JP3000750U - 合成樹脂製擬木の外柵 - Google Patents

合成樹脂製擬木の外柵

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JP3000750U
JP3000750U JP1994000392U JP39294U JP3000750U JP 3000750 U JP3000750 U JP 3000750U JP 1994000392 U JP1994000392 U JP 1994000392U JP 39294 U JP39294 U JP 39294U JP 3000750 U JP3000750 U JP 3000750U
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synthetic resin
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hexagon socket
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JP1994000392U
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Inventor
唯男 早川
Original Assignee
東洋樹脂株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構造が比較的簡単で、支柱と横木の連結を容易
に行うことができる合成樹脂製擬木の外柵を提供する。 【構成】支柱1の芯材3の上端に棒状の連結部材3aが
水平に固定され、支柱1の合成樹脂層1aの側部におけ
る連結部材3aの両端部の周囲には、横木2の端部が嵌
挿可能な凹部1bが形成される。横木2の内部には管状
の芯材4が配設されると共に、横木の芯材の端部近傍に
六角孔付ボルト5が内部にねじ込み可能に螺着され、横
木の先端を支柱の凹部に挿入すると共に、横木の芯材の
先端内に支柱の連結部材3aの先端を嵌挿した状態で、
六角孔付ボルト5がねじ込まれ、六角孔付ボルト5によ
り支柱側の連結部材3aが締付け固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製擬木の支柱に、合成樹脂製擬木の横木を連結して形成す る外柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製擬木の支柱に、合成樹脂製擬木の横木を連結して形成された 外柵が、公園等で使用されているが、この種の外柵は、現場で組立て設置される ため、支柱と横木の連結が容易に且つ確実に行われる必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、合成樹脂製擬木は、芯材となる金属管の周囲に合成樹脂を被覆するよ うに成形して所定の擬木形状に製造され、樹脂が擬木の周囲に被覆されるため、 支柱に対し横木を連結する際、横木を回転させて支柱の凹部にねじ込んだり、横 木の端部を支柱の凹部に嵌込むと共に係止部を係止させ、或は複雑な構造の連結 部材を使用して結合させていた。
【0004】 このため、前者のものは、重量の重い横木を回す作業に多くの労力を必要とし 、後者のものは、構造が複雑化すると共に、連結部に緩みが生じやすいという問 題があった。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、構造が比較的簡単で 、支柱と横木の連結を容易に行うことができる合成樹脂製擬木の外柵を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このために、本考案の合成樹脂製擬木の外柵は、芯材の周囲に合成樹脂層を成 形してなる合成樹脂製擬木の支柱に、同様の合成樹脂製擬木の横木を連結して形 成された外柵において、支柱の芯材の上端に棒状の連結部材が水平に固定され、 支柱の合成樹脂層の側部における連結部材の両端部の周囲には、横木の端部が嵌 挿可能な凹部が形成され、横木の内部には管状の芯材が配設されると共に、横木 の芯材の端部近傍に六角孔付ボルトが内部にねじ込み可能に螺着され、横木の先 端を支柱の凹部に挿入すると共に、横木の芯材の先端内に支柱の連結部材の先端 を嵌挿した状態で、六角孔付ボルトがねじ込まれ、六角孔付ボルトにより支柱側 の連結部材が締付け固定されて構成される。
【0007】
【作用・効果】
このような構成の合成樹脂製擬木の外柵では、支柱に横木を連結する場合、横 木の先端を支柱の側部の凹部に挿入すると共に、その横木の芯材の先端内に支柱 側の連結部材の先端を入れて嵌合させる。
【0008】 そして、横木の端部に螺合して設けた六角孔付ボルトを、合成樹脂層の外側か ら六角レンチを差し込んで回し、ねじ込むことにより、内部の連結部材を締付け る。この六角孔付ボルトの締付けによって、横木は支柱に対し強固に固定される 。
【0009】 このように、支柱の芯材に連結部材を取付け、横木の芯材に六角孔付ボルトを ねじ込むだけの簡単な構造で、支柱と横木を強固に連結できると共に、六角孔付 ボルトを回して締付けるだけの簡単な作業で外柵を組立てることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は合成樹脂製擬木の外柵の正面図を示し、図2はそのII−II拡大断面図を 示している。外柵は支柱1と支柱1間に横木2を渡すように連結して構成され、 支柱1と横木2の連結は、図2、図3に示すように、連結部材と芯材を結合して 連結される。
【0012】 支柱1は、図5に示すような金属管の芯材3の周囲に合成樹脂層1a(例えば ポリエチレン)を被覆して成形される。芯材3の上端には少し小径の金属管の連 結部材3aがT字状に溶接等で固定される。この連結部材3aの外径は後述の横 木2の金属管の芯材4の内径より僅かに小さく形成される。
【0013】 また、支柱1には、成形された合成樹脂層1aの上部における連結部材3aの 両端部の周囲に、円柱形の凹部1bが形成される。この円柱形の凹部1bは横木 2の外径と略同じ内径を有し、この凹部1bに横木2の端部が嵌挿される。
【0014】 横木2は、図4に示すように、金属管の芯材4の周囲に合成樹脂層2a(例え ばポリエチレン)を被覆して成形される。金属管の芯材4の端部近傍には、両側 にねじ孔が穿設され、そのねじ孔に六角孔付ボルト5が螺合されている(図6、 図7)。合成樹脂層2aの成形時、六角孔付ボルト5の先端が露出するように、 合成樹脂層2aにはその部分に孔が形成される。
【0015】 なお、六角孔付ボルト5を芯材4にねじ込む場合、図8に示すように、芯材4 の外側に六角ナット6を溶接し、六角ナット6にねじ込みながら、六角孔付ボル ト5の先端を芯材4内に進入させるようにしてもよい。
【0016】 このように形成された合成樹脂製擬木の支柱1と横木2は、設置する現場で、 支柱1が、コンクリート基礎等を用いて所定の間隔に立設され、次に、支柱1間 に横木2が掛け渡すように連結される。このとき、横木2は、その先端を支柱1 の円柱形の凹部1bに挿入すると共に、その芯材4の先端内に支柱1側の連結部 材3aを入れて嵌合させる。
【0017】 そして、この状態で、横木2の端部両側に螺合して設けた六角孔付ボルト5を 外側の孔から六角レンチを差し込んで回し、ねじ込むことにより、内部の連結部 材3aを締付ける。
【0018】 この両側からの六角孔付ボルトの締付けにより、横木2は支柱1に対し強固に 固定される。また、このとき、六角孔付ボルト5が周囲の合成樹脂層2aを抱き 込むようにねじ込まれるため、ボルト5の緩みが防止され、強固に締付け固定さ れる。最後に、六角孔付ボルト5の上部の合成樹脂層2a上の孔は、その合成樹 脂と同じ色のコーキング材7を充填して埋められる。
【0019】 横木を上下2本連結する場合には、図9に示すように、支柱の芯材を形成し、 支柱芯材3の上段と下段に連結部材3a,3bを水平に溶接等で固定すればよい 。また、外柵の端部に使用する支柱は、図10に示すように、片側のみに突出し た連結部材3cを固定した芯材3を使用すればよい。
【0020】 なお、六角孔付ボルト5を締付けたとき、その先端が当接する連結部材3aの 部分に六角孔付ボルト5の先端が嵌合される孔を設けておけば、六角孔付ボルト 5を締付けた際、その先端が連結部材3aに良好に嵌着し、結合状態はより強固 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す合成樹脂製擬木の外柵
の正面図である。
【図2】図1のII−II拡大断面図である。
【図3】図2の III− III拡大断面図である。
【図4】横木2の芯材4の平面図である。
【図5】支柱1の芯材3の正面図である。
【図6】横木の芯材の端部拡大断面図である。
【図7】横木の芯材の端部拡大断面図である。
【図8】他の実施例の横木の芯材の端部拡大断面図であ
る。
【図9】上下2段の横木を連結する支柱の芯材の正面図
である。
【図10】端部位置の支柱の芯材の正面図である。
【符号の説明】
1−支柱、1a−合成樹脂層、1b−凹部、2−横木、
2a−合成樹脂層、3−芯材、3a−連結部材、4−芯
材、5−六角孔付ボルト。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の周囲に合成樹脂層を成形してなる
    合成樹脂製擬木の支柱に、同様の合成樹脂製擬木の横木
    を連結して形成された外柵において、 該支柱の芯材の上端に棒状の連結部材が水平に固定さ
    れ、該支柱の合成樹脂層の側部における該連結部材の両
    端部の周囲には、該横木の端部が嵌挿可能な凹部が形成
    され、該横木の内部には管状の芯材が配設されると共
    に、該横木の芯材の端部近傍に六角孔付ボルトが内部に
    ねじ込み可能に螺着され、該横木の先端を該支柱の凹部
    に挿入すると共に、該横木の芯材の先端内に該支柱の連
    結部材の先端を嵌挿した状態で、該六角孔付ボルトがね
    じ込まれ、該六角孔付ボルトにより該支柱側の連結部材
    が締付け固定されていることを特徴とする合成樹脂製擬
    木の外柵。
  2. 【請求項2】 該六角孔付ボルトの上部の合成樹脂層に
    孔が設けられ、該孔から六角レンチを挿入して該六角孔
    付ボルトが締付けられ、締付け後、該孔がコーキング材
    を充填して埋められる請求項1記載の合成樹脂製擬木の
    外柵。
JP1994000392U 1994-02-04 1994-02-04 合成樹脂製擬木の外柵 Expired - Lifetime JP3000750U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08303068A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Toyo Exterior Co Ltd 桟組体の横桟連結装置

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