JPH0414615Y2 - - Google Patents

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JPH0414615Y2
JPH0414615Y2 JP8256587U JP8256587U JPH0414615Y2 JP H0414615 Y2 JPH0414615 Y2 JP H0414615Y2 JP 8256587 U JP8256587 U JP 8256587U JP 8256587 U JP8256587 U JP 8256587U JP H0414615 Y2 JPH0414615 Y2 JP H0414615Y2
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horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、一般家庭の庭の周囲、公園および野
球場等に用いる金網製支柱を有するフエンスに関
する。
〈従来技術〉 従来のフエンスは、例えば第6図の如く、金属
製横線材Cと縦線材Bとが接合されて多数の横長
格子孔Eが形成された格子フエンス本体2と、該
格子フエンス本体2の左右端部を基礎2に対して
支持する支柱4と、該支柱4と格子フエンス本体
2とを連結する連結具5とからなるフエンスにお
いて、上下の格子胴縁1部を除く格子孔Eはすべ
て同一寸法に形成されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、支柱4およびコーナー部Fの端支柱4
Fは土地の境界に立設される場合が多いので、コ
ーナー部Fの如くフエンス本体が標準幅でない箇
所においては、通常は標準幅の格子フエンス本体
2の横線材Cを施工現場で適当な工具で切断し所
望の左右幅の異幅本体2Fを形成している。
このとき端支柱4Fと異幅本体2Fの縦線材B
との間〓左右幅Gの最大値は格子孔Eの左右幅以
下となるが、格子孔Eの左右幅は横長格子孔Eに
おいては通常は10cmあり、このため野球やテニス
のボールがこの間〓左右幅Gを通り抜ける不都合
があり、また大きな間〓左右幅Gは見ばえも悪
く、さらにはコーナー連絡具5F,10Fが特別
に長くなるため強度も弱くなる問題点がある。
そこで、本考案は、上記した点に鑑み、フエン
ス本体が標準幅でない箇所における支柱と格子フ
エンス本体の縦線材との間〓左右幅の最大値は端
格子孔の左右幅以下となり見ばえも向上し、ボー
ルが前記間〓を通り抜けることはなく、コーナー
連絡具も特別に長くしなくて良いフエンスの提供
を目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1〜5図の
如く、横線材Cと縦線材Bとが接合されて多数の
格子孔Eが形成された格子フエンス本体2と、該
格子フエンス本体2の左右端部を基礎3に対して
支持する支柱4と、該支柱4と格子フエンス本体
2とを連結する連結具5とからなるフエンスにお
いて、前記格子孔Eのうち左右端部に位置する端
格子孔E1の左右幅は他の格子孔Eの左右幅の1/
2ないし1/3に設定されたことを具えてなるもので
ある。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、まず土地の境界
に基礎3を設け、該基礎3に複数本の支柱4と一
本の端支柱4Fを植立させ、支柱4間には標準幅
の格子フエンス本体2を対応させ、またコーナー
部Fにおいては、通常は標準幅の格子フエンス本
体2の横線材Cを施工現場で適当な工具で切断し
所望の左右幅の異幅本体2Fを形成する。すなわ
ち、第1図bのごとく異幅本体2Fに端格子孔E
1を存在させたり、第1図cのごとく異幅本体2
Fに端格子孔E1を存在させないことを利用し
て、所望の左右幅の異幅本体2Fを形成する。そ
して、端支柱4Fと支柱4間にこの異幅本体2F
を対応させ組み付ける。
したがつて、標準幅の格子フエンス本体2の左
右端部は強化されて支柱4と強固に連結され、同
時にコーナー部Fにおける端支柱4Fと格子フエ
ンス本体2の縦線材Bとの間〓左右幅Gの最大値
は端格子孔E1の左右幅以下となり見ばえも向上
し、ボールが間〓左右幅Gを通り抜けることはな
く、コーナー連絡具も特別に長くしなくて良い。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第1図aは本考案フエンスのフエンス本体と
支柱の連結部斜視図、第1図bは異幅本体2Fに
端格子孔E1が存在する場合の正面図、第1図c
は異幅本体2Fに端格子孔E1が存在しない場合
の正面図、第2図は同じく要部拡大正面図、第3
図は同じく横断平面図、第4図は同じく縦断側面
図、第5図a,bはそれぞれコーナー部の正面図
および横断平面図である。
そして、上記実施例のフエンスは、上下部に円
筒形金網胴縁1を有する格子金網製格子フエンス
本体2と、該フエンス本体2を基礎3に対して支
持する円筒状金網支柱4と、該支柱4とその両側
の胴縁1との両方に差し渡された前後一対の長方
形(または長円形等)で平面視直線状の連結具5
と、該前後一対の連結具5の中央部5aを支柱4
にまた左右部5bを胴縁1に固定するためのねじ
締手段Aとを具えている。
前記フエンス本体2は縦線材Bと横線材Cから
なる横長格子孔Eを有する金網製のものと同様で
あり、その胴縁1は、縦線材の円形部b1とその
内面に溶接された六本の横線材C1〜C6(第4
図)とからなつている。
前記支柱4は、8本の縦線材D1〜D8(第3
図)と、一定間隔で各縦線材に内接して溶接され
た平板製八角環D9とから構成され、前後および
左右一対の縦線材D1,D5とD2,D4とD
6,D8とD3,D7はその上端部で互いに一体
となるように形成されている。すなわち予めU字
状に折曲された線材が用いられ、かつ各上端部は
互いに溶接されている。
また胴縁1の横線材C1,C4間に亘つて逆U
字形の連結片6(第4図)が外嵌されて横線材C
1,C4は上下に連絡されている。そして、前記
ねじ締手段Aは、左右の胴縁1内で対向した金属
線材製(または平板環製)の一対の連結具5の締
付部5dに差し渡された前後一対の座板部7aお
よびその連絡部7bからなる左右一対の座板7
と、該座板7の角形貫通孔7cの周辺を互に締付
ける左右各一本のボルト・ナツト8とからなり、
このボルト・ナツト8の締付けにより、連結具5
は弾性変形して、その中心部5aで支柱4の中心
縦線材D3,D7をかつ挾付部5cで前記連絡片
6すなわち横線材C1,C4を挟み付けまた同時
に左右部5bは第3図中の仮想線の状態から実線
状態の如く、挾付部5cを支点として外側へ広が
るように弾性変形して第3,4図中の仮想線図示
の締付前位置から実線図示の締付位置(円形部b
1への圧接位置)となる。
なお第1図中の9はフエンス本体2と支柱4と
の中間バンドであり、従来と同様の横U字形挟付
片10とボルト・ナツトとにより締付けられる。
次に、本考案の要部を説明すると、金属製横線
材Cと縦線材Bとが接合されて多数の横長格子孔
Eが形成された格子フエンス本体2において、前
記格子孔E(胴縁1部の格子孔は除いてもよい)
のうち左右端部に位置する端格子孔E1の左右幅
は他の格子孔E(胴縁1部の格子孔は除いてもよ
い)の左右幅の1/2(ないし1/3)に設定されてい
る。
このため、標準幅の格子フエンス本体2の左右
端部が強化されて支柱4と強固に連結され、同時
にコーナー部Fにおける端支柱4Fと格子フエン
ス本体2のフエンスとの間〓左右幅Gの最大値は
端格子孔E1の左右幅以下とされ、野球等のボー
ルがGの間〓を通り抜けないようにされている。
なお、第5図a,bの如くコーナー連結具5F
は前後一対のU字部5eとそれぞれの上端同士と
下端同士を連絡する連絡部5fからなつている。
次に組付方法を説明する。まず土地の境界に基
礎3を設け、該基礎3に複数本の支柱4と一本の
端支柱4Fを植立させ、支柱4間には標準幅の格
子フエンス本体2を対応させ、またコーナー部F
の如くフエンス本体が標準幅でない箇所において
は、通常は標準幅の格子フエンス本体2の横線材
Cを施工現場で適当な工具で切断し所望の左右幅
の異幅本体2Fを形成する。すなわち、第1図b
のごとく異幅本体2Fに端格子孔E1を介在させ
たり、第1図cのごとく異幅本体2Fに端格子孔
E1を存在させないことを利用して、所望の左右
幅の異幅本体2Fを形成する。そして、端支柱4
Fと支柱4間にこの異幅本体2Fを対応させる。
次に、支柱4の上下部に前後一対の連結具5を
座板7とボルト・ナツト8とにより仮止めし、そ
の後、フエンス本体2の胴縁1を連結具5の左右
部5bに差し込み、次に連絡片6を胴縁1の横線
材C1,C4間に外嵌し、次にボルト・ナツト8
を締付ける。そうすると、連結具5の挾付部5c
は横線材C1,C4にまた左右部5bは弾性変形
して縦線材の円形部b1に圧接し、勿論、ボル
ト・ナツト8の締付けにより、連結具5の中心部
5aは、仮想線の如く内側へ弾性変形して支柱4
の縦線材D3,D7に圧接するので、フエンス本
体2は支柱4に固定される。次に中間バンド9を
挟付片10とボルト・ナツトにより締付ける。ま
た異幅本体2Fもコーナー連結具5F,10Fを
用いて固定する。
このようにコーナー部Fの如くフエンス本体が
標準幅でない箇所における端支柱4Fと格子フエ
ンス本体2のフエンスとの間〓左右幅Gの最大値
は端格子孔E1の左右幅以下となるので、コーナ
ー連絡具5F,10Fも従来の如く特別に長いも
のを用いなくても良い。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。例
えば格子孔は縦長であつて、端格子孔以外の格子
孔の左右幅が図示の横長格子孔Eと同程度の大形
縦長格子孔の場合は、端格子孔の左右幅を他の格
子孔の左右幅の1/2ないし1/3とすれば、図示の実
施例と同様の作用効果が期待でき、また、胴縁1
は格子筒形のものでなく溝形鋼のものでもよい。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、格子フエンス本体はその格子孔のうち左右端
部に位置する端格子孔の左右幅が他の格子孔の左
右幅の1/2ないし1/3に設定されているので、標準
幅の格子フエンス本体の左右端部は強化して支柱
と強固に連結し得ると同時に、コーナー部の如く
フエンス本体が標準幅でない箇所における支柱と
格子フエンス本体の縦線材との間〓左右幅の最大
値は端格子孔の左右幅以下となり見ばえも向上
し、ボールが前記間〓を通り抜けることはなく、
連絡具も特別に長くしなくて良いように施工し得
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案実施例の金網製支柱を有する
フエンスのフエンス本体と支柱の連結部斜視図、
第1図bは異幅本体に端格子孔が存在する場合の
正面図、第1図cは異幅本体に端格子孔が存在し
ない場合の正面図、第2図は同じく要部拡大正面
図、第3図は同じく横断平面図、第4図は同じく
縦断側面図、第5図a,bはそれぞれコーナー部
の正面図および横断平面図、第6図は従来例の正
面図である。 1……胴縁、2……フエンス本体、2F……異
幅本体、3……基礎、4……支柱、4F……端支
柱、5……連結具、5a……中央部、5b……左
右部、5c……中間部、5d……中途部、5F,
10F……コーナー連絡具、6……連絡片、7…
…座板、8……ボルト・ナツト、A……ねじ締手
段、B……フエンスの縦線材、b1……縦線材の
円形部、C……横線材、C1〜C6……胴縁の横
線材、C1,C4……中心横線材、D1〜D8…
…支柱の縦線材、D3,D7……中心縦線材、E
……格子孔、E1……端格子孔、F……コーナー
部、G……間〓左右幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横線材と縦線材とが接合されて多数の格子孔が
    形成された格子フエンス本体と、該格子フエンス
    本体の左右端部を基礎に対して支持する支柱と、
    該支柱と格子フエンス本体とを連結する連結具と
    からなるフエンスにおいて、前記格子孔のうち左
    右端部に位置する端格子孔の左右幅は他の格子孔
    の左右幅の1/2ないし1/3に設定されたことを特徴
    とするフエンス。
JP8256587U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0414615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8256587U JPH0414615Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP8256587U JPH0414615Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63190466U JPS63190466U (ja) 1988-12-07
JPH0414615Y2 true JPH0414615Y2 (ja) 1992-04-02

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