JPH0350223Y2 - - Google Patents

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JPH0350223Y2
JPH0350223Y2 JP16354886U JP16354886U JPH0350223Y2 JP H0350223 Y2 JPH0350223 Y2 JP H0350223Y2 JP 16354886 U JP16354886 U JP 16354886U JP 16354886 U JP16354886 U JP 16354886U JP H0350223 Y2 JPH0350223 Y2 JP H0350223Y2
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JP
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metal wire
vertical
panel
lattice
protrusion
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JP16354886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、道路と宅地との境界あるいは宅地
相互の境界等に設置するフエンスに用いられる金
属線材製格子状パネルに関するものである。
〔従来技術〕
従来、フエンス用金属線材製格子状パネルとし
ては、第13図および第14図に示すように、左
右方向に間隔をおいて配置された多数の縦金属線
材1と上下方向に間隔をおいて配置された多数の
横金属線材2との交差部が溶接により結合され、
かつ美観を向上させるために、各縦金属線材1が
上下方向の中間の同一レベルにおいて前後方向の
一方にのみ突出するように屈曲されて突出部5が
形成されている構造の格子状パネルが知られてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、この構造の格子状パネルの場合は、
各縦金属線材1が前後方向の一方にのみ屈曲され
て突出部5が形成されているので、各縦金属線材
1に突出部5を屈曲成形した際の残留応力歪が格
子状パネルの前後方向の一方にのみ発生し、その
ため格子状パネルに比較的大きなゆがみ変形が発
生し、このゆがみ変形を矯正することは困難であ
る。さらに前記突出部5が前後方向の一方にのみ
突出しているので格子状パネル6の縦方向の曲げ
剛性が小さく、かつ外観もあまり良くないという
問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できるフエ
ンス用金属線材製格子状パネルを提供することを
目的とするものであつて、この考案の要旨とする
ところは、左右方向に間隔をおいて配置された多
数の縦金属線材1と上下方向に間隔をおいて配置
された多数の横金属線材2との交差部が溶接によ
り結合されているフエンス用金属線材製格子状パ
ネルにおいて、各縦金属線材1の上下方向の中間
部が、同一レベルにおいて前後方向に交互に屈曲
変形されて、前方突出部3および後方突出部4が
形成されていることを特徴とするフエンス用金属
線材製格子状パネルにある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図はこの考案の第1実施例に
係るフエンス用金属線材製格子状パネルを示すも
のであつて、左右方向に一定間隔で配置された多
数の鋼線材からなる縦金属線材1と上下方向に間
隔をおいて配置された多数の鋼線材からなる横金
属線材2との交差部が溶接により結合され、かつ
各縦金属線材1における上下方向の中間部の上側
部分および下側部分が、それぞれ同一レベルにお
いて前後方向に交互に屈曲変形されて、同一大き
さ、同一形状の鈍角V溝形の前方突出部3および
後方突出部4が形成され、さらに各縦金属線材1
の上端部が前後方向の一方に向かつて突出するよ
うに屈曲されて上部係止部分7が形成され、各縦
金属線材1の下端部が前後方向の他方に向かつて
突出するように屈曲されて下部係止部分8が形成
されている。
第5図はこの考案の第2実施例に係るフエンス
用金属線材製格子状パネルを示すものであつて、
前方突出部3および後方突出部4の形状が半円形
になつているが、その他の構成は第1実施例の場
合と同様である。
第6図はこの考案の第3実施例に係るフエンス
用金属線材製格子状パネルを示すものであつて、
前方突出部3および後方突出部4の形状が角溝形
になつているが、その他の構成は第1実施例の場
合と同様である。
前記各実施例の場合は、上下方向に間隔をおい
て並ぶ前方突出部3および後方突出部4の数が2
つになつているが、その前方突出部3および後方
突出部4の数は3つ以上であつてもよい。
第7図ないし第12図は第1実施例の格子状パ
ネル9を使用したフエンスを示すものであつて、
一定間隔で配置された金属製支柱10の下部がコ
ンクリート基礎11に埋込固定され、下部にスリ
ツト12を備えている金属製上部胴縁13は隣り
合う支柱10の上端部間に配置され、その上部胴
縁13の端部は支柱10に対し上部取付金具14
を介してボルト15により固定され、かつ上部に
スリツト16を備えている金属製下部胴縁17は
隣り合う支柱10における露出部の下部の間に配
置され、さらに前記下部胴縁17の端部は支柱1
0に対し下部取付金具18を介してボルト19に
より固定されている。
格子状パネル9の上端部が上部胴縁13のスリ
ツト12に挿通されると共に、上部係止部分7が
上部胴縁13内に配置され、かつ格子状パネル9
の下端部が下部胴縁17のスリツト16に挿通さ
れると共に、下部係止部分8が下部胴縁17内に
配置され、さらに格子状パネル9の左右両端部に
おける上下方向の中間部と支柱10とは締付ボル
ト20を有する中間連結金具21により連結され
ている。
〔考案の効果〕
この考案によれば、左右方向に間隔をおいて配
置された多数の縦金属線材1と上下方向に間隔を
おいて配置された多数の横金属線材2との交差部
が溶接により結合されているフエンス用金属線材
製格子状パネルにおいて、各縦金属線材1の上下
方向の中間部が、同一レベルにおいて前後方向に
交互に屈曲変形されて、前方突出部3および後方
突出部4が形成されているので、前方突出部3を
屈曲形成する際に発生しようとする残留応力歪の
方向と後方突出部4を屈曲形成する際に発生しよ
うとする残留応力歪の方向とが前後逆方向になつ
て互いに打消し合い、そのため格子状パネルに残
留応力歪によるゆがみ変形が発生するのを防止す
ることができ、かつ縦金属線材1の上下方向の中
間部に、同一レベルにおいて前方突出部3および
後方突出部4が交互に形成されているので、格子
状パネルにおける縦方向の曲げ剛性を大きくする
ことができ、しかも各縦金属線材1に前後方向の
一方にのみ突出する突出部を形成した格子状パネ
ルに比べて、格子状パネルの外観を向上させるこ
とができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の第1実施例に
係るフエンス用金属線材製格子状パネルを示すも
のであつて、第1図は正面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図、第4図は前記格子状パネルの平面図である。
第5図はこの考案の第2実施例に係るフエンス用
金属線材製格子状パネルを示す縦断側面図、第6
図はこの考案の第3実施例に係るフエンス用金属
線材製格子状パネルを示す縦断側面図である。第
7図ないし第12図は第1実施例の格子状パネル
を使用したフエンスを示すものであつて、第7図
は正面図、第8図は上部胴縁による格子状パネル
の支持状態を示す縦断側面図、第9図は下部胴縁
による格子状パネルの支持状態を示す縦断側面
図、第10図は第7図のC−C線拡大断面図、第
11図は第7図のD−D線拡大断面図、第12図
は第7図のE−E線拡大断面図である。第13図
は従来のフエンス用金属線材製格子状パネルを示
す側面図、第14図はその平面図である。 図において、1は縦金属線材、2は横金属線
材、3は前方突出部、4は後方突出部、7は上部
係止部分、8は下部係止部分、9は格子状パネ
ル、10は金属製支柱、11はコンクリート基
礎、13は金属製上部胴縁、14は上部取付金
具、17は金属製下部胴縁、18は下部取付金
具、21は中間連結金具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右方向に間隔をおいて配置された多数の縦金
    属線材1と上下方向に間隔をおいて配置された多
    数の横金属線材2との交差部が溶接により結合さ
    れているフエンス用金属線材製格子状パネルにお
    いて、各縦金属線材1の上下方向の中間部が、同
    一レベルにおいて前後方向に交互に屈曲変形され
    て、前方突出部3および後方突出部4が形成され
    ていることを特徴とするフエンス用金属線材製格
    子状パネル。
JP16354886U 1986-10-27 1986-10-27 Expired JPH0350223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16354886U JPH0350223Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16354886U JPH0350223Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6369261U JPS6369261U (ja) 1988-05-10
JPH0350223Y2 true JPH0350223Y2 (ja) 1991-10-25

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ID=31091845

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JP16354886U Expired JPH0350223Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071476Y2 (ja) * 1988-06-30 1995-01-18 新日軽株式会社 ネットフェンス
JP2007023543A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Mikuni:Kk メッシュフェンス

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Publication number Publication date
JPS6369261U (ja) 1988-05-10

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