JPS59411Y2 - 建築用鋼管部材の接ぎ手 - Google Patents
建築用鋼管部材の接ぎ手Info
- Publication number
- JPS59411Y2 JPS59411Y2 JP11192280U JP11192280U JPS59411Y2 JP S59411 Y2 JPS59411 Y2 JP S59411Y2 JP 11192280 U JP11192280 U JP 11192280U JP 11192280 U JP11192280 U JP 11192280U JP S59411 Y2 JPS59411 Y2 JP S59411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- members
- pipe member
- joint
- diagonal positions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本案は所要長さを有する鋼管部材１，１の端面１’、１
’にそれぞれ同端面１’、１’とほぼ同形の支持板２．
２を設け、同支持板２に直交面を有する１対の断面り形
接続用短部材３，３を上記鋼管部材１の中心軸線ａを中
心に互に上記振部材３，３の角部を近接して対称にＸ状
に突設し、かつこれらのＸ状短邦材３，３を上記中心軸
線ａを通る直交線す、ｂの射角位置に配設し、同対角位
置に隣接する対角位置に上記鋼管部材１，１の上記振部
材３，３を互に挿入し、これらの挿入隣接短部材３，３
を接続する構成よりなる建築用鋼管部材の接ぎ手に関す
るものである。
’にそれぞれ同端面１’、１’とほぼ同形の支持板２．
２を設け、同支持板２に直交面を有する１対の断面り形
接続用短部材３，３を上記鋼管部材１の中心軸線ａを中
心に互に上記振部材３，３の角部を近接して対称にＸ状
に突設し、かつこれらのＸ状短邦材３，３を上記中心軸
線ａを通る直交線す、ｂの射角位置に配設し、同対角位
置に隣接する対角位置に上記鋼管部材１，１の上記振部
材３，３を互に挿入し、これらの挿入隣接短部材３，３
を接続する構成よりなる建築用鋼管部材の接ぎ手に関す
るものである。
鋼管部材１は所要長さを有する円形鋼管又は角形鋼管で
ある。
ある。
支持板２は鋼板であって、上記鋼管部材１の端面に溶接
により固定し、かつ第１図、第２図および第３図に示す
ように上記部材１の固定面に同部材１の内部に挿入可能
な補強リブ４を溶接により十字状に設ける。
により固定し、かつ第１図、第２図および第３図に示す
ように上記部材１の固定面に同部材１の内部に挿入可能
な補強リブ４を溶接により十字状に設ける。
断面り形接続用短部材３は等辺山形鋼を使用すると良い
。
。
尚図中５で示すものは接続用ボルト６の取付用透孔であ
って、第６図に示すように交互に千鳥配置にすると良い
。
って、第６図に示すように交互に千鳥配置にすると良い
。
従ってプレハブ建築等の鉄骨小規模建築において、鋼管
部材１による支柱又は梁等の接続を行うに際し、第１図
に示すように上記鋼管部材１，１を中心軸線ａ上に配置
して接続用回部材３，３を互に対向させ、同鋼管部材１
，１の一方を他の鋼管部材１に向って移動させ互に上記
振部材３，３をこれらの振部材３，３に隣接する対角位
置に挿入し、第６図、第７図および第８図に示すように
取付用透孔５をそれぞれ符号させて接続用ポル１〜６を
挿入し、インパクトレンチ等で締付けて接続することが
できる。
部材１による支柱又は梁等の接続を行うに際し、第１図
に示すように上記鋼管部材１，１を中心軸線ａ上に配置
して接続用回部材３，３を互に対向させ、同鋼管部材１
，１の一方を他の鋼管部材１に向って移動させ互に上記
振部材３，３をこれらの振部材３，３に隣接する対角位
置に挿入し、第６図、第７図および第８図に示すように
取付用透孔５をそれぞれ符号させて接続用ポル１〜６を
挿入し、インパクトレンチ等で締付けて接続することが
できる。
従来プレハブ建築等の鉄骨小規模建築においては軽量形
鋼が主として使用されるため部材の接続に際し当て板等
によるポル）へ接続又は溶接等により行ったから接ぎ平
部が上記部材からの外面よりはみ出しを生じ易く、かつ
接ぎ平部の剛性が得難いため支柱体の開口部にはプレー
スを必要としそのため窓又は扉等を設は難く、さらにラ
ーメン接ぎ手による手数を節減し難い欠陥があった。
鋼が主として使用されるため部材の接続に際し当て板等
によるポル）へ接続又は溶接等により行ったから接ぎ平
部が上記部材からの外面よりはみ出しを生じ易く、かつ
接ぎ平部の剛性が得難いため支柱体の開口部にはプレー
スを必要としそのため窓又は扉等を設は難く、さらにラ
ーメン接ぎ手による手数を節減し難い欠陥があった。
本案は上述のように構成したので、プレ／”％ブ建築等
の鉄骨小規模建築において、鋼管部材１による支柱又は
梁等の接続をきわめて容易にかつ迅速に行い得て作業能
率の向上を計り得ると共に接続部に働く引張力、圧縮力
およびせに断力等を４５°方向の分力に分解し得て同接
続部のＸ−Ｙ方向性による強度変化を低減し得るｌ、、
Ｌ、かもきわめて剛性強度の高い接ぎ手か得られる実益
があり、しかも上記鋼管部材１を所要長さの小単位部材
に形成し得て、軽量化と共に運搬取卸しをきわめて容易
になし得るし７、所望の位置で容易に剛性の接続をなし
得て、所定長さの鋼管部材１が得られる便益がある。
の鉄骨小規模建築において、鋼管部材１による支柱又は
梁等の接続をきわめて容易にかつ迅速に行い得て作業能
率の向上を計り得ると共に接続部に働く引張力、圧縮力
およびせに断力等を４５°方向の分力に分解し得て同接
続部のＸ−Ｙ方向性による強度変化を低減し得るｌ、、
Ｌ、かもきわめて剛性強度の高い接ぎ手か得られる実益
があり、しかも上記鋼管部材１を所要長さの小単位部材
に形成し得て、軽量化と共に運搬取卸しをきわめて容易
になし得るし７、所望の位置で容易に剛性の接続をなし
得て、所定長さの鋼管部材１が得られる便益がある。
第１図は本案の建築用鋼管部材の接ぎ手を示す側面図、
第２図は第１図Ａ−Ａ線による角形鋼管使用例の縦断面
図、第３図は第１図Ａ−Ａ線による丸形鋼管使用例の縦
断面図、第４図は第１図Ｂ−Ｂ線による角形鋼管使用例
の縦断面図、第５図は第１図Ｂ−Ｂ線による丸形鋼管使
用例の縦断面図、第６図は本案の接ぎ手の接続状態を示
す側面図、第７図は第６図のＣ−Ｃ線による角形鋼管使
用例の縦断面図、第８図は第６図Ｃ−Ｃ線による丸形鋼
管使用例の縦断面図である。 １・・・・・・鋼管部材、１′・・・・・・端面、２・
・・・・・支持板、３・・・・・・断面り形接続用短部
材、ａ・・・・・・中心軸線、ｂ・・・・・・直交線。
第２図は第１図Ａ−Ａ線による角形鋼管使用例の縦断面
図、第３図は第１図Ａ−Ａ線による丸形鋼管使用例の縦
断面図、第４図は第１図Ｂ−Ｂ線による角形鋼管使用例
の縦断面図、第５図は第１図Ｂ−Ｂ線による丸形鋼管使
用例の縦断面図、第６図は本案の接ぎ手の接続状態を示
す側面図、第７図は第６図のＣ−Ｃ線による角形鋼管使
用例の縦断面図、第８図は第６図Ｃ−Ｃ線による丸形鋼
管使用例の縦断面図である。 １・・・・・・鋼管部材、１′・・・・・・端面、２・
・・・・・支持板、３・・・・・・断面り形接続用短部
材、ａ・・・・・・中心軸線、ｂ・・・・・・直交線。
Claims (3)
- （１）所要長さを曳する鋼管部材１，１の端面１’、１
’に支持板２，２を設け、同支持板２に直交面を有する
１対の断面り形接続用短部材３，３をＸ状に突設し、か
つこれらのＸ状短部材３，３を上記鋼管部材１の中心軸
線ａを通る直交線す、ｂの対角位置に配設し、同対角位
置に隣接する対角位置に上記鋼管部材１，１の上記振部
材３，３を互に挿入し、これらの挿入隣接短部材３，３
を接続する構成よりなる建築用鋼管部材の接ぎ手。 - （２）上記鋼管部材１が円形鋼管である実用新案登録請
求の範囲第１項記載の建築用鋼管部材の接ぎ手。 - （３）上記鋼管部材１が角形鋼管である実用新案登録請
求の範囲第１項記載の建築用鋼管部材の接ぎ手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192280U JPS59411Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | 建築用鋼管部材の接ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192280U JPS59411Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | 建築用鋼管部材の接ぎ手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733807U JPS5733807U (ja) | 1982-02-22 |
| JPS59411Y2 true JPS59411Y2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=29473005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11192280U Expired JPS59411Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | 建築用鋼管部材の接ぎ手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59411Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7406764B2 (ja) * | 2019-11-18 | 2023-12-28 | 構法開発株式会社 | 鋼管柱の接合構造 |
-
1980
- 1980-08-06 JP JP11192280U patent/JPS59411Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733807U (ja) | 1982-02-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS59411Y2 (ja) | 建築用鋼管部材の接ぎ手 | |
| JPH0978692A (ja) | 建築骨組用の角柱連結ブロック、梁、およびそれらを用いた連結構造 | |
| JPH0581403U (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合構造 | |
| JP3388093B2 (ja) | 壁板の接合構造 | |
| JPH03217542A (ja) | フラットスラブ構造物における鋼管柱とスラブの接合構造 | |
| JPH09221746A (ja) | 地中壁体構築用鋼製パネル | |
| JP3571913B2 (ja) | 柱と梁の接合構造、梁と梁の接合構造、建物ユニット、ユニット建物及び建物 | |
| JP2600411Y2 (ja) | 柱梁の接合構造 | |
| JPH0743288Y2 (ja) | 工業化住宅用住宅ユニット | |
| JP2004137885A (ja) | 長尺材の接合部材とその連結構造 | |
| JP3039613U (ja) | 取付金具 | |
| JPS6344481Y2 (ja) | ||
| JPH0238640A (ja) | 壁工法建造物の壁体ユニット | |
| JP2544914Y2 (ja) | プレキャストコンクリート製柱梁間接合構造 | |
| JPS6023371Y2 (ja) | 複合プレキャストコンクリ−ト梁 | |
| JP3550504B2 (ja) | 長尺材の接合部材とその連結構造 | |
| JPH05179812A (ja) | 建物ユニット用輸送治具 | |
| JP3012518U (ja) | ガセットプレ−ト | |
| JPH1181454A (ja) | 柱と梁の結合構造 | |
| JPH0452349A (ja) | 木造軸組に対する軽量気泡コンクリートスラブ構造 | |
| JP2555085B2 (ja) | 建物の施工方法 | |
| JPH01310031A (ja) | 立体トラスのジョイント構造 | |
| JP3406051B2 (ja) | 波形トラス構造 | |
| JPH0637128Y2 (ja) | 柱と梁の接合部構造 | |
| JPH0841987A (ja) | 箱型断面ブレース |