JPH04124305A - 防風ネット用支持装置及びその支柱と控柱の連結具 - Google Patents

防風ネット用支持装置及びその支柱と控柱の連結具

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JPH04124305A
JPH04124305A JP24573390A JP24573390A JPH04124305A JP H04124305 A JPH04124305 A JP H04124305A JP 24573390 A JP24573390 A JP 24573390A JP 24573390 A JP24573390 A JP 24573390A JP H04124305 A JPH04124305 A JP H04124305A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、主に、防風、防砂、防雪、防災等に利用され
る適宜ネット等を確実且つ安定的に支持できるようにし
た防風ネット等の支持装置及びその支柱と控柱の連結具
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の防風ネット等の支持装置にあっては、略
鉛直状態に立設せしめられる支柱の上部と、支柱の後方
に略斜状態に立設せしめられる控柱の上端部分とを、こ
れらを貫通するボルト、ナツトによって、或いは適宜溶
接手段によって直に連結し、更に、支柱の中央部と控柱
の中央部とを、これらを貫通するボルト、ナツトによっ
て固定される適宜補強材を介して、或いは適宜溶接手段
によって固着される適宜補強材を介して連結するよう構
成されたものが多くあった。
しかも、支柱や控柱は、その強度及び耐蝕性等を考慮し
て、適宜鋼管の内外表面に亜鉛層等を設けると共にこの
上に適宜樹脂層を設けて構成されたものが用いられてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、支柱や控柱に、これらを連結するためのボル
ト挿通孔が穿設しであるときは、このボルト挿通孔部分
に応力が集中し易くなって、支柱や控柱の強度が著しく
低下し、この部分から損傷し易くなる難点があった。特
に、支柱にはかなり大きな力が加わるため、損傷し易く
なっている。
また、ボルト挿通孔部分や、溶接部分からは、錆が発生
し易く、この錆の発生により強度が低下すると共に、著
しく美観を損う等の難点もあった。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明は、従来存した如上の如き難点等を解消
し、十分な強度及び耐久性を備えたものとし、更に、錆
によって強度や美観を損うことがないように、錆の発生
を確実に且つ長期に亙って防止できるようにし、しかも
、その組立てが容易で、取扱い易く、構成が簡素で、経
済性、安全性に優れたものを廉価に提供すべく創出され
たもので、具体的には、基礎コンクリート14にその下
端部分が埋設されて略鉛直状態に立設せしめられる支柱
1と、基礎コンクリート14にその下端部分が埋設され
ると共に、支柱1の後方に略斜状態に立設せしめられる
控柱2と、支柱1の上部と控゛柱2の上端部分とを連結
する上部連結具20と、支柱1の中央部と控柱2の中央
部とを連結する中央部連結具30とを備えたものとする
。そして、支柱1と上部連結具20及び中央部連結具3
0夫々の結合状態に於いて、支柱1に適宜貫通孔を穿設
することなく、上部連結具20及び中央部連結具30夫
々が支柱1を緊締状に抱持して結合せしめられるよう構
成する手段を採用した。
また、支柱1と控柱2とをその上部で確実且つ強固に連
結できるようにすべく、防風ネット用支持装置Sの支柱
1の上部と控柱2の上端部分とを連結する上部連結具2
0に於いて、適宜板材を平面略U字状に折曲形成してな
る基板20aと、この基板20aに夫々穿設したボルト
挿通孔21゜22に挿通されるボルト23、ナツト24
とからなるものとする。しかも、支柱1を抱持する基板
20aの湾曲部20bと、この湾曲部2Ob寄りのボル
ト挿通孔21に挿通されるボルト23とで支柱1を囲繞
できるよう形成し、基板20aの開放部2Oc寄りのボ
ルト挿通孔22に挿通されるボルト23が、控柱2に穿
設したボルト挿通孔3に挿通されるよう構成する手段を
採用した。
更に、支柱1と控柱2とをその上部で確実且つ強固に連
結できるようにすべく、防風ネット用支持装置Sの支柱
1の上部と控柱2の上端部分とを連結する上部連結具2
0に於いて、上部連結具20を、適宜材料により一体成
型すると共に、支柱1を抱持する抱持凹部25と、控柱
2を抱持する抱持凹部26とを夫々設け、これら抱持凹
部25゜26を適宜スリット溝27で連通ずるよう構成
する手段を採用した。
次に、支柱1と控柱2とをその中央部で確実且つ強固に
連結できるようにすべく、防風ネット用支持装置Sの支
柱1の中央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結
具30に於いて、適宜板材を平面略U字状に折曲形成し
てなる基板33aからなる一対の連結体33と、この一
対の連結体33夫々を連結する連結杆31と、連結杆3
1や基板33aに夫々穿設したボルト挿通孔32,34
に挿通されるボルト35、ナツト36とからなるものと
する。そして、支柱1や控柱2を抱持する基板33aの
湾曲部33bと、この湾曲部33b寄りのボルト挿通孔
34に挿通されるボルト35とで支柱1や控柱2を囲繞
できるよう形成し、基板33aの開放部33c寄りのボ
ルト挿通孔34に挿通されるボルト35が、連結杆31
に穿設したボルト挿通孔32に挿通されるよう構成する
手段を採用した。
また、支柱1と控柱2とをその中央部で確実且つ強固に
連結できるようにすべく、防風ネット用支持装置Sの支
柱1の中央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結
具30に於いて、適宜材料により一体成型される一対の
連結体33と、この一対の連結体33夫々を連結する連
結杆31と、連結杆31や連結体33に夫々穿設したボ
ルト挿通孔32,34に挿通されるボルト35、ナツト
36とからなるものとする。そして、一対の連結体33
夫々に、支柱1を抱持する抱持凹部37と、控柱2を抱
持する抱持凹部38とを設け、これら抱持凹部37.3
8を適宜スリット溝39で連通ずるよう構成する手段を
採用した。
(作用) しかして、防風ネット用支持装置Sにあっては、支柱1
は、その下端部分が基礎コンクリート14に埋設されて
略鉛直状態に立設せしめられ、控柱2は、その下端部分
が基礎コンクリート14に埋設されると共に、支柱1の
後方に略斜状態に立設せしめられ、上部連結具20によ
って、支柱1の上部と控柱2の上端部分とが連結され、
中央部連結具30によって、支柱1の中央部と控柱2の
中央部とが連結される。しかも、上部連結具20及び中
央部連結具30夫々は、支柱1を緊締状に抱持した固定
状態となる。
また、上部連結具20にあっては、基板20aの湾曲部
20bが支柱1を抱持し、この湾曲部20bと、ボルト
挿通孔21に挿通されるボルト23とで支柱1が囲繞さ
れる。しかも、上部連結具20は、控柱2のボルト挿通
孔3に挿通されるボルト23を介して控柱2に固定され
る。
更に、他の上部連結具20にあっては、適宜材料により
一体成型された上部連結具20の抱持凹部25で支柱1
が抱持され、抱持凹部26で控柱2が抱持され、これら
抱持凹部25,26を連通ずる適宜スリット溝27によ
り、上部連結具20自体に弾性作用を生じせしめている
そして、中央部連結具30にあっては、一対の連結体3
3が連結杆31を介して連結され、連結体33の基板3
3aの湾曲部33bが支柱1や控柱2を抱持し、この湾
曲部33bと、ボルト挿通孔34に挿通されるボルト3
5とで支柱1や控柱2が夫々囲繞される。
それから、他の中央部連結具30にあっては、一対の連
結体33が連結杆31を介して連結され、適宜材料によ
り一体成型された連結体33の抱持凹部37で支柱1や
控柱2が抱持され、連結体33の抱持凹部38で連結杆
31が抱持され、これら抱持凹部37,38を連通ずる
適宜スリット溝39により、連結体33自体に弾性作用
を生しせしめている。
(実施例) 以下、本発明を図示例について説明する。
図中Sは、本発明の防風ネット用支持装置を示し、この
支持装置Sは、土中等の適宜基礎コンクIJ −) 1
4にその下端部分が埋設されて略鉛直状態に立設せしめ
られるパイプ状の支柱1と、基礎コンクリート14にそ
の下端部分が埋設されると共に、支柱1の後方に略斜状
態に立設せしめられるパイプ状の控柱2と、支柱1の上
部と控柱2の上端部分とを連結する上部連結具20と、
支柱1の中央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連
結具30とからなるもので、しかも、支柱1と上部連結
具20及び中央部連結具30夫々の結合状態に於いて、
支柱1に適宜貫通孔を穿設することなく、上部連結具2
0及び中央部連結具30夫々が支柱1を緊締状に抱持し
て結合せしめられるよう構成されている。
支柱1や控柱2は、例えば、アルミパイプの如き耐蝕性
に優れた金属パイプや、適宜鋼管の内外表面に亜鉛層等
を設けると共にこの上に適宜樹脂層を設けて構成された
ものや、その他適宜構成のものを用いることができる。
第3図及び第4図に示す上部連結具20は、適宜帯状版
材を平面略U字状に折曲形成してなる基板20gと、こ
の基板20aに夫々穿設したボルト挿通孔21,22に
挿通されるボルト23、ナツト24とからなる。そして
、支柱1を抱持する基板20aの湾曲部20bと、この
湾曲部2Ob寄りのボルト挿通孔21に挿通されるボル
ト23とで支柱1を囲繞できるよう形成されている。ま
た、基板20aの開放部2Oc寄りのボルト挿通孔22
に挿通されるボルト23が、控柱2に穿設したボルト挿
通孔3に挿通されるよう構成されている。すなわち、上
部連結具20は、かなり大きな外力が付与される支柱1
の強度が損われることがないように、ボルト23を貫通
するためのボルト挿通孔を穿設せずとも支柱1への固定
状態が得られるよう構成されると共に、支柱1に比較し
てそれ程大きな外力が付与されない控柱2の上端部分へ
は、ボルト23を貫通せしめることで固定状態が得られ
るよう構成されている。
ところで、上部連結具20の基板20aは、第4図に示
すように、湾曲部2Ob寄りのボルト23、ナツト24
を締付けることにより、湾曲部20bで支柱1をより多
く抱持するように弾性変形し、この弾性変形により支柱
1をしっくりと且つ強固に抱持てきるようになると共に
、この弾性力でボルト23、ナツト24の緩みを防止で
きるようになる。
第5図及び第6図に示す中央部連結具30は、適宜帯状
版材を平面略U字状に折曲形成してなる基板33aから
なる一対の連結体33と、この−対の連結体33夫々を
連結する連結杆31と、連結杆3Iや基板33aに夫々
穿設したボルト挿通孔32.34に挿通されるボルト3
5、ナツト36とからなる。そして、支柱1や控柱2を
抱持する基板33aの湾曲部33bと、この湾曲部33
b寄りのボルト挿通孔34に挿通されるボルト35とで
支柱1や控柱2を囲繞できるよう形成されている。また
、基板33aの開放部33c寄りのボルト挿通孔34に
挿通されるボルト35が、連結杆31に穿設したボルト
挿通孔32に挿通されるよう構成されている。すなわち
、中央部連結具30は、かなり大きな外力が付与される
支柱1の強度が損われることがないように、ボルト35
を貫通するためのボルト挿通孔を穿設せずとも支柱1へ
の固定状態が得られるよう構成されると共に、比較的大
きな外力が付与される控柱2の中央部分の強度が損われ
ることがないように、ボルト35を貫通するためのボル
ト挿通孔を穿設せずとも控柱2への固定状態が得られる
よう構成されている。
ところで、中央部連結具30の連結体33の基板33a
は、前記上部連結具20の上部連結具20と同様に、湾
曲部33b寄りのボルト35、ナツト36を締付けるこ
とにより、湾曲部33bで支柱1や控柱2をより多く抱
持するように弾性変形し、この弾性変形により支柱1や
控柱2をしっくりと且つ強固に抱持てきるようになると
共に、この弾性力でボルト35、ナツト36の緩みを防
止できるようになる。
第7図に示す上部連結具20は、適宜合成樹脂材や適宜
金属材料等によって一体成型され、支柱1を抱持する抱
持凹部25と、控柱2を抱持する抱持凹部26とを夫々
設け、これら抱持凹部25゜26を適宜スリット溝27
て連通ずるよう形成したものである。すなわち、上部連
結具20は、かなり大きな外力が付与される支柱1の強
度が損われることがないように、ボルト23を貫通する
ためのボルト挿通孔を穿設せずとも抱持凹部25で抱持
するだけで支柱1への固定状態が得られるよう構成され
ると共に、支柱1に比較してそれ程大きな外力が付与さ
れない控柱2の上端部分へは、ボルト23を貫通せしめ
且つ抱持凹部26で抱持することで固定状態が得られる
よう構成されている。
前記上部連結具20は、抱持凹部25寄りのボルト23
、ナツト24を締付けることにより、抱持凹部25で支
柱1をより強力に挟圧、抱持するように弾性変形し、こ
の弾性変形により支柱1をしっくりと且つ強固に挟圧、
抱持てきるようになると共に、この弾性力でボルト23
、ナツト24の緩みを防止できるようになる。
第8図に示す中央部連結具30は、適宜合成樹脂材や適
宜金属材料等によって一体成型される一対の連結体33
と、この一対の連結体33夫々を連結する略パイプ状の
連結杆31と、連結杆31や連結体33に夫々穿設した
ボルト挿通孔32゜34に挿通されるボルト35、ナツ
ト36とからなる。そして、一対の連結体33夫々に、
支柱1を抱持する抱持凹部37と、控柱2を抱持する抱
持凹部38とを設け、これら抱持凹部37,38を適宜
スリット溝39で連通ずるよう形成したものである。す
なわち、中央部連結具30は、かなり大きな外力が付与
される支柱1の強度が損われることがないように、ボル
ト35を貫通するためのボルト挿通孔を穿設せずとも支
柱1への固定状態が得られるよう構成されると共に、比
較的太きな外力が付与される控柱2の中央部分の強度が
損われることがないように、ボルト35を貫通するため
のボルト挿通孔を穿設せずとも控柱2への固定状態が得
られるよう構成されている。
前記中央部連結具30は、抱持凹部37寄りのボルト3
5、ナツト36を締付けることにより、抱持凹部37で
支柱1をより強力に挟圧、抱持するように弾性変形し、
この弾性変形により支柱1をしっくりと且つ強固に挟圧
、抱持てきるようになると共に、この弾性力でボルト3
5、ナツト36の緩みを防止できるようになる。
尚、図中4は、支柱1や控柱2を基礎コンクリート14
に確実に埋設すべく、支柱1下部や控柱2下部に貫通さ
せて基礎コンクリート14に埋設される丸鋼で、5は、
支柱1や控柱2内に雨水等が入り込まないようにすると
共に、危険防止のために、支柱1や控柱2の上端部分に
嵌着される適宜合成樹脂製キャップで、10は、複数の
支柱1間に横架配設すべく、適宜横架材連結金具11を
介して支柱1に固定される適宜横架材で、12は、防風
、防砂、防雪、防災等に利用される適宜ネット本体で、
13は、ネット本体12を支持装置Sに押え付けるため
のネット押えである。
そして、支持装置Sの具体的構成、形状、寸法、支柱1
の具体的構成、形状、寸法、材質、控柱2の具体的構成
、形状、寸法、材質、上部連結具20の具体的構成、形
状、寸法、材質、中央部連結具30の具体的構成、形状
、寸法、材質、ボルト23.35、ナツト24.36の
上部連結具20や中央部連結具30への取付は位置、取
付は数等は、図示例に限定されることなく適宜自由に設
定できるものである。
また、本発明の上部連結具20や中央部連結具30は、
例えば、耐蝕性に優れたアルミ等の金属や、適宜合成樹
脂や、鉄や、その他の適宜材料を利用することができる
ものである。
(発明の効果) 従って、本発明の防風ネット用支持装置Sは、基礎コン
クリート14にその下端部分が埋設されて略鉛直状態に
立設せしめられる支柱1と、基礎コンクリート14にそ
の下端部分が埋設されると共に、支柱1の後方に略斜状
態に立設せしめられる控柱2と、支柱工の上部と控柱2
の上端部分とを連結する上部連結具20と、支柱1の中
央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結具30と
を備え、支柱1と上部連結具20及び中央部連結具30
夫々の結合状態に於いて、支柱1に適宜貫通孔を穿設す
ることなく、上部連結具20及び中央部連結具30夫々
が支柱1を緊締状に抱持して結合せしめられるよう構成
したので、支柱1には基礎部分を除いて適宜貫通孔が全
く存在せず、支柱1に部分的な応力の集中が生ぜず、か
なり強力な外力を受ける支柱1として十分な強度を発揮
できるようになり、防風ネット等のネット本体12を長
期に亙って安定的に支持できるようになる。
しかも、構成が簡素で、十分な強度及び耐久性を備え、
その組立てが容易で、取扱い易く、低置に提供でき、経
済性、安全性に優れた支持装置fSとなる。更に、支柱
1からは、錆が発生し難く、錆の発生による強度の低下
や、美観を損う虞れのないものとなる。
ところで、支柱1を適宜アルミパイプ材で形成すると共
に、控柱2を適宜アルミパイプ材で形成することにより
、これらが適宜外力等によって損傷した場合等であって
も錆が全く発生せず、美観を損うことなく長期に亙って
外観上の体裁を良好に維持できるものとなる。しかも、
支柱1には基礎部分を除いて適宜貫通孔が全く存在しな
いので、適宜アルミパイプ製の支柱1であっても、十分
な強度が得られるようになり、海岸線で利用されること
の多い防風、防砂ネット等に最適な支持装置Sとなる。
また、本発明の支柱1と控柱2の連結具となる上部連結
具20は、防風ネット用支持装[Sの支柱1の上部と控
柱2の上端部分とを連結する上部連結具20に於いて、
適宜版材を平面略U字状に折曲形成してなる基板20a
と、この基板20aに夫々穿設したボルト挿通孔21,
22に挿通されるボルト23、ナツト24とからなり、
支柱1を抱持する基板20aの湾曲部20bと、この湾
曲部20b寄りのボルト挿通孔21に挿通されるボルト
23とで支柱1を囲繞できるよう形成し、基板20aの
開放部2Oc寄りのボルト挿通孔22に挿通されるボル
ト23が、控柱2に穿設したボルト挿通孔3に挿通され
るよう構成したので、支柱1と控柱2とをその上部で確
実且つ強固に連結できるようになると共に、簡素な構成
で、量産に適し、安価に提供できるようになる。特に、
かなり大きな外力が付与される支柱1の強度が損われる
ことがないように、ボルト23を貫通するためのボルト
挿通孔を穿設せずとも支柱1への確実なる固定状態が得
られるようになる。しかも、上部連結具20の基板20
aは、湾曲部2Ob寄りのボルト23、ナツト24の締
付けによって、支柱1を湾曲部20bでより多く抱持す
るように弾性変形でき、この弾性変形によって支柱1を
しっくりと且つ強固に抱持てきるようになると共に、こ
の弾性力でボルト23、ナツト24の緩みを防止できる
更に、本発明の支柱1と控柱2の連結具となる上部連結
具20は、防風ネット用支持装置IISの支柱1の上部
と控柱2の上端部分とを連結する上部連結具20に於い
て、上部連結具20を、適宜材料により一体成型すると
共に、支柱1を抱持する抱持凹部25と、控柱2を抱持
する抱持凹部26とを夫々設け、これら抱持凹部25.
26を適宜スリット溝27で連通ずるよう構成したので
、支柱1と控柱2とをその上部で確実且つ強固に連結で
きるようになると共に、簡素な構成で、量産に適し、安
価に提供できるようになる。特に、かなり大きな外力が
付与される支柱1の強度が損われることがないように、
ボルト23を貫通するためのボルト挿通孔を穿設せずと
も支柱1への確実なる固定状態が得られるようになる。
しかも、上部連結具20を適宜合成樹脂材により構成す
ることにより、錆びる虞れが全くなくなると共に、非常
に軽量に構成できるようになり、防風ネット用支持装置
Sに利用される支柱1と控柱2の連結具となる上部連結
具20としては、極めて最良のものとなる。
そして、本発明の支柱1と控柱2の連結具となる中央部
連結具30は、防風ネット用支持装置Sの支柱1の中央
部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結具30に於
いて、適宜板材を平面略U字状に折曲形成してなる基板
33aからなる一対の連結体33と、この一対の連結体
33夫々を連結する連結杆31と、連結杆31や基板3
3aに夫々穿設したボルト挿通孔32.34に挿通され
るボルト35、ナツト36とからなり、支柱1や控柱2
を抱持する基板33aの湾曲部33bと、この湾曲部3
3b寄りのボルト挿通孔34に挿通されるボルト35と
で支柱1や控柱2を囲繞できるよう形成し、基板33a
の開放部33c寄りのボルト挿通孔34に挿通されるボ
ルト35が、連結杆31に穿設したボルト挿通孔32に
挿通されるよう構成したので、支柱1と控柱2とをその
中央部で確実且つ強固に連結できるようになると共に、
簡素な構成で、量産に適し、安価に提供できるようにな
る。特に、かなり大きな外力が付与される支柱1の強度
が損われることがないように、ボルト35を貫通するた
めのボルト挿通孔を穿設せずとも支柱1への確実なる固
定状態が得られるようになると共に、比較的大きな外力
が付与される控柱2の中央部分の強度が損われることが
ないように、ボルト35を貫通するためのボルト挿通孔
を穿設せずとも控柱2への確実なる固定状態が得られる
ようになる。しかも、中央部連結具30の連結体33の
基板33aは、湾曲部33b寄りのボルト35、ナツト
36の締付けによって、支柱1や控柱2を湾曲部33b
でより多く抱持するように弾性変形でき、この弾性変形
によって支柱1や控柱2をしっくりと且つ強固に抱持て
きるようになると共に、この弾性力でボルト35、ナツ
ト36の緩みを防止できる。
それから、本発明の支柱1と控柱2の連結具となる中央
部連結具30は、防風ネット用支持装置Sの支柱1の中
央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結具30に
於いて、適宜材料により一体成型される一対の連結体3
3と、この一対の連結体33夫々を連結する連結杆31
と、連結杆31や連結体33に夫々穿設したボルト挿通
孔32゜34に挿通されるボルト35、ナツト36とか
らなり、一対の連結体33夫々に、支柱1を抱持する抱
持凹部37と、控柱2を抱持する抱持凹部38とを設け
、これら抱持凹部37,38を適宜スリット溝39で連
通ずるよう構成したので、支柱1と控柱2とをその中央
部で確実且つ強固に連結できるようになると共に、簡素
な構成で、量産に適し、安価に提供できるようになる。
特に、かなり大きな外力が付与される支柱1の強度が損
われることがないように、ボルト35を貫通するための
ボルト挿通孔を穿設せずとも支柱1への確実なる固定状
態が得られるようになると共に、比較的大きな外力が付
与される控柱2の中央部分の強度が損われることがない
ように、ボルト35を貫通するためのボルト挿通孔を穿
設せずとも控柱2への確実なる固定状態が得られるよう
になる。しかも、中央部連結具30の連結体33を適宜
合成樹脂材により構成することにより、錆びる虞れが全
くなくなると共に、非常に軽量に構成できるようになり
、防風ネット用支持装置Sに利用される支柱1と控柱2
の連結具となる中央部連結具30としては、極めて最良
のものとなる。
ところで、支柱1や控柱2の上端部分に適宜合成樹脂製
キャップ5を嵌着することにより、支柱1や控柱2内に
雨水等が入り込まないようになると共に、支柱1や控柱
2の上端部分での損傷を防止できるようになり、安全性
の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明を例示するもので、第1図は防風ネット用
支持装置の側面図、第2図は防風ネット用支持装置の正
面図、第3図は上部連結具部分の側面図、第4図は上部
連結具部分の平断面図、第5図は中央部連結具部分の側
面図、第6図は中央部連結具部分の平断面図、第7図は
他の実施例に於ける上部連結具の斜視図、第8図は他の
実施例に於ける中央部連結具の斜視図である。 S・・・支持装置、 1・・・支柱、2・・・控柱、3・・・ボルト挿通孔、
4・・・丸鋼、5・・・キャップ、 10・・・横架材、11・・・横架材連結金具、12.
。 ネット本体、13・・・ネット押え、14・・・基礎コ
ンクリート、 20・・・上部連結具、20a・・・基板、20b・・
・湾曲部、20c・・・開放部、21・・・ボルト挿通
孔、22・・・ボルト挿通孔、23・・・ボルト、24
・・・ナツト、25・・・抱持凹部、26・・・抱持凹
部、25・・・スリット溝、 30・・・中央部連結具、31・・・連結杆、32・・
・ボルト挿通孔、33・・・連結体、33a・・・基板
、33b・・・湾曲部、33c・・・開放部、34・・
・ボルト挿通孔、35・・・ボルト、36・・・ナツト
、37・・・抱持凹部、38・・・抱持凹部、39・・
・スリット溝。 特  許  出  願  人   浦        
康   雄外1名 @3図 @4図 0a j と n 〜 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基礎コンクリートにその下端部分が埋設されて略鉛
    直状態に立設せしめられる支柱と、基礎コンクリートに
    その下端部分が埋設されると共に、支柱の後方に略斜状
    態に立設せしめられる控柱と、支柱の上部と控柱の上端
    部分とを連結する上部連結具と、支柱の中央部と控柱の
    中央部とを連結する中央部連結具とを備え、支柱と上部
    連結具及び中央部連結具夫々の結合状態に於いて、支柱
    に適宜貫通孔を穿設することなく、上部連結具及び中央
    部連結具夫々が支柱を緊締状に抱持して結合せしめられ
    るよう構成したことを特徴とする防風ネット用支持装置
    。 2、防風ネット用支持装置の支柱の上部と控柱の上端部
    分とを連結する上部連結具に於いて、適宜板材を平面略
    U字状に折曲形成してなる基板と、この基板に夫々穿設
    したボルト挿通孔に挿通されるボルト、ナットとからな
    り、支柱を抱持する基板の湾曲部と、この湾曲部寄りの
    ボルト挿通孔に挿通されるボルトとで支柱を囲繞できる
    よう形成し、基板の開放部寄りのボルト挿通孔に挿通さ
    れるボルトが、控柱に穿設したボルト挿通孔に挿通され
    るよう構成したことを特徴とする支柱と控柱の連結具。 3、防風ネット用支持装置の支柱の上部と控柱の上端部
    分とを連結する上部連結具に於いて、上部連結具を、適
    宜材料により一体成型すると共に、支柱を抱持する抱持
    凹部と、控柱を抱持する抱持凹部とを夫々設け、これら
    抱持凹部を適宜スリット溝で連通するよう構成したこと
    を特徴とする支柱と控柱の連結具。 4、防風ネット用支持装置の支柱の中央部と控柱の中央
    部とを連結する中央部連結具に於いて、適宜板材を平面
    略U字状に折曲形成してなる基板からなる一対の連結体
    と、この一対の連結体夫々を連結する連結杆と、連結杆
    や基板に夫々穿設したボルト挿通孔に挿通されるボルト
    、ナットとからなり、支柱や控柱を抱持する基板の湾曲
    部と、この湾曲部寄りのボルト挿通孔に挿通されるボル
    トとで支柱や控柱を囲繞できるよう形成し、基板の開放
    部寄りのボルト挿通孔に挿通されるボルトが、連結杆に
    穿設したボルト挿通孔に挿通されるよう構成したことを
    特徴とする支柱と控柱の連結具。 5、防風ネット用支持装置の支柱の中央部と控柱の中央
    部とを連結する中央部連結具に於いて、適宜材料により
    一体成型される一対の連結体と、この一対の連結体夫々
    を連結する連結杆と、連結杆や連結体に夫々穿設したボ
    ルト挿通孔に挿通されるボルト、ナットとからなり、一
    対の連結体夫々に、支柱を抱持する抱持凹部と、控柱を
    抱持する抱持凹部とを設け、これら抱持凹部を適宜スリ
    ット溝で連通するよう構成したことを特徴とする支柱と
    控柱の連結具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06228918A (ja) * 1993-02-02 1994-08-16 Norio Ura 防風柵装置
JPH07238510A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Yasuo Ura 防風雪装置

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JPS5821017U (ja) * 1981-07-30 1983-02-09 村上 英穂 防雪柵
JPS5847054U (ja) * 1981-09-16 1983-03-30 日立化成工業株式会社 自然循環形太陽熱温水器

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