JPH0530391Y2 - - Google Patents

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JPH0530391Y2
JPH0530391Y2 JP7626587U JP7626587U JPH0530391Y2 JP H0530391 Y2 JPH0530391 Y2 JP H0530391Y2 JP 7626587 U JP7626587 U JP 7626587U JP 7626587 U JP7626587 U JP 7626587U JP H0530391 Y2 JPH0530391 Y2 JP H0530391Y2
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JP
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electrical equipment
base plates
screw
installation
groove
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JP7626587U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、傾斜面あるいは振動の激しい個所に
も、簡単に電話機やテレビなどの電気機器を設置
する例えば、自動車に使用する電気機器設置台に
関する。
[従来の技術] 第2図は、従来の二枚貝型電気機器設置台を示
すもので、このものは、全面形がU字形に屈曲す
る同形等大の2枚の台板51の、互いに重合する
外方の側方51aの後端の通孔(図示省略)を挿
通するビス52を、内方の側片51aの後端のね
じ孔(図示省略)に螺締することにより、両台板
51を任意の角度に固定しうるようになつてい
る。
53は平座金、54は放射方向に向けて設けた
多数の滑止条、55は設置台を他物に固定した
り、載置した電気機器を固定するための取付孔で
ある。
また図示を省略したが、平座金53に代えて、
ばね座金を使用した設置台もある。
この種の設置台は、傾斜面にも電気機器を安定
に設置しうるので便利であり、しかも設置台を構
成する2枚の台板51が同形等大であるため、安
価に製作しうるという利点がある。
[考案が解決しようとする問題点] しかし上述の設置台は長期間使用したり、両台
板51の角度をしばしば変更すると、両台板51
の螺締部が滑り易くなるので、自動車等に使用す
ると、振動により、急激に両台板51の角度が変
わつて、設置した電気機器や、その近くの他物を
破損することがある。
また電気機器を設置した状態では、両台板51
を90以上に開くことのできないような個所に、電
気機器を設置する場合には、一方の台板をドライ
バー等の工具を使用して、取り付けることができ
ないので、ビス52を外して分離させた両台板5
1を、それぞれ電気機器と電気機器を設置しよう
とする個所に取付た後、ビス52により両台板5
1を結合する必要がある。このため電気機器を取
り付けた台板51は重く、他方の台板51は固定
されているので、結合作業が困難で、ビス52を
落したり紛失したりすることがある。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み成されたも
のであり、その目的は、電気機器を上下方向の所
定角度で、容易に設置及び角度変更ができ、振動
などによつてもその角度ずれが生じにくい電気機
器設置台を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、電気機器を設置する設置面と左右側
面とで断面が略U字に形成された一対の台板を有
し、前記台板の側面の端部同士を重合させビスに
よりビス締めして上下方向の所定角度で前記設置
面を位置決め固定する電気機器設置台であつて、
前記一対の台板には、一方の側面の端部に溝が設
けられ、前記重合により前記溝に対応する他方の
側面の端部にねじ孔が設けられ、かつ、一方の側
面の端部と設置面との少なくともいずれかに突起
部が設けられ、前記重合により他方の側面の端部
に該突起部と係合する係合部が設けられ、前記重
合により溝を挿通してねじ孔に前記ビスをビス締
めし突起部と係合部との係合により前記設置面を
位置決め固定することを特徴とする。
[作用] 本考案の設置台は、常時は係合溝と係合突起が
係合しているので、自動車として使用中振動によ
り、たとえ結合用のビスが弛んでも、両台板の角
度が変わることはない。
また、電気機器を設置した状態では、両台板を
90以上開くことのできないような傾斜面でも、ビ
スを弛めて分離させた両台板を、それぞれ別々
に、電気機器と電気機器を設置しようとする個所
に取付けた後、再びビスにU字溝を奥部まで係合
させて、ビスを螺締して両台板を結合することに
より、容易に電気機器を設置することができる。
[実施例] 第1図は、本考案を適用した電話器設置台を示
すもので、1は上記51に相当する全面形がU字
形をなす一対の台板で、一方の側片1aの後端に
は、ねじ孔2と、ねじ孔2と同心の円弧状に並ぶ
係合部としての多数の係合溝3が、端縁より切設
されている。
そして、他方の側片1aの後端には、両側片の
重合により上記ねじ孔2と係合されるU字溝4が
切設され、U字溝4の延長方向、かつ上記係合溝
3に対応する個所には、内方に剥けて突出部とし
ての係合突起5が切り起こされて設けられてい
る。
そして、一対の台板1の設置面としての中央部
1bには、一方の台板1に載置した電話器(図示
省略)を固定したり、他方の台板1を設置しよう
とする個所に固定したりするための取付孔6が穿
設されている。
この同形等大の両台板1のねじ孔2に、ビス7
を座金8とともに浅くねじ込んで、U字溝4の奥
端までビス7をはめ込みつつ、両台板1の側片1
aを重合させれば、重合させれば、係合溝3に係
合突起5が係合されるので、ビス7を更に螺締す
れば、両台板1は、相互に回動されず強固に結合
され、所定角度に位置決め固定される。
従つて、分離している両台板1を、それぞれ電
話器と電話器を設置する個所に取り付けた後、両
台板1を結合させる作業は、U字溝4をビス7に
引つ掛けて、ビス7を奥部まで進入させて螺締す
ればよいので、電話器を取り付けた台板1が重く
ても容易である。
結合した両台板1は、必要に応じ、ビス7を弛
めて、台板1の基部同士を若干引き離せば、係合
溝3と係合突起5の係合が解除されるので、電話
器を台板1とともに、希望する角度まで回動させ
た後、再びU字溝4の奥部までビス7をはめ込ん
で螺締すれば、両台板1を希望する角度に調整し
て結合することができる。
なお、上述の実施例においては、係合突起5を
台板1の側片1aに設けたが、中央片1bに設け
ても同様の効果を得る事が出来る。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案に係る電気機器設置
台は、常時は、一方の台板の係合溝と他方の台板
の係合突起が係合しているので、例えば自動車に
使用中、振動により万一ビスが弛んでも、台板が
勝手に回動することはなく、また電気機器を、従
来の設置台では設置困難なような個所にも、容易
に設置することができるので、自動車用として使
用する場合に、特に効果がある。
また本考案の装置台は、従来のものと同様に同
形等大の2枚の台板より構成されているので、安
価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電話器設置台の分離斜視図、
第2図は従来の電話器設置台の斜視図である。 1……台板、1a……側片、1b……中央片、
2……ねじ孔、3……係合溝、4……U字溝、5
……係合突起、6……取付孔、7……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器を設置する設置面と左右側面とで断面
    が略U字に形成された一対の台板を有し、前記台
    板の側面の端部同士を重合させビスによりビス締
    めして上下方向の所定角度で前記設置面を位置決
    め固定する電気機器設置台において、前記一対の
    台板には、一方の側面の端部に溝が設けられ、前
    記重合により前記溝に対応する他方の側面の端部
    にねじ孔が設けられ、かつ、一方の側面の端部と
    設置面との少なくともいずれかに突起部が設けら
    れ、前記重合により他方の側面の端部に該突起部
    と係合する係合部が設けられ、前記重合により溝
    を挿通してねじ孔に前記ビスをビス締めし突起部
    と係合部との係合により前記設置面を位置決め固
    定することを特徴とする電気機器設置台。
JP7626587U 1987-05-21 1987-05-21 Expired - Lifetime JPH0530391Y2 (ja)

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JP7626587U JPH0530391Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JP7626587U JPH0530391Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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Publication Number Publication Date
JPS63185280U JPS63185280U (ja) 1988-11-29
JPH0530391Y2 true JPH0530391Y2 (ja) 1993-08-03

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