JPS5913919Y2 - 車両用シ−ト等の外装材 - Google Patents

車両用シ−ト等の外装材

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Publication number
JPS5913919Y2
JPS5913919Y2 JP11826078U JP11826078U JPS5913919Y2 JP S5913919 Y2 JPS5913919 Y2 JP S5913919Y2 JP 11826078 U JP11826078 U JP 11826078U JP 11826078 U JP11826078 U JP 11826078U JP S5913919 Y2 JPS5913919 Y2 JP S5913919Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate body
sheet
block
exterior
vehicle seats
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Expired
Application number
JP11826078U
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English (en)
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JPS5534460U (ja
Inventor
健司 櫻井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等車両用シート等の外装材に関するもの
で、膨隆条模様が極めて効果的に具現されて立体的な外
観が顕著に表現され、しかも高度なりッション性をも有
する外装材を提供するものである。
従来の自動車等の車両用シートの外装材は、第1図、第
2図に示される如く、弾性に富む合成樹脂発泡シートや
綿塊状のシート等を中間体1とし、該中間体1の表面側
の表地2と裏面側の裏地3とで中間体1を包被し、表地
と中間体と裏地との三者をミシン縫い等で模様状に縫着
4して一体に固定し、縫着模様によって膨隆条模様5が
現出されるようにしであるが、かかる構成による外装材
は、中間体の表、裏画面に配置されている表地2と裏地
3とが中間体1と一体に縫着される結果、表地2と裏地
3とが引き釣り合った状態のままで固定されるので、縫
着4部で囲繞された部分の膨隆条模様が効果的に発現さ
れなく、第2図に見られるように立体感に乏しいものと
なっているのが現状である。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載した構成とする
ことにより、上述のごとき欠点を伴うことなく、外観が
柔軟で、膨隆条模様が極めて効果的に現出されている立
体感に富む外装材を提供するものである。
以下本考案の車両用シート等の外装材の構成を図示例に
基づいて説明する。
本考案に係る車両用シート等の外装材は、中間体11を
構成しているシート状芯材12と複数のブロック状芯材
13と、ブロック状芯材の表面13′側に接当されてい
る表地14と、シート状芯材の裏面12′側に接当され
ている裏地15とから戊るものである。
中間体11は、第3図に示される如く、高弾性、高硬度
性を兼備する一連のシートから成るシート状芯材12上
に、弾性に富み、且つシート状芯材12に比較してより
高度の柔軟性を有し、しかも前記シート状芯材12の厚
みより十分に厚くされている複数のブロック状芯材13
が、互に一定の縫着用の間隙Sを存して接着16.固着
されてなるものである。
本考案の外装材は、上述のごとき構成から成る中間体1
1を、該中間体11を構成しているブロック状芯材13
の表面13′側に接当されている表地14と、同じく中
間体11を構成しているシート状芯材12の裏面12′
側に接当されている裏地15とによって包被し、かかる
表地14と裏地15とを、第4図に示される如く、前記
中間体11の縫着用の間隙S部分において一体に縫着1
7シ、固定させることによって、縫着17によって囲繞
された部分に効果的な膨隆条模様18を現出せしめたも
のである。
本考案の車両用シート等の外装材においては、裏地や表
地としては従来と同様の材料を使用することができるが
、中間体は高弾性、高硬度性を兼備する一連のシー)・
から成るシート状芯村上に、高度の弾性を有し、しかも
前記シート状芯材に比較してより高度の柔軟性を具備し
、かつシート状芯材より十分に厚くされた厚みを有する
複数のブロック状芯材を、互に一定の縫着用の間隙Sを
存して接着、固定させることによって、予め製作されて
いる中間体を利用することが必要で゛ある。
中間体を構成するシート状芯材と複数のブロック状芯材
との接着は接着剤を利用した貼合接着でも、あるいは芯
材の素材によっては熱溶着接着でもよい。
本考案の車両用シート等の外装材は斜上の通りの構成か
ら成るものであり、外装材の表面側には、部厚でしかも
柔軟性に富む芯材が配置されているので、外観が柔らか
く仕上がり、表地と裏地との縫着部分は、高硬度性の比
較的薄手のシート状芯材に緊密に固定されて、堅固なも
のとなっており、しかもこの縫着は部厚なブロック状芯
材の嵩高性を殆んど阻害することなく形成されているの
で、表地と裏地とが縫着部分で引き釣り合う結果として
、縫着部による囲繞部分に形成される膨隆条模様の立体
効果を低減させるという欠点が全く防止され、第5図で
明瞭に示されているように極めて立体感に富んだ膨隆条
模様を現出するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用シート等の外装材の横断面略示図
、第2図は第1図の外装材を自動車等のシート本体に適
用した状態を示す暗示断面図、第3図は本考案に係る車
両用シート等の外装材に適用される中間体の断面略示図
、第4図は第3図に示される中間体を利用した本考案の
車両用シート等の外装材の断面略示図、第5図は第4図
の外装材を自動車等のシート本体に適用した状態を示す
暗示断面図である。 11・・・・・・中間体、12・・・・・・シート状芯
材、13・・・・・・ブロック状芯材、12′・・・・
・・シート状芯材の裏面、13′・・・・・・ブロック
状芯材の表面、14・・・・・・表地、15・・・・・
・裏地、16・・・・・・接着部分、17・・・・・・
縫着部分、18・・・・・・膨隆条模様。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性に富み且つ比較的高硬度性を有する一連のシートか
    ら戊るシート状芯村上に、弾性に富み且つ前記シート状
    芯材より高度の柔軟性を有し、しかも前記シート状芯材
    の厚みにより十分に厚くされている複数のブロック状芯
    材が、互に一定の縫着用の間隙を存して接着、固着され
    てなる中間体が、該中間体の前記ブロック状芯材の表面
    側に接当されている表地と、シート状芯材の裏面外に接
    当されている裏地とで包被され、該表地と裏地とが前記
    中間体の縫着用の間隙部分において一体に縫着、固定さ
    れて膨隆条模様が形成されていることを特徴とする車両
    用シート等の外装材。
JP11826078U 1978-08-29 1978-08-29 車両用シ−ト等の外装材 Expired JPS5913919Y2 (ja)

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JP11826078U JPS5913919Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 車両用シ−ト等の外装材

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Publication Number Publication Date
JPS5534460U JPS5534460U (ja) 1980-03-05
JPS5913919Y2 true JPS5913919Y2 (ja) 1984-04-24

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ID=29072429

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JP11826078U Expired JPS5913919Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 車両用シ−ト等の外装材

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