JP3045252U - 屋根上架台取付具 - Google Patents

屋根上架台取付具

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JP3045252U
JP3045252U JP1997006175U JP617597U JP3045252U JP 3045252 U JP3045252 U JP 3045252U JP 1997006175 U JP1997006175 U JP 1997006175U JP 617597 U JP617597 U JP 617597U JP 3045252 U JP3045252 U JP 3045252U
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JP1997006175U
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洋之 川畑
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洋之 川畑
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】屋根上に太陽熱利用機器等の架設に使用する架
台取付具に関するもので、屋根材の上面に固定具本体を
取付け固定し、この本体に架台取付け用のアンカー軸を
配備してなり、以て、屋根材の部分的除去作業を省略し
て施工性の向上および雨漏り問題の解消を図る。 【解決手段】上面が開口したスライド溝12を有し、屋
根材上面に固定される固定具本体1と、前記スライド溝
12に係合され、上下に貫通したネジ孔を有す締付板2
及びこの締付板2に対応して固定具本体1の上側に配備
され上下に貫通した軸孔を有す押え板3と、上部に架台
取付ネジ部41及び下部に固定ネジ部42を有し、前記
押え板3の軸孔を通し且つ締付板2のネジ孔に係合通過
して設けられたアンカー軸4とからなり、該アンカー軸
4の固定ネジ部42をスライド溝12の底面に加圧し締
付板2と押え板3にてスライド溝12両側の鍔部14を
把持固定するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、屋根上に太陽電池集光器具或いは太陽熱温水器等の架設 に使用する架台取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の架台取付具は、基台上面にアンカーボルトを設けてなり、施工に於いて は、屋根材の一部を除去して野地板を臨出させ、この野地板に対して架台取付具 を直接固定した後、アンカーボルトに架台を支持することがなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、野地板に架台取付具を直止めする場合、屋根材の部分切断が面倒 で作業性が悪く、然も、この部分が雨漏りの一因をなす等の問題がある。
【0004】 このため、最近、施工業者等の間から、屋根材に対して架台取付具を直接取付 け固定し得て、施工の簡易化および雨漏り問題を解消した架台取付具の出現が強 く要望されているが、現在、そのような取付具は存在しない。
【0005】 この考案は、極めて簡単な構成により上記の要望を満足し、施工性及び耐久性 を向上し且つ雨漏り問題を完全に解消した新規な屋根上架台取付具を提供するも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためのこの考案の手段を説明すると、この考案にかかる 屋根上架台の取付具は、上面が開口したスライド溝を有し、屋根材の上面に固定 される固定具本体と、前記スライド溝に係合され、上下に貫通したネジ孔を有す 締付板及びこの締付板に対応して固定具本体の上側に配備され上下に貫通した軸 孔を有す押え板と、上部に架台取付ネジ部及び下部に固定ネジ部を有し、前記押 え板の軸孔を通し且つ締付板のネジ孔に係合通過して設けられたアンカー軸とか らなり、該アンカー軸の下部をスライド溝の底面に加圧し締付板と押え板にてス ライド溝両側の鍔部を把持固定するように構成したものである。
【0007】
【作用】
この考案にかかる屋根上架台取付具の施工に際しては、取付具本体を屋根材上 面に対し必要に応じて接着剤を用いて接合し、スライド溝の底壁数箇所に特殊ネ ジ釘を打付け、ネジ釘は屋根材を貫通して野地板にネジ込み固定させる。 次いで、固定具本体のスライド溝に締付板、この締付板に対応して固定具本体上 に押え板を配備し、アンカー軸を、前記押え板の軸孔を通し且つ締付板のネジ孔 を係合通過させて軸下端をスライド溝底に押し当てるとき、締付板がネジ部を上 昇し、このとき、締付板と押え板がスライド溝両側の鍔部を把持し、以てアンカ ー軸は固定具本体に強固に固定し、架台を取付け支持するのである。
【0008】
【実施例】
図1は、この考案にかかる屋根上架台取付具の斜視図。図2は、図1中A−A 線に沿う断面図。図3は、図1中B−B線に沿う断面図をそれぞれ示す。
【0009】 この考案の屋根上架台取付具は、上面が開口したスライド溝12を有し、屋根 材上面に固定される固定具本体1と、前記スライド溝12に係合され、上下に貫 通したネジ孔23を有す締付板2及びこの締付板2に対応して固定具本体1の上 側に配備され上下に貫通した軸孔32を有す押え板3と、上部側に架台取付ネジ 部41及び下部側に固定ネジ部42を有し、前記押え板3の軸孔32を通し且つ 締付板2のネジ孔23に係合通過して設けられたアンカー軸4とから構成されて いる。
【0010】 固定具本体1は、強靭な合成樹脂材の成形体であって、下面には平担な取付面 11が形成され、スライド溝12を形成した側壁13の上縁には対向して突出す る鍔部14を一体に設けてある。スライド溝12の底面には補強金属板15が配 備され、この金属板15には、適所に止め孔16を穿設してある。
【0011】 締付板2及び押さえ板3は、何れも強靭な合成樹脂材の成形体であって、締付 板2は、スライド溝12に係合した基板21の上側に、両鍔部間の溝に適合する 凸部22が一体に設けられ、この凸部22の中央部に上下に貫通したネジ孔23 を設けてある。
【0012】 押え板3は、締付板2に対応して固定具本体1の上側に配備されており、下面 両側には、スライド溝側壁13に係合する凸部31を設けて固定具本体1に対し 回り止めをなしている。押え板3の中央部には、締付板2のネジ孔23に対応す る軸孔32を設けてあり、この軸孔32をアンカー軸4が貫通する。
【0013】 アンカー軸4は、軸身全長にネジ溝を形成して上部側に架台取付ネジ部41、 下部側に固定ネジ部42を設けてなり、固定ネジ部42は、前記締付板2のネジ ネジ孔23寸法に適合させ且つ押え板3の軸孔32を貫通する寸法に設定してあ る。
【0014】 然して、本考案に係る屋根上架台取付具の使用に際しては、図2及び図3に仮 装線にて示す如く、取付具本体1を屋根材5の上面に対し必要に応じて接着剤を 用いて接合し、スライド溝12の底壁に配備した補強金属板15に設けた止め孔 16を利用し、止め孔16に対応した固定具本体1の溝底および屋根材5に予め 下孔8を設けて特殊ネジ釘6を打付け、ネジ釘6を屋根材5を貫通して野地板7 にネジ込むことにより、固定具本体1は、屋根材5および野地板7に強固に固定 する。
【0015】 次いで、固定具本体1のスライド溝12に締付板2、この締付板2に対応して 固定具本体1の上側に押え板3を配備し、アンカー軸4を、前記押え板3の軸孔 32を通して締付板2のネジ孔23に係合通過させて軸下端をスライド溝底に押 し当てる。この作業は、架台取付ネジ部41にダブルナット(図示せず)を嵌め て固定ネジ部42を軸回転させる。
【0016】 固定ネジ部42が軸回転することににり締付板2がネジ部42を上昇し、このと き、締付板2と押え板3がスライド溝両側の鍔部14を把持し、アンカー軸4は 固定具本体1に強固に固定する。従って、アンカー軸4は、固定具本体1及び屋 根材5および野地板7に対して完全に固定され、架台を安定し支持できるのであ る。
【0017】
【考案の効果】
この考案は上記の如く、上面が開口したスライド溝を有す固定具本体を屋根材 の上面に固定し、該固定具本体のスライド溝にネジ孔を有す締付板及び固定具本 体の上側に軸孔を有す押え板を配備して、アンカー軸の固定ネジ部を、押え板の 軸孔を通し且つ締付板のネジ孔に係合通過してネジ込むことにより、締付板が固 定ネジ部を上昇し、締付板と押え板がスライド溝両側の鍔部を把持し、従って、 アンカー軸は固定具本体に強固に固定し、架台を取付け支持できる。
【0018】 特に、この考案では、固定具本体を屋根材に直接固定できるから、従来のように 屋根材の一部を除去する作業が省略され、現場作業の省力化を実現できると共に 雨漏り等の問題を解消できる等、構成簡単にして考案目的を達成した実用上の効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる屋根上架台取付具の斜視図で
ある。
【図2】図1中A−A線に沿う断面図である。
【図3】図1中B−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1.固定具本体 12.スライド溝 13.側壁 14.鍔部 2.締付板 23.ネジ孔 3.押さえ板 32.軸孔 4.アンカー軸 41.架台取付ネジ軸部 42.固定ネジ軸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口したスライド溝を有し、屋根材
    上面に固定される固定具本体と、前記スライド溝に係合
    され、上下に貫通したネジ孔を有す締付板及びこの締付
    板に対応して固定具本体の上側に配備され上下に貫通し
    た軸孔を有す押え板と、上部に架台取付ネジ部及び下部
    に固定ネジ部を有し、前記押え板の軸孔を通し且つ締付
    板のネジ孔に係合通過して設けられたアンカー軸とから
    構成され、該アンカー軸の下部をスライド溝の底面に加
    圧し締付板と押え板にてスライド溝両側の鍔部を把持固
    定するようにした屋根上架台取付具。
  2. 【請求項2】固定具本体が、合成樹脂材の成形体であっ
    て、スライド溝の底面には、適所に止め孔を備えた金属
    補強板を配備して構成されている請求項1記載の屋根上
    架台取付具。
JP1997006175U 1997-06-10 1997-06-10 屋根上架台取付具 Expired - Lifetime JP3045252U (ja)

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