JP3337817B2 - エアコン室外機の設置構造 - Google Patents
エアコン室外機の設置構造Info
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Description
構造に関するものである。
を据え付けるときに使用されるブロックとしてはモルタ
ル製のブロックが一般に知られているが、モルタル製の
ブロックは重量が重く、取り扱いが不便で、コストが高
いという問題から、軽量で、取り扱いが容易で安価な合
成樹脂製のブロックが最近使用されるようになってき
た。
外機を連結固定するためのボルトの頭部を係合させるた
めの溝部がブロックの上面にブロックの長手方向端部よ
り長手方向に形成されており、エアコン室外機設置作業
時に前記溝部にボルトの頭部を係合させ、溝部から上方
に突出したボルトの雄ねじ軸部をエアコン室外機の下端
のブラケットの孔部に嵌め込み、かかる状態でボルトの
雄ねじ軸部に上方よりナットを螺合させて締め付けてい
る。
成樹脂製のブロックを用いてエアコン室外機を設置する
のにボルトおよびナットが必要であり、ボルトの雄ねじ
軸部に対するナットの締め付けが面倒で、作業性が悪い
という問題があった。
で、エアコン室外機設置の作業性の向上を図ることを目
的とするものである。
に本発明は、平面形状がほぼ長方形で内部が空洞の合成
樹脂製ブロック本体1の長手方向における両端にエアコ
ン室外機5を載せる受け部6を形成し、この受け部6の
上面にはブロック本体1の長手方向に向いて溝部9が形
成され、この溝部9の深さ方向の中間部にこの溝部9の
幅よりも大きな幅の溝部10が形成され、左右一対のブ
ロック本体1の受け部6上にエアコン室外機5の左右両
側下端部を載せ、前記受け部6の上面の溝部9にエアコ
ン室外機5の下端のブラケット7を位置合わせするとと
もに前記ブラケット7の下方の大きな幅の溝部10内に
中心に孔部11を備えたワッシャー12を位置させた状
態で、前記ブラケット7の上方から前記孔部11より大
径の軸部8aを持つリベット8を前記溝部9およびワッ
シャー12に打ち込むことによって前記リベット8の軸
部8aとワッシャー12が結合され、ブロック本体1の
受け部6上にエアコン室外機5を固定してなることを要
旨とするものである。また本発明は、リベット8の軸部
8aが溝部9の下方に突出するように構成するとともに
リベット8の軸部8a先端に溝部9の幅よりも大径の膨
らみ部8bを設けたことを要旨とするものである。
コン室外機5の下端のブラケット7の上方よりブロック
本体1の受け部6上面の溝部9に打ち込むことにより、
エアコン室外機5の設置が容易に行なえ、作業性の向上
を図ることができる。特に、リベット8の軸部8aを前
記溝部9およびワッシャー12に打ち込むことによって前
記リベット8の軸部8aとワッシャー12が結合され、ブ
ロック本体1の受け部6上にエアコン室外機5をしっか
りと固定することができる。
いて説明する。先ず、図1〜図8に示す第1実施例につ
いて説明すると、1は耐候性を有するポリエチレンや塩
化ビニールなどの合成樹脂からなるエアコン室外機設置
用のブロック本体で、このブロック本体1は側面形状が
ほぼ台形であり、また平面形状はほぼ長方形で内部が空
洞となっており、下端両側が長手方向に沿って張り出し
ている。2はこの張り出し部で、張り出し部2の長手方
向には適当間隔置きにブロック本体1をアンカーボルト
などで地面に固定するためU字状に薄肉部3を持つ切り
取り部4が形成されており、この薄肉部3を破ることに
より図4に示すようなボルト貫通孔となる。
央部上端は高さが低く形成され、エアコン室外機5はブ
ロック本体1の長手方向における両端の受け部6で受け
られる。詳しくは、ブロック本体1は長手方向がエアコ
ン室外機5の左右方向に対して直交する方向に向けら
れ、2つのブロック本体1によりエアコン室外機5の左
右両側下端部が受けられ、エアコン室外機5の左右両側
下端部に前後に張り出して設けられたブラケット7をリ
ベット8でブロック本体1の受け部6に連結するように
なっている。7aはブラケット7に形成された孔部であ
る。前記ブロック本体1の受け部6の上面にはブロック
本体1の長手方向に向いて前記リベット8の真円状の軸
部8aが圧入する溝部9が形成されている。詳しくは、
この溝部9の上端の幅はリベット8の軸部8aの外径よ
り若干大き目で、また溝部9の下端の幅はリベット8の
軸部8aが圧入されるように軸部8aの外径より若干小
さ目に形成されている。また、この溝部9の深さ方向の
中間部にこの溝部9の幅よりも大きな幅の溝部10が形成
され、中心に孔部11を備えた1つ割り状の合成樹脂製ワ
ッシャー12を溝部10内に位置させた状態で、リベット8
の軸部8aを溝部9上端よりワッシャー12の孔部11に打
ち込むことによって前記リベット8の軸部8aとワッシ
ャー12が結合されるとともにワッシャー12の外幅寸法が
拡がり、ワッシャー12の外面が溝部10の内面に圧接する
ように構成されている。なお、このような機能を持たせ
るためにリベット8の軸部8aはワッシャー12の孔部11
よりやや大径となっている。
が溝部9の下方に突出するように構成されているが、必
ずしも突出しなくても良い。なお、リベット8の軸部8
aが溝部9の下方に突出するように構成した場合、図面
に示すようにリベット8の軸部8aの先端に溝部9の幅
よりも大径の膨らみ部8bを設けるようにしても良く、
これにより溝部9からのリベット8の抜け止め効果が一
層向上する。この場合、膨らみ部8bに先端よりスリッ
ト8cを設けることにより、リベット8の打ち込み時に
膨らみ部8bが小径となって溝部9,10を通過しやすく
なる。13は前記溝部9の下端に形成された開口部で、前
記溝部9内に入った雨水やごみなどをブロック本体1の
下端部に落とすために形成されている。
ロック本体1の受け部6上に載せて据え付けるとき、エ
アコン室外機5の左右両側下端部が載る位置に予め左右
一対のブロック本体1を位置させ、この一対のブロック
本体1の受け部6上にエアコン室外機5の左右両側下端
部を載せる。このとき前記溝部9にエアコン室外機5の
下端のブラケット7の孔部7aを位置合わせするととも
に前記ブラケット7の下方の大きな幅の溝部10内に前記
ワッシャー12を位置させる。この状態で上方よりリベッ
ト8の軸部8aをブラケット7の孔部7aを介して前記
溝部9およびワッシャー12に打ち込むことにより、リベ
ット8の軸部8aとワッシャー12が結合され、これと同
時にワッシャー12の外幅寸法が拡がり、ワッシャー12の
外面が溝部10の内面に圧接してブロック本体1の受け部
6上にエアコン室外機5が固定される。
ト8の軸部8aは真円状であるが、図9および図10に示
すように軸部8aが長円状に形成されたリベット8を用
いることも可能で、これにより溝部9の内面およびワッ
シャー12の孔部11内面に対する軸部8aの接触部が大き
くなり、エアコン室外機5とブロック本体1との連結を
より強固に行なうことができる。また、ブロック本体1
の下側の地面が水平でなく、ゆがんでいる場合、エアコ
ン室外機5の重量によってブロック本体1に歪みが生
じ、これにより溝部9にも歪みが生じるが、この歪みに
より溝部9の内面およびワッシャー12の孔部11内面がリ
ベット8の軸部8aにより強く接触し、エアコン室外機
5とブロック本体1との連結が強固となる。
つ割り状を呈しているが、外周が完全に繋がったリング
状であっても良く、またこのワッシャー12は厚みが大き
いほど前記リベット8の軸部8aをつかむ範囲が大きく
なり、リベット8の軸部8aとの結合がより強固なもの
となる。またワッシャー12は金属製であっても良い。
8aをブラケット7の孔部7aを介して前記溝部9およ
びワッシャー12に打ち込むことにより、ワッシャー12の
外幅寸法が拡がってワッシャー12の外面が溝部10の内面
に圧接するようになっているが、必ずしもワッシャー12
の外面が溝部10の内面に圧接するようにしなくても良
く、リベット8の打ち込みによりワッシャー12の外面を
溝部10の内面に圧接させるようにすれば、圧接しない場
合に比べてエアコン室外機5の取り付けがより強固に行
なえることになる。
軸部8aの外面を溝部9の内面に強固に圧接させること
ができれば、前記ワッシャー12の使用を省略することも
できる。
8の軸部8aをエアコン室外機5の下端のブラケット7
の上方よりブロック本体1の受け部6上面の溝部9に打
ち込むことにより、エアコン室外機5の設置が容易に行
なえ、作業性の向上を図ることができる。特に、リベッ
ト8の軸部8aを前記溝部9およびワッシャー12に打ち
込むことによってリベット8の軸部8aとワッシャー12
が結合され、ブロック本体1の受け部6上にエアコン室
外機5をしっかりと固定することができる。
置用ブロックの斜視図である。
を示す斜視図である。
室外機を設置した状態を示す斜視図である。
視図である。
ある。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 平面形状がほぼ長方形で内部が空洞の合
成樹脂製ブロック本体1の長手方向における両端にエア
コン室外機5を載せる受け部6を形成し、この受け部6
の上面にはブロック本体1の長手方向に向いて溝部9が
形成され、この溝部9の深さ方向の中間部にこの溝部9
の幅よりも大きな幅の溝部10が形成され、左右一対の
ブロック本体1の受け部6上にエアコン室外機5の左右
両側下端部を載せ、前記受け部6の上面の溝部9にエア
コン室外機5の下端のブラケット7を位置合わせすると
ともに前記ブラケット7の下方の大きな幅の溝部10内
に中心に孔部11を備えたワッシャー12を位置させた
状態で、前記ブラケット7の上方から前記孔部11より
大径の軸部8aを持つリベット8を前記溝部9およびワ
ッシャー12に打ち込むことによって前記リベット8の
軸部8aとワッシャー12が結合され、ブロック本体1
の受け部6上にエアコン室外機5を固定してなるエアコ
ン室外機の設置構造。 - 【請求項2】 リベット8の軸部8aが溝部9の下方に
突出するように構成するとともにリベット8の軸部8a
先端に溝部9の幅よりも大径の膨らみ部8bを設けた請
求項1記載のエアコン室外機の設置構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8516394A JP3337817B2 (ja) | 1993-10-22 | 1994-04-25 | エアコン室外機の設置構造 |
CN 94109189 CN1085819C (zh) | 1994-03-04 | 1994-08-25 | 空调装置室外机的设置结构 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5700493 | 1993-10-22 | ||
JP5-57004 | 1993-10-22 | ||
JP8516394A JP3337817B2 (ja) | 1993-10-22 | 1994-04-25 | エアコン室外機の設置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07167462A JPH07167462A (ja) | 1995-07-04 |
JP3337817B2 true JP3337817B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=26398018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8516394A Expired - Fee Related JP3337817B2 (ja) | 1993-10-22 | 1994-04-25 | エアコン室外機の設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3337817B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP8516394A patent/JP3337817B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07167462A (ja) | 1995-07-04 |
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