JP2676216B2 - 壁フレームの組立方法 - Google Patents

壁フレームの組立方法

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JP2676216B2
JP2676216B2 JP63058989A JP5898988A JP2676216B2 JP 2676216 B2 JP2676216 B2 JP 2676216B2 JP 63058989 A JP63058989 A JP 63058989A JP 5898988 A JP5898988 A JP 5898988A JP 2676216 B2 JP2676216 B2 JP 2676216B2
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進 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属フレームとこの金属フレームへ取り
付けられる木スタッドフレームとからなる壁フレームの
組立方法に関するものである。
従来の技術 第3図及び第4図は、従来におけるこの種金属フレー
ムと木スタッドフレームの組立方法を示したものであ
る。図において、(1)(1)は、一般的には軽量溝形
鋼からなる一対の柱体であって、これらの柱体(1)
は、左右一対の柱材(2)(2)、両柱材(2)(2)
の中間部と下端間に渡した横枠(3)と、横枠(3)と
両柱材(2)(2)とによって囲まれる空間部に配置し
た上下一対の斜材(4)(4)とから構成されている。
両柱体(1)(1)の上端部間に、例えば、普通溝形鋼
からなる梁(5)が取り付けられるとともに、同じく柱
体(1)(1)の下端間に軽量溝形鋼の下弦材(6)が
取り付けられている。
他方、木スタッドフレーム(12)は、前記両柱体
(1)(1)間の空間部分(13)に取り付けられるもの
であり、例えば、左右方向に並列配置した複数の垂直材
(7)(7)…の上端を1つの横材(8)によって連結
し、更に横桟(9)や縦桟(10)を垂直材(7)(7)
間に設けたものであり、前記垂直材(7)(7)…は、
横材(8)によって上端部のみ相互に連結されている。
そして、上記金属製のフレーム(11)と木スタッドフレ
ーム(12)は、それぞれ別々に組み立てられ、木スタッ
ドフレーム(12)を前記の空間部(13)内へ挿入して、
この金属フレーム(11)へビス等によって固定してい
る。
発明が解決しようとする課題 上記第4図のような従来の組立方法において、木スタ
ッドフレーム(12)、垂直材(7)下端は、金属フレー
ム(11)の下弦材(6)へビス等によって固定された時
点で、初めて安定して支持されるようになっている。そ
のため、金属フレーム(5)へ取り付けるまでは、木ス
タッドフレーム(12)の下端が非常に不安定な状態にあ
り、金属フレーム(11)への組込みやビス留め作業が非
常にやりづらいという不都合があった。
なお、このような木スタッドフレーム(12)と金属フ
レーム(11)からなる壁フレームは、住宅の外壁用フレ
ームとして用いられるものであり、通常は、その表裏両
面に表面材を張り付けて使用される。
この発明は、かかる従来の組立方法の欠点に鑑みて、
木スタッドフレーム組立時の取扱いを容易にした壁フレ
ームの組立方法を発明したものである。
課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するため、この発明の組立
方法は、一対の柱体(1)(1)とこの柱体(1)
(1)上端間の上弦材(5)及び柱体(11)(11)下端
間の下弦材(6)とによって金属フレーム(11)を構成
し、この金属フレーム(11)内に木スタッドフレーム
(12)を設けてなる壁フレームの組立に際し、木スタッ
ドフレーム(12)下端に予め前記の下弦材(6)を取り
付けて、前記柱体(1)と上弦材(5)とからなる半完
成状態の金属フレーム(11)へ取り付けることを特徴と
している。
作用 木スタッドフレーム(12)の下端が金属フレーム(1
1)の下弦材(6)によって固定されているから、この
木スタッドフレーム(12)の下端部分が安定して支持さ
れることとなり、金属フレーム(11)への取付け時の取
扱いが容易となる。
実施例 この発明の実施例を示す第1図において、前記第3図
及び第4図の従来例と同一構造の柱体(1)(1)の上
端に、同じく従来と同様の普通溝形鋼からなる上弦材と
しての梁(5)が予め溶接して取り付けられている。そ
して、この金属フレーム(11)の組立時には、柱体
(1)(1)下端間に取り付けられる下弦材(6)は取
り付けられてなく、金属フレーム(11)としては半完成
の状態にある。他方、木スタッドフレーム(12)におい
ては、従来と同様に、垂直材(7)や横材(8)等から
なり、垂直材(7)(7)…の上端部間が横材(8)に
よって連結されているが、更に垂直材(7)(7)の下
端間にも、前記柱体(1)(1)の下端間を連結する金
属製の下弦材(6)を取り付けて、安定状態に支持させ
ておくものである。
そして、このように、半完成状態の金属フレーム(1
1)へ、下弦材(6)を備えた木スタッドフレーム(1
2)を、柱体(1)(1)間の空間部へ挿し込んで組み
合せ、下弦材(6)の両端を、柱体(1)(1)の下端
部へ固定して前記第3図のような壁フレームを完成させ
るものである。
第2図は、上記下弦材(6)の柱体(1)への固定方
法の一例を示したものであり、軽量溝形鋼からなる下弦
材(6)の端部に、L形の連結金具(15)をその水平部
分において予め溶接しておき、垂直部に形成したボルト
穴(17)と柱体(1)における内側の柱材(2)下端の
ボルト穴(18)とを相互に適合させて、ボルトによって
締付け固定するようにしている。なお、木スタッドフレ
ーム(12)の垂直材(7)下端は、図のように、下弦材
(6)のフランジ(19)へビス(20)又は釘によって予
め固定されるようになっている。
なお、上記のような組立方法によれば、金属フレーム
(11)の柱体(1)(1)下端間が、下弦材(6)によ
って連結されていないため、逆にこの金属フレーム(1
1)が不安定になるように思えるが、柱体(1)と梁
(5)とは溶接によって比較的強固に固定できることか
ら、そのような不安定を生ずることはない。他方、木ス
タッドフレーム(12)においては、その固定が釘或いは
ビス等によるものであるため、前記のような不安定を生
じ易いのである。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、木スタッドフレー
ムの下端が予めフリーな状態にあって、金属フレームの
下弦材に固定されて初めて安定を保持するようなものに
おいて、この金属フレームの下弦材を予め木スタッドフ
レームの下端部へ取り付けておいて、半完成状態の金属
フレームへ固定することから、木スタッドフレームの組
込み時の不安定が解消され、従来のものに比較して作業
が大幅に容易であるという効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の組立方法を示す正面図、第2図
は、木スタッドフレーム下端及び下弦材の固定構造の1
例を示す要部の斜視図、第3図は、壁フレーム全体の正
面図、第4図は、従来の壁フレームの組立方法を示す正
面図である。 (1)……柱体、(5)……梁、 (6)……下弦材、(11)……金属フレーム、 (12)……木スタッドフレーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の柱体とこの柱体上端間の上弦材及び
    柱体下端間の下弦材とによって金属フレームを構成し、
    この金属フレーム内に木スタッドフレームを設けてなる
    壁フレームの組立に際し、木スタッドフレーム下端に予
    め前記の下弦材を取り付けて、前記柱体と上弦材とから
    なる半完成状態の金属フレームへ取り付けることを特徴
    とする壁フレームの組立方法。
JP63058989A 1988-03-11 1988-03-11 壁フレームの組立方法 Expired - Lifetime JP2676216B2 (ja)

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