JP2554288B2 - 防風ネット用支持装置 - Google Patents

防風ネット用支持装置

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JP2554288B2 JP2245733A JP24573390A JP2554288B2 JP 2554288 B2 JP2554288 B2 JP 2554288B2 JP 2245733 A JP2245733 A JP 2245733A JP 24573390 A JP24573390 A JP 24573390A JP 2554288 B2 JP2554288 B2 JP 2554288B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、主に、防風、防砂、防雪、防災等に利用さ
れる適宜ネット(合成樹脂材で一体的に成型したもの
や、金属製のものを含む)等を、確実に、安定的に且つ
強固に支持できるようにした防風ネット等の支持装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の防風ネット等の支持装置にあっては、
略鉛直状態に立設せしめられる支柱の上部と、支柱の後
方に略斜状態に立設せしめられる控柱の上端部分とを、
これらを貫通するボルト、ナットによって、或いは適宜
溶接手段によって直に連結し、更に、支柱の中央部と控
柱の中央部とを、これらを貫通するボルト、ナットによ
って固定される適宜補強材を介して、或いは適宜溶接手
段によって固着される適宜補強材を介して連結するよう
構成されたものが多くあった(例えば、実開昭58-21017
号公報に記載されているような防雪柵等)。
加えて、支柱や控柱は、その強度及び耐蝕性等を考慮
して、適宜鋼管の内外表面に亜鉛層等を設けると共にこ
の上に適宜樹脂層を設けて構成されたものが用いられて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、支柱や控柱に、これらを連結するためのボ
ルト挿通孔が穿設してあるときは、このボルト挿通孔部
分に応力が集中し易くなって、支柱や控柱の強度が著し
く低下し、この部分から損傷し易くなる難点があった。
特に、支柱にはかなり大きな力が加わるため、損傷し易
くなっている。また、ボルト挿通孔部分や、溶接部分か
らは、錆が発生し易く、この錆の発生により強度や耐久
性が低下すると共に、著しく美観を損う等の難点もあっ
た。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明は、従来存した如上の如き難点等を解
消し、十分な強度及び耐久性を備えたものとし、更に、
錆によって強度や美観を損うことがないように、錆の発
生を確実に長期に亙って防止できるようにし、しかも、
その組立てが容易で、取扱い易く、構成が簡素で、経済
性、安全性に優れたものを廉価に提供し、更に、支柱1
と控柱2とをその上部及び中央部で確実且つ強固に連結
できるようにすべく創出されたもので、具体的には、基
礎コンクリート14にその下端部分が埋設されて略鉛直状
態に立設せしめられるパイプ状の支柱1と、基礎コンク
リート14にその下端部分が埋設されると共に、支柱1の
後方に略斜状態に立設せしめられるパイプ状の控柱2
と、支柱1の上部と控柱2の上端部分とを連結する上部
連結具20と、支柱1の中央部と控柱2の中央部とを連結
する中央部連結具30とを備え、上部連結具20は、適宜鈑
材を平面略U字状に折曲形成してなる基鈑20aと、この
基鈑20aに夫々穿設したボルト挿通孔21,22に挿通される
ボルト23、ナット24とで構成し、支柱1を抱持する基鈑
20aの湾曲部20bと、この湾曲部20b寄りのボルト挿通孔2
1に挿通されるボルト23とで支柱1を囲繞し、基鈑20aの
開放部20c寄りのボルト挿通孔22に挿通されるボルト23
は、控柱2に穿設したボルト挿通孔3に挿通し、中央部
連結具30は、適宜鈑材を平面略U字状に折曲形成してな
る基鈑33aからなる一対の連結体33と、この一対の連結
体33夫々を連結する連結杆31と、連結杆31や基鈑33aに
夫々穿設したボルト挿通孔32,34に挿通されるボルト3
5、ナット36とで構成し、支柱1や控柱2を抱持する基
鈑33aの湾曲部33bと、この湾曲部33b寄りのボルト挿通
孔34に挿通されるボルト35とで支柱1や控柱2を囲繞
し、基鈑33aの開放部33c寄りのボルト挿通孔34に挿通さ
れるボルト35は、連結杆31に穿設したボルト挿通孔32に
挿通し、適宜キャップ5を支柱1や控柱2の上端部分に
嵌着し、横架材連結金具11を介して横架材10を支柱1に
固定すると共に、複数の支柱1間に横架材10を横架配設
する手段を採用した。
(作用) しかして、本発明の防風ネット用支持装置Sにあって
は、パイプ状の支柱1は、その下端部分が基礎コンクリ
ート14に埋設されて略鉛直状態に立設せしめられ、パイ
プ状の控柱2は、その下端部分が基礎コンクリート14に
埋設されると共に、支柱1の後方に略斜状態に立設せし
められ、上部連結具20によって、支柱1の上部と控柱2
の上端部分とが連結され、中央部連結具30によって、支
柱1の上部と控柱2の上端部分とが連結され、中央部連
結具30によって、支柱1の中央部と控柱2の中央部とが
連結される。また、上部連結具20にあっては、基鈑20a
の湾曲部20bが支柱1を抱持し、この湾曲部20bと、ボル
ト挿通孔21に挿通されるボルト23とで支柱1が囲繞され
る。しかも、上部連結具20は、控柱2のボルト挿通孔3
に挿通されるボルト23を介して控柱2に固定される。更
に、中央部連結具30は、一対の連結体33が連結杆31を介
して連結され、連結体33の基鈑33aの湾曲部33bが支柱1
や控柱2を抱持し、この湾曲部33bと、ボルト挿通孔34
に挿通されるボルト35とで支柱1や控柱2が夫々囲繞さ
れる。
そして、支柱1や控柱2は、その上端部分にキャップ
5が嵌着され、支柱1や控柱2の内への雨水等の侵入が
防止される。
また、横架材10は、横架材連結金具11を介して支柱1
に固定されると共に、複数の支柱1間に横架配設され
る。
(実施例) 以下、本発明を図示例について説明する。
図中Sは、本発明の防風ネット用支持装置を示し、こ
の支持装置Sは、土中等の適宜基礎コンクリート14にそ
の下端部分が埋設されて略鉛直状態に立設せしめられる
パイプ状の支柱1と、基礎コンクリート14にその下端部
分が埋設されると共に、支柱1の後方に略斜状態に立設
せしめられるパイプ状の控柱2と、支柱1の上部と控柱
2の上端部分とを連結する上部連結具20と、支柱1の中
央部と控柱2の中央部とを連結する中央部連結具30とで
構成されるもので、しかも、支柱1と上部連結具20及び
中央部連結具30夫々の結合状態に於いて、支柱1に適宜
貫通孔を穿設することなく、上部連結具20及び中央部連
結具30夫々が支柱1を緊締状に抱持して結合せしめられ
るよう構成されている。
支柱1や控柱2は、例えば、アルミパイプの如き耐蝕
性に優れた金属パイプや、適宜鋼管の内外表面に亜鉛層
等を設けると共にこの上に適宜樹脂層を設けて構成され
たものや、その他適宜構成のものを用いることができ
る。
第3図及び第4図に示す上部連結具20は、適宜帯状鈑
材を平面略U字状に折曲形成してなる基鈑20aと、この
基鈑20aに夫々穿設したボルト挿通孔21,22に挿通される
ボルト23、ナット24とで構成されている。そして、支柱
1を抱持する基鈑20aの湾曲部20bと、この湾曲部20b寄
りのボルト挿通孔21に挿通されるボルト23とで支柱1を
囲繞できるよう形成されている。また、基鈑20aの開放
部20c寄りのボルト挿通孔22に挿通されるボルト23が、
控柱2に穿設したボルト挿通孔3に挿通されるよう構成
されている。すなわち、上部連結具20は、かなり大きな
外力が付与される支柱1の強度が損われることがないよ
うに、ボルト23を貫通するためのボルト挿通孔を穿設せ
ずとも支柱1への固定状態が得られるよう構成されると
共に、支柱1に比較してそれ程大きな外力が付与されな
い控柱2の上端部分へは、ボルト23を貫通せしめること
で固定状態が得られるよう構成されている。
ところで、上部連結具20の基鈑20aは、第4図に示す
ように、湾曲部20b寄りのボルト23、ナット24を締付け
ることにより、湾曲部20bで支柱1をより多く抱持する
ように(支柱1の外周の1/2を越えるように)弾性変形
し、この弾性変形により支柱1をしっくりと且つ強固に
抱持できるようになると共に、この弾性力でボルト23、
ナット24の緩みを防止できるようになる。
第5図及び第6図に示す中央部連結具30は、適宜帯状
鈑材を平面略U字状に折曲形成してなる基鈑33aからな
る一対の連結体33と、この一対の連結体33夫々を連結す
る連結杆31と、連結杆31や基鈑33aに夫々穿設したボル
ト挿通孔32,34に挿通されるボルト35、ナット36とで構
成されている。そして、支柱1や控柱2を抱持する基鈑
33aの湾曲部33bと、この湾曲部33b寄りのボルト挿通孔3
4に挿通されるボルト35とで支柱1や控柱2を囲繞でき
るよう形成されている。また、基鈑33aの開放部33c寄り
のボルト挿通孔34に挿通されるボルト35が、連結杆31に
穿設したボルト挿通孔32に挿通されるよう構成されてい
る。すなわち、中央部連結具30は、かなり大きな外力が
付与される支柱1の強度が損われることがないように、
ボルト35を貫通するためのボルト挿通孔を穿設せずとも
支柱1への固定状態が得られるよう構成されると共に、
比較的大きな外力が付与される控柱2の中央部分の強度
が損われることがないように、ボルト35を貫通するため
のボルト挿通孔を穿設せずとも控柱2への固定状態が得
られるよう構成されている。
ところで、中央部連結具30の連結体33の基鈑33aは、
前記上部連結具20の上部連結具20と同様に、湾曲部33b
寄りのボルト35、ナット36を締付けることにより、湾曲
部33bで支柱1や控柱2をより多く抱持するように(支
柱1や控柱2の外周の1/2を越えるように)弾性変形
し、この弾性変形により支柱1や控柱2をしっくりと且
つ強固に抱持できるようになると共に、この弾性力でボ
ルト35、ナット36の緩みを防止できるようになる。
尚、図中4は、支柱1や控柱2を基礎コンクリート14
に確実に埋設すべく、支柱1下部や控柱2下部に貫通さ
せて基礎コンクリート14に埋設される丸鋼で、5は、支
柱1や控柱2内に雨水等が入り込まないようにすると共
に、危険防止のために、支柱1や控柱2の上端部分に嵌
着される適宜合成樹脂製(或いは、適宜金属製)キャッ
プで、10は、複数の支柱1間に横架配設すべく、適宜横
架材連結金具11を介して支柱1に固定される適宜横架材
で、12は、防風、防砂、防雪、防災等に利用される適宜
ネット本体で、このネット本体12は、適宜合成樹脂材を
一体的に成型したものでも良いし、エキスパンドメタル
のような適宜金属製のものでも良いし、その他適宜自由
に設定できるものである。13は、ネット本体12を支持装
置Sに押え付けるためのネット押えである。
そして、支持装置Sの具体的構成、形状、寸法、支柱
1の具体的構成、形状、寸法、材質、控柱2の具体的構
成、形状、寸法、材質、上部連結具20の具体的構成、形
状、寸法、材質、中央部連結具30の具体的構成、形成、
寸法、材質、ボルト23,35、ナット24,36の上部連結具20
や中央部連結具30への取付け位置、取付け数等は、図示
例に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
また、本発明の上部連結具20や中央部連結具30は、例
えば、耐蝕性に優れたアルミ等の金属や、適宜合成樹脂
や、鉄や、その他の適宜材料を利用することもできる。
ところで、支柱1や控柱2の上端部分に適宜合成樹脂
製キャップ5を嵌着することにより、支柱1や控柱2内
に雨水等が入り込まないようになると共に、支柱1や控
柱2の上端部分での損傷を防止できるようになり、より
安全性の高い防風ネット用支持装置Sとなる。
尚、支柱1を適宜アルミパイプ材で形成すると共に、
控柱2を適宜アルミパイプ材で形成することにより、こ
れらが適宜外力等によって損傷した場合等であっても錆
が全く発生せず、美観を損うことなく長期に亙って外観
上の体裁を良好に維持できるものとなる。しかも、支柱
1には適宜貫通孔が全く存在しないので、適宜アルミパ
イプ製の支柱1であっても、十分な強度が得られるよう
になり、海岸線で利用されることの多い防風、防砂ネッ
ト等に最適な支持装置Sとなる。
(発明の効果) 従って、本発明の防風ネット用支持装置Sは、基礎コ
ンクリート14にその下端部分が埋設されて略鉛直状態に
立設せしめられるパイプ状の支柱1と、基礎コンクリー
ト14にその下端部分が埋設されると共に、支柱1の後方
に略斜状態に立設せしめられるパイプ状の控柱2と、支
柱1の上部と控柱2の上端部分とを連結する上部連結具
20と、支柱1の中央部と控柱2の中央部とを連結する中
央部連結具30とを備え、上部連結具20は、適宜鈑材を平
面略U字状に折曲形成してなる基鈑20aと、この基鈑20a
に夫々穿設したボルト挿通孔21,22に挿通されるボルト2
3、ナット24とで構成し、支柱1を抱持する基鈑20aの湾
曲部20bと、この湾曲部20b寄りのボルト挿通孔21に挿通
されるボルト23とで支柱1を囲繞し、基鈑20aの開放部2
0c寄りのボルト挿通孔22に挿通されるボルト23は、控柱
2に穿設したボルト挿通孔3に挿通し、中央部連結具30
は、適宜鈑材を平面略U字状に折曲形成してなる基鈑33
aからなる一対の連結体33と、この一対の連結体33夫々
を連結する連結杆31と、連結杆31や基鈑33aに夫々穿設
したボルト挿通孔32,34に挿通されるボルト35、ナット3
6とで構成し、支柱1や控柱2を抱持する基鈑33aの湾曲
部33bと、この湾曲部33b寄りのボルト挿通孔34に挿通さ
れるボルト35とで支柱1や控柱2を囲繞し、基鈑33aの
開放部33c寄りのボルト挿通孔34に挿通されるボルト35
は、連結杆31に穿設したボルト挿通孔32に挿通し、適宜
キャップ5を支柱1や控柱2の上端部分に嵌着し、横架
材連結金具11を介して横架材10を支柱1に固定すると共
に、複数の支柱1間に横架材10を横架配設したので、支
柱1には適宜貫通孔が全く存在せず、かなり大きな外力
を受ける支柱1の強度が損われることがなく、支柱1に
部分的な応力の集中も生ぜず、十分な強度を発揮できる
ようになり、防風ネット等のネット本体12を長期に亙っ
て安定的に且つ強固に支持できるようになる。しかも、
構成が簡素で、十分な強度及び耐久性を備え、その組立
てが容易で、取扱い易く、低廉に提供でき、経済性、安
全性に優れた支持装置Sとなる。更に、支柱1に適宜貫
通孔を設けないので、支柱1からは、錆が発生し難くな
り、錆の発生による強度の低下や、美観を損う虞れのな
いものとなる。
また、上部連結具20は、適宜鈑材を平面略U字状に折
曲形成してなる基鈑20aと、この基鈑20aに夫々穿設した
ボルト挿通孔21,22に挿通されるボルト23、ナット24と
で構成し、支柱1を抱持する基鈑20aの湾曲部20bと、こ
の湾曲部20b寄りのボルト挿通孔21に挿通されるボルト2
3とで支柱1を囲繞し、基鈑20aの開放部20c寄りのボル
ト挿通孔22に挿通されるボルト23は、控柱2に穿設した
ボルト挿通孔3に挿通したので、支柱1の強度を損うこ
となく支柱1と控柱2とをその上部で確実且つ強固に連
結できるようになる。特に、上部連結具20の基鈑20a
は、湾曲部20b寄りのボルト23、ナット24の締付けによ
って、支柱1を湾曲部20bでより多く抱持するように
(支柱1の外周の1/2を越えるように)弾性変形でき、
この弾性変形によって支柱1をしっくりと且つ強固に抱
持できるようになると共に、この弾性力でボルト23、ナ
ット24の緩みを防止できるようになる。
更に、中央部連結具30は、適宜鈑材を平面略U字状に
折曲形成してなる基鈑33aからなる一対の連結体33と、
この一対の連結体33夫々を連結する連結杆31と、連結杆
31や基鈑33aに夫々穿設したボルト挿通孔32,34に挿通さ
れるボルト35、ナット36とで構成し、支柱1や控柱2を
抱持する基鈑33aの湾曲部33bと、この湾曲部33b寄りの
ボルト挿通孔34に挿通されるボルト35とで支柱1や控柱
2を囲繞し、基鈑33aの開放部33c寄りのボルト挿通孔34
に挿通されるボルト35は、連結杆31に穿設したボルト挿
通孔32に挿通したので、支柱1の強度を損うことなく支
柱1と控柱2とをその中央部で確実且つ強固に連結でき
るようになる。特に、中央部連結具30の連結体33の基鈑
33aは、湾曲部33b寄りのボルト35、ナット36の締付けに
よって、支柱1や控柱2を湾曲部33bでより多く抱持す
るように(支柱1や控柱2の外周の1/2を越えるよう
に)弾性変形でき、この弾性変形によって支柱1や控柱
2をしっくりと且つ強固に抱持できるようになると共
に、この弾性力でボルト35、ナット36の緩みを防止でき
るようになる。
そして、適宜キャップ5を支柱1や控柱2の上端部分
に嵌着したので、支柱1や控柱2の内への雨水等の侵入
を確実に且つ簡単に防止できるようになり、ひいては、
支柱1からの錆の発生防止や、錆の発生による強度の低
下防止が図れ、美観を損わないものとなる。
それから、横架材連結金具11を介して横架材10を支柱
1に固定すると共に、複数の支柱1間に横架材10を横架
配設したので、複数の支柱1相互は、横架材10によって
連結され、支持装置S全体の強度を高められるようにな
ると共に、ネット本体12を支持装置Sに容易に且つ安定
的に装着できるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を例示するもので、第1図は防風ネット用
支持装置の側面図、第2図は防風ネット用支持装置の正
面図、第3図は上部連結具部分の側面図、第4図は上部
連結部分の平断面図、第5図は中央部連結具部分の側面
図、第6図は中央部連結具部分の平断面図である。 S……支持装置、1……支柱、2……控柱、3……ボル
ト挿通孔、4……丸鋼、5……キャップ、10……横架
材、11……横架材連結金具、12……ネット本体、13……
ネット押え、14……基礎コンクリート、20……上部連結
具、20a……基鈑、20b……湾曲部、20c……開放部、21
……ボルト挿通孔、22……ボルト挿通孔、23……ボル
ト、24……ナット、30……中央部連結具、31……連結
杆、32……ボルト挿通孔、33……連結体、33a……基
鈑、33b……湾曲部、33c……開放部、34……ボルト挿通
孔、35……ボルト、36……ナット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎コンクリートにその下端部分が埋設さ
    れて略鉛直状態に立設せしめられるパイプ状の支柱と、
    基礎コンクリートにその下端部分が埋設されると共に、
    支柱の後方に略斜状態に立設せしめられるパイプ状の控
    柱と、支柱の上部と控柱の上端部分とを連結する上部連
    結具と、支柱の中央部と控柱の中央部とを連結する中央
    部連結具とを備え、上部連結具は、適宜鈑材を平面略U
    字状に折曲形成してなる基鈑と、この基鈑に夫々穿設し
    たボルト挿通孔に挿通されるボルト、ナットとで構成
    し、支柱を抱持する基鈑の湾曲部と、この湾曲部寄りの
    ボルト挿通孔に挿通されるボルトとで支柱を囲繞し、基
    鈑の開放部寄りのボルト挿通孔に挿通されるボルトは、
    控柱に穿設したボルト挿通孔に挿通し、中央部連結具
    は、適宜鈑材を平面略U字状に折曲形成してなる基鈑か
    らなる一対の連結体と、この一対の連結体夫々を連結す
    る連結杆と、連結杆や基鈑に夫々穿設したボルト挿通孔
    に挿通されるボルト、ナットとで構成し、支柱や控柱を
    抱持する基鈑の湾曲部と、この湾曲部寄りのボルト挿通
    孔に挿通されるボルトとで支柱や控柱を囲繞し、基鈑の
    開放部寄りのボルト挿通孔に挿通されるボルトは、連結
    杆に穿設したボルト挿通孔に挿通し、適宜キャップを支
    柱や控柱の上端部分に嵌着し、横架材連結金具を介して
    横架材を支柱に固定すると共に、複数の支柱間に横架材
    を横架配設したことを特徴とする防風ネット用支持装
    置。
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