JPS5924731Y2 - 波板固定金具付き母屋材 - Google Patents

波板固定金具付き母屋材

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Publication number
JPS5924731Y2
JPS5924731Y2 JP2745679U JP2745679U JPS5924731Y2 JP S5924731 Y2 JPS5924731 Y2 JP S5924731Y2 JP 2745679 U JP2745679 U JP 2745679U JP 2745679 U JP2745679 U JP 2745679U JP S5924731 Y2 JPS5924731 Y2 JP S5924731Y2
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JP
Japan
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screw
corrugated
corrugated plate
corrugated sheet
nail
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Expired
Application number
JP2745679U
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English (en)
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JPS55128816U (ja
Inventor
勝俊 河野
Original Assignee
旭化成株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は波板を用いる屋根葺き工事において、プラスチ
ック製波板を溝形鋼の母屋材に極めて迅速、簡単に強固
に取付けられるようにした波板固定金具付き母屋材に関
する。
従来、溝形鋼を母屋材とした屋根骨組にプラスチック製
波板を用いて屋根葺き工事するには、屋根上に波板を載
せて波板の山部の孔にセルフトリ1ングネジ(商品名チ
フス)を通し溝形鋼の上面に穿孔しながら電動ネジ廻し
でしめつけるとか、フックボルトを用いて溝形鋼に取付
けるのが一般的である。
しかしながら、波板の屋根葺きに関して共通の欠点は (1)母屋材に穿孔してからネジ込むのに手間がかかり
、特殊な工具を要すること、 (2)フックボルトの場合、ナツトを廻して波板を母屋
材にしつかり締め付けるのに時間がかかること、 (3)ネジくぎ頭部と波板との間に嵌合する座金が単に
雨漏り防止程度のものであること、 (4)一人で取付けが困難であること、 などである。
本考案者らは、波板取付けにフックボルト、セルフドリ
リングネジを用いるネジ廻しによる締付けでなく、母屋
材が溝形鋼であるにも拘らず、ネジくぎを打込み、また
は押圧するだけで極めて簡単、強固に取付けられるよう
に溝形鋼のリップ部にネジくぎ受けの溝孔を設け、鞍形
座金を嵌合したネジくぎを打込む波板固定金具付き母屋
材を考案した。
本考案を第1図、第2図及び第3図によって説明する。
母屋材として適用する溝形鋼1にはその上側辺2、すな
わち下側辺のリップ部3相当部位に、上方に開口するネ
ジくぎ受は溝孔4を長手方向に形成させである。
このネジくぎ受は溝孔4は、波板5の孔6を通して打込
まれるネジくぎ7が無理なく受は容れられる程度の幅■
と深さJをもつ大きさとする必要がある。
これにより、打込んだネジのぐらつきが防止される。
つぎに、受は溝孔4の口縁辺の片側、好ましくは外側口
縁辺の長手方向に、逆止め板バネ8を溝孔に向は箱状に
且つ、ネジくぎを7噛み込ませる程度の溝幅Eを残して
取付けである。
この板バネ8を取付けることによって、ネジくぎ7を打
ち込むとネジ山9が板バネ8を超えて進入するので、ネ
ジくぎ7は溝孔4中に噛み込んだ逆止め状態となり、く
ぎ抜けを確実に防止する。
ネジ山9の太さ、すなわち、寸法G(ネジの外径ネジ山
高さ)は溝幅Eと同じか又はネジ山の方をわずかに大き
い寸法とする。
これによって打ち込みやすく、且つ、引抜きには充分な
抵抗性をもつようになる。
板バネ9は溝形鋼1に溶接、かしめまたはネジ止めなど
の方法により上側辺2の全長に亙って設けるか、ネジく
ぎ7の打込み間隔に対応する要所に取付けられる。
ネジくぎ7の頭部10には波板5の山部にあけた孔6を
雨漏りなく気密に封するため、及び、ネジくぎ7を溝孔
4中に安定させて進入させ、かつ打込後のネジくぎのぐ
らつきを防止させるのに第3図に示すような鞍形座金1
2を嵌合し、要すればゴムバッキングなどを併せて嵌合
しておく。
鞍形座金12は波板5の山の高さよりわずかに高い(高
さBで示される)鞍形を作り、波板上に一体に取付ける
前は座金12のスパンの端部、すなわち、波板の谷11
に接し、山部に間隙13が形成する程度にしておく。
これによってネジくぎ7は、波板の孔6と受は溝孔4に
ピッタリ合致し、ネジくぎの頭部10を金槌で打ち込む
だけで安定して、且つ極めて容易に波板を固定させるこ
とができる。
鞍形座金12は金属製以外に弾性あるプラスチックその
他の材料のものを用いることができる。
波板5の山部の孔6から打ち込まれたネジくぎ7は、そ
のネジ山9が板バネ8の箱状縁部をのりこえ、溝内に噛
み込んだ状態で進入し鞍形座金12の弾性と相俟って波
板と母屋材を強くしめ付は固定する。
板バネ8はその箱状縁部が受は溝孔4の下方に向けわず
かに曲げられた逆止状態にしであるので打込まれたネジ
くぎは容易に抜けずに、従って波板は強力に取付けるこ
とができる。
波板を補修、又は取替えるためネジくぎを抜き取るには
、ネジ廻しを用いてネジくぎを廻せば簡単に取外しする
ことができる。
本考案は以上に記載のとおり、溝形鋼の上側面に設けた
ネジくぎ受けの溝孔に逆止板バネを設けて、且つ、波板
の山部に合わせた鞍形座金を嵌合させたネジくぎを打ち
込んで母屋材に波板を取付けるようにした波板固定金具
付き母屋材であるから(1)波板を強固に取付けること
ができる。
(2)母屋材上の溝孔が長手方向に一線であるから波板
の孔を極めて容易に合致させることができ、従って、ネ
ジくぎを挿し込みやすい。
(3)ネジくぎ、タッピングネジを打込み、または押圧
するだけで取付けることができる。
(4)ネジ廻しを用いずに取付けができる。
(5)協力者を要せず、一人でも困難なく取付けができ
る。
(6)座金の端が波板の谷にまで接するような鞍形であ
るのでネジくぎは容易に溝孔に合致させることができ、
又波板を破損するおそれがない。
などの効果を発揮する便利な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は波板を母屋材に取付けた登り方向の断面図、第
2図は第1図A−A′線の側断面図、第3図はネジくぎ
と座金を一体とした斜視図である。 1・・・・・・溝形鋼、4・・・・・・受は溝孔、5・
・・・・・波板、7・・・・・・ネジくぎ、8・・・・
・・板バネ、12・・・・・・鞍形座金、13・・・・
・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 波板を固定するためのネジくぎが、その頭部に鞍形座金
    を嵌合した波板固定金具であり、しかも波板を支えるた
    めの母屋材用溝形銅の上側辺に、上方に開口するように
    、ネジくぎ受は溝孔を形成させ、該溝孔の口縁辺に板バ
    ネを箱状にネジくぎを通す程度の溝幅を残して取付けた
    ことを特徴とする波板固定金具付き母屋材。
JP2745679U 1979-03-06 1979-03-06 波板固定金具付き母屋材 Expired JPS5924731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2745679U JPS5924731Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 波板固定金具付き母屋材

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JP2745679U JPS5924731Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 波板固定金具付き母屋材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128816U JPS55128816U (ja) 1980-09-11
JPS5924731Y2 true JPS5924731Y2 (ja) 1984-07-21

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ID=28871601

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JP2745679U Expired JPS5924731Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 波板固定金具付き母屋材

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JPS55128816U (ja) 1980-09-11

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