記芯板6にわた
    りミシン縫いされた縫糸7をもつて装飾ライン
    5が細溝状に形成されていることを特徴とする
    座席カバー。 2 芯板6が表面に適当数の隆条6aを長手方向
    に形成した合成樹脂成形品である実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の座席カバー。 3 表皮3が複数枚の主表皮3aと相隣る主表皮
    3a,3a間に縫着される帯状の副表皮3bと
    よりなり、装飾ライン5はこの副表皮3bの部
    分に形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項記載の座席カバー。
JP1944986U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0340237Y2 (ja)

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JPS62130000U JPS62130000U (ja) 1987-08-17
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