JPH0735053Y2 - フェンス - Google Patents

フェンス

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JPH0735053Y2
JPH0735053Y2 JP1990096604U JP9660490U JPH0735053Y2 JP H0735053 Y2 JPH0735053 Y2 JP H0735053Y2 JP 1990096604 U JP1990096604 U JP 1990096604U JP 9660490 U JP9660490 U JP 9660490U JP H0735053 Y2 JPH0735053 Y2 JP H0735053Y2
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JP
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wire
opening
retaining
fence
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JP1990096604U
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JPH0453974U (ja
Inventor
清 中山
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朝日スチール工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、フェンス網体を互に別体のフェンス本体と筒
縁とを嵌合して一体に組立てる型式のフェンスに関す
る。
〈従来技術〉 従来、フェンス本体と筒縁が別体型式のフェンスにおい
て、保管及び運送時の体積を減じ、また種々の意匠のフ
ェンス本体と筒縁を組み合せることができる。
その従来例としては、本願出願人の出願に係る実開昭61
-115355号公報のフェンスがある。
すなわち、これは、第9図の如く、フェンス本体Mの上
下端には一本の横線材22が溶接されているだけであり、
このフェンス本体Mの端部は、筒縁Nの開口25に対し上
下方向に差し込む構造である。
そして、筒縁Nの開口25を弾性変形により拡開して差し
込み、その後、縦線材21の上下端横線材22と筒縁Nの開
口縁線材24aとをが互に上下左右方向にズレないよう、
係合具Fを変更させて複数個所で係合固定する構造であ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来において、開口25の前後巾25Bは拡大巾25Cの弾
性変形が許されるだけの大きな寸法に設定せざるを得
ず、また、施工現場での係合具Fの係合作業及び筒縁N
の開口25の拡開作業とが面倒である欠点があった。
そこで本考案は、施工現場での係合具の係合作業及び筒
縁の開口の拡開作業を廃止できて、組立て作業を簡略化
できるフェンスの提供を目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案による課題解決手段は、第1〜6図の如く、多数
の縦線材1と横線材2とが格子状に溶接されてなる全体
が四角形のフェンス本体Aと、該フェンス本体Aの上下
端縁または上端縁のみに嵌合された左右方向に長い円筒
形(または角筒形)の筒縁Bとからなる。
そして、該筒縁Bは、一部に開口5を有する多数の線材
製環材3と、該環材3も開口5の両側に溶接された横方
向の開口縁線材4aと、環材3の開口5以外の部分に複数
本溶接された横方向の補強線材4bとから構成されてい
る。
前記縦線材1の上下端または上端のみに横方向の第一抜
止線材6a,6bが溶接され、また、該第一抜止線材6a,6bと
上下方向の組付間隔8を置いて縦線材1の横方向の第二
抜止線材7a,7bが溶接されている。前記フェンス本体A
の上下端部と筒縁Bの開口5部との嵌合は、これら両者
を左右方向に相対移動せることにより行なわれる。前記
第一抜止線材6a,6bと第二抜止線材7a,7bとの間に前記開
口縁線材4aと環材3の開口5部とが挟むように嵌合され
ている。
フェンス本体A及び筒縁Bと筒形支柱Cとは、継手Dを
介して固定され、該継手Dは、平板が折曲させて形成さ
れたボルト孔付連結板9と、この連結板9の一端を支柱
Cに固定する長ボルト10と、ボルト孔付U字形挟持板12
と、この挟持板12と連結板9の他端とを固定する短ボル
ト11とから構成され、前記U字形挟持板12は、筒縁Bの
頂横線材2、開口縁線材4a、フェンス本体Aの第一抜止
線材6a,6b、第二抜止線材7a,7bを挟持している。
〈作用〉 上記課題解決手段において、所要数の平地用フェンス本
体A、傾斜地用フェンス本体Aと、筒縁Bとを、第一抜
止線材6a,6bと第二抜止線材7a,7bの間に開口縁線材4aと
環材3の開口5部が挟まれるようにフェンス本体Aと、
筒縁Bを左右方向に移動して嵌合する。
そして、支柱Cに連結板9を長ボルト10で仮止めし、か
つ第5図のU字形挟持板12を、第4図の如く筒縁Bの頂
横線材2、開口縁線材4a、フェンス本体Aの第一抜止線
材6a,6b、第二抜止線材7a,7bに外嵌してから短ボルト11
で締め付け固定し、長ボルト10も本締めし、フェンス本
体Aと筒縁Bを完全に支柱Cに固定する。
〈実施例〉 以下、本考案の第一実施例を第1図ないし第6図により
説明すると、本考案フェンスは、多数の縦線材1と横線
材2(平地用フェンス本体Aでは水平状、傾斜地用フェ
ンス本体Aでは傾斜状線材)とが格子状に溶接されてな
る全体が四角形(長方形、平行四辺形等)のフェンス本
体Aと、該フェンス本体Aの上下端縁(または上端縁の
み)に嵌合された左右方向に長い円筒形(または角筒
形)の筒縁Bとからなる。
そして、該筒縁Bは、一部に開口5を有する多数の線材
製環材3と、該環材3の開口5の両側に溶接された横方
向の開口縁線材4aと、環材3の開口5以外の部分に複数
本溶接された横方向の補強線材4bとから構成されてい
る。
前記開口5の前後巾5Wは、前記縦線材1の外径より僅か
に大に設定され、前記縦線材1の上下端(または上端の
み)の前後面には横方向の第一抜止線材6a,6bが溶接さ
れ、また、該第一抜止線材6a,6bと上下方向の組付間隔
8を置いて縦線材1の前後面に横方向の第二抜止線材7
a,7bが溶接されている。
前記組付間隔8は、前記開口縁線材4aの外径と前記環材
3の外径との和より僅かに大に設定され、前記フェンス
本体Aの上下端部と筒縁Bの開口5部との嵌合は、これ
ら両者を左右方向に相対移動せることにより行なわれて
いる。
前記前後一対の第一抜止線材6a,6bと前後一対の第二抜
止線材7a,7bとの間に前記開口縁線材4aと環材3の開口
5部とが挟むように嵌合されている。
そして、フェンス本体A及び筒縁Bと円筒形支柱Cと
は、継手Dを介して固定され、該継手Dは、平板が折曲
させて形成されたボルト孔付連結板9と、この連結板9
の一端を支柱Cに固定する長ボルト10と、ボルト孔付U
字形挟持板12と、この挟持板12と連結板9の他端とを固
定する短ボルト11とから構成され、前記U字形挟持板12
は、筒縁Bの頂横線材2、開口縁線材4a、フェンス本体
Aの第一抜止線材6a,6b、第二抜止線材7a,7bを挟持して
いる。
前記挟持板12は、自由時には第5図の如く遊端部12a、1
2bは開いているが、短ボルト11で締付けられると、第4
図の如く遊端部12a、12bは互に交叉するよう塑性変形し
て、筒縁Bの頂横線材2、開口縁線材4a、フェンス本体
Aの第一抜止線材6a,6b、第二抜止線材7a,7bを相互に連
結固定すると同時に、フェンス本体Aの縦線材1の一部
と当接して、フェンス本体Aと筒縁Bの不測のズレをさ
らに完全に防止するよう形成されている。
なお、上記で使用される線材は、直径1.5〜3.0mmの鉄線
材が適している。
次に施工現場の組立作業を説明すると、まず、所定間隔
をおいて支柱Cを地面に立設する。また、所要数の平地
用フェンス本体A、傾斜地用フェンス本体Aと、筒縁B
とを、第一抜止線材6a,6bと第二抜止線材7a,7bの間に開
口縁線材4aと環材3の開口5部が挟まれるようにフェン
ス本体Aと、筒縁Bを左右方向に移動して嵌合する。
そして、支柱Cに連結板9を長ボルト10で仮止めし、か
つ第5図のU字形挟持板12を、第4図の如く筒縁Bの頂
横線材2、開口縁線材4a、フェンス本体Aの第一抜止線
材6a,6b、第二抜止線材7a,7bに外嵌してから短ボルト11
で締め付け固定し、長ボルト10も本締めし、フェンス本
体Aと筒縁Bを完全に支柱Cに固定する。Eは支柱Cと
フェンス本体Aとの補助連結具である。
次に、本考案の第二実施例を第7,8図により説明する
と、本考案フェンスは、多数の縦線材1と(例えば線径
3.6mm)横線材2(例えば線径4.5mm)とが格子状に溶接
されてなる全体が四角形のフェンス本体Aと、該フェン
ス本体Aの上下端縁(または上端縁のみ)に嵌合された
左右方向に長い円筒形の筒縁B(例えば外径3Wは56mm)
とからなる。そして、該筒縁Bは、一部に開口5(例え
ば寸法5Wは5mm)を有する多数の線材製環材3(例えば
線径4.5mm)と、該環材3の開口5の両側に溶接された
横方向の開口縁線材4a(例えば寸法4aWは5mm)と、環材
3の開口5以外の部分に複数本溶接された横方向の補強
線材4b(例えば線径4.5mm)とから構成されている。
前記開口5の前後巾寸法5Wは、前記縦線材1の外径より
僅かに大に設定され、前記縦線材1の上下端(または上
端のみ)の前後面の一方のみに横方向の第一抜止線材6a
(例えば線径4.5mm)が溶接され、また、該第一抜止線
材6aと上下方向の組付間隔8(例えば10mm)を置いて縦
線材1の前後面の一方のみに横方向の第二抜止線材7a
(例えば線径4.5mm)が溶接され、本体Aの巾AW(例え
ば8mm)は開口巾5Wより大にされている。
前記組付間隔8は、前記開口縁線材4aの外径と前記環材
3の外径との和より僅かに大に設定され、前記フェンス
本体Aの上下端部と筒縁Bの開口5部との嵌合は、これ
ら両者を左右方向に相対移動せることにより行なわれて
いる。
前記第一抜止線材6aと第二抜止線材7aとはコスト面から
一本づつとされ、これらの間に前記開口縁線材4aと環材
3の開口5部とが挟むように嵌合されている。その他の
構成及び作用は、前記第一実施例と同様である。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例を多くの修正および変
更を加え得ることは勿論であり、例えば、種々の意匠の
フェンス本体と筒縁を組み合せることができる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、平地用
フェンス本体、傾斜地用フェンス本体と、筒縁とを、第
一抜止線材と第二抜止線材の間に開口縁線材と環材の開
口部が挟まれるように、フェンス本体と筒縁を左右方向
に移動して嵌合するだけで、フェンス本体と筒縁を簡単
容易に嵌合できるので、従来の如き、施工現場での係合
具の係合作業及び筒縁の開口の拡開作業とを省略でき
る。また、連結板とU字形挟持板等により、フェンス本
体と筒縁とを同時に支柱に連結固定できる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フェンスの第一実施例におけるフェンス
本体と筒縁の組立状態断面図、第2図は同じくフェンス
本体と筒縁の分離状態断面図、第3図はフェンス本体、
筒縁及び支柱の組立状態要部正面図、第4図は同じく縦
断側面図、第5図は同じく挟持板の自由状態側面図、第
6図は同じくフェンス本体、筒縁及び支柱の組立状態全
体正面図、第7図は本考案の第二実施例におけるフェン
ス本体と筒縁の組立状態断面図、第8図は同じくフェン
ス本体と筒縁の分離状態断面図、第9図は従来のフェン
ス本体と筒縁の組立状態断面図である。 A:フェンス本体、B:筒縁、C:支柱、D:継手、1:縦線材、
2:横線材、3:環材、4a:開口縁線材、4b:補強線材、5:開
口、5W:開口の前後巾、6a,6b:該第一抜止線材、7a,7b:
第二抜止線材、8:組付間隔、9:連結板、10,11:ボルト、
12:U字形挟持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の縦線材と横線材とが格子状に溶接さ
    れてなる全体が四角形のフェンス本体と、該フェンス本
    体の上下端縁または上端縁のみに嵌合された左右方向に
    長い筒縁とからなり、該筒縁は、一部に開口を有する多
    数の線材製環材と、該環材の開口の両側に溶接された横
    方向の開口縁線材と、環材の開口以外の部分に複数本溶
    接された横方向の補強線材とから構成されたフェンスに
    おいて、 前記縦線材の上端の前後面のうちの一面または両面に横
    方向の第一抜止線材が溶接され、 また、該第一抜止線材と上下方向の組付間隔を置いて縦
    線材の前後面のうちの一面または両面に横方向の第二抜
    止線材が溶接され、 前記第一抜止線材と第二抜止線材との間に前記開口縁線
    材と環材の開口部とが挟むように嵌合され、 前記フェンス本体、筒縁と筒形支柱とは、継手を介して
    固定され、 該継手は、左右方向に長い形状のボルト孔付連結板と、
    この連結板の一端を支柱に固定する第一ボルトと、縦断
    面形状がU字形のボルト孔付U字形挟持板と、この挟持
    板とその内側に嵌合された連結板の他端とを固定する第
    二ボルトとから構成され、 前記U字形挟持板は、その頂部で筒縁の頂横線材を、か
    つ挟持板遊端部で前記開口縁線材、第一抜止線材及び第
    二抜止線材を挟持していることを特徴とするフェンス。
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