JPH0444662B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444662B2 JPH0444662B2 JP62101679A JP10167987A JPH0444662B2 JP H0444662 B2 JPH0444662 B2 JP H0444662B2 JP 62101679 A JP62101679 A JP 62101679A JP 10167987 A JP10167987 A JP 10167987A JP H0444662 B2 JPH0444662 B2 JP H0444662B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- beams
- openings
- space
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は多数の住居が上下、水平方向に連続
的に配置された集合住宅の改良に関するものであ
る。
的に配置された集合住宅の改良に関するものであ
る。
一般に多数の住居を配置した集合住宅において
は戸境壁は一重壁である。ところで集合住宅では
採光、換気のため桁行方向には開口を設け、その
開口を有する室を居室、寝室等として、台所、洗
面所、浴室、便所等は梁間方向の中間に位置する
場合が多い、したがつて台所等においては換気設
備として換気フアン、採光に代えて照明器具を多
く必要とするので、そのランニングコストが少な
くない。さらに設備配管用ダクトの面積も少なく
ない。
は戸境壁は一重壁である。ところで集合住宅では
採光、換気のため桁行方向には開口を設け、その
開口を有する室を居室、寝室等として、台所、洗
面所、浴室、便所等は梁間方向の中間に位置する
場合が多い、したがつて台所等においては換気設
備として換気フアン、採光に代えて照明器具を多
く必要とするので、そのランニングコストが少な
くない。さらに設備配管用ダクトの面積も少なく
ない。
この発明は前記問題点を解決すべく発案された
ものである。
ものである。
この発明は多数の住居が上下、水平方向に連続
的に、かつ構造的には一体構造に建築された集合
住宅であつて、桁行方向の両側に窓、出入口等の
開口を有するとともに、梁間方向の戸境壁が幅が
40〜80cmの間隔をもつて平面で直線状をなす2重
壁となつており、その戸境壁には換気および採光
用の開口を台所、洗面所等の中間部の室に設けた
建築物である。
的に、かつ構造的には一体構造に建築された集合
住宅であつて、桁行方向の両側に窓、出入口等の
開口を有するとともに、梁間方向の戸境壁が幅が
40〜80cmの間隔をもつて平面で直線状をなす2重
壁となつており、その戸境壁には換気および採光
用の開口を台所、洗面所等の中間部の室に設けた
建築物である。
以下その詳細を図示した実施例によつて説明す
る。
る。
第1図乃至第3図においてAは一戸の住居を示
すもので、この住居Aは上下方向および水平方向
に連続して配置してある。しかも構造的には一体
構造をなしている。すなわちラーメン構造の場合
柱1、梁2はそれぞれ2重に配置した構造すなわ
ち併列した構造を実施している。桁行方向には開
口3、出入口4を配置する。梁間方向には戸境壁
5,5が所要の間隔をもつて平面で直線状をもつ
て2重壁となつており、その両端は桁行方向面に
開口している。その戸境壁5には換気および採光
用の開口6が設けられている。そしてこの開口6
は主として台所、洗面所、浴室、便所等に設けら
れ、これら台所等の給排水、ガス管等の配管は2
重壁5,5間のWの空間を利用して行なう。
すもので、この住居Aは上下方向および水平方向
に連続して配置してある。しかも構造的には一体
構造をなしている。すなわちラーメン構造の場合
柱1、梁2はそれぞれ2重に配置した構造すなわ
ち併列した構造を実施している。桁行方向には開
口3、出入口4を配置する。梁間方向には戸境壁
5,5が所要の間隔をもつて平面で直線状をもつ
て2重壁となつており、その両端は桁行方向面に
開口している。その戸境壁5には換気および採光
用の開口6が設けられている。そしてこの開口6
は主として台所、洗面所、浴室、便所等に設けら
れ、これら台所等の給排水、ガス管等の配管は2
重壁5,5間のWの空間を利用して行なう。
なおこの2重壁5,5間の間隔によつて生ずる
空〓Wの幅は40〜80cmとし、人が出入りしうる幅
とする。また空〓W内を明るくするため外壁、屋
上等に反射鏡を設ける場合がある。
空〓Wの幅は40〜80cmとし、人が出入りしうる幅
とする。また空〓W内を明るくするため外壁、屋
上等に反射鏡を設ける場合がある。
またこの空〓Wには換気、採光を妨げない範囲
において出窓、収納押入空調機器等を部分的に配
置することができる。
において出窓、収納押入空調機器等を部分的に配
置することができる。
第4図、第5図は柱1と梁2の軸組内に配置し
た戸境壁と空〓Wをおいて軸組外に配置し、必要
によりその壁の上下端に小梁7を配置して2重壁
を構成する場合を示している。
た戸境壁と空〓Wをおいて軸組外に配置し、必要
によりその壁の上下端に小梁7を配置して2重壁
を構成する場合を示している。
第6図、第7図は柱1にスリツトを入れて空〓
Wを有する柱1を併列した構成とし、梁2は1本
とした場合を示している。
Wを有する柱1を併列した構成とし、梁2は1本
とした場合を示している。
以上の実施例は柱、梁を有するラーメン構造で
あるが、それを壁構造に設計することもできる。
また2重壁はそれぞれ耐震要素とすることができ
る。
あるが、それを壁構造に設計することもできる。
また2重壁はそれぞれ耐震要素とすることができ
る。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなり、梁間方向の戸
境壁を40〜80cmの空〓を有する平面で直線状をな
す2重壁とすることにより、その2重壁の中間空
〓が換気、採光、さらには配管、配線のダクトス
ペースとなり、また作業空間となる。したがつて
従来の集合住宅の中間の各戸には設けられなかつ
た開口を各戸の中間の部屋、例えば台所、洗面
所、浴室、便所等に設けることができる。特に2
重壁間の空間が平面で直線状をなすので通風性、
換気性がよい。
境壁を40〜80cmの空〓を有する平面で直線状をな
す2重壁とすることにより、その2重壁の中間空
〓が換気、採光、さらには配管、配線のダクトス
ペースとなり、また作業空間となる。したがつて
従来の集合住宅の中間の各戸には設けられなかつ
た開口を各戸の中間の部屋、例えば台所、洗面
所、浴室、便所等に設けることができる。特に2
重壁間の空間が平面で直線状をなすので通風性、
換気性がよい。
第1図はこの発明の一実施例を示した平面図、
第2図は横断面図、第3図は―縦断面図、第
4図、第5図および第6図、第7図は他の実施例
の横断面図と―、―断面図である。 A……一戸の住居、W……空〓、1……柱、2
……梁、3……開口、4……出入口、5……戸境
壁、6……開口、7……小梁。
第2図は横断面図、第3図は―縦断面図、第
4図、第5図および第6図、第7図は他の実施例
の横断面図と―、―断面図である。 A……一戸の住居、W……空〓、1……柱、2
……梁、3……開口、4……出入口、5……戸境
壁、6……開口、7……小梁。
Claims (1)
- 1 多数の住居が上下方向および水平方向に連続
的に、かつ構造的には一体構造に建築された集合
住宅であつて、桁行方向に開口を有するとともに
梁間方向の戸境壁が幅が40〜80cmの間隔をもつて
平面で直線状をなす2重壁となつており、その戸
境壁には換気、通風および採光用の開口が設けて
あることを特徴とする集合住宅用建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167987A JPS63268878A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 集合住宅用建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167987A JPS63268878A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 集合住宅用建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268878A JPS63268878A (ja) | 1988-11-07 |
JPH0444662B2 true JPH0444662B2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=14307035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10167987A Granted JPS63268878A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 集合住宅用建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63268878A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2678840B2 (ja) * | 1991-08-21 | 1997-11-19 | 有限会社アール・ティ・エイト商会 | 建築物 |
JPH05332036A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Shibuya Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk | 集合住宅とその構築工法 |
JP3548327B2 (ja) * | 1995-03-17 | 2004-07-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真用光受容部材 |
JP2007254999A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Mbs Inc | 集合住宅 |
JP5936852B2 (ja) * | 2011-12-05 | 2016-06-22 | トヨタホーム株式会社 | ユニット式建物における給水設備の設置方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268968A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-30 | 株式会社長谷工コーポレーション | 壁式多層集合住宅 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP10167987A patent/JPS63268878A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268968A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-30 | 株式会社長谷工コーポレーション | 壁式多層集合住宅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63268878A (ja) | 1988-11-07 |
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