JPH0246799Y2 - - Google Patents

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JPH0246799Y2
JPH0246799Y2 JP19985083U JP19985083U JPH0246799Y2 JP H0246799 Y2 JPH0246799 Y2 JP H0246799Y2 JP 19985083 U JP19985083 U JP 19985083U JP 19985083 U JP19985083 U JP 19985083U JP H0246799 Y2 JPH0246799 Y2 JP H0246799Y2
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JP
Japan
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button
skin
skin member
sewn
hanging
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JP19985083U
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JPS60108298U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表皮部材の表面に装飾用の長尺状ボタ
ンを備えた自動車用座席の改良に関するものであ
る。
従来、この種のボタンは第1図に示すように表
面に柔軟性を有する表片とこの表片の裏面に鉄板
などの裏片を接着した頭部10とその裏片に固定
した脚部11から構成され、この脚部11毎に吊
布12を結着し、この吊布12を表皮部材a、ク
ツシヨン部材bの通孔に挿し込み、クツシヨン部
材b下方に配設したワイヤ13などにホツグリン
グ14で結着することによりボタンを吊込んでい
た。従つてこの構造によればボタンとして硬質製
の裏片を使用しているため、ボタンが的確に固定
でき変形しない利点があるが、着座した際に異物
感が生じ座り心地が極めて悪い不具合があつた。
そこで、本考案は斯様な従来品の不具合を除去
することを目的とするものであり、ボタンが変形
することなく、しかも異物感が生じないようにす
ることである。
斯る目的を達成するための本考案の要旨とする
ところは長尺状ボタンの短手方向の両端縁に沿つ
て、このボタンの真下の表皮部材裏面に吊部材を
設けて、ボタンを吊部材と共に表皮部材に縫着し
たものである。従つてボタンはその両端が表皮部
材に縫着されているため柔軟材を使用しても変形
することがないし、また吊部材における固定個所
が前述の如ボタンの両端縁の縫着個所であるた
め、ボタン全体を均等に吊込むことができる。
次に本考案の一実施例を第2図乃至第7図にも
とづいて説明すると、図中aに示す表皮部材は従
来品と同様に表皮a1、発泡材製ワデイングa2、ワ
デイングカバーa3の積層体で、その表面における
ボタンcを設ける場所にはあらかじめ、高周波溶
接機などを使用して凹溝イが設けてある。斯様に
あらかじめ凹溝イを設けることにより、表皮部材
aの表面にボタンcを縫着する際、凹溝イが位置
定めになるし該部の肉厚が薄いため縫着作業が確
実に行なえる。しかし、凹溝イを設けずに、ボタ
ンcを縫着することができる。例えばボタンcを
縫着する個所の表皮部材aを加圧し乍ら、又は加
圧した状態で縫着することも可能である。
以上の表皮部材aによつてフレーム(不図示)
上に裁置した発泡材製クツシヨン部材bは被包さ
れ、自動車座席が形成される(第2図)。
クツシヨン部材bにはボタンcを吊込む吊部材
dが挾入される長溝b1が切込まれている(第3
図)。
前記ボタンcは長尺状の軟質合成樹脂板(例え
ばP.V.C)でその短手方向の幅が約10−25mm程度
のものであり、吊部材dと共に表皮部材aに同時
に縫着される。そしてこのボタンcの縫着はボタ
ンcの周縁に沿つて行なわれる。
吊部材cは帆布などの布地で袋状に形成され内
部にワイヤ1が挿通されている。この吊部材cは
第4図乃至第7図に示すように形成される。ま
ず、前記ボタンcを縫着する際に同時に表皮部材
aの裏面に縫着される(第4図)。この状態にお
いて吊部材cは一枚状の布地である。次に両遊端
部を重ね合せてミシンによつて縫着して袋状に形
成する(第5図)。然る後その適宜個所を重ねて
ホツチキスc1など適宜方法で止着して上下方向に
2つの袋体を形成し、その下部にワイヤ1を挿通
することにより形成する(第6図、第7図)。
この吊部材cはクツシヨン部材bの長溝b1内に
挾入され、クツシヨン部材bの底部に埋設したワ
イヤ又は図示するが如く、クツシヨン部材b下方
の固定部材2(例えば枠状フレーム間に張架され
クツシヨン部材bを載置するバネ材)にホツグリ
ング3で固定することにより吊込む(第3図)。
この吊込みによりボタンcは表皮部材aと共にク
ツシヨン部材bの所定個所に固定される。
そして、前述の如く吊部材dをホツチキスなど
で止着することにより、好ましくはその止着個所
を図示する位置より上方において止着すると例え
ば、表皮部材aに対する固定部を一辺とする正三
角状を呈するように止着すると、クツシヨン部材
bの切溝b1上部における溝幅を狭小にすることが
できる。
本案品によれば、ボタンはその短手方向の両端
縁に沿つて表皮部材に縫着され、吊部材も同時に
表皮部材に縫着される。従つてボタンの表皮部材
に対する固定個所と吊部材の表皮部材に対する固
定個所が上下方向に同一であるため、ボタンを均
等な力で吊込むことができる。依つて、ボタンが
変形等することなく確実に、しかも簡単に固定で
きる。また、ボタン全体が均等に吊込まれるた
め、ボタンを柔軟材で形成することができ、従来
品の如き異物感が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品を示す縦断面図、第2図乃至第
7図は本考案を示し、第2図はその斜視図、第3
図はx−x線に沿える端面図、第4図乃至第6図
は吊部材の形成方法を示す断面図、第7図はy−
y線に沿える断面図である。 図中、aは表皮部材、bはクツシヨン部材、c
はボタン、dは吊部材を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表皮部材と、この表皮部材によつて被包される
    クツシヨン部材と、前記表皮部材上に縫着された
    長尺状のボタン、このボタンの真下における表皮
    部材の裏面に固定してボタンを吊込む吊部材とか
    らなり、前記ボタンはその短手方向の両端縁に沿
    つて前記吊部材と共に表皮部材に縫着される自動
    車座席。
JP19985083U 1983-12-27 1983-12-27 自動車用座席 Granted JPS60108298U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19985083U JPS60108298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車用座席

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JP19985083U JPS60108298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車用座席

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Publication Number Publication Date
JPS60108298U JPS60108298U (ja) 1985-07-23
JPH0246799Y2 true JPH0246799Y2 (ja) 1990-12-10

Family

ID=30760157

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JP19985083U Granted JPS60108298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車用座席

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JPS60108298U (ja) 1985-07-23

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