JP2003120035A - 鉄筋の接合方法およびその方法に実施するテンプレートの位置決め装置 - Google Patents

鉄筋の接合方法およびその方法に実施するテンプレートの位置決め装置

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JP2003120035A JP2001310059A JP2001310059A JP2003120035A JP 2003120035 A JP2003120035 A JP 2003120035A JP 2001310059 A JP2001310059 A JP 2001310059A JP 2001310059 A JP2001310059 A JP 2001310059A JP 2003120035 A JP2003120035 A JP 2003120035A
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Kuniaki Sato
藤 邦 昭 佐
Hideyuki Kobayashi
林 秀 行 小
Akio Tomita
田 昭 夫 富
Koichi Suzuki
木 浩 一 鈴
Naoki Tanaka
中 直 樹 田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋の断面積を減少させることなく、鉄筋の
所定位置にテンプレートを正確に位置決めして上部に鉄
筋コンクリート柱を接合すること。 【解決手段】 鉄筋(22)に外周に雄ねじを有する円
筒状体(5)を挿入して接着剤で固定し、その円筒状体
(5)にテンプレート(8)をナットにより両側から固
定してコンクリート打設後に上側のナットとテンプレー
トとを取りはずし、接合する上部の鉄筋のスリーブ
(9)を挿入して接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下側の第1の鉄筋コ
ンクリート基礎または柱の鉄筋と上側の第2の鉄筋コン
クリート柱の鉄筋とを接合する方法およびその方法に実
施されるテンプレートの位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、丸鋼や異形棒鋼鉄筋を使用して
鉄筋コンクリート柱の鉄筋を鳥籠状に組み立てる場合、
縦方向の主筋と方形状に形成された横筋との交点を針金
で締結する技術は知られている。
【0003】また、鉄筋の平面的な関係位置を保持する
ために、鉄筋の位置に孔が設けられたテンプレートを要
所に挿入して、その両側からナットを締付けて鉄筋とテ
ンプレートと締結して固定する技術が知られている。
【0004】鉄筋を相互に連結固定する技術は種々知ら
れているが、針金で締結する場合は、強固に固定するこ
とが難しく、移動等で緩みやすく、コンクリート打設で
変形する等の問題があり、また、炭素当量が大である鉄
筋と板状体との溶接は問題が多く、要所に用いることは
禁止されている。
【0005】テンプレート等をナットにより鉄筋の所定
位置に締結するには、鉄筋の所定位置に雄ねじ加工する
事が必要であり、ねじ部分はノッチ効果と谷径が細くな
るため引っ張り強度が低下し、かつ、加工が面倒でコス
トが掛かる等の問題がある。また、周知の如くテンプレ
ートは鉄筋の上部にセットし、下部をナットで支持する
ことになるので、鉄筋の長手方向全体にねじを切ってナ
ットを回転させなかせら上昇させることは作業が面倒で
あり、テンプレートの支持部分の鉄筋のみを太く形成し
てその部分にねじを切ることは鉄筋の製作上面倒であり
実際的ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、鉄筋に面倒な加工を要することなく、強固に上下
の鉄筋を接合できる鉄筋の接合方法を提供するにある。
【0007】そして本発明の他の目的は、上記の接合方
法を実施するに当って使用するテンプレートを簡単な装
置で位置決めできるテンプレートの位置決め装置を提供
するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下側の
第1の鉄筋コンクリート柱(20)の鉄筋(22)と上
側の第2の鉄筋コンクリート柱(30)の鉄筋(32)
とを接合する方法において、あらかじめ第1の鉄筋コン
クリート柱(20)の鉄筋(22)に下側の固定ナット
(6)を挿通しておき、その固定ナット(6)の上方に
長手方向にスリット(5a)を有し、そして外周に雄ね
じ(5c)を有する円筒状体(5)を前記鉄筋(22)
に挿入し、さらにその円筒状体(5)を挿通できるテン
プレート(8)を前記鉄筋(22)に挿通し、接着剤又
は溶接で固定し、前記固定ナット(6)を前記円筒状体
(5)に螺合させることにより前記テンプレート(8)
を位置させ、そしてテンプレート(8)の上側から別の
固定ナット(7)を螺合させてテンプレート(8)を位
置決めし、コンクリート(C)を打設して固化後に少く
とも別の固定ナット(7)を取りはずし、第1の鉄筋コ
ンクリート柱(20)の位置決めされた鉄筋(22)の
上端に第2の鉄筋コンクリート柱(30)の鉄筋(3
2)の下端に設けたスリーブ(9)を嵌着させるように
なっている。
【0009】また本発明によれば、基礎(B)を構成す
る鉄筋柱(1)の鉄筋(2)とその上側に立設する鉄筋
コンクリート柱(20)の鉄筋(22)との接合方法に
おいて、あらかじめ鉄筋柱(1)の鉄筋(2)の下側に
固定ナット(6)を挿通しておき、その固定ナット
(6)の上方に長手方向にスリット(5a)を有し、そ
して外周に雄ねじ(5c)を有する円筒状体(5)を前
記鉄筋(2)に挿入し、さらにその円筒状体(5)を挿
通できるテンプレート(8)を前記鉄筋(2)に挿入
し、前記固定ナット(6)を前記円筒状体(5)に螺合
させることにより前記テンプレート(8)を位置させ、
そしてテンプレート(8)の上側から別の固定ナット
(7)を螺合させてテンプレート(8)を位置決めし、
コンクリート(C)を打設して固化した後に少くとも別
の固定ナット(7)を取りはずし、鉄筋柱(1)の位置
決めされた鉄筋(2)の上端に鉄筋コンクリート柱(2
0)の鉄筋(21)の下端に設けてスリーブ(9)を嵌
着させるようになっている。
【0010】さらに本発明によれば、下側の第1の鉄筋
コンクリート柱(20)の鉄筋(22)と上側の第2の
鉄筋コンクリート柱(30)の鉄筋(32)とを接合す
る場合に使用するテンプレート(8)の位置決め装置に
おいて、第1の鉄筋コンクリート柱(20)の鉄筋(2
2)に円筒状体(5)が挿入されており、その円筒状体
(5)は外周に雄ねじ(5c)を有し、そして長手方向
にスリット(5a)が設けられ、かつ側面に接着剤注入
口(5b)が設けられており、そして前記円筒状体
(5)を貫通して設けた前記テンプレート(8)が前記
円筒状体(5)の外周の雄ねじ(5c)と螺合する下側
の固定ナット(6)と上側の別の固定ナット(7)とで
締結されて位置決めされている。
【0011】そして本発明によれば、基礎(B)に構成
する鉄筋柱(1)の鉄筋(2)とその上側に立設する鉄
筋コンクリート柱(20)の鉄筋(22)とを接合する
場合に使用するテンプレート(8)の位置決め装置にお
いて、基礎(B)を構成する鉄筋柱(1)の鉄筋(2)
に円筒状体(5)が挿入されており、その円筒状体
(5)は外周に雄ねじ(5c)を有し、そして長手方向
にスリット(5a)が設けられ、かつ側面に接着剤注入
口(5b)が設けられており、そして前記円筒状体
(5)を貫通して設けた前記テンプレート(8)が前記
円筒状体(5)の外周の雄ねじ(5c)と螺合する下側
の固定ナット(6)と上側の別の固定ナット(7)とで
締結されて位置決めされている。
【0012】したがって、円筒状体を第1の鉄筋コンク
リート柱の鉄筋に固定して下側の固定ナットであらかじ
めテンプレートの水平を出しておき、上下のナットでテ
ンプレートを鉄筋に固定すればテンプレートの水平のす
なわちZ方向の位置決めができ、かつ第1の鉄筋コンク
リート柱の鉄筋の間隔すなわちX−Y方向の位置決めも
テンプレートにより定めることができる。
【0013】この状態でコンクリートを打設して固化後
に第2の鉄筋コンクリート柱の鉄筋のスリーブを嵌着す
ることで、第2の鉄筋コンクリート柱の鉄筋を正しい位
置で接合することができる。
【0014】本発明の実施に際し、基礎の鉄筋柱(鉄筋
篭)に接合する鉄筋コンクリート柱はプレキャスト柱が
好ましい。
【0015】本発明により基礎に埋設する鉄筋柱は、従
来コンクリートの打設により移動することがあったが、
本発明により移動しなくなる。
【0016】本発明の実施に際して、鉄筋には通常異形
鉄筋が用いられているので、テンプレートを固定するた
めの円筒状体は所定のレベルより上に接着しないように
中間部から下の接着剤注入口から接着剤を流し込み、下
方で固まるようにするのが好ましい。また溶接してもよ
い。
【0017】コンクリートを打設して固化した後に上側
の別のナットを取りはずす第2の鉄筋コンクリート柱の
鉄筋のスリーブの挿入に際して円筒状体が邪魔になる場
合、円筒状体の上半部をむしり取ることになる。そのた
めに、円筒状体を金属薄板で構成した場合は、むしり取
りやすくするために、上部に縦方向に浅いスリットを入
れておくとよい。またこのむしり取り作業を容易にする
ために、円筒状体や上下のナットをプラスチックで構成
してもよい。すなわち円筒状体やナットは仮止めするた
めのものであり、強度を有しなくてもよいからである。
なお、必要に応じてナットと共にテンプレートを取りは
ずしてもよい。
【0018】下側のナットにより、テンプレートの下端
は予め所定のレベルに固定されているので、第2の鉄筋
コンクリート柱の鉄筋のスリーブを突出している第1の
鉄筋コンクリート柱の鉄筋に嵌着させればよく、その作
業は簡単である。
【0019】このようにスリーブがセットされたなら
ば、公知の態様でスリーブの下側の注入口からパイプを
用いてグラウト材を注入し、上方の流出口からグラウト
材が噴出した状態を見て鉄筋の接合作業が完了したこと
を確認できる。
【0020】したがって本発明によれば、外側にねじを
切った円筒状体を挿入するという簡単な手段で、テンプ
レートの位置決めおよび鉄筋の接合を簡単かつ正確に行
うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施した第1の鉄
筋コンクリート柱20を示し、この第1の鉄筋コンクリ
ート柱20はすでに図3で示す基礎1に固定されている
が、この点については後述する。この第1の鉄筋コンク
リート柱20の複数(図示の例では8本を有している)
の縦方向の鉄筋である主筋22を有し、その主筋22の
上端部にはそれぞれ円筒状体であるシース5が挿入され
ており、それらの下端部には所定位置に予めスリーブ9
が挿入されている。図中23は横筋を示している。
【0022】このシース5は図4に示すように、外周に
ねじ5cを有し、長手方向にスリット5aが設けられ、
長手方向のほぼ中央部には複数の接着剤注入口5bが穿
孔されており、さらに、上半分には複数の切欠き部5d
が設けられている。
【0023】そして、図5に示すように、各主筋22の
所定位置にシース5を挿入し、接着剤注入口5bから下
方に接着剤を注入して接着し、予め主筋22の下方に挿
入した下側のナット6を螺合して、テンプレート8の主
筋孔8aを各シース5に挿入して上側のナット7で固定
する。このとき、テンプレート8の上下方向の位置をナ
ット6、7で調整して固定する。この場合、主筋22に
異形鉄筋が用いられても、シース5を回転してスリット
5aの位置を変えることによりシース5を安定させるこ
とが出来る。
【0024】このようにしてテンプレート8は位置決め
されるが、シースはスリット5aにより主筋21への挿
入作業が容易であり、またナット6、7の締付けにより
主筋21と充分に接触できる。
【0025】そして第1の鉄筋コンクリート20の周囲
を型枠Fで囲んでコンクリートの打設作業を行うが、コ
ンクリートが固化してからナット7及びテンプレート8
を除去し、シース5のナット6より上方の部分を切欠き
部5dを利用して取り除き、主筋22を露出させる。な
お、符号9b及び9aはスリーブにグラウトを注入する
注入口とオーバフローする流出口を示している。
【0026】そして、図2に示すように主筋32および
横筋33よりなる第2の鉄筋コンクリート柱30を準備
する。この第2の鉄筋コンクリート柱30の主筋32の
下端部には図1で説明したものと同様の注入口9bおよ
び流出口9aを有するスリーブ9が設けられている。
【0027】図1のナット7およびテンプレート8を取
り去り、シース5の上部をむしり取った状態の第1の鉄
筋コンクリート柱20の主筋22の露出している上端に
図2に示す第2の鉄筋コンクリート柱30のスリーブ9
を嵌着する。そしてスリーブ9の注入口9bからグラウ
トを注入し、流出口9aからオーバフローさせて確認し
固定させ、第2の鉄筋コンクリート柱30を第1の鉄筋
コンクリート柱20に接合する。このようにして接合作
業が完了したならば、型枠Fを設けてコンクリートを打
設すればよい。
【0028】以上は第1の鉄筋コンクリート柱20に第
2の鉄筋コンクリート柱30を接合する場合について述
べたが、図3に示す基礎Bを構成する鉄筋柱1に第1の
鉄筋コンクリート柱20を接合する場合にも本発明を適
用できる。
【0029】図3において、基礎Bは下部のコンクリー
ト基部4に全体を符号1で示す鉄筋柱が立設されてお
り、その鉄筋柱1は主筋2と横筋3とを鉄筋篭として構
成されている。そして主筋2の上端部には図1で説明し
たものと同様にシース5が挿入され、テンプレート8が
ナット6、7で締付けられている。そして周囲および上
部のテンプレート8の所までコンクリートCが打設され
ている。
【0030】この鉄筋柱1に第1の鉄筋コンクリート柱
20を接合するには前記と同様に行うことができる。す
なわち図3のテンプレート8およびナット7を除去し、
必要に応じてシース5の上部をむしり取り、第1の鉄筋
コンクリート柱20の下部のスリーブ9を鉄筋柱1の主
筋2の上端に嵌着し、グラウトすればよい。その他の工
程はすべて前記の通りである。
【0031】図6は本発明に従って基礎Bの鉄筋柱1の
上に第1の鉄筋コンクリート柱20を接合し、そしてそ
の上に第2の鉄筋コンクリート柱30を接合した所を示
している。その内部および周囲はコンクリートCが打設
されている。このように本発明によれば、接合部分の位
置決めが正確にできるので、正しい寸法で正しい位置に
鉄筋コンクリート柱を順次上方に接合することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、下記のすぐ
れた効果を奏する。 (a) 鉄筋の所要位置に容易に断面積を減少すること
なく雄ねじ部を設けることができるので、ナットにより
テンプレートの位置決めを簡単にでき、強度の低下がな
い。 (b) 所要の円筒状体、ナットは汎用品的に工場で量
産でき、現場では接着剤で固定すればよいため、少ない
工数で容易に作業ができ、工期短縮、コスト低減に寄与
する。 (c) 正しい位置・寸法で鉄筋の強固な接合ができる
ので基礎とプレキャストコンクリート柱の接合に適して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す第1の鉄筋コンクリ
ート柱の全体構成図。
【図2】第2の鉄筋コンクリート柱の下端部を示す図。
【図3】基礎を示す構成図。
【図4】シースを示す部分断面図。
【図5】鉄筋とテンプレートとの接合部を示す側面図。
【図6】基礎部に第1及び第2の鉄筋コンクリート柱を
接合した態様を示す側面図。
【符号の説明】
1…基礎 2、22、32…主筋 3、23、33…横筋 5…シース 6、7…ナット 8…テンプレート 9…スリーブ
フロントページの続き (72)発明者 鈴 木 浩 一 神奈川県相模原市富士見2−15−12 (72)発明者 田 中 直 樹 東京都多摩市聖ケ丘2−23−9−2 Fターム(参考) 2E164 AA02 BA25 BA27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の第1の鉄筋コンクリート柱(2
    0)の鉄筋(22)と上側の第2の鉄筋コンクリート柱
    (30)の鉄筋(32)とを接合する方法において、あ
    らかじめ第1の鉄筋コンクリート柱(20)の鉄筋(2
    2)に下側の固定ナット(6)を挿通しておき、その固
    定ナット(6)の上方に長手方向にスリット(5a)を
    有し、そして外周に雄ねじ(5c)を有する円筒状体
    (5)を前記鉄筋(22)に挿入し、さらにその円筒状
    体(5)を挿通できるテンプレート(8)を前記鉄筋
    (22)に挿通し、前記固定ナット(6)を前記円筒状
    体(5)に螺合させることにより前記テンプレート
    (8)を位置させ、そしてテンプレート(8)の上側か
    ら別の固定ナット(7)を螺合させてテンプレート
    (8)を位置決めし、コンクリート(C)を打設して固
    化後に少くとも別の固定ナット(7)を取りはずし、第
    1の鉄筋コンクリート柱(20)の位置決めされた鉄筋
    (22)の上端に第2の鉄筋コンクリート柱(30)の
    鉄筋(32)の下端に設けたスリーブ(9)を嵌着させ
    ることを特徴とする鉄筋の接合方法。
  2. 【請求項2】 基礎(B)を構成する鉄筋柱(1)の鉄
    筋(2)とその上側に立設する鉄筋コンクリート柱(2
    0)の鉄筋(22)との接合方法において、あらかじめ
    鉄筋柱(1)の鉄筋(2)の下側に固定ナット(6)を
    挿通しておき、その固定ナット(6)の上方に長手方向
    にスリット(5a)を有し、そして外周に雄ねじ(5
    c)を有する円筒状体(5)を前記鉄筋(2)に挿入
    し、さらにその円筒状体(5)を挿通できるテンプレー
    ト(8)を前記鉄筋(2)に挿入し、前記固定ナット
    (6)を前記円筒状体(5)に螺合させることにより前
    記テンプレート(8)を位置させ、そしてテンプレート
    (8)の上側から別の固定ナット(7)を螺合させてテ
    ンプレート(8)を位置決めし、コンクリート(C)を
    打設して固化した後に少くとも別の固定ナット(7)を
    取りはずし、鉄筋柱(1)の位置決めされた鉄筋(2)
    の上端に鉄筋コンクリート柱(20)の鉄筋(21)の
    下端に設けてスリーブ(9)を嵌着させることを特徴と
    する鉄筋の接合方法。
  3. 【請求項3】 下側の第1の鉄筋コンクリート柱(2
    0)の鉄筋(22)と上側の第2の鉄筋コンクリート柱
    (30)の鉄筋(32)とを接合する場合に使用するテ
    ンプレート(8)の位置決め装置において、第1の鉄筋
    コンクリート柱(20)の鉄筋(22)に円筒状体
    (5)が挿入されており、その円筒状体(5)は外周に
    雄ねじ(5c)を有し、そして長手方向にスリット(5
    a)が設けられ、かつ側面に接着剤注入口(5b)が設
    けられており、そして前記円筒状体(5)を貫通して設
    けた前記テンプレート(8)が前記円筒状体(5)の外
    周の雄ねじ(5c)と螺合する下側の固定ナット(6)
    と上側の別の固定ナット(7)とで締結されて位置決め
    されていることを特徴とするテンプレートの位置決め装
    置。
  4. 【請求項4】 基礎(B)に構成する鉄筋柱(1)の鉄
    筋(2)とその上側に立設する鉄筋コンクリート柱(2
    0)の鉄筋(22)とを接合する場合に使用するテンプ
    レート(8)の位置決め装置において、基礎(B)を構
    成する鉄筋柱(1)の鉄筋(2)に円筒状体(5)が挿
    入されており、その円筒状体(5)は外周に雄ねじ(5
    c)を有し、そして長手方向にスリット(5a)が設け
    られ、かつ側面に接着剤注入口(5b)が設けられてお
    り、そして前記円筒状体(5)を貫通して設けた前記テ
    ンプレート(8)が前記円筒状体(5)の外周の雄ねじ
    (5c)と螺合する下側の固定ナット(6)と上側の別
    の固定ナット(7)とで締結されて位置決めされている
    ことを特徴とするテンプレートの位置決め装置。
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