JP2514024Y2 - フェンス - Google Patents

フェンス

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JP2514024Y2
JP2514024Y2 JP10188890U JP10188890U JP2514024Y2 JP 2514024 Y2 JP2514024 Y2 JP 2514024Y2 JP 10188890 U JP10188890 U JP 10188890U JP 10188890 U JP10188890 U JP 10188890U JP 2514024 Y2 JP2514024 Y2 JP 2514024Y2
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泰 大野
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トーア・スチール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は門柱や柵柱等のパイプ製支柱間に格子状金網
を連結して構成するフェンスに関する。
(従来の技術) 従来、門柱や柵柱等のパイプ製の支柱間に格子状金網
を連結するフェンスとして番線を編んで形成したネット
等が使用されてきたが、近年では、ネットに代わって棒
鋼の上下端を丸めて胴縁相当部を形成し、中間を直状棒
とした縦棒を多数並列させ、これら縦棒間を上下の胴縁
相当部を含めて一定間隔を保つように横棒を上下に所定
間隔に配置して、その交差した部分を溶接することによ
り格子状に形成した金網が使用されるようになってい
る。
しかしてこれら金網をパイプ状の支柱に固定するに
は、支柱の上下部をそれぞれ半円のバンドにより前後を
囲み、各バンドの一側をそれぞれ金網方向に延長させて
前記胴縁相当部に挿入し、その延長部分と前記金網とを
座板等を介してボルトにより締付けて一体とする技術
が、実公昭60-6523号、実公昭60-6524号、実公昭62-120
37号の各公報に開示されている。
また、支柱の上下部と金網の胴縁相当部との取付けの
外に、支柱の中間部に、金網との取付け部を両側に有す
る半円のバンドを取付けて前後から挟み、バンドの表裏
を支柱を貫通したボルトおよびナットで締付けると共
に、金網との取付け部に、縦材を挟む取付け金具を当接
させて、ボルトナットにより一体とする技術が前記実公
昭62-12037号公報に開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこれら公報に開示されている支柱と金網
との取付けの場合、支柱の上下の部分と、金網の上下の
胴縁相当部とで取付けるものであるため、取付け部分の
構造が大掛かりで複雑なため部品点数も多くなり、した
がって取付けにも工数がかかると云う問題があった。
また、上端の胴縁相当部は、内部が透けて見え、デザ
イン的にも主要な部分であるにもかかわらず、これにバ
ンドの端部が挿入され外部からボルト、ナットで締結す
るので支柱の上端の外観が煩雑となり、外観上重苦しく
見え、さりとて上下端の胴縁相当部の端部同士を向き合
わせたのみでは、手や物が触れたときぐらつきを生じ、
不安定となる。
本考案はこれに鑑み、パイプ状の支柱と格子状の金網
との取付けにおいて、部品点数を極力減らして、取付け
を容易にすると共に、外観も良くすることができ、かつ
金網にかかる集中荷重も各金網に分散されるようにした
フェンスを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図るこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、上下に、所望の太
さを有するよう巻成して胴縁相当部を形成し、この胴縁
相当部および胴縁相当部間の縦棒に横棒を溶接して格子
状とした金網と、パイプからなる支柱との取付けにおい
て、両端部が前記上部胴縁相当部の端部内に挿入し得る
外径を有し中間部が上部胴縁相当部と略同外径とされ、
該胴縁相当部と類似の篭状に形成された差込み接続具を
設け、前記金網の上部胴縁相当部を前記支柱よりも高い
位置として隣り合う上部胴縁相当部の端部間に前記差込
み接続具を挿入固定すると共に、前記支柱と金網とは止
め金により固定したことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、支柱と金網との取付けにおいて、
隣合う金網の上部胴縁相当部端部間に、これと類似形態
の差込み接続具を挿着することによりフェンスは一体と
なるが、上部胴縁相当部は支柱より高い位置にあるから
支柱とは接触することなく連続性が得られ、したがって
強度上の面でも強固になり、しかも美観の面でも向上す
る。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例を参照
して説明する。
本考案にかかるフェンスは、上下を所望の太さを有す
る胴縁相当部2に形成し、この胴縁相当部2、および胴
縁相当部2,2間の縦棒3に横棒4を溶接して格子状とし
た金網1と、パイプからなる支柱5との取付けにおい
て、前記金網1の上部胴縁相当部2を前記支柱5よりも
高い位置に設け、隣合う上部胴縁相当部2,2の端部間に
これと類似形態の差込み接続具6を挿着し、前記支柱5
と金網1とは止め金8により固定して構成されている。
前記金網1は上下の胴縁相当部2とその中間の縦棒3
を等間隔に配列し、これに上下に配列される多数の横棒
4を重ねてその交点を溶接することにより格子状とした
ものであり、本実施例の場合は縦棒3,3間のピッチより
も横棒4,4間の方が大きなピッチとなっており、上下方
向中央部の横棒間隔は密とされている。
また、支柱5は太いパイプ材等で作られたもので、そ
の頭部の高さは前記金網1の上部胴縁相当部2よりも下
位に位置される。
前記差込み接続具6は、第2図にその詳細を示すよう
に、中間部6aは前記胴縁相当部2とほぼ同一太さの類似
形態となっており、両端部6bの外径は胴縁相当部2の内
径に可及的密に挿入できる程度に縮径されている。
すなわち、この実施例の場合、前記支柱5の太さに相
当する間隔に置かれ、前記縦棒3とほぼ同じ太さの線材
を丸めて作られたリング6c,6cの外周に等間隔に前記横
棒4とほぼ同じ太さの線材6dを複数本溶接して、その両
端部を縮径したリング6eの周囲に溶接して形成されてお
り、上部胴縁相当部2の端部内に端部を挿着することに
より隣位の上部胴縁相当部2,2が一連の形態となって接
続されるようになっている。なお、差込み接続具6の固
定をより確実にするためには、第5図に一例を示すよう
にリング6eの内側にボルト孔9aを有する取付け金具9を
溶接しておき、両端部にボルト孔10aを有するほぼ半円
状のバンド10を胴縁相当部2の外面から被せ、ボルト1
1、ナット12で固定するようにしてもよい。
前記金網1と支柱5の止め金8は、第3図に示すよう
に支柱5を取り巻くために半円状の適宜幅の一対のバン
ド13と、このバンド13の一側から金網1側に延設した適
宜長さの平板部14、および取付け金具15等よりなり、こ
の平板部14はバンド13側を支柱5の外周に沿わせたとき
に、少なくとも2本の隣り合う縦棒3,3を含む幅を備え
ている。
そして平板部14が縦棒3を挟んだときの対向面には、
第6図に斜視図で示すように左右に隣り合う縦棒3を囲
むために両端部にはやや偏平な半円状の凹部15aを有
し、その中間は平面15bに形成された側壁15c,15cを有す
る取付け金具15が設けられている。
さらに、前記バンド13の外周中央には幅方向にボルト
16の締付け用の長孔17が設けられている。これに対して
支柱5にもボルト16を挿通するための図示しない貫通孔
が設けられている。
同様に、平板部14、および平板部14と相対する取付け
金具15の平面には前記長孔17と同方向にボルト18等の締
結用の長孔19,20がそれぞれ設けられている。
つぎに本考案のフェンスの取付け手順について説明す
る。
まず、差込み接続具6の両端部6bを隣り合う金網1,1
の上部胴縁相当部2,2の端部にそれぞれ挿着する。第5
図示の実施例の場合は差込み接続具6の両端部6bの外側
となった胴縁相当部2の端部にバンド10を被せ、接続具
6に設けられている取付け金具9のボルト孔9aとバンド
10のボルト孔10aを合わせたのち、ボルト11、およびナ
ット12により締付ければ金網1,1に固定される。
つぎに、支柱5に金網1の止め金8を取付けるには、
一対のバンド13を用意して支柱5を両側から囲むように
バンド13を取付ける。
このとき、平板部14は第1図および第3図に示すよう
に、左側の部分は縦棒3と後面で接し、右側の部分は縦
棒3と前面で接することになる。
この状態で、表と裏の両バンド13,13の長孔17の一方
からボルト16により支柱5のボルト孔を通して、反対方
向から図示しないナットを締付けると、バンド13,13は
支柱5に固定される。その後、取付け金具15を縦棒3,3
を挟むように平板部14に向かって取付け、ボルト18を長
孔19,20を通して図示しないナットにより締付けると支
柱5と金網1とが強固に固定される。
そして止め金8であるバンド13、および取付け金具15
を、支柱5の上下側に接近して取付ければ、従来の支柱
5の上下端と金網の胴縁相当部2との取付けに代えるこ
とが可能であり、そのほか、必要に応じて支柱5の中間
に適宜個数の取付けが可能である。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、上下に、所望の太さを
有するよう巻成して胴縁相当部を形成し、この胴縁相当
部および胴縁相当部間の縦棒に横棒を溶接して格子状と
した金網と、パイプからなる支柱との取付けにおいて、
前記金網の上部胴縁相当部を前記支柱よりも高い位置に
設け、隣り合う上部胴縁相当部の端部間に両端部が前記
上部胴縁相当部の端部内に挿入し得る外径を有し中間部
が上部胴縁相当部と略同外径とされ、該胴縁相当部と類
似の篭状に形成された差し込み接続具を挿入して固定す
ると共に、前記支柱と金網とは止め金により固定したの
で、金網の上部は支柱に無関係に端部を接続できて金網
に一体性と連続性を持たせることができ、また強度の面
からも集中荷重を左右の金網に分散することが可能とな
る。
さらに部品点数が少なくて、しかも簡単に接続が可能
となり、外観的にも上部がすっきりとして商品価値を高
めることができ、その上、接続パーツである差込み接続
具をデザイン化したりモニュメントを付けたりすること
も可能であるから漸新なデザインのフェンスを得ること
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるフェンスの金網と支柱の取付け
状態を示す一実施例の一部の斜視図、第2図は第1図の
金網上部の胴縁相当部間に取付けられる差込み接続具を
示す斜視図、第3図は第1図の金網と支柱の止め金の断
面図、第4図は第1図の金網の側面図、第5図は変形例
を示す分解斜視図、第6図は第3図における取付け金具
の斜視図、である。 1……金網、2……胴縁相当部、3……縦棒、4……横
棒、5……支柱、6……差込み接続具、6a……中間部、
6b……両端部、6c……リング、6d……線材、6e……リン
グ、8……止め金、9……取付け金具、9a……ボルト
孔、10……バンド、11……ボルト、12……ナット、13…
…バンド、14……平板部、15……取付け金具、16……ボ
ルト、17……長孔、18……ボルト、19……長孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に、所望の太さを有するよう巻成して
    胴縁相当部を形成し、この胴縁相当部および胴縁相当部
    間の縦棒に横棒を溶接して格子状とした金網とパイプか
    らなる支柱との取付けにおいて、両端部が前記上部胴縁
    相当部の端部内に挿入し得る外径を有し中間部が上部胴
    縁相当部と略同外径とされ、該胴縁相当部と類似の篭状
    に形成された差込み接続具を設け、前記金網の上部胴縁
    相当部を前記支柱よりも高い位置として隣り合う上部胴
    縁相当部の端部間に前記差込み接続具を挿入固定すると
    共に、前記支柱と金網とは止め金により固定したことを
    特徴とするフェンス。
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