JPH0442200Y2 - - Google Patents

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JPH0442200Y2
JPH0442200Y2 JP10308986U JP10308986U JPH0442200Y2 JP H0442200 Y2 JPH0442200 Y2 JP H0442200Y2 JP 10308986 U JP10308986 U JP 10308986U JP 10308986 U JP10308986 U JP 10308986U JP H0442200 Y2 JPH0442200 Y2 JP H0442200Y2
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mirror
gasket
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mirror base
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車体の外部に取付けられるアウター
ミラーにおけるガスケツトのミラーベースへの仮
止め構造に関する。
[従来の技術] 一般に第9〜11図イ,ロ,ハに示すように、
ミラーボデー位がミラーベース2に支持される形
式のアウターミラーは、ミラーベース2上にガス
ケツト3を介置したうえで、これを取付ねじ4に
よりドアパネルまたは車体外板に仮止めすること
により車体に取付けられる。そしてこれにより、
ミラーベース2の端縁部2aならびに取付面2b
がガスケツト3面に押接され、ミラーの車体に対
する密封が行なわれる。
ところで、前記ミラーベース2の車体への取付
けにあたつては、作業者は片方の手でミラーを保
持し、他方の手で取付ねじ4をねじ締めするもの
であるので、ガスケツト3は予めミラーベース2
上に仮止めされる必要がある。このため、ガスケ
ツト3のねじ穴3aには取付ねじ仮止め用の2面
幅部3a′が設けられており、このねじ穴3aに予
め取付ねじ4をベース2の貫通穴を貫通して螺挿
することにより、前記2面幅部3a′を介してガス
ケツト3をベース2上に仮止めするようになされ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、ガスケツトのねじ穴に2面幅部
を設けた上記従来のガスケツト仮止め方法では、
ガスケツトをベース上に正確、確実には仮止めで
きない場合があつた。すなわち、特にベースまた
はガスケツトが大きい場合、あるいはガスケツト
のねじ穴がガスケツト面に対して大きく偏圧して
いる場合などには、前記2面幅部によるガスケツ
ト保持力が不足し、ガスケツトがベースから剥離
したり、ずれたりする。このため、ミラーの組付
時にベースがガスケツト縁部に乗り上げ、所要の
密封効果が得られないばかりでなく、著しく外観
を損なうなどの問題が生ずる。
したがつて、本考案の目的は、ガスケツトをミ
ラーベースに対して確実に且つ正確に位置決め仮
止めできるアウターミラーのガスケツト仮止め構
造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案のアウター
ミラーのガスケツト仮止め構造は、ミラーボデー
を支持するミラーベースにガスケツトを介置して
このベースをドアパネルまたは車体外板にねじ止
めしたアウターミラーにおいて、ミラーベースに
取付けられたミラーボデー支持シヤフトの根元部
分とガスケツトの対向部にガスケツトをミラーベ
ース上に仮止めするための互いに係合する係合具
が設けられている。
[作用] ガスケツトをミラーベース上に係合具どうしを
互いに係合させるようにして配設すると、ガスケ
ツトがミラーベース上の所定の位置に正確且つ確
実に係着される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について添付図面を参
照して説明する。なお、従来例と同一部位には同
一符号を付し、その説明を省略する。
第1〜4図において、アウターミラーはそのミ
ラーボデー1をミラーベース2に支持されてお
り、ミラーの組付時には、ミラーベース2上にガ
スケツト3を介置したうえで、このミラーベース
2を取付ねじ4によりドアパネルまたは車体外板
5にねじ止めするように構成されている。そして
これにより、ミラーベース2の端縁部2aならび
に取付面2bがガスケツト3面に押接され、ミラ
ーの車体に対する密封が達成される。なお、ガス
ケツト3のねじ穴3aには、このガスケツト3を
ミラーベース2面に係着する2面幅部3a′が設け
られていることは前述の従来例と同様である。
ここで、本実施例においては、ミラーベース2
に組付けられたミラーボデー支持シヤフト6の舌
端部に、係合ピン7を延出すると共に、ガスケツ
ト3のこの係合ピン7に対向する部分には、この
部分が係合ピン7を包持すべく平面からみてV形
または門形の係合押え8が形成されている。係合
押え8の頂部8aは係合ピンに平行し、その曲率
半径Rは係合ピン7の直径Dのほぼ1/2とされ下
方へ向けて僅かに拡開されている。
このような構成において、アウターミラーを車
体に組付けるときは、先ずガスケツト3をミラー
ベース2上に、図において下方へずらせた状態
(第1図参照)でその係合押え8部分がミラーベ
ース開口2c内に挿入されるようにして配置し、
次いで係合押え8部分を押圧しながら所定の−
(図において上方)へ摺動させる。すると、ガス
ケツト3は軟質合成樹脂で形成されているので、
係合押え8部分が突出変位(第3図参照)され、
係合ピン7が係合押え8内に挿通される。そして
この状態で前記押圧を解放すると、係合押え8部
分が弾性復帰し、係合ピン7が係合押え頂部8a
に係合される。これにより、ガスケツト3がミラ
ーベース2上の所定の位置に剥離することなく且
つ移動することなく係着される。次いで、取付ね
じ4をミラーベース2の貫通穴を貫通してガスケ
ツト3のねじ穴3aに螺挿する。このようにする
と、ねじ穴3aの2面幅部3a′は第2図および第
4図に示されているように上下に配置されている
ので、前記係合押え8と係合ピン7の係合時に、
ガスケツト3が図において上下方向に僅かにずれ
ている場合でも、取付ねじ4の螺挿によりこのず
れが解消される。このようにガスケツト3がミラ
ーベース2上に正確、確実に仮止めされるため作
業者はミラーを片方の手で保持し、他方の手でエ
ヤドライバーなどの締付け工具を用いて取付ねじ
4を回動することにより、ミラーをそのミラーベ
ース2がガスケツト3上の所定の位置に正確に押
接された状態で車体に組付けることができる。し
たがつて、所要の密封効果が達成されると共に美
麗な外観が呈せられる。
第5〜8図に本考案のアウターミラーの他の実
施例を示す。本実施例では、前記実施例の係合ピ
ン7および係合押え8の代りに係止爪10および
係合穴11を設けたものである。すなわち、ミラ
ーベース2の内壁に対向してミラーボデー支持シ
ヤフト6の根元部を包持するクランプ部材9の両
側縁部に一対の係止爪10が(図においてそれぞ
れ外向きに)付設されていると共に、ガスケツト
3のこの係止爪10に対向する部分には、外向き
に延出された一対の舌片3b上に係合穴11が設
けられている(第6図)。なお、ガスケツトのね
じ穴3aの2面幅部3a′は、前記実施例と同様に
図において上下に配置されている。
このような構成において、ガスケツト3をミラ
ーベース2上の所定の位置に配設したうえで、ク
ランプ部材9をミラーボデー支持シヤフト6の根
元部に被覆し、このクランプ部材9を取付ビス9
aによりミラーベース内壁台座部2dに固定する
と、このときガスケツトの舌片3bはミラーベー
スの開口2b内の所定の位置に配設されているの
で、係止爪10が係合穴11に挿通される。これ
によりガスケツト3がミラーベース2上の所定の
位置に剥離することなく、かつ移動することなく
係着される。次いで取付ねじ4をミラーベース2
の貫通穴を貫通してガスケツト3のねじ穴3aに
螺挿すると、ガスケツト3はミラーベース2上に
更に確実に係着される。したがつて、ミラーベー
ス2をガスケツト3上に正確、確実に組付けるこ
とができる。
なお、上記実施例は好ましい態様を例示したに
過ぎず、種々の変形あるいは修正を行なえること
は容易に理解されるところである。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案のアウターミラーの
ガスケツト仮止め構造は、ミラーベースに組付け
られたミラーボデー支持シヤフトの根元部分とガ
スケツトの対向部にガスケツトをミラーベース上
に仮止めするための互いに係合する係合具を設け
たので、ミラーの車体への組付時に、ミラーベー
スがガスケツト上の所定の位置に正確、確実に組
付けられ、所要の密封効果が達成されると共に、
美麗な外観が得られる。また、組付時に誤つてガ
スケツトが破損されることがなく、さらに組付作
業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアウターミラーの一実施
例の部分正面図、第2図は第1図のアウターミラ
ーのミラーベース上に介置されるガスケツトの平
面図、第3図は第2図の−線における断面
図、第4図は第1図の−線における断面図、
第5図は本考案によるアウターミラーの他の実施
例の部分正面図、第6図は第5図のアウターミラ
ーのミラーベース上に介置されるガスケツトの平
面図、第7図は第5図のアウターミラーの一部を
切欠いて示した側面図、第8図は第5図の−
線における断面図、第9図はアウターミラーの従
来例の部分正面図、第10は第9図のアウターミ
ラーのミラーベース上に介置されるガスケツトの
平面図、第11図イ,ロ,ハは第9図の−
線における断面図で、第11図イはガスケツト
がミラーベースに仮止めされる前の状態を示し、
第11図ロはガスケツトがミラーベースに仮止め
された状態を示し、第11図ハはミラーが車体に
組付けられた状態を示す。 1……ミラーボデー、2……ミラーベース、3
……ガスケツト、3a……ねじ穴、3a′……2面
幅部、4……取付ねじ、5……ドアパネルまたは
車体外板、6……ミラーボデー支持シヤフト、7
……係合ピン、8……係合押え、9……クランプ
部材、10……係止爪、11……係合穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミラーボデーを支持するミラーベースにガス
    ケツトを介置して該ベースをドアパネルまたは
    車体外板にねじ止めしたアウターミラーにおい
    て、前記ミラーベースに組付けられたミラーボ
    デー支持シヤフトの根元部分と前記ガスケツト
    の対向部にガスケツトをミラーベース上に仮止
    めするための互いに係合する係合具を設けたア
    ウターミラーのガスケツト仮止め構造。 2 前記係合具は、ミラーボデー支持シヤフトの
    下端部から延出された係合ピンと、ガスケツト
    の前記係合ピンに対向する部分から該係合ピン
    へ向けて突出形成された門形の係合押えとから
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のアウ
    ターミラーのガスケツト仮止め構造。 3 前記係合具は、ミラーベースの内壁に対向し
    てミラーボデー支持シヤフトの根元部を包持す
    るクランプ部材と、クランプ部材の側縁部に付
    設された一対の係止爪と、前記係止爪に対向す
    るガスケツトの舌片に設けられた一対の係合穴
    とからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のアウターミラーのガスケツト仮止め構造。
JP10308986U 1986-07-07 1986-07-07 Expired JPH0442200Y2 (ja)

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JPS639049U JPS639049U (ja) 1988-01-21
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