JPH0437184Y2 - - Google Patents

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JPH0437184Y2
JPH0437184Y2 JP6947387U JP6947387U JPH0437184Y2 JP H0437184 Y2 JPH0437184 Y2 JP H0437184Y2 JP 6947387 U JP6947387 U JP 6947387U JP 6947387 U JP6947387 U JP 6947387U JP H0437184 Y2 JPH0437184 Y2 JP H0437184Y2
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wire mesh
fence
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wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、一般家庭の庭の周囲、公園および野
球場等に用いる金網製支柱を有するフエンスに関
する。
〈従来技術〉 従来、少なくとも上部に円筒形金網胴縁を有す
る格子金網製金網フエンス本体を基礎に対して支
持する支柱は鋼管製であつたため、フエンス本体
は軽快で見通は良いが、支柱が見通しを悪くして
いる欠点があつた。
〈先願技術〉 そこで、本願出願人は、実願昭61−38007号で、
支柱を金網製して見通しを良くすると共に、フエ
ンス本体と支柱との連結金具も平板製ではなく線
材等の長方形連結環を用いて見通しを良くしたフ
エンスを提案した。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、この先願技術の実施例においては、支
柱の縦線材が8本以上の場合は考慮されていなか
つた。
本考案は、上記した点に鑑み、支柱を金網製に
して見通しを良くすると共に、フエンス本体と支
柱との連結金具も平板製ではなく線材製の長方形
連結環を用いて見通しを良くし、かつ支柱内への
ねじ締手段(ボルト・ナツト等)の配置を不必要
にして支柱の縦線材が8本以上の場合に対処でき
るフエンスの提供を目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1,2,
3,4図の如く、筒形金網胴縁1を有する左右の
格子金網製金網フエンス本体2と、これらフエン
ス本体2をこれらの中間で基礎3に対して支持す
る筒状金網支柱4と、該支柱4とその左右両側の
胴縁1との両方に差し渡された前後一対の長方形
連結環5と、これら前後一対の連結環5の中間部
5dの上下横線材を胴縁内部で上下に連結する前
後一対の座板部7aを有する左右の座板7と、こ
れら連結環5の左右部5cに対応する胴縁の上下
横線材間を胴縁内部で上下に連絡する左右の連絡
片6と、前記左右の前後一対の座板部7a同士を
前後方向に締め付けることにより前後一対の連結
環5の中央部5aで支柱の縦線材を挟み付けかつ
連結環の左右部5cで左右の連絡片6を挟み付け
る左右のねじ締手段Aとを具えてなるものであ
る。
上記問題点解決手段において、支柱4の上下部
に前後一対の連結環5を座板7とボルト・ナツト
8とにより仮止めし、次にフエンス本体2の胴縁
1を連結環5の左右端部5bに差し込み、次に連
絡片6を胴縁1の横線材C1,C4間に外嵌し、
次にボルト・ナツト8を締付ける。そうすると、
連結環5の左右部5cは座板7を介して横線材C
1,C4に圧接し、勿論、ボルト・ナツト8の締
付けにより、連結環5の中央部5aは、仮想線の
如く内側へ弾性変形して支柱4の縦線材D3,D
7に圧接するので、フエンス本体2は支柱4に固
定される。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第1図は本考案金網製支柱を有するフエンス
の第一実施例におけるフエンス本体と支柱の連結
部斜視図、第2図は同じく要部拡大正面図、第3
図は同じく横断平面図、第4図は同じく縦断側面
図である。
そして、この実施例のフエンスは、少なくとも
上部に(本実施例では上下部に)円筒形金網胴縁
1を有する格子金網製金網フエンス本体2と、該
フエンス本体2を基礎3に対して支持する円筒状
金網支柱4と、該支柱4とその両側の胴縁1との
両方に差し渡された前後一対の長方形(長円形等
の類似形状を含む)で平面視直線状の連結環5
と、該前後一対の連結環5の中央部5aを支柱4
にまた左右部5cを胴縁1に固定するためのねじ
締手段Aとを具えている。
前記フエンス本体2は縦線材Bと横線材Cから
なる従来公知の格子金網製のものと同様であり、
その胴縁1は、縦線材の円形部b1とその内面に
溶接された六本の横線材C1〜C6(第4図)と
からなつている。
前記支柱4は、8本の縦線材D1〜D8(第3
図)と、一定間隔で各縦線材に内接して溶接され
た平板製八角環D9とから構成され、前後および
左右一対の縦線材D1,D5とD2,D4とD
6,D8とD3,D7はその上端部で互いに一体
となるように形成されている。すなわち予めU字
状に折曲された線材が用いられ、かつ各上端部は
互いに溶接されている。
また胴縁1の横線材C1,C4間に亘つて逆U
字形の連絡片6(第4図)が外嵌されて横線材C
1,C4は上下に連絡されている。そして、前記
ねじ締手段Aは、左右胴縁1内で対向した金属線
材製の一対の連結環5の中間部5dに差し渡され
た前後一対の座板部7aおよびその連絡部7bか
らなる左右一対の座板7の角形貫通孔7cの周辺
を互に締付ける左右各一本のボルト・ナツト8と
からなり、このボルト・ナツト8の締付けによ
り、連結環5は弾性変形して、その中央部5aで
支柱4の中心縦線材D3,D7をかつ左右部5c
で前記連絡片6すなわち横線材C1,C4を挟み
付けまた同時に左右端部5bは第3図中の仮想線
の状態から実線状態の如く、左右部5cを支点と
して外側へ広がるように弾性変形して第3,4図
中の仮想線図示の締付前位置から実線図示の締付
位置(円形部b1への圧接位置)となる。
なお第1図中の9はフエンス本体2と支柱4と
の中間バンドであり、従来と同様の横U字形挟付
片10とボルト・ナツトとにより締付けられる。
次に組付方法を説明する。まず基礎3に支柱4
を植立させ、次に支柱4の上下部に前後一対の連
結環5を座板7とボルト・ナツト8とにより仮止
めし、次にフエンス本体2の胴縁1を連結環5の
左右端部5bに差し込み、次に連絡片6を胴縁1
の横線材C1,C4間に外嵌し、次にボルト・ナ
ツト8を締付ける。そうすると、連結環5の左右
部5cは横線材C1,C4にまた左右端部5bは
弾性変形して縦線材の円形部b1に圧接し、勿
論、ボルト・ナツト8の締付けにより、連結環5
の中央部5aは、仮想線の如く内側へ弾性変形し
て支柱4の縦線材D3,D7に圧接するので、フ
エンス本体2は支柱4に固定される。次に中間バ
ンド9を挟付片10とボルト・ナツトにより締付
ける。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、ボルト・ナツト8の締付けにより、連
結環5の中央部5aで支柱4の中心縦線材D3,
D7をかつ左右部5cで前記連絡片6すなわち横
線材C1,C4を挟み付けるだけで、フエンス本
体を支柱に連結できるときは、左右端部5bは、
締付位置(円形部b1への圧接位置)になるまで
左右部5cを支点として外側へ広げなくてもよ
い。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、支柱を金網製にして見通しを良くできると共
にフエンス本体と支柱との連結環も線材等で見通
しを良くでき、支柱内へのねじ締手段(ボルト・
ナツト等)の配置を不必要にして支柱の縦線材が
8本以上の場合(この場合は支柱内でのねじ締手
段の作業性が悪い)に対処できるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金網製支柱を有するフエンスの
第一実施例におけるフエンス本体と支柱の連結部
斜視図、第2図は同じく要部拡大正面図、第3図
は同じく横断平面図、第4図は同じく縦断側面図
である。 1……胴縁、2……フエンス本体、3……基
礎、4……支柱、5……連結環、5a……中央
部、5b……左右端部、5c……左右部、5d…
…中間部、6……連絡片、7……座板、8……ボ
ルト・ナツト、A……ねじ締手段、B……フエン
スの縦線材、b1……縦線材の円形部、D3,D
7,C1〜C6……胴縁の横線材、C1,C4…
…中心横線材、D1〜D8……支柱の縦線材、D
3,D7……中心縦線材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形金網胴縁を有する左右の格子金網製金網フ
    エンス本体と、これらフエンス本体をこれらの中
    間で基礎に対して支持する筒状金網支柱と、該支
    柱とその左右両側の胴縁との両方に差し渡された
    前後一対の長方形連結環と、これら前後一対の連
    結環の中間部の上下横線材を胴縁内部で上下に連
    結する前後一対の座板部を有する左右の座板と、
    これら連結環の左右部に対応する胴縁の上下横線
    材間を胴縁内部で上下に連絡する左右の連絡片
    と、前記左右の前後一対の座板部同士を前後方向
    に締め付けることにより前後一対の連結環の中央
    部で支柱の縦線材を挟み付けかつ連結環の左右部
    で左右の連絡片を挟み付ける左右のねじ締手段と
    を具えてなる金網製支柱を有するフエンス。
JP6947387U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0437184Y2 (ja)

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JP6947387U JPH0437184Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JPS63177566U JPS63177566U (ja) 1988-11-17
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