JPH0611181Y2 - 折畳み式内装材 - Google Patents

折畳み式内装材

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JPH0611181Y2
JPH0611181Y2 JP6655390U JP6655390U JPH0611181Y2 JP H0611181 Y2 JPH0611181 Y2 JP H0611181Y2 JP 6655390 U JP6655390 U JP 6655390U JP 6655390 U JP6655390 U JP 6655390U JP H0611181 Y2 JPH0611181 Y2 JP H0611181Y2
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JP
Japan
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hard felt
line portion
interior material
core material
back surface
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JP6655390U
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JPH0424339U (ja
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公平 石川
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MITSUIYA INDUSTRIAL CO., LTD.
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MITSUIYA INDUSTRIAL CO., LTD.
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば自動車のトランクルームの床敷材として
用いられる折畳み式内装材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は第4図に示すようにベニヤ板等からなる芯材(1)
の表面および裏面にポリ塩化ビニル等の熱可塑性プラス
チックシート(2),(3)を貼着し、該芯材(1)が断続する折
れ線部(5)においては該シート(2),(3)を直接重合接着
し、表面にはカーペット等の表装材(4)を貼着した折畳
み式内装材(6)が提供されている。該内装材(6)は折れ線
部(5)を介して折畳むことが出来る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構成では、内装材(6)の表面に折れ線部(5)が凹
溝状に現われるので外観的に見て問題があり、また上記
従来の内装材(6)を製造するには芯材(1)の表裏面に熱可
塑性プラスチックシート(2),(3)を重ね高周波接着した
後に、表面に表装材(4)を貼着すると云う二段階の工程
を採用していた。何故なれば、該熱可塑性プラスチック
シート(2),(3)を高周波接着する際に同時に表装材(4)を
接着しようとすると、該表装材(4)が立毛層を有する場
合には該立毛層がねてしまうと云う問題が生ずるからで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、
硬質フェルト(12)表面に表装材(14)を貼着し、裏面には
芯材(11)を折れ線部(15)を除いて断続的に配置し、更に
該芯材(11)および折れ線部(15)における該硬質フェルト
(12)の裏面には裏装材(13)を貼着した折畳み式内装材(1
6)を提供するものである。
〔作用〕
硬質フェルト(12)の表面は平坦であり、芯材(11)が断続
する折れ線部(15)においては裏装材(13)が直接該硬質フ
ェルト(12)の裏面に接着されるから、該内装材(16)の裏
面の折れ線部(15)に凹溝が形成され、表面には凹溝は形
成されない。また本考案の内装材(16)は表装材(14)、硬
質フェルト(12)、芯材(11)、裏装材(13)を重合して真空
成形することにより、一段階の工程で製造することが出
来る。
〔考案の効果〕
したがって本考案の折畳み式内装材は、外観的に優れた
ものであり、かつ製造も極めて簡単である。
〔実施例〕
本考案を第1図および第2図に示す一実施例によって説
明すれば、(12)は硬質フェルトであり、該硬質フェルト
(12)とは例えばアクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維等の合成繊維とポリエチレン繊維、ポリプロ
ピレン繊維等の熱可塑性繊維とを90:10〜60:4
0重量比程度に混合し、ニードルパンチングによって絡
合したもので剛性を有するものであり、400〜800
g/m2程度の重量を有する。該硬質フェルト(12)の表面
には表装材(14)が貼着される。該表装材(14)とは例えば
アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポ
リプロピレン繊維等の合成繊維をニードルパンチングに
よって絡合しかつ起毛したカーペットであり、150〜
300g/m2程度の重量を有する。(11)は該硬質フェル
ト(12)の裏面に貼着される芯材であり、該芯材(11)は例
えばダンボールにフェノール樹脂、メラミン樹脂等の合
成樹脂を含浸させた強化ダンボール、厚紙やプラスチッ
クシート等で構成したハニカム、ハードボード、合板等
からなり4〜6mm程度の厚さを有する。該芯材(11)は折
れ線部(15)において断続している。(13)は裏装材であ
り、該裏装材(13)は例えばアクリル繊維、ポリエステル
繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊
維の編織物や不織布等からなり、40〜80g/m2程度
の重量を有し、該裏装材(13)は例えばポリエチレンフィ
ルム、ポリアミドフィルム等のホットメルトフィルム(1
7)を介して芯材(11)の裏面、あるいは折れ線部(15)にお
いて硬質フェルト(12)裏面に貼着されている。
上記構成の内装材(16)は例えば第3図に示すように表装
材(14)に加熱して熱可塑性繊維を軟化させた硬質フェル
ト(12)を重合して真空成形型(18)上にセットし、更に該
硬質フェルト(12)裏面上に芯材(11)を折れ線部(15)およ
び周縁を除いて断続的に配置し、該芯材(11)裏面にはホ
ットメルトフィルム(17)を裏打ちした裏装材(13)を該ホ
ットメルトフィルム(17)を加熱軟化させた上で重合し、
表装材(14)側から該真空成形型(18)の真空孔(19)を介し
て真空引きすることにより、該裏装材(13)を該芯材(11)
および折れ線部(15)においては該硬質フェルト(12)に該
ホットメルトフィルム(17)を介して接着することによっ
て一工程で製造される。この際、硬質フェルト(12)にお
いては加熱して軟化せしめられた熱可塑性繊維が合成繊
維に融着して硬度が向上する 上記製造方法によれば、該硬質フェルト(12)表面は平坦
であり、折れ線部(15)においても凹溝は形成されず、裏
面においてのみ折れ線部(15)の個所で裏装材(13)が直接
該硬質フェルト(12)に接着することにより凹溝が形成さ
れる。
本考案の折畳み式内装材(16)は第2図に示す折れ線部(1
5)の個所で折畳み可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は折れ線部付近の側断面図、第2図は裏装材
を除いた裏面図、第3図は製造方法の説明図、第4図は
従来の内装材の折れ線部付近の側断面図である。 図中、(11)……芯材、(12)……硬質フェルト、 (13)……裏装材、(14)……表装材 (15)……折れ線部、 (16)……折畳み式内装材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質フェルト表面に表装材を貼着し、裏面
    には芯材を折れ線部を除いて断続的に貼着し、更に該芯
    材および折れ線部における該硬質フェルトの裏面には裏
    装材を貼着したことを特徴とする折畳み式内装材
JP6655390U 1990-06-22 1990-06-22 折畳み式内装材 Expired - Lifetime JPH0611181Y2 (ja)

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JP6655390U JPH0611181Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 折畳み式内装材

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JPH0424339U JPH0424339U (ja) 1992-02-27
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JPH0424339U (ja) 1992-02-27

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