JPS603235Y2 - 耐震補強構造体 - Google Patents
耐震補強構造体Info
- Publication number
- JPS603235Y2 JPS603235Y2 JP5782580U JP5782580U JPS603235Y2 JP S603235 Y2 JPS603235 Y2 JP S603235Y2 JP 5782580 U JP5782580 U JP 5782580U JP 5782580 U JP5782580 U JP 5782580U JP S603235 Y2 JPS603235 Y2 JP S603235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- surrounding frame
- building
- reinforcement structure
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐震補強構造体に関する。
最近、旧設の建物であって地震に対して弱い構造の建物
を簡易な工事にて安価に補強したいという要望が強まり
つつある。
を簡易な工事にて安価に補強したいという要望が強まり
つつある。
本考案はこの点に鑑みてなされたものであって、旧設の
建物に容易に耐震補強工事が出来、かつ剛性も大きく安
価な耐震補強構造体を提供することを目的とし、そこで
本考案の特徴とする処は、耐震補強されるべき建物の柱
と梁等によって形成される矩形状開口部の内周面と各辺
が夫々所定の間隙寸法をもって嵌め込み状とされ、該間
隙寸法の範囲に接着剤を充填して連結固着される矩形状
周囲枠と、該周囲枠の各辺を斜めに連結する傾斜連結材
とから一体的に構成された点にある。
建物に容易に耐震補強工事が出来、かつ剛性も大きく安
価な耐震補強構造体を提供することを目的とし、そこで
本考案の特徴とする処は、耐震補強されるべき建物の柱
と梁等によって形成される矩形状開口部の内周面と各辺
が夫々所定の間隙寸法をもって嵌め込み状とされ、該間
隙寸法の範囲に接着剤を充填して連結固着される矩形状
周囲枠と、該周囲枠の各辺を斜めに連結する傾斜連結材
とから一体的に構成された点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を説明する。
第１図に示すように、１は耐震補強されるべき旧設の建
物であって、該建物１は壁部がほとんど乃至全く無く、
１階が駐車場等に用いられる空間とされ、２階以上は全
面窓部２・・・とされている。
物であって、該建物１は壁部がほとんど乃至全く無く、
１階が駐車場等に用いられる空間とされ、２階以上は全
面窓部２・・・とされている。
従って同図中に破線で示すように大地震があれば柱３・
・・は容易に座屈し又は倒れる虞れがある。
・・は容易に座屈し又は倒れる虞れがある。
しかして、第２図と第３図と第４図に示すように、４は
耐震補強構造体であって、上記建物１の左右の柱３，３
ど粱５と地面６によって形成される矩形状開口部７の内
周面７ａと各辺に於て夫々所定の間隙寸法Ｈをもって嵌
め込み状とされ、該間隙寸法Ｈの範囲に接着剤８を充填
して連結固着される矩形状周囲枠９と、該周囲枠９の各
辺の中間部を斜めに連結する傾斜連結材１０． １０．
１０．１０とから一体的に構成されている。
耐震補強構造体であって、上記建物１の左右の柱３，３
ど粱５と地面６によって形成される矩形状開口部７の内
周面７ａと各辺に於て夫々所定の間隙寸法Ｈをもって嵌
め込み状とされ、該間隙寸法Ｈの範囲に接着剤８を充填
して連結固着される矩形状周囲枠９と、該周囲枠９の各
辺の中間部を斜めに連結する傾斜連結材１０． １０．
１０．１０とから一体的に構成されている。
具体的には、接着剤８としては樹脂、コンクリート、モ
ルタル等が用いられ、周囲枠９は内方に開口して配設さ
れたチャンネル鋼材が用いられ、また傾斜連結材１０は
Ｈ型鋼が用いられ、その両端部をガセット１１．１１を
介して溶接にて周囲枠９の隣り合う二辺の中間部に連結
される。
ルタル等が用いられ、周囲枠９は内方に開口して配設さ
れたチャンネル鋼材が用いられ、また傾斜連結材１０は
Ｈ型鋼が用いられ、その両端部をガセット１１．１１を
介して溶接にて周囲枠９の隣り合う二辺の中間部に連結
される。
従って、傾斜連結材１０，１０・・・にて菱形窓部１２
が形成され、この耐震補強構造体４を付設しても目ざわ
りとならない利点がある。
が形成され、この耐震補強構造体４を付設しても目ざわ
りとならない利点がある。
なお、第１図の建物１の１階部分の開口部７・・・の所
望のものに耐震補強構造体４が付設出来ると共に、所望
により２階以上の窓部２の柱３，３と上下の粱５，５に
よって形成される開口部７に嵌込状として接着剤８を介
して固着するも好ましい また傾斜連結材１０の本数を増減したり、周囲枠９との
連結位置は変更自由ではあるが、いわゆる筋違としての
作用して周囲枠９の剛性を向上させるものである。
望のものに耐震補強構造体４が付設出来ると共に、所望
により２階以上の窓部２の柱３，３と上下の粱５，５に
よって形成される開口部７に嵌込状として接着剤８を介
して固着するも好ましい また傾斜連結材１０の本数を増減したり、周囲枠９との
連結位置は変更自由ではあるが、いわゆる筋違としての
作用して周囲枠９の剛性を向上させるものである。
また、周囲枠９と傾斜連結材１０の横断面形状も変形自
由である。
由である。
本考案は上述の構成にて所期の目的を遠戚した。
特に、矩形状周囲枠９と傾斜連結材１０とをプレハブ化
して一体的に、予め大量生産しておき、現場では接着剤
８を充填すればよいから、安価な耐震補強が可能となっ
た。
して一体的に、予め大量生産しておき、現場では接着剤
８を充填すればよいから、安価な耐震補強が可能となっ
た。
また間隙寸法Ｈをもって開口部７の内周面７ａに嵌め込
まれるから、開口部７に寸法的なばらつきがあっても容
易かつ迅速に取付けることが出来る。
まれるから、開口部７に寸法的なばらつきがあっても容
易かつ迅速に取付けることが出来る。
さらに傾斜連結材１０を一体的に有するから第１図中に
破線で示した柱３・・・の座屈や倒れに対して十分な剛
性を得ることが出来た。
破線で示した柱３・・・の座屈や倒れに対して十分な剛
性を得ることが出来た。
このように大地震では危険と推定される旧設の建物を取
り壊わすことなく、容易かつ安価に耐震補強出来て本考
案の実用的効果は著大である。
り壊わすことなく、容易かつ安価に耐震補強出来て本考
案の実用的効果は著大である。
第１図は耐震補強されるべき建物１の一例を示す正面図
、第２図は本考案の一実施例を示す正面図、第３図は同
詳細正面図、第４図のＩ、 ＩＩ。 ■、■ハ夫々第２図（７）Ａ−Ａ、 Ｂ−Ｂ、 Ｃ−Ｃ
？Ｄ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・建物、３・・・・・・柱、５・・・・・
・粱、７・・曲間口部、８・・・・・・接着剤、９・・
・・・・周囲枠、１ｏ・・曲傾斜連結材、７ａ・・・・
・・内周面、Ｈ・・・・・・間隙寸法。
、第２図は本考案の一実施例を示す正面図、第３図は同
詳細正面図、第４図のＩ、 ＩＩ。 ■、■ハ夫々第２図（７）Ａ−Ａ、 Ｂ−Ｂ、 Ｃ−Ｃ
？Ｄ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・建物、３・・・・・・柱、５・・・・・
・粱、７・・曲間口部、８・・・・・・接着剤、９・・
・・・・周囲枠、１ｏ・・曲傾斜連結材、７ａ・・・・
・・内周面、Ｈ・・・・・・間隙寸法。
Claims (1)
- 耐震補強されるべき建物１の柱３，３と粱５等によって
形成される矩形状開口部７の内周面７ａと各辺が夫々所
定の間隙寸法Ｈをもって嵌め込み状とされ、該間隙寸法
Ｈの範囲に接着剤８を充填して連結固着される矩形状周
囲枠９と、該周囲枠９の各辺を斜めに連結する傾斜連結
材１０とから一体的に構成された耐震補強構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5782580U JPS603235Y2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 耐震補強構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5782580U JPS603235Y2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 耐震補強構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56159558U JPS56159558U (ja) | 1981-11-27 |
| JPS603235Y2 true JPS603235Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=29652307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5782580U Expired JPS603235Y2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 耐震補強構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603235Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101188784B1 (ko) * | 2011-02-09 | 2012-10-10 | 조선대학교산학협력단 | 원형 브레이스 및 이의 시공방법 |
-
1980
- 1980-04-26 JP JP5782580U patent/JPS603235Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56159558U (ja) | 1981-11-27 |
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