JP3126080U - 横材固定金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は横材固定金具に関し、屋外での公園、遊園地等の外柵や道路の境界等の柵、屋内では階段や通路の手摺として支持柱に横材を取付ける。
【解決手段】横材固定金具Aは、一方に支持柱Bにねじ止めする取付面3が設けられ、他方に筒状部4を有した雌状金具部材1と、筒状部4内に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿され、ボルト6により回動が阻止される球面部7の一端に横材8の端部に取付ける取付部9を設けた雄状金具部材2とにより支持柱に横材を固定し、前記取付部は横材の取付穴8a内に挿入する筒状体10に形成され、該筒状体の長孔11と横材を貫通するボルト12にて雄状金具部材を横材に締着する。
【選択図】図1

Description

本考案は横材固定金具に関し、屋外における例えば公園、遊園地、牧場等の外柵として、また、法面に対する道路との境界等の柵として、さらには、屋内では、例えば階段や通路などの手摺として、支持柱に横材を容易かつ確実に連結し、取付けるものである。
従来、屋内の階段や通路の手摺には、複数の支持柱を配列して立設し、相隣る支持柱の中間部或いは上端部を手摺棒で連結する形式のものがある。そして、従来、例えば傾斜した手摺棒と縦杆としての支持柱を連結するためにボール継手を用いた勾配自在手摺があった(例えば特許文献1参照。)。
また、ほかの従来例として階段に立設された支持柱の上部にナットが保持され、支持柱には支持柱の上端部を覆うキャップが上下位置変更自在に挿通され、手摺りの下面から垂下したねじ棒がキャップの上面の通孔を経てナットに螺入され、キャップの上面がねじ棒の上部に形成した円形の受体に当接されてなる階段の手摺りの支持構造があった(例えば特許文献2参照。)。
また、階段や通路に沿って設けられる手摺棒と手摺棒とを自在継手を用いて連結するという手摺があった(例えば特許文献3参照。)。
さらに、屋外において例えば公園、遊園地、遊歩道、牧場等の外柵として、また、法面に対する道路との境界等の柵には、腐食性や耐久性を考慮して芯材としての補強用金属管の両端内部にリングナットをかしめ固定し、補強用金属管の外周にはプラスチック製の外管を外嵌した擬似横木を形成し、この擬似横木を支持柱の左右に取付けるのに、支持柱を貫通する結合ボルトを前記リングナットに螺挿することにより支持柱にプラスチック製の横木を取付けるようにしたプラスチック製擬木柵があった(例えば特許文献4参照。)。
実開平1−61334号公報 特開平4−194256号公報 特開平5−148968号公報 特開平7−119337号公報
しかしながら、特許文献1記載の勾配自在手摺では、階段の各ステップ面に立設される支持柱の上部と手摺棒とを球面状の自在継手で連結するものであり、自在継手は手摺棒の傾斜角度を階段の勾配に一致させるように調整する機能はあるが、手摺棒を調整した角度に固定する機能はない。
また、上記特許文献2記載の階段の手摺りの支持構造は、支持柱の中間部と手摺棒とを連結する手摺には使用できない欠点と、継手の構造が複雑なため高価になる欠点がある。
さらにまた、上記特許文献3に記載の手摺は、階段の手摺のうち、傾斜部分の手摺と水平部分の手摺を球面状の自在継手で連結するものであり、この自在継手も手摺棒の傾斜角度を階段の勾配に容易に調整する機能はあるが、手摺棒を調整した角度に固定する機能はない欠点と、支持柱の中間部と手摺棒とを連結する手摺には使用できない欠点がある。
さらに、屋外において、例えば公園、遊園地、遊歩道、牧場等の外柵として、また、法面に対する道路との境界等の柵として用いる上記特許文献4に記載のプラスチック製擬木柵は、プラスチック製の擬似横木を支持柱に取付けるのに、擬似横木内の芯材としての補強用金属管の両端内部にかしめ固定したリングナットに支持柱を貫通した結合ボルトを螺挿することにより支持柱を中間に配置してその左右両側に擬似横木を取付ける構造である。このため、支持柱、および該支持柱に対して左右から接合して取付ける擬似横木の水平度を確保して組付精度を良くしなければ支持柱を貫通する結合ボルトの左右のねじ部を支持柱の左右両側に配置して連結される擬似横木のリングナット内に螺挿することができず、支持柱に擬似横木を取付けることができなかった。
しかも、特許文献4に記載のプラスチック製擬木柵は、プラスチック製の外管内に芯材として補強用金属管を嵌入し、この補強用金属管の両端内にリングナットをかしめ固定する構成なので、製作および組付けには多くの時間および手間を必要とし、製作コストは高価であった。また、プラスチック製の外管は衝撃や外部から過大な引張力や圧縮力を受けると破損したり、カケを生じ易い欠点がある。しかも、廃棄処分を行うのに、組成材料の分別作業を要し、手間がかかる等の問題を抱えていた。
本考案は、かかる課題を解決するために、支持柱の中間部と横材とを連結する構築作業が効率良く行えると共に、全体の剛性が確保され、取付部の強度が保証されて構造的に堅牢になり、さらには、廃棄処分が容易となる横材固定金具を低コストで提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1の考案は、一方に支持柱の外側面にねじ止めされる取付面が設けられ、他方には、筒状部有して該筒状部の内面に交叉するねじ孔が設けられた雌状金具部材と、前記筒状部の内面に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿され、前記ねじ孔に螺合するボルトの締め付けにより回動が阻止される球面部の一端に横材の端部に取付けられる取付部を設けた雄状金具部材と、により前記支持柱に前記横材を固定する横材固定金具において、
(イ)前記雄状金具部材の前記取付部が前記横材の端部に設けられた取付穴内に挿入される雄状の筒状体に形成され、
(ロ)該筒状体に、長孔が設けられ、そして、
(ハ)前記横材及び前記長孔を貫通するボルトにより、前記雄状金具部材が前記横材に締着されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記取付穴内に合成樹脂又は金属により形成された筒状のスペーサが嵌着され、そして、該スペーサを介して前記雄状金具部材の前記筒状体が前記取付穴内に挿入されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1又は2において、前記長孔を貫通するボルトが螺入可能に前記横材に設けた挿通孔、または前記雄状金具部材の前記筒状体が挿入される横材の取付穴、もしくは支持柱の外側面に前記雌状取付金具の取付面がねじ止めされるねじ孔の少なくとも1つには、シーリング材が充填されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1,2,3の何れか1の請求項において、雄状金具部材の前記取付部が、円筒体、または八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体であり、そして、前記取付部が挿入可能に前記横材の端部に設けた前記取付穴が、縦断面円筒形、または断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成されていることを特徴とする。
本考案の請求項1の考案は、一方に支持柱の外側面にねじ止めされる取付面が設けられ、他方には、筒状部を有して該筒状部の内面に交叉するねじ孔が設けられた雌状金具部材と、前記筒状部の内面に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿され、前記ねじ孔に螺合するボルトの締め付けにより回動が阻止される球面部の一端に横材の端部に取付けられる取付部を設けた雄状金具部材と、により前記支持柱に前記横材を固定する横材固定金具において、前記雄状金具部材の前記取付部が前記横材に設けた取付穴内に挿入される雄状の筒状体に形成され、該筒状体に、長孔が設けられ、そして、前記横材及び前記長孔を貫通するボルトにより、前記雄状金具部材が前記横材に締着されていることを特徴とするので、雌状金具部材の一方に設けた取付面を支持柱の外側面にねじ止めすることにより雌状金具部材は支持柱とともに運搬、保管される。そして、施工現場に運搬されることにより、雌状金具部材の他方に設けた筒状部内に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿される球面部を一方に有する雄状金具部材の他方に設けた雄状の筒状体を横材の端部に設けた取付穴内に挿入し、該筒状体に設けた長孔、及び前記横材にボルトを貫通することにより雄状金具部材を前記横材に締着することができ、支持柱の中間部と横材とを容易な構築作業により連結することができ、作業性が向上される。しかも、横材を支持柱に調整角度に保持できるので、全体の剛性が確保される。また、雄状金具部材の取付部は、雄状の筒状体に形成され、この柱状体は横材の端部に設けた取付穴内に挿入して締着されるので、強度が保証されて構造的に堅牢になり、積雪等の荷重、外部からの引張力や圧縮力に対して構造堅牢になり、腐食防止にもなる。また、横材固定金具自体、構造簡単であり、構成部品も少ないため製作、および組付けは容易であり、製作コストおよび資材費は安価である。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記取付穴内に合成樹脂又は金属により形成された筒状のスペーサが嵌着され、そして、該スペーサを介して前記雄状金具部材の前記筒状体が前記取付穴内に挿入されていることを特徴とするので、雄状金具部材の筒状体をスペーサを介して迅速かつ円滑に雌状の金具部材の取付穴内に挿入でき、作業効率は向上する。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1又は2において、前記長孔を貫通するボルトが螺入可能に前記横材に設けた挿通孔、または前記雄状金具部材の前記筒状体が挿入される横材の取付穴、もしくは支持柱の外側面に前記雌状取付金具の取付面がねじ止めされるねじ孔の少なくとも1つには、シーリング材が充填されていることを特徴とするので、このシーリング材により横材に設けた挿通孔、ねじ孔、取付穴等が閉塞されるため、雨水、雪が侵入し、横材等が腐食するのを防止できる。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1,2,3の何れか1の請求項において、雄状金具部材の前記取付部が、円筒体、または八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体であり、そして、前記取付部が挿入可能に前記横材の端部に設けた前記取付穴が、縦断面円筒形、または断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成されていることを特徴とするので、雄状金具部材の取付部を横材の取付穴内に構造堅牢に取付けることができる。また、取付部が八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体であり、取付穴が、断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成される場合には、取付部が取付穴内において不用意に回動することなく、挿入して作業効率良く取付けることができる。
以下、図面に従って本考案の横材固定金具の実施形態を、木製の外柵を構築する場合につき説明する。
図1は本考案の横材固定金具の実施形態1を示す斜視図、図2は取付状態の一例を示す断面図、図3は本実施形態1の横材固定金具を用いて組付けられた外柵の側面図、図4は同じく支持柱に本実施形態1の横材固定金具を取付けた状態の平面図、図5は図4の側面図である。
本実施形態1では、1組の横材固定金具Aは、一方に木製の支持柱Bの外側面にねじ止めされる取付面3が設けられ、他方には、筒状部4を有して該筒状部4の内面に交叉する数個のねじ孔5が設けられた雌状金具部材1と、前記筒状部4の内面に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿され、前記ねじ孔5に螺合するボルト6の締め付けにより回動が阻止される球面部7の一端に木製の横材8の端部に取付けられる取付部9を設けた雄状金具部材2と、により前記支持柱Bに前記横材8を固定するようになっている。
前記雄状金具部材2の前記取付部9が、前記横材8に設けた取付穴8a内に挿入される雄状の筒状体10に形成される。このように、取付部9を筒状体10に形成したのは、引張力または圧縮力に対して強度を発揮して構造堅牢になすのと、取付穴8a内の挿脱操作が容易に行え、しかも、筒状体10が取付穴8a内に挿入されることにより取付部が雨や雪に曝されて腐食するのを防止するのと、取付後のガタツキを規制するためである。そして、該筒状体10に、長孔11が設けられ、この長孔11と、前記横材8及び前記長孔11を貫通するボルト12により、前記雄状金具部材2が前記横材8に締着されるようになっている。
前記雌状金具部材1は、左右のフランジ13の一方の面に、支持柱Bの側面に当接する前記取付面3が設けられ、フランジ13の他方の面には取付面3の反対側に突出する前記筒状部4が設けられる。
前記取付面3の形状は、円柱状の支持柱Bの外周にほぼ全面接触する凹面に形成され、フランジ13の両端部に孔14が設けられる(図1,図4参照)。そして、孔14に挿通されるボルト15が前記支持柱Bにねじ込まれることにより、雌状金具部材1が支持柱Bに固着される。
また、前記筒状部4には、内面に交叉する前記ねじ孔5が設けられ、該ねじ孔5には前記ボルト6が螺入されることにより球状部7の回動を拘束して固定するようになっている。
前記雄状金具部材2は、外面が球面形状に形成された前記球面部7の一端に、前記取付部9が延設される。この取付部9は、図示する本実施形態1では円筒体に形成され、そして、この取付部9が挿入されて取付けられるように横材8の両端部に設けた取付穴8aが、縦断面円筒形に形成されているが、これは代表的な例示であり、取付部9は図示するものに限ることなく、図には示さないが例えば八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体であっても良く、しかも、前記取付穴8aが、断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成されたものでも良い。このように、雄状金具部材2の取付部9が八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体に形成され、取付穴8aが、断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成される場合には、取付部9を取付穴8a内に不用意に回動することなく、挿入して取付けることができる点で有利である。
前記球面部7は、前記筒状部4に回動可能に嵌挿される大きさを有し、該筒状部4に挿入された後に、該筒状部4の先端を小径にする歪み変形加工により、筒状部4から離脱不能になるが、回動は可能である。
前記横材8の両端部には、前記筒状部4が挿入される前記取付穴8aが設けられ、横材8の一方の側面から取付穴8aに達する挿通孔16と、取付穴8aから横材8の他方の側面に貫通するねじ孔17が設けられる(図4参照)。そして、挿通孔16を経由して筒状体10の長孔11を通過するボルト12がねじ孔17に螺合する。
以上のように構成された横材固定金具Aにより、例えば屋外において公園、遊園地、遊歩道、牧場等の外柵として、また、法面に対する道路との境界等の柵として立設される支持柱Bの中間部を横材8で連結する作業を説明する。
先ず、横材固定金具Aの筒状体10を、横材8の一方の端部内に設けた取付穴8a内に挿入し、挿通孔16,長孔11を通過してねじ孔17にボルト12を螺合して締め、筒状体10を挟圧することにより横材8の両端部に横材固定金具Aを取付けておく。
この時、取付部9は筒状体10に形成されているので、横材8の取付穴8a内の挿入作業を容易に行うことができる。しかも、取付部9は筒状体10に形成されているので、筒状体10は引張力または圧縮力に対して強度を発揮して構造堅牢に取付けることができるとともに取付後のガタツキを防止することができる。
そして、横材8の端部に設けた取付穴8aに、筒状体10が挿入され、ボルト12を挿通孔16,長孔11を通過させてねじ孔17に螺合することにより筒状体10を挟圧させた雄状金具部材2の他端に設けられている球面部7は、雌状金具部材1の筒状部4に離脱不能で且つ回動可能に嵌挿されている。
そして、この筒状体10は、球面部7を支点として水平方向には角度αの範囲で回動可能であり、上下方向には角度βの範囲で回動可能であるので(図4,図5参照)、横材8の長手方向の向きの修正を容易に自由に調整することができる。また、回動角度範囲内であれば横材8を任意角度に屈曲させる自由度があるので、施工現場毎に傾斜が異なったり、障害物を迂回したり、水平度を確保する場合に便利である。
それから、横材8の傾斜角度が決まった後に、ボルト6を締め込んで、球面部7の回動を不能にする。従って、横材8がぐらつく剛性不足を生じる虞はない。
また、支持柱Bの間隔と横材8の長さの相対的誤差は、筒状体10の長孔11の長さの範囲で調整することができる。
次いで、ほぼ等間隔に配列して立設される前の各支持柱Bの外周側面の中間部に、雌状金具部材1のフランジ13をボルト15により固着する。そして、上述のような手順、同様の操作を繰り返して行うことにより、図2,図3に示すような外柵を効率良く構築することができる。
このように、雄状金具部材2の筒状体10が横材8の端部に設けた取付穴8a内に挿入されて保護されるので、横材8を支持柱Bの外周側面に取付けるための筒状体10が雨や雪に曝されて腐食するのを防止することができる。
また、横材8や支持柱Bが木製である場合に、前記長孔11を貫通するボルト12が螺入可能に前記横材8に設けた挿通孔16、また前記雄状金具部材2の前記筒状体10が挿入される横材8の取付穴8a、もしくは支持柱Bの外周側面に前記雌状取付金具1の取付面3がねじ止めされるねじ孔14,14の少なくとも1つに例えば柔軟性を有する合成樹脂、セメントモルタルのような水硬性材料により形成されるシーリング材20を充填するようにすれば、シーリング材20により挿通孔16、ねじ孔14,14、取付穴8a等が閉塞されることにより雨水、雪が木製の横材8や支持柱B内に侵入し、腐食するのを防止することができ、長期の使用に耐え得る。
また、横材8を交換する等、支持柱Bに対して横材8を分離する場合には、ボルト15を緩めることにより、雌状取付金具1のフランジ13、13を支持柱Bから取り外せば、支持柱Bに対して横材8を分離することができる。従って、支持柱Bと、横材8との分離、および横材固定金具Aの交換、補修にも便利である。
図6は本考案の横材固定金具Aの実施形態2であり、この実施形態2では前記取付穴8a内に合成樹脂又は金属により形成された筒状のスペーサ30を嵌着し、該スペーサ30を介して前記雄状金具部材2の前記筒状体10が前記取付穴8a内に挿入される構成であるほかは前記実施形態1と同様の構成である。
そして、本実施形態2では、雄状金具部材2の筒状体10を雄状のスペーサ30を介して迅速かつ円滑に雌状金具部材1の取付穴8a内に挿入することができるほかは前記実施形態1と同様の作用・効果を奏する。
なお、上記実施形態1、および実施形態2では、支持柱B、および横材8は木製の場合を代表的に説明したが、これに限ることなく、支持柱Bと横材8との双方、または何れか一方が合成樹脂、または金属、セメントモルタルで形成されている場合にも本考案の適用範囲である。
本考案は、支持柱の中間部と横材とを連結する構築作業が効率良く行え、また、横材を支持柱に調整角度に保持することにより全体の剛性が確保され、取付部の強度が保証されて構造的に堅牢になり、また、廃棄処分が容易であり、製作コストが安価である等の用途、機能に適する。
図1は本考案の横材固定金具の実施形態1を示す斜視図である。 図2は取付状態の一例を示す断面図である。 図3は本実施形態1の横材固定金具を用いて組付けられた外柵の側面図である。 図4は同じく支持柱に本実施形態1の横材固定金具を取付けた状態の平面図である。 図5は図4の側面図である。 図6は本考案の横材固定金具の実施形態2を示す断面図である。
符号の説明
A 横材固定金具
B 支持柱
1 雌状金具部材
2 雄状金具部材
3 取付面
4 筒状部
5 ねじ孔
6 ボルト
7 球面部
8 横材
8a 取付穴
9 取付部
10 筒状体
11 長孔
12 ボルト
16 挿通孔
17 ねじ孔

Claims (4)

  1. 一方に支持柱の外側面にねじ止めされる取付面が設けられ、他方には、筒状部有して該筒状部の内面に交叉するねじ孔が設けられた雌状金具部材と、前記筒状部の内面に離脱不能に且つ回動可能に嵌挿され、前記ねじ孔に螺合するボルトの締め付けにより回動が阻止される球面部の一端に横材の端部に取付けられる取付部を設けた雄状金具部材と、により前記支持柱に前記横材を固定する横材固定金具において、
    (イ)前記雄状金具部材の前記取付部が前記横材の端部に設けられた取付穴内に挿入される雄状の筒状体に形成され、
    (ロ)該筒状体に、長孔が設けられ、そして、
    (ハ)前記横材及び前記長孔を貫通するボルトにより、前記雄状金具部材が前記横材に締着されている
    ことを特徴とする横材固定金具。
  2. 前記取付穴内に合成樹脂又は金属により形成された筒状のスペーサが嵌着され、そして、該スペーサを介して前記雄状金具部材の前記筒状体が前記取付穴内に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の横材固定金具。
  3. 前記長孔を貫通するボルトが螺入可能に前記横材に設けた挿通孔、または前記雄状金具部材の前記筒状体が挿入される横材の取付穴、もしくは支持柱の外側面に前記雌状取付金具の取付面がねじ止めされるねじ孔の少なくとも1つには、シーリング材が充填されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の横材固定金具。
  4. 雄状金具部材の前記取付部が、円筒体、または八角筒体、六角筒体、四角筒体等の角筒体であり、そして、前記取付部が挿入可能に前記横材の端部に設けた前記取付穴が、縦断面円筒形、または断面八角形、断面六角形、断面四角形に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3の何れか1の請求項に記載の横材固定金具。
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