JP2641831B2 - 工事現場用フェンスの組付具 - Google Patents

工事現場用フェンスの組付具

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JP2641831B2 JP5000003A JP393A JP2641831B2 JP 2641831 B2 JP2641831 B2 JP 2641831B2 JP 5000003 A JP5000003 A JP 5000003A JP 393 A JP393 A JP 393A JP 2641831 B2 JP2641831 B2 JP 2641831B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、工事現場で使
用するフェンスの取付具に関するもので、特に、複数枚
のフェンスを連繋して仮設する際に、各フェンス間を連
繋して固着する工事現場用フェンスの組付具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の工事現場用フェンスとしては、パ
イプ材で枠体を形成し、その枠体に板材、網材等を取付
けたフェンスが多用されている。
【0003】図10は従来の工事現場用フェンスの仮設
状態を示す説明図である。
【0004】図において、フェンス10は上横桟11、
左右の縦桟12、下横桟13、中間桟14からなり、上
横桟11と中間桟14との間には、金属製の金網15が
張設されている。また、中間桟14と下横桟13との間
には、金属薄板材からなる板材16が張設されている。
【0005】この種のフェンス10は、複数のパイプ
(管)材で柵20を組立てておき、その柵20に取付け
られ、工事現場用フェンスとして使用されている。
【0006】即ち、所定の間隔でパイプ材からなる縦パ
イプ柱21を埋設し、その縦パイプ柱21の安定性を確
保し、倒れ難いように控柱22を埋設し、その間を、パ
イプ材の止め金具として市販されている直交クランプ2
6で固着している。更に、控柱22の埋設をより強固な
ものにするために、パイプ材からなる根止杭23を地中
に打込み、その根止杭23と控柱22との間も直交クラ
ンプ26で固着している。また、縦柱21と根止杭23
との間も根がらみ24を介して直交クランプ26で固着
している。縦柱21には上下にパイプ材からなる上横パ
イプ25と下横パイプ27を直交クランプ26で固着し
ている。このように形成した柵20の上横パイプ25と
下横パイプ27に対して、フェンス10を番線29で結
束し、フェンス10による工事現場用フェンスを仮設し
ている。また、フェンス10の左右の縦桟12の下端
は、コンクリート製ブロック28に挿着して位置決めし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の工事現
場用フェンスの仮設には、フェンス10自体が通常の
風、外力等に耐えられるように製造されていたにもかわ
らず、複数のパイプ材で柵20を組立てる必要性があ
り、その仮設施工に手間を要していた。また、複数のパ
イプ材で柵20を組立てる必要性があり、非常に過酷な
作業を強いられていた。
【0008】一方、他の先行技術として、実開平1−1
05617号公報、実開平2−132722号公報、実
開昭54−183943号公報等を挙げることができ
る。
【0009】実開平1−105617号公報の技術は、
連続して横方向に設置したガードフェンスを連結する連
結管を着脱自在に挾持する連結管挾持体と、前記連結管
挾持体の前部に突出する如く設けたフェンスの隣接する
側支柱を挾持する支柱挾持体と、前記連結管挾持体の上
方に該挾持体に対し、回転自在で、かつ、適当な角度で
前後方向に回動可能に、フェンスの転倒防止用支持管を
着脱自在に挾持する支持管挾持体を設けたものである。
しかし、この技術は、前述した直交クランプ26に相当
するものであり、当該公報の図には省略されているが、
工事現場用フェンスの仮設には、フェンス相互間の接続
を行う部品が必要とし、複数のパイプ材で柵を組立てる
必要性があり、その仮設施工に手間を要する。また、重
い複数のパイプ材で柵を組立てる必要性があり、非常に
過酷な作業を強いられる。
【0010】また、実開平2−132722号公報の技
術は、隣接するフェンスの支柱の連結部を設け、その連
結部から少なくとも一方の上枠に係合する係止アームを
設けたものである。この技術は、フェンス相互間の接続
のみを行うものであり、フェンス面に受ける風圧及び外
力に対しては、対応することができないものである。し
たがって、フェンス面に受ける風圧及び外力に対して
は、安定した立設状態が維持できないから、前者同様、
複数のパイプ材で柵を組立てる必要性があり、その仮設
施工に手間を要し、また、非常に過酷な作業を強いられ
ることになる。
【0011】そして、実開昭54−183943号公報
の技術は、表裏2枚の押え板からなり、押え板には両側
に支柱挾持部が形成されており、一方の押え板の支柱挾
持部はフェンス支柱の側壁のほぼ片側全面を押えるよう
になっているのに対して、他方の押え板の支柱挾持部は
短くて、フェンス支柱の側壁の一部が露出するようにな
っており、この2枚の押え板で隣接するフェンスの支柱
を挟み付けて、両方のフェンスを互いに結合するように
したものである。しかし、この技術においても、フェン
ス相互間の接続のみを行うものであり、フェンス面に受
ける風圧及び外力に対しては、対応することができない
ものである。したがって、フェンス面に受ける風圧及び
外力に対しては、安定した立設状態が維持できないか
ら、前者同様、複数のパイプ材で柵を組立てる必要性が
あり、その仮設施工に手間を要し、非常に過酷な作業を
強いられることになる。
【0012】そこで、本発明は、外力に対して安定した
立設状態を維持でき、かつ、過酷な作業を強いられるこ
となく、その作業能率を良好にできる工事現場用フェン
スの組付具の提供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の工事現場用フ
ェンスの組付具は、フェンスを構成する端部に配設され
た縦桟に対して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝
を形成して対をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合部を連
結して一体とする本体部と、前記本体部から突出させて
形成した取付部とを具備するものである。
【0014】請求項2の工事現場用フェンスの組付具
は、フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対し
て、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して対
をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合部を連結して一体と
する本体部と、前記本体部から突出させて形成した取付
部と、前記取付部に軸支した支柱部とを具備するもので
ある。
【0015】請求項3の工事現場用フェンスの組付具
は、前記フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対
して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して
対をなす嵌合部に、両嵌合部を連結する本体部を通る直
線上に両嵌合部の切欠溝を設けたものである。
【0016】請求項4の工事現場用フェンスの組付具
は、前記フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対
して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して
対をなす嵌合部に、両嵌合部を連結する本体部を中心に
90度開いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設け
たものである。
【0017】請求項5の工事現場用フェンスの組付具
は、前記フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対
して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して
対をなす嵌合部に、フェンスの縦桟に嵌合自在で、か
つ、フェンスの横桟を挾持する挾持部を前記両外側の切
欠溝の周囲から延設して形成したものである。
【0018】請求項6の工事現場用フェンスの組付具
は、フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対し
て、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して対
をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合部を連結する本体部
と、前記本体部から突出させて形成した取付部とを具備
する工事現場用フェンスの組付具において、前記嵌合部
とその嵌合部を連結する前記本体部は2部材で形成し、
その一方に取付部を設け、他方に取付部を挿入する貫通
孔を設け、前記貫通孔を挿通した取付部を操作杆で引出
すことにより、フェンスに嵌合部を取付けるものであ
る。
【0019】
【作用】請求項1においては、両側の嵌合部にフェンス
に嵌合させ、両嵌合部を連結する本体部によって両者を
連繋し、両嵌合部の外側の位置に設けた切欠溝は、フェ
ンスを立設させるのに好適となる。また、前記本体部に
設けた取付部によって、フェンスを立設するに必要な安
定性を得る控柱をそこに接続したり、他の部材との間の
接続を行なうことができる。
【0020】請求項2においては、両側の嵌合部にフェ
ンスに嵌合させ、両嵌合部を連結する本体部によって両
者を連繋し、両嵌合部の外側の位置に設けた切欠溝は、
フェンスを立設させるのに好適となる。また、前記本体
部の取付部に軸支された支柱部は、フェンスを立設する
に必要な安定性を得る控柱を接続したり、他の部材との
間の接続を行なうことができる。
【0021】請求項3においては、両嵌合部を連結する
本体部を通る直線上の外側の位置に切欠溝を設けたもの
であるから、フェンスを一直線状に立設させるのに好適
となる。
【0022】請求項4においては、両嵌合部を連結する
本体部を中心に90度開いた両側の嵌合部の外側の位置
に切欠溝を設けたものであるから、フェンス相互を直角
に立設させるのに好適となる。
【0023】請求項5においては、嵌合部はフェンスの
縦桟に嵌合させ、挾持部でフェンスの横桟を挾持するも
のであるから、フェンスを立設させる場合に好適であ
り、安定した取付状態が維持できる。
【0024】請求項6においては、フェンスに嵌合自在
に両側に設けた嵌合部と、その嵌合部を連結する前記本
体部は2部材で形成し、その一方に取付部を設け、他方
に取付部を挿入する貫通孔を設けて、前記貫通孔に取付
部を挿通し、その取付部を引出すことにより、フェンス
に嵌合部を取付ける。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて詳述す
る。
【0026】図1は本発明の第一実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)
は図2の切断線X−Xによる断面図で、また、図2
(a)は正面図、(b)は側面図である。図3は本発明
の第一実施例の工事現場用フェンスの組付具の斜視図を
示すものである。図中、従来例と同一符号及び記号は従
来例の構成部分と同一または相当する構成部分を示すも
のであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0027】本実施例の工事現場用フェンスの組付具1
00において、市販のフェンス10は、左右の縦桟12
のパイプ材が太く、上横桟11及び下横桟13及び中間
桟14のパイプ材が細く形成されており、それに適合さ
せたものである。
【0028】図1乃至図3において、嵌合部Aは、フェ
ンス10のパイプ材からなる左右の縦桟12に垂直上部
から挿着可能なように、嵌合孔51は左右の縦桟12に
若干の隙間を有して嵌合できるように形成されている。
特に、本実施例においては、嵌合した後、縦桟12に密
着できるように、嵌合孔51がテーパーとなっている。
この嵌合部Aは、両側に形成されていて、その両嵌合孔
51の外側には切欠溝52が形成されている。切欠溝5
2はフェンス10のパイプ材からなる上横桟11に、縦
桟12と同時に挿着可能なように、切欠溝52は上横桟
11に嵌合できるように形成されている。切欠溝52は
左右の縦桟12が離脱しない程度の開口幅となってい
る。嵌合部Aは両側に形成し、それらを本体部Bによっ
て連続して一体化している。この嵌合部Aと本体部B
は、本実施例においては、取立てて境界線を有するもの
ではない。特に、嵌合部Aと本体部Bは、本実施例のよ
うに、嵌合部Aと本体部Bとが明確に分離できない場合
も存在し、或いは、嵌合部Aと本体部Bとが明確に分離
できるように所定の幅で接続された態様も存在する。
【0029】本実施例の本体部Bは、両嵌合部Aの隔壁
53を有しており、更に、本体部Bから突出した取付部
Cが一体に形成されている。取付部Cには取付孔54が
設けられていて、支えとして使用する控柱22の端部を
ボルト、或いは他の取付手段等で接続可能になってい
る。この種の取付部Cは、必ずしも必要とするものでは
なく、フェンス10の左右の縦桟12の最上部に垂直上
部から挿着して、フェンス10相互間の位置合せを行な
い、その中段で控柱22で支持するものにおいては具備
することを要しない。しかし、このフェンス10の左右
の縦桟12の最上部の挿着位置においても、取付部Cを
有していても何等支障があるものではない。本発明を実
施する場合、両嵌合部Aと本体部Bは上面で接続されて
いるから、隔壁53を省略することもできる。
【0030】なお、両嵌合部Aの上面に貫通させた貫通
孔55は、嵌合孔51に縦桟12が密着され、錆付き等
で結合されてしまった場合の結合状態を解除する場合に
使用される。
【0031】図4は本発明の第二実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)
は図5の切断線Y−Yによる断面図で、また、図5
(a)は正面図、(b)は側面図である。図6は本発明
の第二実施例の工事現場用フェンスの組付具の斜視図を
示すものである。図中、従来例及び第一実施例と同一符
号及び記号は従来例及び第一実施例の構成部分と同一ま
たは相当する構成部分を示すものであるから、ここでは
重複する説明を省略する。
【0032】図4乃至図6において、嵌合部Aは、フェ
ンス10のパイプ材からなる左右の縦桟12に垂直上部
から挿着可能なように、嵌合孔51は左右の縦桟12に
若干の隙間を有して嵌合できるように形成されている。
この嵌合部Aは両側に形成されていて、更に、その両嵌
合孔51の外側には互いに外方に対向して突出した延出
部61を有していて、所定の長さを持った挾持部Dが形
成されている。挾持部Dはフェンス10のパイプ材から
なる上横桟11に、縦桟12と同時に挿着されたとき、
上横桟11を弾接挾持できる程度に、挾持部Dは上横桟
11に密接または若干の隙間を有して嵌合できるように
形成されている。当然ながら、挾持部Dは左右の縦桟1
2が離脱しない程度の開口となっている。両側の嵌合部
Aは、それらを本体部Bによって連続して一体化してい
る。特に、挾持部Dの長さ、即ち、両嵌合孔51の外側
に突出した延出部61は、土木、建築分野におけるフェ
ンス10の繰返しの使用状態で、上横桟11の直線性を
維持することが困難なことに起因し、上横桟11の彎曲
によって弾接する程度の長さに形成されている。
【0033】本実施例の本体部Bにおいても、両嵌合部
Aには隔壁53を有しており、更に、本体部Bから突出
した取付部Cが一体に形成されている。取付部Cには取
付孔54が設けられていて、支えとして使用する控柱2
2の端部をボルト等で接続可能になっている。
【0034】次に、この種の工事現場用フェンスの組付
具100を使用して工事現場用フェンスを組付ける場合
について説明する。
【0035】図7は本発明の第二実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具の使用状態を示す工事現場用フェンスの
斜視図を示すものである。
【0036】まず、フェンス10の左右の縦桟12の下
端を立設する鋳物製ブロック70を、所望の工事現場用
フェンスの仮設希望位置に配置する。この鋳物製ブロッ
ク70は、搬送及び取扱上使用しているが、コンクリー
ト製ブロックを使用することもできる。
【0037】前記鋳物製ブロック70の嵌合孔に対して
フェンス10の左右の縦桟12の下端を挿入し、このと
き、第二実施例の工事現場用フェンスの組付具100の
取付部Cに対して控柱22Aを軸支しておき、その控柱
22Aを軸支した組付具100をフェンス10の左右の
縦桟12に垂直上部から挿着する。同時に、両嵌合孔5
1の外側に突出した延出部61からなる挾持部Dは、フ
ェンス10のパイプ材からなる上横桟11を弾接挾持す
る。これによって、フェンス10は鋳物製ブロック70
に支持され、フェンス10の左右の縦桟12は、工事現
場用フェンスの組付具100によって互いに連結されて
いるから、複数のフェンス10を鋳物製ブロック70に
立設させることができる。
【0038】ここで、所定長の根がらみ24Aの一方の
端部を鋳物製ブロック70に係合させ、前記根がらみ2
4Aのリング状に形成した他端の移動を拘束するよう
に、リング状に形成した他端にパイプ材からなる根止杭
23Aを地中に打込む。そして、根止杭23Aにクラン
プ71を取付け、控柱22Aに設けてあった嵌合孔22
aとクランプ71との係止部71aとを係合させ、これ
によって、フェンス10を鋳物製ブロック70に対して
垂直に立設する。
【0039】当然ながら、フェンス10の背丈が低い場
合には、控柱22Aを必要としないし、また、特に、フ
ェンス10の背丈が低い場合には、控柱22Aの一端を
鋳物製ブロック70に固定することもできる。
【0040】このように、フェンス10は組付具100
によって互いに連結されているから、外力に対して安定
した立設状態を維持でき、かつ、従来のように、複数の
パイプ材で柵20を組立てておき、その柵20に番線で
フェンス10を取付けるものでないから、重い複数のパ
イプ材を運んだり、組立てたりする作業がなくなり、過
酷な作業を強いられることなく、工事現場用フェンスの
仮設が可能となる。また、番線を用いて結束するもので
ないから、仮設施工経験が乏しい作業者でも容易に仮設
作業ができる。
【0041】なお、本発明の実施例では、控柱22Aの
本数が1本の事例を示しているが、これは環境条件に応
じて任意の本数使用されることになる。特に、図7の実
施例のように、第一実施例及び第二実施例では、フェン
ス10の最上部に組付具100を取付けるものであるか
ら、控柱22Aを設けた場合には、安定性が良くなる。
【0042】ところで、第一実施例及び第二実施例で
は、フェンス10の最上部に組付具100を取付けるも
のについて説明したが、本発明の主旨を尊重する場合に
は、次のようにすることもできる。
【0043】図8は本発明の第三実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具の垂直方向に切断した要部断面図、図9
は本発明の第三実施例の工事現場用フェンスの組付具の
水平方向に切断した要部平面図である。図中、従来例及
び前記各実施例と同一符号及び記号は従来例及び前記各
実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示す
ものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0044】本実施例の工事現場用フェンスの組付具
は、市販のフェンス10の左右の縦桟12のパイプ材の
みを使用するものである。
【0045】本実施例のフェンス10に嵌合自在に両側
に設けた嵌合部Aと、前記両側に設けた嵌合部Aを連結
する本体部Bと、前記本体部Bに設けた取付部Cとを具
備する工事現場用フェンスの組付具100において、嵌
合部A及び本体部Bは、背面嵌合部材aと表面嵌合部材
bとそれらの背面嵌合部材aと表面嵌合部材bを連結す
る2部材とし、その一方の背面嵌合部材aに取付部Cを
設け、他方の表面嵌合部材bに取付部Cを挿入する貫通
孔Eを設け、前記貫通孔Eを挿通した取付部Cを引出す
ことにより、フェンス10の縦桟12に背面嵌合部材a
と表面嵌合部材bからなる嵌合部Aを取付けるものであ
る。
【0046】ここで、背面嵌合部材aと表面嵌合部材b
との両端部の開口52Aは、取付部Cの取付孔54(図
示せず)にワッシャを介した鋲止め82によって軸支し
た操作杆Fの表面嵌合部材b側に形成されたカム部81
と表面嵌合部材bとの接合によって決定される。例え
ば、図8の仮想線に示すように、操作杆Fが表面嵌合部
材bの面に対して垂直状態となったとき、鋲止め82か
らカム部81の端部までの距離が最短となり、背面嵌合
部材aと表面嵌合部材bとの開口52Aは最大に開口す
る。また、図8の実線に示すように、操作杆Fが表面嵌
合部材bの面に対して60〜45度以内の角度状態とな
ったとき、鋲止め82からカム部81の端部までの距離
が最長となり、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの開
口52Aは最小の開口状態となる。
【0047】したがって、図8の仮想線に示す操作杆F
の位置で、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの両端部
の開口52Aに一方または両側のフェンス10の縦桟1
2を嵌め込み、図8の実線に示す操作杆Fのように、表
面嵌合部材bの面に対して60〜45度以内の角度状態
とし、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの開口52A
を最小状態とし、一方または両側のフェンス10の縦桟
12を背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとで挾持する。
特に、本実施例では、背面嵌合部材aと表面嵌合部材b
との内面に凹凸を設けて縦桟12に対する単位面積当り
の押圧力を大きくし、縦桟12の表面を滑ることがない
ようにしている。
【0048】なお、この操作杆Fは、本実施例において
は控柱22Aに接続されて使用されるが、直接、控柱2
2Aとして使用してもよい。
【0049】このように構成された本実施例の工事現場
用フェンスの組付具は、次のように使用することができ
る。
【0050】まず、図8の仮想線に示す操作杆Fの位置
とし、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの両端部の開
口52Aにフェンス10の縦桟12の中間部に嵌め込
み、そして、所定の取付け位置に位置決めを行なう。そ
こで、図8の実線に示す操作杆Fのように、表面嵌合部
材bの面に対して60〜45度以内の角度状態になるま
で回動させ、表面嵌合部材bを押圧して背面嵌合部材a
と表面嵌合部材bとの開口52Aを最小状態とし、フェ
ンス10の縦桟12を背面嵌合部材aと表面嵌合部材b
とで挾持する。ここで、控柱22Aを操作杆Fに挿入固
着して容易に分離不可能とし、以下、図7の第二実施例
と同様の組み立てを行なう。
【0051】このとき、操作杆Fが表面嵌合部材bの面
に対して60〜45度以内の角度状態になると、表面嵌
合部材bを押圧して背面嵌合部材aと表面嵌合部材bと
の開口52Aを最小状態となり、その操作杆Fの重心位
置が支点から下部の位置にあるので、控柱22Aの取付
け操作の際及び取付位置によって、縦桟12の挾持力が
解除されることがない。
【0052】この実施例によれば、フェンス10の縦桟
12の中間部の何れにも接続可能であるから、第一実施
例或いは第二実施例の工事現場用フェンスの組付具10
0と同時に使用することもできる。或いは、本実施例の
工事現場用フェンスの組付具100に上面を形成し、第
一実施例或いは第二実施例のように、フェンス10の縦
桟12の最上部用とすることもできる。
【0053】なお、本実施例の操作杆Fは、控柱22A
に接続することを前提とするものであるが、本発明を実
施する場合には、手動操作のみを前提とするつまみ或い
はグリップとすることもできる。勿論、両者共用とする
こともできる。
【0054】このように、請求項1の実施例における第
一実施例及び第二実施例の工事現場用フェンスの組付具
は、パイプ材からなるフェンス10に嵌合自在に両側に
設けた嵌合部Aと、その両側に設けた嵌合部Aを連結す
る本体部Bとを具備することにより、パイプ材で枠体を
構成したフェンス10に、嵌合部Aを嵌合するだけで、
フェンス10相互間が接続でき、煩しい柵20の仮設及
び番線29による結束作業から解放され、工事現場用フ
ェンスの仮設が極めて容易になる。また、外力に対して
安定した立設状態を維持できる。更に、柵20を仮設す
る骨組となるパイプ材の移動から解放されるので、過酷
な作業を強いられることなく、その作業能率を良好にで
きる。
【0055】また、前記本体部Bに設けた取付部Cを具
備することにより、控柱22A等を接続したり、他の部
材に接続可能であるから、パイプ材からなるフェンス1
0を連結したフェンスが外力に対して安定した立設状態
を維持できることになる。
【0056】そして、両嵌合部Aを連結する本体部Bを
中心に180度開いた両側の嵌合部Aの外側に切欠溝5
2を設けたことにより、フェンス10を仮設する場合の
立設を良くすることができる。
【0057】請求項2の実施例における第一実施例及び
第二実施例の工事現場用フェンスの組付具は、パイプ材
からなるフェンス10に嵌合自在に両側に設けた嵌合部
Aと、その両側に設けた嵌合部Aを連結する本体部B
と、前記本体部Bに設けた取付部Cと、前記取付部Cに
設けた控柱22Aからなる支柱部とを具備するものであ
り、これを請求項2の実施例とすることができる。
【0058】したがって、上記請求項2の発明の工事現
場用フェンスの組付具は、請求項1の実施例の構成の取
付部Cに控柱22Aからなる支柱部を設けたものである
から、請求項1の実施例の効果に加えて、更に、控柱2
2Aからなる支柱部を具備することにより、パイプ材か
らなるフェンス10を連結したフェンスが外力に対して
安定した立設状態を維持できることとなる。
【0059】請求項3及び請求項4の実施例における第
一実施例及び第二実施例の工事現場用フェンスの組付具
は、その嵌合部Aを、両嵌合部Aを連結する本体部Bを
中心に180度開いた両側の嵌合部Aの外側の位置に切
欠溝52を設けたもの、即ち、両嵌合部Aを連結する本
体部Bを通る直線上に両嵌合部Aの切欠溝52を設けた
ものであるから、フェンス10を仮設する場合の直線性
を良くすることができる。これを請求項3の実施例とす
ることができる。また、両嵌合部Aを連結する本体部B
を中心に90度開いた両側の嵌合部Aの外側の位置に切
欠溝52を設け、パイプ材からなるフェンス10を直角
に交差させる場合のコーナの取付けに使用することもで
きる。これを請求項4の実施例とすることができる。
【0060】請求項5の実施例における第一実施例及び
第二実施例の工事現場用フェンスの組付具は、その嵌合
部Aを、パイプ材からなるフェンス10の縦桟12に嵌
合自在で、その一部にフェンス10の上横桟11に延設
し、その上横桟11を挾持する挾持部Dを設けたもので
あるから、フェンス10相互間の連結が部分的に行なわ
れることなく、所定の幅をもって行なわれるから、フェ
ンス10相互間に大きな偶力が加わっても、それに耐え
ることができる。
【0061】請求項6の実施例における第三実施例の工
事現場用フェンスの組付具は、フェンス10に嵌合自在
に両側に設けた嵌合部Aと、前記両側に設けた嵌合部A
を連結する本体部Bと、前記本体部Bを設けた取付部C
とを具備し、しかも、前記嵌合部Aとその嵌合部Aを連
結する本体部Bは2部材で形成し、その一方に取付部C
を設け、他方に取付部Cを挿入する貫通孔Eを設け、前
記貫通孔Eを挿通した取付部Cを操作杆で引出すことに
より、フェンス10に嵌合部Aを取付けるものである。
【0062】したがって、フェンス10の最上部でなく
とも、その中間部に配設でき、立設したフェンス10の
高さに拘束されることなく、フェンス10相互間が接続
可能となり、煩しい柵20の仮設及び番線29による結
束作業から解放され、工事現場用フェンスの仮設が極め
て容易になる。また、外力に対して安定した立設状態を
維持できる。更に、柵20を仮設するパイプ材の移動か
ら解放されるので、過酷な作業を強いられることなく、
その作業能率を良好にできる。
【0063】なお、本実施例の工事現場用フェンスとし
ては、パイプ材でフェンスを形成し、そのフェンスに板
材、網材等を取付けたものの事例で説明したが、本発明
を実施する場合には、フェンスに板材、網材の何れか1
つ以上を取付けたものであればよく、また、金属、木
材、合成樹脂、布の何れの材料から構成されていてもよ
い。フェンスについてもパイプ材に限定されるものでな
く、T鋼等の鋼材も使用できる。しかし、フェンス10
の枠をパイプ材で形成した場合には、軽量、堅固で廉価
とすることができる。
【0064】また、本発明を実施する場合の工事現場用
フェンスの組付具100は、アルミニウムの鋳込みで製
造したものであるが、本発明を実施する場合には、鉄ま
たは鋳物、インサート入り合成樹脂または合成ゴムとす
ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1の工事現場用フ
ェンスの組付具は、フェンスを構成する端部に配設され
た縦桟に対して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝
を形成して対をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合部を連
結して一体とする本体部と、前記本体部から突出させて
形成した取付部とを具備するから、フェンスの縦桟に嵌
合部を嵌合するだけで、フェンス相互間が接続可能とな
り、煩しい柵の仮設及び番線による結束作業から解放さ
れ、工事現場用フェンスの仮設が極めて容易になる。ま
た、フェンスの外力に対して安定した立設状態を維持で
きる。更に、柵を仮設するパイプ材の移動から解放され
るので、過酷な作業を強いられることなく、その作業能
率を良好にできる。更に、控柱等を接続したり、他の部
材に接続可能であるから、フェンスを連結してなるフェ
ンスが外力に対して安定した立設状態を維持できる。
【0066】請求項2の工事現場用フェンスの組付具
は、フェンスを構成する端部に配設された縦桟に対し
て、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して対
をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合部を連結して一体と
する本体部と、前記本体部から突出させて形成した取付
部と、更に、支柱部を具備するから、フェンスの縦桟に
嵌合部を嵌合するだけで、フェンス相互間が接続可能と
なり、煩しい柵の仮設及び番線による結束作業から解放
され、工事現場用フェンスの仮設が極めて容易になる。
また、フェンスの外力に対して安定した立設状態を維持
できる。更に、柵を仮設するパイプ材の移動から解放さ
れるので、過酷な作業を強いられることなく、その作業
能率を良好にできる。更に、控柱等を接続したり、他の
部材に接続可能であるから、フェンスを連結してなるフ
ェンスが外力に対して安定した立設状態を維持できる。
また、軸支した支柱部がフェンスの外力に対してフェン
スを安定した立設状態に維持でき、また、他の支持柱等
の接続も容易になる。
【0067】請求項3の工事現場用フェンスの組付具
は、請求項1または請求項2に記載のフェンスを構成す
る端部に配設された縦桟に対して、嵌合自在とし、か
つ、両外側に切欠溝を形成して対をなす嵌合部は、両嵌
合部を連結する本体部を通る直線上に両嵌合部の切欠溝
を設けたものであるから、請求項1または請求項2に記
載の効果に加えて、フェンスを仮設する場合の直線性を
良くすることができる。
【0068】請求項4の工事現場用フェンスの組付具
は、請求項1または請求項2に記載の嵌合部は、両嵌合
部を連結する本体部を中心に90度開いた両側の嵌合部
の外側の位置に切欠溝を設けたものであるから、請求項
1または請求項2に記載の効果に加えて、フェンスを直
角に交差させる場合のコーナの取付性を良くすることが
できる。
【0069】請求項5の工事現場用フェンスの組付具
は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のフェ
ンスを構成する端部に配設された縦桟に対して、嵌合自
在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成して対をなす嵌合
部を、フェンスの縦桟に嵌合自在で、かつ、フェンスの
横桟を挾持する挾持部を前記両外側の切欠溝の周囲から
延設して形成したものであるから、請求項1乃至請求項
4のいずれか1つに記載の効果に加えて、フェンス相互
間の連結が部分的に行なわれず、所定の幅をもって行な
われ、フェンス相互間に大きな偶力が加わっても、それ
に耐えることができる。
【0070】請求項6の工事現場用フェンスの組付具
は、フェンスに嵌合自在に両側に設けた嵌合部と、前記
両側に設けた嵌合部を連結する本体部と、前記本体部に
設けた取付部とを具備し、しかも、前記嵌合部とその嵌
合部を連結する前記本体部は2部材で形成し、その一方
に取付部を設け、他方に取付部を挿入する貫通孔を設
け、前記貫通孔を挿通した取付部を操作杆で引出すこと
により、フェンスに嵌合部を取付けるものであるから、
フェンスの最上部でなくとも、その中間部に配設でき、
立設したフェンスの高さに拘束されることなく、フェン
ス相互間が接続可能となり、煩しい柵の仮設及び番線に
よる結束作業から解放され、工事現場用フェンスの仮設
が極めて容易になる。また、フェンスの外力に対して安
定した立設状態を維持できる。更に、柵を仮設するパイ
プ材の移動から解放されるので、過酷な作業を強いられ
ることなく、その作業能率を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)は
図2の切断線X−Xによる断面図である。
【図2】 図2は本発明の第一実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具を示すもので、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【図3】 図3は本発明の第一実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具の斜視図を示すものである。
【図4】 図4は本発明の第二実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)は
図5の切断線Y−Yによる断面図である。
【図5】 図5は本発明の第二実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具を示すもので、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【図6】 図6は本発明の第二実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具の斜視図を示すものである。
【図7】 図7は本発明の第二実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具の使用状態を示す工事現場用フェンスの斜
視図を示すものである。
【図8】 図8は本発明の第三実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具の垂直方向に切断した要部断面図である。
【図9】 図9は本発明の第三実施例の工事現場用フェ
ンスの組付具の水平方向に切断した要部平面図である。
【図10】 図10は従来の工事現場用フェンスの組付
具の使用状態を示す工事現場用フェンスの斜視図を示す
ものである。
【符号の説明】
A 嵌合部 B 本体部 C 取付部 D 挾持部 E 貫通孔 F 操作杆 a 背面嵌合部材 b 表面嵌合部材 10 フェンス 11 上横桟 12 縦桟 52 切欠溝 22A 控柱 52A 開口 100 工事現場用フェンスの組付具

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンスを構成する端部に配設された縦
    桟に対して嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成
    して対をなす嵌合部と、 前記対をなす嵌合部を連結して一体とする本体部と、 前記本体部から突出させて形成した取付部と を具備する
    工事現場用フェンスの組付具。
  2. 【請求項2】 フェンスを構成する端部に配設された縦
    桟に対して嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形成
    して対をなす嵌合部と、 前記対をなす嵌合部を連結して一体とする本体部と、 前記本体部から突出させて形成した取付部と、 前記取付部に軸支した支柱部と を具備する工事現場用フ
    ェンスの組付具。
  3. 【請求項3】 前記フェンスを構成する端部に配設され
    た縦桟に対して嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を
    形成して対をなす嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部
    を通る直線上に両嵌合部の切欠溝を設けたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の工事現場用フェン
    スの組付具。
  4. 【請求項4】 前記フェンスを構成する端部に配設され
    た縦桟に対して嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を
    形成して対をなす嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部
    を中心に90度開いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠
    溝を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の工事現場用フェンスの組付具。
  5. 【請求項5】 前記フェンスを構成する端部に配設され
    た縦桟に対して嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を
    形成して対をなす嵌合部は、フェンスの縦桟に嵌合自在
    で、かつ、フェンスの横桟を挾持する挾持部を前記両外
    側の切欠溝の周囲から延設して形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の工事現場
    用フェンスの組付具。
  6. 【請求項6】 フェンスを構成する端部に配設された縦
    桟に対して、嵌合自在とし、かつ、両外側に切欠溝を形
    成して対をなす嵌合部と、前記対をなす嵌合 部を連結す
    る本体部と、前記本体部から突出させて形成した取付部
    を具備する工事現場用フェンスの組付具において、 前記嵌合部とその嵌合部を連結する前記本体部は2部材
    で形成し、その一方に取付部を設け、他方に取付部を挿
    入する貫通孔を設け、前記貫通孔を挿通した取付部を操
    作杆で引出すことにより、フェンスに嵌合部を取付ける
    ことを特徴とする工事現場用フェンスの組付具。
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