JPH056361Y2 - - Google Patents

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JPH056361Y2
JPH056361Y2 JP1987199075U JP19907587U JPH056361Y2 JP H056361 Y2 JPH056361 Y2 JP H056361Y2 JP 1987199075 U JP1987199075 U JP 1987199075U JP 19907587 U JP19907587 U JP 19907587U JP H056361 Y2 JPH056361 Y2 JP H056361Y2
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wires
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は一般家庭の庭の周囲や野球場等に用い
る金網製支柱を有するフエンスに関する。
〈従来技術〉 従来、上下部に胴縁を有する格子金網フエンス
本体を基礎に対して支持する支柱は、例えば実開
昭62−158059号公報に記載のように金網製である
が、そのフエンス本体の左右端部は、連結環によ
り支柱へ連結できるのみで、フエンス本体の左右
端部同志は直接的に連結できない構造であつた。
このため、支柱間の間隔が基準値より短いとき
は、フエンス本体の左右幅を施工現場で短く切断
しなければならず、その作業が繁雑となる。
また、上下部に胴縁を有しない平坦格子金網フ
エンス本体を基礎に対して支持する支柱も、例え
ば、実公昭60−30371号公報に記載のように鋼管
製であり、かつこの公報に記載のフエンス本体の
接続構造は、近接する本体縦線材をジグザグ線材
で編むもので、その作業が複雑になる問題があ
る。
〈目的〉 そこで、本考案は、上記の問題点を解決するた
めに、支柱を金網製にすると共に、フエンス本体
も上下に胴縁を有しない平坦格子構造として見通
しを極めて良くでき、かつ、フエンス本体の左右
端同志の接続構造は、支柱の位置とは無関係にか
つ見通しを悪化せずに簡単な作業で行なえるフエ
ンスの提供を目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1,2,
3,4,5,6図の如く、格子金網製で左右端部
同士を互いに接続された複数の金網フエンス本体
1と、これらフエンス本体1を基礎2に対して支
持する複数本の筒形金網支柱3と、これら支柱3
と前記フエンス本体1を連結する連結手段8とを
具えたフエンスにおいて、前記各フエンス本体1
は、本体縦線材4と本体横線材5が交叉されその
交叉点が溶接された平坦格子構造とされ、前記各
金網支柱3は、上下複数の水平横材6とその外周
縁に溶接された複数本の支柱縦線材7とからな
り、前記連結手段8は、筒形金網支柱3の左右二
本の支柱縦線材7と、フエンス本体1の左右二本
の本体縦線材4とが支柱側座板10aと本体側座
板10bとで挟持され、かつこれら両座板は連結
ボルト11で締付けられている。
また、前記複数のフエンス本体1の左右端同志
の接続構造は、側面視が本体横線材5より僅かに
太い上下幅を有するコ字形でかつ平面視が左右端
に突出部12aを有する倒立凹字形に形成された
接続片12と、その左右端突出部12aの孔のそ
れぞれに上下方向で嵌合して締付けられた接続ボ
ルト13とから構成され、これにより各フエンス
本体1の複数本の本体横線材5のうちの少なくと
も二本の端部同志は接続片12で外嵌されかつ接
続ボルト13が左右端の接近する一対の本体縦線
材4を包囲するように配置されている。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、フエンス本体1
は上下部にいかなる構造の胴縁も有しない平坦格
子構造であるため、見通しは極めて良い。
また、フエンス本体1の左右端同志の接続構造
は、平面視が倒立凹字形でかつ側面視が本体横線
材5より僅かに太いコ字形の接続片12と、その
左右端突出部12aの孔のそれぞれに上下方向で
嵌合して締付けられた接続ボルト13で構成され
ているので、フエンス本体1の左右端同志の接続
は、支柱の位置とは無関係にかつ見通しを悪化さ
せずに簡単な作業で行える。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
まず、第1,2,3図のフエンスは、格子金網
製金網フエンス本体1と、該フエンス本体1を基
礎2に対して支持する筒状金網支柱3と、該支柱
3とフエンス本体1を連結する連結手段8とを具
えてなり、前記フエンス本体1は、本体縦線材4
と本体横線材5が交叉されその交叉点が溶接され
てなる平坦格子構造とされている。
そして、前記金網支柱3は、上下複数の円環状
水平横材6とその外周縁に電気溶接された六本の
支柱縦線材7とからなり、該支柱縦線材7の対向
するものの上端部7aは互いに一体的に形成され
ている。すなわち支柱縦線材7には倒立U字形の
線材が利用されている。
また、前記複数の金網支柱3間の間隔Lは標準
値(2メートル)より相当小さく、例えば約半分
(1メートル)に設定されている。すなわち、図
面のフエンスにおいては、フエンス本体1は左右
幅Mが長く形成され、金網支柱3は約1メートル
間隔Lで立設されているが、この間隔Lはフエン
ス本体1の左右巾に影響されないので自由に設定
できる。
前記連結手段8は、筒形金網支柱3の二本の支
柱縦線材7と、フエンス本体1の二本の本体縦線
材4とがそれぞれの長孔付座板10a,10bで
挟まれ、これら座板は連結ボルト11で締付けら
れている。
なお、連結手段8は、第7,8図の変形例の如
く、C字形の水平横材6を有する金網支柱3の四
本の支柱縦線材7のうちの二本と、フエンス本体
1の二本の横線材5とを、それぞれ二本の線材に
差渡された長孔付座板10a,10cを用いて連
結ボルト11で締付けてもよい。
また、前記フエンス本体1の左右端同志の接続
構造は、第4,5,6図の如く、側面視が本体横
線材5より僅かに太い上下幅を有するコ字形でか
つ平面視が左右端に突出部12aを有する倒立凹
字形に形成された接続片12と、その左右端突出
部12aの孔のそれぞれに上下方向で嵌合して締
付けられた接続ボルト13とから構成され、これ
によりフエンス本体1の複数本の本体横線材5の
うちの少なくとも二本の端部同志は接続片12で
外嵌され、かつ接続ボルト13が左右端の接近す
る一対の本体縦線材4を包囲するようにかつまた
本体横線材5から外れないように左右端突出部1
2aに締め付けられる。なお、当然のことではあ
るが、接続片12の孔12bをねじ孔とした場合
はナツトは省略できる。
上記実施例においては、フエンス本体1は上下
部にいかなる構造の胴縁も有しない平坦格子構造
であるため、見通しは極めて良いが、上下部の強
度が、胴縁を有するものの構造に比して弱い。そ
のため、複数の金網支柱3間の間隔Lは標準値
(2メートル)より小さくされることにより、フ
エンス本体1の上下部の強度は充分に補なわれて
いる。なお、金網支柱3の本数は倍増するが、こ
れは金網支柱3であるため、全体の見通しは悪く
ならない。
また、フエンス本体1の左右端同志の接続構造
は、正面視が倒立凹字形でかつ側面視が本体横線
材5より僅かに太いコ字形の接続片12と、その
左右端突出部12aの孔のそれぞれに上下方向で
嵌合して締付けられた接続ボルト13で構成され
ているので、フエンス本体1の左右端同志の接続
は、支柱の位置とは無関係にかつ見通しを悪化せ
ずに簡単な作業で行なえる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案において
は、フエンス本体は上下部いかなる構造の胴縁も
有しない平坦格子構造であるため、見通しは極め
て良い。そして、フエンス本体の上下部の強度が
弱い点は、複数の筒形金網支柱間の間隔を適当に
小さく設定することにより、充分に補なうことが
でき、それにより金網支柱が増加しても、これは
金網であるため、全体の見通しは悪くならない。
かつまた、本考案ではフエンス本体の左右端同志
の接続構造は、平面視が倒立凹字形でかつ側面視
がコ字形であり本体横線材に外嵌された接続片
と、その左右端突出部の孔のそれぞれに上下方向
で嵌合して締付けられた接続ボルトで構成されて
いるので、フエンス本体の左右端同志の接続は、
支柱の位置とは無関係にかつ見通しを悪化せずに
ボルト締めという簡単な作業で行なえる優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金網製支柱を有するフエンスの
実施例を示す正面図、第2図はその要部拡大正面
図、第3図は同じく要部拡大横断平面図、第4図
はそのフエンス本体同志の接続部の平面図、第5
図は同じく正面図、第6図は同じく側面図、第7
図は第3図の変形例の拡大横断平面図、第8図は
第7図の座板の正面図である。 1……フエンス本体、2……基礎、3……筒形
金網支柱、4……本体縦線材、5……本体横線
材、6……水平横材、7……支柱縦線材、8……
連結手段、10a,10b,10c……座板、1
1……連結ボルト、12……接続片、12a……
左右端突出部、13……接続ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 格子金網製で左右端部同士を互いに接続された
    複数の金網フエンス本体と、これらフエンス本体
    を基礎に対して支持する複数本の筒形金網支柱
    と、これら支柱と前記フエンス本体を連結する連
    結手段とを具えたフエンスにおいて、前記各フエ
    ンス本体は、本体縦線材と本体横線材が交叉され
    その交叉点が溶接された平坦格子構造とされ、前
    記各金網支柱は、上下複数の水平横材とその外周
    縁に溶接された複数本の支柱縦線材とからなり、
    前記連結手段は、筒形金網支柱の左右二本の支柱
    縦線材と、フエンス本体の左右二本の本体縦線材
    または上下二本の本体横線材とが支柱側座板と本
    体側座板とで挟持され、かつこれら両座板は連結
    ボルトで締付けられ、また、前記複数のフエンス
    本体の左右端同志の接続構造は、側面視が本体横
    線材より僅かに太い上下幅を有するコ字形でかつ
    平面視が左右端に突出部を有する倒立凹字形に形
    成された接続片と、その左右端突出部の孔のそれ
    ぞれに上下方向で嵌合して締付けられた接続ボル
    トとから構成され、これにより、各フエンス本体
    の複数本の本体横線材のうちの少なくとも二本の
    端部同志は接続片で外嵌されかつ一対の接続ボル
    トが左右端の接近する一対の本体縦線材を包囲す
    るように配置されたことを特徴とする金網製支柱
    を有するフエンス。
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JPH01105163U JPH01105163U (ja) 1989-07-14
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JPS6030371U (ja) * 1983-08-05 1985-03-01 自動車機器株式会社 デイ−ゼルエンジンの予熱装置

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