JPH0247907Y2 - - Google Patents
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- JPH0247907Y2 JPH0247907Y2 JP17148083U JP17148083U JPH0247907Y2 JP H0247907 Y2 JPH0247907 Y2 JP H0247907Y2 JP 17148083 U JP17148083 U JP 17148083U JP 17148083 U JP17148083 U JP 17148083U JP H0247907 Y2 JPH0247907 Y2 JP H0247907Y2
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- JP
- Japan
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- skin
- seat
- headrest
- sewn
- seat back
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 17
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 75
- 239000000463 material Substances 0.000 description 62
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車両等のシートに係り、詳しくはヘ
ツドレストを有するシートバツクのシート表皮カ
バーの縫製構造に関する。
ツドレストを有するシートバツクのシート表皮カ
バーの縫製構造に関する。
従来、ヘツドレスト2を有するシートバツク1
のシート表皮カバー3はシートフレーム(図示せ
ず)に取付けたシートパツト(ヘツドレストパツ
トを一体に形成した)4に対し、その上方より被
るように包着状に取付けるもので、このシート表
皮カバー3はヘツドレスト表皮部5とシートバツ
ク表皮部6とからなり、ヘツドレスト表皮部5は
ヘツド前面表皮材7と後側面表皮材8とが縁取表
皮材9を介して袋状に縫製され、また、シートバ
ツク表皮部6は前面表皮材10と後側面表皮材1
4とからなり、前面表皮材10は中央表皮材11
と左右のサイド表皮材12とからなり、この中央
表皮材11の両側上部側にはヘツドレスト表皮部
5とサイド表皮材12の上部のシートパツト4の
肩部4aを被覆する部位12aと縫着して図示略
L形状に縫着成形するための帯状の縁取表皮材1
1aが一体に設けられて中央表皮材11とサイド
表皮材12とは縫着13aされるとともに、サイ
ド表皮材12の肩部4aの部位12aは縁取表皮
材11aと縫着13bされている。このように縫
製された前面側表皮材10と後側表皮材14とは
縁取表皮材15を介して縫着13cされている。
このようにして縫製されたシートバツク表皮部6
に対しヘツドレスト表皮部5のヘツド前面表皮材
7の下縁は中央表皮材11の上縁と縫着13dさ
れるとともに、後側面表皮材8の左右の側面部8
a下縁が縁取表皮材11aと縫着13eされ、ま
た、その後面部下縁は縁取表皮材15と縫着され
てシート表皮カバー3が形成されている。このよ
うに形成した表皮カバー3をシートパツト4の上
方より被めて包着すると、この包着時にシート表
皮カバー3を下方に引張つて包着するものである
から、とくに、シートパツト4の肩部4aにおい
てはサイド表皮材12の肩部の部位12aと縁取
表皮材11aと後側面表皮材8の側面部8aとが
単に縫着13b,13eしたのみであるから、図
示のように略L形状に縫着成形した部位の側面部
8aと肩部の部位12aには矢印P,P′方向へ引
張力が作用して、略L形状の角部Rが浮き上り状
となり、また、縁取表皮材11aのラインが曲つ
て、立体観を損つて、シートバツク1とヘツドレ
スト2との分割タイプの立体観に造形することが
できない欠点があつた。
のシート表皮カバー3はシートフレーム(図示せ
ず)に取付けたシートパツト(ヘツドレストパツ
トを一体に形成した)4に対し、その上方より被
るように包着状に取付けるもので、このシート表
皮カバー3はヘツドレスト表皮部5とシートバツ
ク表皮部6とからなり、ヘツドレスト表皮部5は
ヘツド前面表皮材7と後側面表皮材8とが縁取表
皮材9を介して袋状に縫製され、また、シートバ
ツク表皮部6は前面表皮材10と後側面表皮材1
4とからなり、前面表皮材10は中央表皮材11
と左右のサイド表皮材12とからなり、この中央
表皮材11の両側上部側にはヘツドレスト表皮部
5とサイド表皮材12の上部のシートパツト4の
肩部4aを被覆する部位12aと縫着して図示略
L形状に縫着成形するための帯状の縁取表皮材1
1aが一体に設けられて中央表皮材11とサイド
表皮材12とは縫着13aされるとともに、サイ
ド表皮材12の肩部4aの部位12aは縁取表皮
材11aと縫着13bされている。このように縫
製された前面側表皮材10と後側表皮材14とは
縁取表皮材15を介して縫着13cされている。
このようにして縫製されたシートバツク表皮部6
に対しヘツドレスト表皮部5のヘツド前面表皮材
7の下縁は中央表皮材11の上縁と縫着13dさ
れるとともに、後側面表皮材8の左右の側面部8
a下縁が縁取表皮材11aと縫着13eされ、ま
た、その後面部下縁は縁取表皮材15と縫着され
てシート表皮カバー3が形成されている。このよ
うに形成した表皮カバー3をシートパツト4の上
方より被めて包着すると、この包着時にシート表
皮カバー3を下方に引張つて包着するものである
から、とくに、シートパツト4の肩部4aにおい
てはサイド表皮材12の肩部の部位12aと縁取
表皮材11aと後側面表皮材8の側面部8aとが
単に縫着13b,13eしたのみであるから、図
示のように略L形状に縫着成形した部位の側面部
8aと肩部の部位12aには矢印P,P′方向へ引
張力が作用して、略L形状の角部Rが浮き上り状
となり、また、縁取表皮材11aのラインが曲つ
て、立体観を損つて、シートバツク1とヘツドレ
スト2との分割タイプの立体観に造形することが
できない欠点があつた。
本考案は上記従来欠点を排除すべくなされたも
ので、ヘツドレストを有するシートバツクにおい
て、ヘツドレストと肩部との角部の浮き上りを防
止して立体観を良好に造形することのできるシー
トバツク表皮材の縫製構造を提供することを目的
とし、その要旨は、シートフレームに取付けるシ
ートパツトを前記シートフレームに取付けるシー
トバツクパツトと別設のヘツドレストパツトとに
分割形成するとともに、前記シート表皮カバーは
ヘツドレスト表皮部とシートバツク表皮部とより
形成して、両表皮部を縫着する際、前記ヘツドレ
スト表皮部の側面部下縁とシートバツク表皮部の
縁取表皮部とサイド表皮部の肩部表皮部との縫着
部の背面側にヘツドレスト側へ延出する幅を有す
る帯状の芯材を一体に縫着し、しかも、前記ヘツ
ドレスト表皮部内に前記ヘツドレストパツトを納
めて、該ヘツドレストパツトの下面に前記芯材を
当接係合して前記シートバツクパツトに被覆状に
包着する構成としたヘツドレストを有するシート
バツクのシート表皮の縫製構造に存する。
ので、ヘツドレストを有するシートバツクにおい
て、ヘツドレストと肩部との角部の浮き上りを防
止して立体観を良好に造形することのできるシー
トバツク表皮材の縫製構造を提供することを目的
とし、その要旨は、シートフレームに取付けるシ
ートパツトを前記シートフレームに取付けるシー
トバツクパツトと別設のヘツドレストパツトとに
分割形成するとともに、前記シート表皮カバーは
ヘツドレスト表皮部とシートバツク表皮部とより
形成して、両表皮部を縫着する際、前記ヘツドレ
スト表皮部の側面部下縁とシートバツク表皮部の
縁取表皮部とサイド表皮部の肩部表皮部との縫着
部の背面側にヘツドレスト側へ延出する幅を有す
る帯状の芯材を一体に縫着し、しかも、前記ヘツ
ドレスト表皮部内に前記ヘツドレストパツトを納
めて、該ヘツドレストパツトの下面に前記芯材を
当接係合して前記シートバツクパツトに被覆状に
包着する構成としたヘツドレストを有するシート
バツクのシート表皮の縫製構造に存する。
次に、本考案の一実施例を図に従つて説明す
る。なお、本例のシート表皮部は従来例のシート
表皮部3のバツクレスト表皮部5とシートバツク
表皮部6とより形成され、各表皮材も同様に形成
されているので同符号を用いて説明する。
る。なお、本例のシート表皮部は従来例のシート
表皮部3のバツクレスト表皮部5とシートバツク
表皮部6とより形成され、各表皮材も同様に形成
されているので同符号を用いて説明する。
図中1はヘツドレスト2を有するシートバツク
であつて、このシートバツク1のシートフレーム
(図示せず)に取付けられるシートパツト4はシ
ートフレームに取付けられるシートバツクパツト
4Aと別設のヘツドレストパツト4Bとより構成
されている。
であつて、このシートバツク1のシートフレーム
(図示せず)に取付けられるシートパツト4はシ
ートフレームに取付けられるシートバツクパツト
4Aと別設のヘツドレストパツト4Bとより構成
されている。
このシートバツク1のシート表皮カバー3はヘ
ツド前面表皮材7と後側面表皮材8とが縁取表皮
材9を介して縫着されたヘツドレスト表皮部5
と、帯状の縁取表皮材11aを有する中央表皮材
11とその左右に縫着13a,13bされたサイ
ド表皮材12とからなる前面表皮材10と後面表
皮材14とが縁取表皮材15を介して縫着13c
されたシートバツク表皮部6とより形成されてい
る。
ツド前面表皮材7と後側面表皮材8とが縁取表皮
材9を介して縫着されたヘツドレスト表皮部5
と、帯状の縁取表皮材11aを有する中央表皮材
11とその左右に縫着13a,13bされたサイ
ド表皮材12とからなる前面表皮材10と後面表
皮材14とが縁取表皮材15を介して縫着13c
されたシートバツク表皮部6とより形成されてい
る。
このように形成されたヘツドレスト表皮部5と
シートバツク表皮部6との縫着はヘツドレスト表
皮部5のヘツド前面表皮材7の下縁と中央表皮材
11の上縁と縫着13dされるとともに、後側面
表皮材8の左右の側面部8aの下縁は中央表皮材
11の縁取表皮材11aの端縁と縫着13eさ
れ、また、後側面表皮材8の後面部下縁は縁取表
皮材15と縫着されてシート表皮カバー3が形成
され、このヘツドレスト表皮部5の側面部8aと
縁取表皮材11aおよびサイド表皮材12の肩部
4aの部位12aの縫着部13b,13eの背面
側には芯材17が縫着されている。
シートバツク表皮部6との縫着はヘツドレスト表
皮部5のヘツド前面表皮材7の下縁と中央表皮材
11の上縁と縫着13dされるとともに、後側面
表皮材8の左右の側面部8aの下縁は中央表皮材
11の縁取表皮材11aの端縁と縫着13eさ
れ、また、後側面表皮材8の後面部下縁は縁取表
皮材15と縫着されてシート表皮カバー3が形成
され、このヘツドレスト表皮部5の側面部8aと
縁取表皮材11aおよびサイド表皮材12の肩部
4aの部位12aの縫着部13b,13eの背面
側には芯材17が縫着されている。
この芯材17は合成樹脂等からなるもので、縫
着部13b,13eの下面に縫着13fした際、
ヘツドレスト2側へ延出する幅を有するととも
に、シートバツクパツト4Aの頂部の円弧状にほ
ぼならう彎曲形状に形成され、その両端部は肩部
4aの縫着部13b,13eよりシートバツクパ
ツト4Aの前面側および後面側へ延出する長さに
形成されている。このように形成された芯材17
を縫着13fする際、縫着部13b,13eは第
11図に示すように左右に折返されて、芯材17
は縁取表皮材11aの下面に重合状に重ねられて
縫着13fされて、側面部8aと肩部の部位12
aとは角部Rを有する略L形状に縫着成形されて
いる。
着部13b,13eの下面に縫着13fした際、
ヘツドレスト2側へ延出する幅を有するととも
に、シートバツクパツト4Aの頂部の円弧状にほ
ぼならう彎曲形状に形成され、その両端部は肩部
4aの縫着部13b,13eよりシートバツクパ
ツト4Aの前面側および後面側へ延出する長さに
形成されている。このように形成された芯材17
を縫着13fする際、縫着部13b,13eは第
11図に示すように左右に折返されて、芯材17
は縁取表皮材11aの下面に重合状に重ねられて
縫着13fされて、側面部8aと肩部の部位12
aとは角部Rを有する略L形状に縫着成形されて
いる。
かくして、芯材17を縫着したシート表皮カバ
ー3のヘツドレスト表皮部5内にヘツドレストパ
ツト4Bを納めると同ヘツドレストパツト4Bの
下面には芯材17の一端縁が当接されている。こ
のようにヘツドレストパツト4Bを納めたシート
表皮カバー3はシートバツクパツト4Aの上方よ
り被覆状に包着してシートバツク1が形成されて
いる。
ー3のヘツドレスト表皮部5内にヘツドレストパ
ツト4Bを納めると同ヘツドレストパツト4Bの
下面には芯材17の一端縁が当接されている。こ
のようにヘツドレストパツト4Bを納めたシート
表皮カバー3はシートバツクパツト4Aの上方よ
り被覆状に包着してシートバツク1が形成されて
いる。
なお、第13図はシートバツク1の−断面
を示すものでヘツドレスト表皮部5のヘツド前面
表皮材7の下縁とシートバツク表皮部6の中央表
皮材11の上縁との縫着部13dはホグリング1
6を介してシートフレームあるいはスプリング等
の緩衝部材に引張固定されている。また、中央表
皮材11のサイド表皮材12との縫着部13aに
近接して縫目18が施されて縁取表皮材11aと
連続する装飾凹部19が形成されている。
を示すものでヘツドレスト表皮部5のヘツド前面
表皮材7の下縁とシートバツク表皮部6の中央表
皮材11の上縁との縫着部13dはホグリング1
6を介してシートフレームあるいはスプリング等
の緩衝部材に引張固定されている。また、中央表
皮材11のサイド表皮材12との縫着部13aに
近接して縫目18が施されて縁取表皮材11aと
連続する装飾凹部19が形成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
および効果について説明する。
さて、本実施例はシートパツト1をシートフレ
ームに取付けるシートバツクパツト4Aと別設の
ヘツドレストパツト4Bとに分割形成するととも
に、シート表皮カバー3はヘツドレスト表皮部5
とシートバツク表皮部6とより形成して両表皮部
5,6を縫着する際、ヘツドレスト表皮部5の側
面部8a下縁とシートバツク表皮部6の縁取表皮
部11aとサイド表皮部12の肩部表皮部12a
との縫着部13b,13eの背面側にヘツドレス
ト2側へ延出する幅を有する帯状の芯材17を一
体に縫着13fし、しかもヘツドレスト表皮部5
内にヘツドレストパツト4Bを納めて、同ヘツド
レストパツトの下面に芯材17の端縁を当接係合
して、シートバツクパツト4Aの上方より被覆状
に包着する構成としたものである。従つて、この
シート表皮カバー3の包着に際し、下方への引張
力を加えてヘツドレスト表皮部5の側面部8aと
サイド表皮材12の肩部の部位12aに矢印P,
P′方向への引張力が作用しても、略L形状の角部
Rの背面側、すなわち側面部8a下縁と縁取表皮
材12aおよびサイド表皮材12の肩部の部位1
2aとの縫着部13a,13eの下面には芯材1
7を重ね状に縫着13fし、かつ芯材17の一端
縁はヘツドレストパツト4Bの下面に当接係合さ
れているので角部Rの浮き上りは防止されるとと
もに、縁取表皮材12aのラインはくずされるこ
となく、その縫着造形を維持してヘツドレスト2
とシートバツク1の肩部4a部位とのラインが画
然と形成されて立体観を確保することができてシ
ートバツク1に一体形成したヘツドレスト2を分
割タイプの立体観に造形することができる。
ームに取付けるシートバツクパツト4Aと別設の
ヘツドレストパツト4Bとに分割形成するととも
に、シート表皮カバー3はヘツドレスト表皮部5
とシートバツク表皮部6とより形成して両表皮部
5,6を縫着する際、ヘツドレスト表皮部5の側
面部8a下縁とシートバツク表皮部6の縁取表皮
部11aとサイド表皮部12の肩部表皮部12a
との縫着部13b,13eの背面側にヘツドレス
ト2側へ延出する幅を有する帯状の芯材17を一
体に縫着13fし、しかもヘツドレスト表皮部5
内にヘツドレストパツト4Bを納めて、同ヘツド
レストパツトの下面に芯材17の端縁を当接係合
して、シートバツクパツト4Aの上方より被覆状
に包着する構成としたものである。従つて、この
シート表皮カバー3の包着に際し、下方への引張
力を加えてヘツドレスト表皮部5の側面部8aと
サイド表皮材12の肩部の部位12aに矢印P,
P′方向への引張力が作用しても、略L形状の角部
Rの背面側、すなわち側面部8a下縁と縁取表皮
材12aおよびサイド表皮材12の肩部の部位1
2aとの縫着部13a,13eの下面には芯材1
7を重ね状に縫着13fし、かつ芯材17の一端
縁はヘツドレストパツト4Bの下面に当接係合さ
れているので角部Rの浮き上りは防止されるとと
もに、縁取表皮材12aのラインはくずされるこ
となく、その縫着造形を維持してヘツドレスト2
とシートバツク1の肩部4a部位とのラインが画
然と形成されて立体観を確保することができてシ
ートバツク1に一体形成したヘツドレスト2を分
割タイプの立体観に造形することができる。
さて、本考案は車両等のヘツドレストを有する
シートバツクのシート表皮カバーの縫製構造であ
つて、シートフレームに取付けるシートパツトを
前記シートフレームに取付けるシートバツクパツ
トと別設のヘツドレストパツトとに分割形成する
とともに、前記シート表皮カバーはヘツドレスト
表皮部とシートバツク表皮部とより形成して、両
表皮部を縫着する際、前記ヘツドレスト表皮部の
側面部下縁とシートバツク表皮部の縁取表皮部と
サイド表皮部の肩部表皮部との縫着部の背面側に
ヘツドレスト側へ延出する幅を有する帯状の芯材
を一体に縫着し、しかも、前記ヘツドレスト表皮
部内に前記ヘツドレストパツトを納めて、該ヘツ
ドレストパツトの下面に前記芯材を当接係合して
前記シートバツクパツトに被覆状に包着する構成
としたことにより、ヘツドレスト表皮部の側面部
とシートバツク表皮部との略L形状の角部の浮き
上りを防止することができるとともに、同角部の
ラインの縫着造形を維持したシートバツクに一体
形成したヘツドレストを分割タイプの立体観に造
することができるので、ヘツドレストを有するシ
ートバツクのシート表皮カバーの縫製構造として
極めて実用性に優れた考案である。
シートバツクのシート表皮カバーの縫製構造であ
つて、シートフレームに取付けるシートパツトを
前記シートフレームに取付けるシートバツクパツ
トと別設のヘツドレストパツトとに分割形成する
とともに、前記シート表皮カバーはヘツドレスト
表皮部とシートバツク表皮部とより形成して、両
表皮部を縫着する際、前記ヘツドレスト表皮部の
側面部下縁とシートバツク表皮部の縁取表皮部と
サイド表皮部の肩部表皮部との縫着部の背面側に
ヘツドレスト側へ延出する幅を有する帯状の芯材
を一体に縫着し、しかも、前記ヘツドレスト表皮
部内に前記ヘツドレストパツトを納めて、該ヘツ
ドレストパツトの下面に前記芯材を当接係合して
前記シートバツクパツトに被覆状に包着する構成
としたことにより、ヘツドレスト表皮部の側面部
とシートバツク表皮部との略L形状の角部の浮き
上りを防止することができるとともに、同角部の
ラインの縫着造形を維持したシートバツクに一体
形成したヘツドレストを分割タイプの立体観に造
することができるので、ヘツドレストを有するシ
ートバツクのシート表皮カバーの縫製構造として
極めて実用性に優れた考案である。
第1図ないし第7図は従来例を示し、第1図は
ヘツドレストを有するシートバツクのヘツドレス
ト側の前面斜視図、第2図は同じく後面斜視図、
第3図は中央表皮材とサイド表皮材と関連を示す
平面図、第4図は第1図の−線断面図、第5
図は第1図の−線断面図、第6図は第1図の
−線断面図、第7図はヘツドレストとシート
バツク肩部との拡大正面図、第8図ないし第14
図は本考案の一実施例を示し第8図はシートバツ
クのヘツドレスト側の前面斜視図、第9図は同じ
く後面斜視図、第10図は芯材の斜視図、第11
図は第8図の−線断面図、第12図は第8図
の−線断面図、第13図は第8図の−線
断面図、第14図はヘツドレストとシートバツク
肩部との拡大正面図である。 1……シートバツク、2……ヘツドレスト、3
……シート表皮カバー、4……シートパツト、4
A……シートバツクパツト、4B……ヘツドレス
トパツト、5……ヘツドレスト表皮部、6……シ
ートバツク表皮部、8……後側面表皮材、8a…
…側面部、11……中央表皮材、11a……縁取
表皮材、12……サイド表皮材、12a……肩部
表皮部、13a,13b,13c,13d,13
e,13f……縫着部、17……芯材。
ヘツドレストを有するシートバツクのヘツドレス
ト側の前面斜視図、第2図は同じく後面斜視図、
第3図は中央表皮材とサイド表皮材と関連を示す
平面図、第4図は第1図の−線断面図、第5
図は第1図の−線断面図、第6図は第1図の
−線断面図、第7図はヘツドレストとシート
バツク肩部との拡大正面図、第8図ないし第14
図は本考案の一実施例を示し第8図はシートバツ
クのヘツドレスト側の前面斜視図、第9図は同じ
く後面斜視図、第10図は芯材の斜視図、第11
図は第8図の−線断面図、第12図は第8図
の−線断面図、第13図は第8図の−線
断面図、第14図はヘツドレストとシートバツク
肩部との拡大正面図である。 1……シートバツク、2……ヘツドレスト、3
……シート表皮カバー、4……シートパツト、4
A……シートバツクパツト、4B……ヘツドレス
トパツト、5……ヘツドレスト表皮部、6……シ
ートバツク表皮部、8……後側面表皮材、8a…
…側面部、11……中央表皮材、11a……縁取
表皮材、12……サイド表皮材、12a……肩部
表皮部、13a,13b,13c,13d,13
e,13f……縫着部、17……芯材。
Claims (1)
- 車両等のヘツドレストを有するシートバツクの
シート表皮カバーの縫製構造であつて、シートフ
レームに取付けるシートパツトを前記シートフレ
ームに取付けるシートバツクパツトと別設のヘツ
ドレストパツトとに分割形成するとともに、前記
シート表皮カバーはヘツドレスト表皮部とシート
バツク表皮部とより形成して、両表皮部を縫着す
る際、前記ヘツドレスト表皮部の側面部下縁とシ
ートバツク表皮部の縁取表皮部の肩部表皮部との
縫着部の背面側にヘツドレスト側へ延出する幅を
有する帯状の芯材を一体に縫着し、しかも、前記
ヘツドレスト表皮部内に前記ヘツドレストパツト
を納めて、該ヘツドレストパツトの下面に前記芯
材を当接係合して前記シートバツクパツトに被覆
状に包着する構成としたことを特徴とするヘツド
レスを有するシートバツクのシート表皮カバーの
縫製構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17148083U JPS6079392U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | ヘツドレストを有するシ−トバツクのシ−ト表皮カバ−の縫製構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17148083U JPS6079392U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | ヘツドレストを有するシ−トバツクのシ−ト表皮カバ−の縫製構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079392U JPS6079392U (ja) | 1985-06-03 |
JPH0247907Y2 true JPH0247907Y2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=30374057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17148083U Granted JPS6079392U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | ヘツドレストを有するシ−トバツクのシ−ト表皮カバ−の縫製構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6079392U (ja) |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP17148083U patent/JPS6079392U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6079392U (ja) | 1985-06-03 |