JPS6029783Y2 - 埋込式設置機器の取付構造 - Google Patents

埋込式設置機器の取付構造

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Publication number
JPS6029783Y2
JPS6029783Y2 JP2767479U JP2767479U JPS6029783Y2 JP S6029783 Y2 JPS6029783 Y2 JP S6029783Y2 JP 2767479 U JP2767479 U JP 2767479U JP 2767479 U JP2767479 U JP 2767479U JP S6029783 Y2 JPS6029783 Y2 JP S6029783Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flange plate
mounting flange
mounting
equipment
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP2767479U
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English (en)
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JPS55127320U (ja
Inventor
豊彦 田中
秀幸 須崎
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、天井埋込式のドアスイッチあるいは照明器
具等のように壁体内に埋込式で設置する機器の取付構造
に関する。
近年、マイクロ波あるいは超音波を利用した無接触式の
ドアスイッチが多用されているが、その多くは美観上、
天井に埋込式で設置されており、従来、その取付は第1
図のようになされていた。
即ち、円筒状のケース1と、その前部にバヨネット式に
着脱されるキャップ2によって、環状の取付基板3を前
記ケース1に固定するとともに、この取付基板3を天井
材4に木ねじ5・・を用いて、ねじ止め固定していた。
従って、その作業者にあっては、脚立等の上で、上を向
いた無理な姿勢のままで、片手でドアスイッチを保持し
つつ、もう一方の片手で木ねじ5・・を締め付けるとい
った大変難儀な作業を要求され、往々にして、木ねじ5
・・がドライバーを落としたり、時にはドアスイッチ自
体を落として損傷してしまったりする失敗が生じがちで
あり、かつ作業能率が著しく低かった。
また、天井材4が、例えば漆喰天井のように表面強度の
低いものであった場合には、充分な強度を得ることとが
できず落下の危険があり、一方、天井材4がコンクリー
トのように硬いものでは、これまた作業性が悪い、とい
ったように天井材4の材質に左右される欠点があった。
本考案者は前記の点に鑑みて、先にその取付具を提供し
たが、この考案はこれをさらに改良したたもので、例え
ば惰円状に検出領域が拡がっているドアスイッチ等にあ
っては、取付の際にその方向性をも考慮する必要がある
点に鑑み、凹凸部の係合によって、機器と取付具の位置
決めを正確になすようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第2図は、この考案に係る取付具6を示すもので、取付
フランジ板7は、中央に円孔部を有するとともに、その
内周一箇所から円孔部内に僅かに突出する凸部8を一体
に有して、環状をなし、かつその上面三箇所に略り字状
に折曲された板状の金具9・・がスポット溶接によって
固定されている。
この金具9・・は、基部9aから垂直に延長された垂直
部9btおよびこの垂直部9bからさらに前記取付フラ
ンジ板7に平行となるべく折曲された折曲部9Cを有し
、この折曲部9Cの向きが、前記取付フランジ板7の接
線方向とほぼ等しくなっている。
そして、上記折曲部9Cおよびその直下の前記取付フラ
ンジ板7に円孔が穿孔されるとともに、その同円孔には
ねじ10・・が遊嵌的に連通しており、かつ袋ナツト1
1・・によってその抜は止めがなされている。
また上記ねじ10・・には、板状の締付アーム12・・
の一端が螺着しており、ねじ10・・を中心として、上
記金具9・・の垂直部9aに当接する位置まて回動可能
となっている。
さらに、上記締付アーム12・・がねじ10・・に対し
て不用意に動かないように、両者間に適度な摩擦を付加
すべく、締付アーム12・・と取付フランジ板7間に圧
縮ばね13・・が介装されている。
一方、ドアスイッチ14は、合成樹脂製の円筒状ケース
15の前部15aが一段細く形成されているとともに、
この前部15aに、キャップ16がバヨネット式に嵌合
してなるもので、ケース15と前部15aとの段部とこ
のキャップ16によって取付フランジ板7を挾持する。
また、基板7の凸部に対応して、これと係合する切欠溝
17が前部15aに形成されており、両者の位置決めを
なしている。
(第3図参照)尚、このドアスイッチ14は、上記切欠
溝17を形成した方向が長径となる楕円状の検出領域を
有している。
次に、上記の如く組み立てたドアスイッチ14および取
付具6を天井材18にに取付けた例を第4図に基づいて
説明する。
天井材18には予め取付孔が形成されているが、この取
付孔の大きさとしては、上記金具9・・を支承なく収納
するとともに、上記取付フランジ板7によって閉蓋され
るものであることは言うまでもない。
次に、締付アーム12・・がねじ10・・の上部にある
状態で、ドアスイッチ14および取付具6をこの取付孔
に嵌め込み、ねじ10・・を時計方向に回転すれば、締
付アーム12・・は金具9の垂直部9bに当接する位置
まで回動し、天井材18側に突出してこのドアスイッチ
14を仮止め的に保持する。
尚、この際、ドアスイッチ14の指向性が適切となるよ
うに位置決めする必要があり、上記取付フランジ板に、
その凸部8の位置を示す指標を設けておけば、検検出領
域の長径方向が一目に視認でき、一層便利である。
そして、さらにねじ10・・を回転すれば、締付アーム
12・・は下降し、天井材18を挾持して、ドアスイッ
チ14および取付具6は固定されるのである。
従って、従来のように、木ねじを落とす失敗はなく、ま
たドアスイッチ14を長時聞手で押さえておくことなく
、極く簡単に取付は得る。
しかも、その楕円状に拡がる指向性の長径、短径を適切
な方向に向けて設置することが容易となる。
ドアスイッチ14を天井材18から取り外すには、ねじ
10・・を反時計方向に回転すれば、その締付が緩むと
ともに、締付アーム12・・がケース15に当接する位
置まで回動して同様に簡単に取り外せるのである。
尚、この考案は、上記実施例に示したドアスイッチを天
井に埋設する場合に限定されるものではなく、例えば照
明器具を壁面に埋込式に設置するものにも適用でき、特
に設置面から斜めに投光するように方向性のある照明器
具には一層適する。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る取付構造
によれば、従来極めて難儀な作業を要求されていた天井
材などへの機器の取付が容易に行え、かつ壁面強度に関
係なく充分な取付強度を有するとともに、機器と取付具
の位置決めが凹凸の係合によって正確になされるので、
機器の適切な方向性をもって取付けることができる等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるドアスイッチの取付構造を示す断
面図、第2図はこの考案に係る取付具を示す斜視図、第
3図はドアスイッチと取付具の嵌合を説明する斜視図、
第4図はこの考案に係るドアスイッチの取付構造を示す
断面図である。 6・・・・・・取付具、7・・・・・・取付フランジ板
、8・・・・・・凸部、9・・・・・・金具、10・・
・・・・ねじ、11・間・袋ナツト、12・・・・・・
締付アーム、13・・・・・・圧縮ばね、14・・・・
・・ドアスイッチ、15・・・・・・ケース、16・・
・・・・キャップ、17・・・・・・切欠溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部に機器嵌入用の円孔を有する取付フランジ板と; 前記取付フランジ板の機器嵌入孔の周囲に立設され、か
    つ先端部を略直角に折曲されたL字金具と; 前記り学会員の折曲部とその直下の取付フランジ板との
    間に、フランジ側から遊嵌的に挿通され、かつ抜は止め
    がなされたねじ部材と;前記取付フランジ板と折曲部間
    において、一端が前記ねじ部材に螺着されて側方へ延出
    され、かつねじ部材の回転に伴って、前記り学会員の直
    立部に当接する位置まで回動するとともに、下降して前
    記取付フランジ板との間で天井材等を挾持する締付アー
    ムとから構成される取付具によって、前記機器を埋込式
    に設置する取付構造であって;前記機機器の円筒状胴部
    外周および前記取付フランジ板の機器嵌入孔の内周のい
    ずれか一方には凸部が、他方には凹部が形成され、これ
    により両者の位置決めがなされることを特徴とする埋込
    式設置機器の取付構造。
JP2767479U 1979-03-05 1979-03-05 埋込式設置機器の取付構造 Expired JPS6029783Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55127320U JPS55127320U (ja) 1980-09-09
JPS6029783Y2 true JPS6029783Y2 (ja) 1985-09-07

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