JPH0419176Y2 - - Google Patents

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JPH0419176Y2
JPH0419176Y2 JP13318586U JP13318586U JPH0419176Y2 JP H0419176 Y2 JPH0419176 Y2 JP H0419176Y2 JP 13318586 U JP13318586 U JP 13318586U JP 13318586 U JP13318586 U JP 13318586U JP H0419176 Y2 JPH0419176 Y2 JP H0419176Y2
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metal fitting
fence
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フエンス固定金具に関する。
〔従来の技術〕
歩道の安全柵や土地の境界柵には、地面に支柱
を立設し、該支柱に固定金具によつて面材を固定
してなる構造のフエンスがよく利用される。
この種のフエンスにおいては、第8図及び第9
図に示すように、支柱1の上端部及び下端部にス
タツドボルトSBによつてクランプCAを取付け、
該クランプCAで胴縁Fを固定し、該胴縁F上に
面材の上側及び下側の枠線WをスタツドSによつ
て固定する一方、支柱1の上下方向中央にはスタ
ツドボルトSBによつてワイヤグリツプWGを取
付け、該ワイヤグリツプWGによつて面材の中央
枠線Wを固定するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、従来のフエンスでは、その組立固定
構造上、下記〜のような問題があつた。
支柱の表面からボルトの頭部やクランプの頭
部が突出しているので、フエンスの外観を阻害
するばかりでなく、運動場や公園のガードフエ
ンスの場合には突き出たボルト頭部やクランプ
頭部がけがを引き起こす原因となる。
胴縁が支柱の背面又は前面に取付けられるの
で、形状的に胴縁及び支柱の接合面が平面とな
らざるを得ず、又前面と背面の意匠形態が異な
つて美観上好ましくない。
支柱にボルト締結するようにしているので、
ボルト孔を必要とし、これが支柱に断面欠損を
生じさせるとともに、腐食の起点となる。
スタツドボルトやクランプ等、多数の取付用
の部品を必要とし、組立て時において作業能率
が悪い。
これに対し、本件出願人は、支柱側面に上下方
向に延びるアリ溝を形成する一方、固定金具を一
対の板状部材で構成し、両板状部材に先端頭部、
中間接点部及び後端脚部を長手方向に連続して形
成し、先端頭部をアリ溝の断面内形状に相応した
形状に湾曲させ、両板状部材の先端頭部をアリ溝
内に嵌入して中間接点部を相互に当接させ、後端
脚部を面材を挟んで連結部材によつて相互に連結
し、その連結によつて先端頭部を中間接点部を支
点にアリ溝内で拡張させて抜止め固定し、もつて
表裏同一デザインのフエンスを少ない部品点数で
もつて簡単に組立てることができるようにしたフ
エンスの組立固定構造を開発するに至つた。
ところで、上述のフエンスの組立固定構造で
は、固定金具毎に2枚の板状部材を必要とし、こ
の点で未だ部品点数が多く、改良の余地がある。
この考案は、かかる点に鑑み、表裏同一デザイ
ンを呈するフエンスを少ない部品点数でより一層
簡易に組み立てることのできるフエンス固定金具
を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そして本考案者は上述の課題を解決すべく鋭意
研究した結果、固定金具にばね性を付与し、両脚
部の挟圧又は開放動作によつて先端頭部を拡縮可
能なものにすると、部品点数を少なくでき、しか
も組立て作業をより一層簡単にできることに着目
し、本考案を完成したものである。
即ち、本考案に係るフエンス固定金具は、 「立設したフエンス用支柱にフエンス面材を結合
固定する金具であつて、 矩形状をなすばね線材を長手方向中央部で180
度以上折返し湾曲させて交差させ、該ばね線材の
上下一対の略環状折曲部を金具頭部とする一方、
ばね線材の交差点後方に連続して延びる両部分を
金具脚部とし、 金具頭部を支柱側面に上下方向に延びるアリ溝
内に嵌入させ、両金具脚部間にフエンス面材を挟
み込んで該両金具脚部を相互に連結し、該両金具
脚部の挟み合う動作によつて金具頭部を拡張させ
てアリ溝に抜け止め固定可能としたこと」ことを
要旨とする。
ここで固定金具は両金具脚部を交差点を支点に
挟圧又は解放することにより、上下一対の金具頭
部が拡張縮小されるように構成されていればよい
が、矩形状なすばね線材を折り曲げて形成する必
要があることから、第2図又は第3図に示すよう
に、矩形状ばね線材の長手方向中央部にあたる折
り曲げ個所を少なくとも内方又は外方に傾斜させ
て左右の線材幅を異ならせ、折り曲げ個所で線材
が上下に交差するようにする必要がある。
〔作用〕 本考案においては、矩形状のばね線材を180度
以上折返し湾曲させて交差させ、折曲部を金具頭
部、交差点後方に連続して延びる両部分を金具脚
部とし、金具頭部を支柱側面のアリ溝内に嵌入さ
せ、両金具脚部の挟み合う動作によつて金具頭部
を拡張させて抜止め固定するようにしたことか
ら、フエンス面材が確実に支柱に結合固定され、
表裏同一デザインを呈するフエンスが簡易に組立
てられる。
また、本考案においては、固定金具が1つのば
ね線材で構成されることから、部品点数が少な
く、組立て作業も容易である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳
細に説明する。第1図ないし第7図は本考案の一
実施例によるフエンス固定金具を示す。図におい
て、地面には支柱1が立設され、該支柱1には面
材2が組立固定され、該面材2をなすフエンス部
材には上下方向に配設した横線W1を縦張線W2
及び斜め張線W2で巻き、接合部分を溶接してな
る、いわゆるウエルメツシユフエンスが用いられ
ている。
このウエルメツシユフエンス2は前面及び背面
側から見て同一デザインをなすように支柱1に対
して取付け固定されるのが望ましいので、該ウエ
ルメツシユフエンス2の中間部分が本実施例の固
定金具3を用いて固定されている。
即ち、上記支柱1には第1図に示すように両側
面に上下方向に延びるアリ溝11が形成され、該
アリ溝11は入口が狭く、内部が断面略円形状に
拡張されている。
他方、本固定金具3は矩形状のばね線材で構成
されている。このばね線材はその長手方向中央部
で180度以上折返し湾曲されて交差され、該ばね
線材の上下一対の略環状折曲部が金具頭部31、
ばね線材の交差点33後方に連続して延びる両部
分が金具脚部32となつている。
そして両金具脚部32が開放され、縮小状態に
ある金具頭部31が上記アリ溝11内に嵌入され
る一方、金具脚部32が面材2側部の縦張線W1
に挟み付けられるように配置され、両金具脚部3
2の間隙34にワツシヤを介在させたボルトBが
挿通され、これにワツシヤを介在させたナツトN
が螺合されて両金具脚部32が相互に連結され、
又交差点33を支点とした金具脚部32の連結動
作によつて板状部材の金具頭部31がアリ溝11
内で拡張されてアリ溝11内面に押圧接触され、
こうして金区頭部はアリ溝11に抜止め固定さ
れ、フエンス面材2は固定金具3によつて支柱1
に固定されている。
他方、面材2の上端部又は下端部は第6図及び
第7図に示すように、固定金具4によつて支柱1
の上端部及び下端部に固定されている。即ち、支
柱1のアリ溝11内にはナツトNが嵌入され、固
定金具4のL字部材41垂直部のボルト孔にはボ
ルトBが挿通され、該ボルトBがアリ溝11内の
ナツトNに螺合されて固定金具4が支柱1に取付
けられている。
上記固定金具4の水平部分にはクランプ部材4
2がボルト締結され、両者の間には面材2の横線
W2が挟持され、こうして面材2の上端部及び下
端部が固定金具4によつて支柱1の上端部及び下
端部に各々固定されている。
以上のような本実施例のフエンス固定金具で
は、支柱1とフエンス面材2の結合を、支柱1側
面のアリ溝11に固定金具3の頭部31に嵌入さ
せ、脚部32で面材2を挟み込んでボルトB・ナ
ツトNで連結し、その連結動作によつて金具頭部
31を抜止めし、組立作業を一挙に完了させるよ
うにしたので、少ない部品にて支柱1に面材2を
取付けることができ、施工を極めて簡単迅速に行
える。
また、本実施例のフエンス固定金具では、支柱
1に対して前面又は背面からボルト締結するので
はなく、支柱1側面から面材2と平行に延びる固
定金具3を用いて面材2を取付けるようにしたの
で、フエンスを表裏同一デザインにでき、外観的
品質が非常に向上するだけでなく、支柱1の断面
欠損もなくなる。
さらに、本実施例のフエンス固定金具では、固
定金具3を支柱1側面のアリ溝11内に、何れの
部位からでも挿入でき、しかも取付け位置を自由
に設定できる結果、従来のように予め支柱にボル
ト孔を工場加工することが不用であり、現場の状
況に合わせて固定位置を選定でき、現場施工を極
めて容易にできる。
さらにまた、本実施例のフエンス固定金具で
は、矩形状のばね線材を180度以上折返し湾曲さ
せ交差させて固定金具3を構成するようにしたの
で、固定金具3の部品点数が少なく、組立て作業
も非常に簡単にできる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係るフエンス固定金具
によれば、立設したフエンス用支柱にフエンス面
材を結合固定するに際し、矩形状をなすばね線材
を長手方向中央部で180度以上折返し湾曲させて
交差させ、該ばね線材の上下一対の折曲部を金具
頭部とする一方、ばね線材の交差点後方に連続し
て延びる両部分を金具脚部とし、金具頭部を支柱
側面のアリ溝内に嵌入させ、両金具脚部間にフエ
ンス面材を挟み込んで該両金具脚部を相互に連結
し、該両金具脚部の挟み合う動作によつて金具頭
部を拡張させてアリ溝に抜け止め固定可能として
ので、表裏同一デザインのフエンスを少ない部品
点数でもつて非常に簡単に組立てることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるフエンス固定
金具と支柱アリ溝との連結状態を示す平面図、第
2図は第1図の中央縦断面図、第3図は上記固定
金具を示す斜視図、第4図は上記固定金具を使用
して組立てたフエンスを示す正面図、第5図は第
4図の−線断面図、第6図は上記フエンスに
おける上端部及び下端部の組立固定構造を示す平
面図、第7図はその側面図、第8図は従来のフエ
ンス固定構造を示す正面図、第9図はその平面図
である。 1……支柱、11……アリ溝、2……フエンス
面材、3……固定金具、31……金具頭部、32
……金具脚部、33……交差点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 立設したフエンス用支柱1にフエンス面材2を
    結合固定する金具であつて、 矩形状をなすばね線材を長手方向中央部で180
    度以上折返し湾曲させて交差させ、該ばね線材の
    上下一対の略環状折曲部を金具頭部31とする一
    方、ばね線材の交差点33後方に連結して延びる
    両部分を金具脚部32とし、 上記金具頭部31を支柱1側面に上下方向に延
    びるアリ溝11内に嵌入させ、上記両金具脚部3
    2間に上記フエンス面材2を挟み込んで該両金具
    脚部32を相互に連結し、該両金具脚部32の挟
    み合う動作によつて上記金具頭部31を拡張させ
    て上記アリ溝11に抜け止め固定可能としたこと
    を特徴とするフエンス固定金具。
JP13318586U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0419176Y2 (ja)

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JP13318586U JPH0419176Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2503498Y2 (ja) * 1991-11-22 1996-07-03 株式会社フジシール ラベル付合成樹脂製ボトル
JP5858701B2 (ja) * 2011-09-20 2016-02-10 ジョー・プリンス竹下株式会社 パネル支持装置

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