JPS608794Y2 - 座席 - Google Patents

座席

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Publication number
JPS608794Y2
JPS608794Y2 JP1547080U JP1547080U JPS608794Y2 JP S608794 Y2 JPS608794 Y2 JP S608794Y2 JP 1547080 U JP1547080 U JP 1547080U JP 1547080 U JP1547080 U JP 1547080U JP S608794 Y2 JPS608794 Y2 JP S608794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
skin material
covering
drooping
cushioning
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Expired
Application number
JP1547080U
Other languages
English (en)
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JPS56117847U (ja
Inventor
忠雄 服部
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Priority to JP1547080U priority Critical patent/JPS608794Y2/ja
Publication of JPS56117847U publication Critical patent/JPS56117847U/ja
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Publication of JPS608794Y2 publication Critical patent/JPS608794Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は座席のクッション体を被覆した表皮材の角が角張
って見られるよう形成された座席に関する。
従来自動車等の座席は、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂
シート、レザー、繊維布等の表皮材を座席の鏡面部(上
面部)と座席の前面及び側面に該当してこれを被覆する
垂下部に合わせて裁断し、第5図に示す如く鏡面部用の
表皮材11aには、その裏面にウレタンフオーム等の薄
層のフオーム12と金山その他の布帛13を重層して周
縁部を重ねた状態で縫合せておき、これに前記の垂下部
用の表皮材11bをその両者間に玉縁1Bを存し若しく
は存せず縫合、接着溶着等して合着14して表装材とな
し、これを応当する座席の枠体等の支持部材上に載置さ
れたウレタンフオームその他のクッション性パッド材の
表面を被覆し、垂下部表皮材の端末を枠体等の支持部材
にクリップその他の方法で係止し、表装材を張設した座
席を得ている。
しかしこのようにして形成された座席は、その鏡面部と
垂下部との合着部、即ち座席の角部区帯における鏡面側
がつぶれて断面が曲率半径の大きい弧状になり整然とし
た外見が得られない欠点がある。
本案は上記の欠点に鑑み種々研究の結果到達したもので
、上面部の表皮材に裏装されるウレタンフオーム等の緩
衝材層をそれにつづく垂下部用の表皮材との合着部より
適当に短く形成して合着部には、緩衝材層が存在しない
ようにして合着を上面部表皮材と金山等の布帛だけで行
うようにしたもので、座席の角部が適当に角張り、外見
のよい特徴のあるものを提供しようとするものである。
以下実施例を図面について説明すると、座席の座部の上
面(鏡面)部を被覆する上面部表皮材1aと前面部及び
左右両側面部を被覆する垂下部表皮材1bは合成樹脂シ
ート、レザー、繊維織布等の表装材料を所要の座席表装
材1に応当して裁断加工して得られ、上面部表皮材1a
にはウレタンフオームその他の軟質フオーム、フェルト
等の緩衝材層2ど該緩衝材層2の裏面に粗目の金山、粗
布などのような裏当布3が重層されており、前記緩衝材
層2の端部2aは、上面部表皮材と垂下部表皮材を合着
したさい合着部4との間に適当な空間部5を残すように
形成され、又裏当布3は上記合着したさい上面用表皮材
と共に合着されるように形成されている。
上記緩衝材層と裏当布を裏装した上面部表皮材と垂下部
表皮材は、両者間に玉縁8を存し若しくは存せず、所定
部を縫威、溶着、接着等により合着4して所定の表装材
1が形成される。
上記の合着部4と緩衝材2の端部2aとの間に形成され
る空間部5、即ち緩衝材2の端部2aと合着部4との間
隔は、緩衝材の厚み、座席に形成したさいの合着部の位
置その他により適当に決定されるもので、例えばほぼ緩
衝材層の厚みないしそれ以上にして、その端面をほぼ垂
直若しくは内方に傾斜形成して好ましい場合が多い。
勿論緩衝材層の厚みより狭くてもよい。
上記の如く形成された表装材1は応当する所定の枠体等
の支持部材6上に載置された発泡体その他の緩衝体7上
に常法により張設され、その垂下部表皮材の下端部9を
前記支持部材の所要部に係止して上面部表皮材と垂下部
表皮材の合着部が角部にある所定の座席が得られる。
上記は主として座席座部について述べたが背当部も同様
にできる。
上記の如く形成された座席は上面部表装材に裏装された
ウレタンフオーム等の緩衝材層2は合着部4において上
面部表皮材及び垂下部表皮材と合着されないで、端部2
aと合着部との間に空間部5が存在するので、緩衝材は
拘束されることがなく、それ自体弾性によって常態を維
持でき、座席角部がつぶれず、角張り状になり整然とし
て外見がよく、その構造は簡単で、緩衝体の使用量も減
少でき、安価に得られるもので、自動車その他の車輌の
座席のほか、種々の用途の座席や座に形成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は斜面図、第2図は
第1図の要部の断面図、第3図は表装材の要部断面を示
す説明図、第4図は変形例を示す表装材の要部断面を示
す説明図、第5図は従来の表装材の要部を示す説明図で
ある。 1は表装材、1aは上面部表皮材、1bは垂下部表皮材
、2は緩衝材層、2aは端部、3は裏当布、4は合着部
、5は空間部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席の上面を覆う上面部表皮材と前面及び側面を覆う垂
    下部表皮材を座席の角部で接合した表装材を有する座席
    において、前記上面部表皮材に裏装される緩衝材層はそ
    の接合部に面する端部が接合されないよう該接合部との
    間に所要の間隙を存するように形成した座席。
JP1547080U 1980-02-09 1980-02-09 座席 Expired JPS608794Y2 (ja)

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JP1547080U JPS608794Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09 座席

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JP1547080U JPS608794Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09 座席

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JPS56117847U JPS56117847U (ja) 1981-09-09
JPS608794Y2 true JPS608794Y2 (ja) 1985-03-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6164450A (ja) * 1984-09-07 1986-04-02 住友ベークライト株式会社 ポリウレタンベ−ス印刷フィルム

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Publication number Publication date
JPS56117847U (ja) 1981-09-09

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