JPH04362232A - エンジンの失火検出装置 - Google Patents

エンジンの失火検出装置

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JPH04362232A
JPH04362232A JP16363191A JP16363191A JPH04362232A JP H04362232 A JPH04362232 A JP H04362232A JP 16363191 A JP16363191 A JP 16363191A JP 16363191 A JP16363191 A JP 16363191A JP H04362232 A JPH04362232 A JP H04362232A
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misfire
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misfire detection
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豊 大泉
Hirohide Abe
博英 阿部
Hiroyuki Matsumoto
裕之 松本
Yoshiyuki Shinya
義之 進矢
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、角速度変動
に基づいて失火(misfire 、ミスファイア)を
検出するようなエンジンの失火検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、失火が発生すると、エンジント
ルクダウンが生じ、回転変動が起るので、角速度変動が
予め設定した所定値以上に達した時、失火を判定するこ
とは従来から知られている。ところで、車両の悪路走行
時等には、路面の凹凸の影響により、車輪側からトルク
が発生し、このトルクがエンジンに伝達されると、上述
の失火以外の要因による角速度変動が発生するので、良
好な失火の判定が困難となる問題点があった。
【0003】このような問題点を解決するために、従来
、例えば特開昭58−184517号公報に記載の如く
、ラフネス(rough ness、エンジンの振動)
を検出した後の所定時間だけラフネス判定を実行し、そ
れ以降のラフネス判定を禁止することで、路面振動等に
よる誤動作を抑制すべく構成したエンジンの振動検出装
置がある。このエンジンの振動検出装置を上述のエンジ
ンの失火検出装置に適用すると、路面振動等による誤動
作を防止することができる利点がある反面、ラフネス判
定禁止中に相当する間は失火判定を実行することができ
ないので、失火検出を常時行なうことが困難となり、速
やかな失火検出が不可能となる問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、失火検出時にエンジンと駆動系との連結状
態を非連結状態に近づけることで、路面振動の影響を受
けることなく、常時失火検出を行なうことができて、速
やかな失火検出の実行ができるエンジンの失火検出装置
の提供を目的とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、失火検
出時に自動変速機のロックアップクラッチを解放するこ
とで、路面振動の影響を受けることなく、常時失火検出
を行なうことができて、迅速な失火検出を実行すること
ができるエンジンの失火検出装置の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、失火検
出時に自動変速機のスリップ率を高スリップ率に設定す
ることで、路面振動の影響を受けることなく、常時失火
検出を行なうことができて、迅速な失火検出を実行する
ことができるエンジンの失火検出装置の提供を目的とす
る。
【0007】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、失火検出時に失火原
因としての点火系以外の要因、たとえば空燃比等の影響
を排除し、失火検出精度の向上を図ることができるエン
ジンの失火検出装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、エンジンの角速度変動を検出する角速度変動
検出手段と、該角速度変動検出手段により検出された角
速度変動が設定値以上の時、エンジンの失火を検出する
失火検出手段を備えたエンジンの失火検出装置であって
、失火検出時にエンジンと駆動系との連結状態を、近似
非連結状態もしくは非連結状態となす路面入力禁止手段
を備えたエンジンの失火検出装置であることを特徴とす
る。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記エンジンを自動
変速機付きエンジンで構成し、失火検出時に自動変速機
のロックアップクラッチを解放して、エンジンと駆動系
との連結状態を非連結状態となすエンジンの失火検出装
置であることを特徴とする。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、自動変速機付きエン
ジンと、トルクコンバータの入出力部材間のスリップ量
を目標スリップ量に収束させるスリップ制御手段とを備
え、失火検出時に自動変速機のスリップ率を高スリップ
率に設定して、エンジンと駆動系との連結状態を非連結
状態に近づけるエンジンの失火検出装置であることを特
徴とする。
【0011】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、エンジンの定常運転
状態下において上記失火検出手段を作動させるエンジン
の失火検出装置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれば
、失火検出時に上述の路面入力禁止手段がエンジンと駆
動系との連結状態を、近似非連結状態もしくは非連結状
態となすので、車輪側からのトルクがエンジンに伝達さ
れて失火以外の要因による角速度変動の発生を防止する
ことができる。この結果、路面振動の影響を何等受ける
ことなく、常時失火検出を行なうことができて、速やか
な失火検出の実行ができる効果がある。
【0013】この発明の請求項2記載の発明によれば、
失火検出時に上述の路面入力禁止手段が自動変速機のロ
ックアップクラッチを解放して、エンジンと駆動系との
連結状態を非連結状態となすので、路面振動の影響を何
等受けることなく、常時失火検出を行なうことができて
、迅速な失火検出を実行することができる効果がある。
【0014】この発明の請求項3記載の発明によれば、
失火検出時に上述の路面入力禁止手段が自動変速機のス
リップ率(詳しくはロックアップクラッチのスリップ率
)を高スリップ率(コンバータ状態に近い状態)に設定
して、エンジンと駆動系との連結状態を非連結状態に近
づけるので、路面振動の影響を何等受けることなく、常
時失火検出を行なうことができ、迅速な失火検出を実行
することができる効果がある。
【0015】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の失火検
出手段はエンジンの定常運転状態下において作動するの
で、失火検出時に失火原因としての点火系以外の要因、
たとえば空燃比等の影響を排除することができ、この結
果、失火検出精度の向上を図ることができる効果がある
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は自動変速機付車両用エンジンの失火検出
装置を示し、図1において、吸入空気を浄化するエアク
リーナ1の後位にエアフロメータ2を接続して、このエ
アフロメータ2で吸入空気量を検出すべく構成している
【0017】上述のエアフロメータ2の後位にはスロッ
トルボディ3を接続し、このスロットルボディ3内のス
ロットルチャンバ4には、吸入空気量を制御する制御弁
としてのスロットル弁5を配設している。
【0018】そして、このスロットル弁5下流の吸気通
路には、所定容積を有する拡大室としてのサージタンク
6を接続し、このサージタンク6下流に吸気ポート7と
連通する吸気マニホルド8を接続すると共に、この吸気
マニホルド8にはインジェクタ9を配設している。
【0019】一方、自動変速機付車両用エンジン10の
燃焼室11と適宜連通する上述の吸気ポート7および排
気ポート12には、動弁機構(図示せず)により開閉操
作される吸気弁13と排気弁14とをそれぞれ取付け、
またシリンダヘッド15にはスパークギャップを上述の
燃焼室11に臨ませた点火プラグ16を取付けている。
【0020】上述の排気ポート12と連通する排気通路
17にO2 センサ18を配設すると共に、この排気通
路17の後位には有害ガスを無害化する触媒コンバータ
19いわゆるキャタリストを接続する一方、上述の吸気
マニホルド8外周に形成したウォータジャケット21に
はエンジン水温センサ22を取付け、また、上述のスロ
ットル弁5をバイパスするバイパス通路23を設け、こ
のバイパス通路23にはISC(アイドルスピードコン
トロール)機構としてのISCバルブ24を介設してい
る。
【0021】ところで、自動変速機25(以下単にAT
と略記する)のトルクコンバータ26は、図2に示すよ
うに、エンジン出力軸27に結合されたフロントカバー
28およびケース29内の一側部に固設されて、エンジ
ン出力軸27と一体回転するポンプ30と、該ポンプ3
0と対向するように上述のフロントカバー28およびケ
ース29内の他側部に回転自在に備えられて、ポンプ3
0の回転により作動油を介して回転駆動されるタービン
31と、上述のポンプ30とタービン31との間に介設
されて、ポンプ回転数に対するタービン回転数の速度比
が所定値以下の時にトルク増大作用を行なうステータ3
2と、上述のタービン31とフロントカバー28との間
に介設されたロックアップクラッチ33とを有する。
【0022】而して、タービン31の回転がタービンシ
ャフト34により出力されて、図示しない変速歯車機構
に入力され、また上記ロックアップクラッチ33がこの
タービンシャフト34に連結されて、フロントカバー2
8に対して締結されたときに、該フロントカバー28お
よびロックアップクラッチ33を介して上述のエンジン
出力軸27とタービンシャフト34とを直結する。
【0023】また、このトルクコンバータ26には、図
示しないオイルポンプから導かれた主流ライン35によ
り、ロックアップバルブ36およびコンバータライン3
7を介して作動油がタービン側のR室38に導入され、
この作動油の圧力によって上述のロックアップクラッチ
33が常時締結方向に付勢されると共に、該ロックアッ
プクラッチ33とフロントカバー28との間のF室39
には、上述のロックアップバルブ36から導かれたロッ
クアップ解放ライン40が接続され、このロックアップ
解放ライン40から上述のF室39内に油圧(解放圧)
が導入された時にロックアップクラッチ33が解放され
る。さらに、このトルクコンバータ26には保圧弁41
を介してオイルクーラ42に作動油を送り出すコンバー
タアウトライン43が接続されている。
【0024】一方、上述のロックアップバルブ36は、
スプール44と、このスプール44を図面上、右方へ付
勢するスプリング45と備え、上述のロックアップ解放
ライン40が接続されたポート46の両側に、上述の主
流ライン35が接続された調圧ポート47とドレンポー
ト48とが設けられている。
【0025】また、上述のロックアップバルブ36の図
面上、右側の端部にはスプール44にパイロット圧を作
用させるパイロットライン49が接続され、このパイロ
ットライン49から分岐されたドレンライン50とタン
ク51との間にはデューティソレノイド弁52が設置さ
れている。
【0026】このデューティソレノイド弁52は、制御
信号により所定のデューティ率でON、OFFを繰り返
してドレンライン50を極く短い周期で開閉することに
より、パイロットライン49内のパイロット圧を上述の
デューティ率に対応する値に調整する。
【0027】そして、このパイロット圧が上述のロック
アップバルブ36のスプール44にスプリング45の付
勢力と対抗する方向に印加されると共に、該スプール4
4にはスプリング45の付勢力と同方向にロックアップ
解放ライン40内の解放圧が作用し、これらの油圧ない
し付勢力の力関係によってスプール44が移動して、上
述のロックアップ解放ライン40が主流ライン35(調
圧ポート47)又はドレンポート48に連通され、これ
により、ロックアップ解放圧が上述のパイロット圧、す
なわちデューティソレノイド弁52のデューティ率に対
応する値に制御される。
【0028】ここで、デューティ率(ON,OFF1サ
イクル中のON時間比率)が0%の時(D=Dmin 
)にパイロットライン49からのドレン量が最小となっ
て、パイロット圧ないし解放圧が最大となることにより
、ロックアップクラッチ33が完全に解放(OFF)さ
れ、またデューティ率が100%の時(D=Dmax)
に上述のドレン量が最大となって、パイロット圧ないし
、解放圧が最小となることによりロックアップクラッチ
33が完全に締結(ON)される。そして、このデュー
ティ率の中間の領域でロックアップクラッチ33がスリ
ップ状態とされ、この領域で該ロックアップクラッチ3
3のスリップ量が上述のデューティ率に応じて制御され
る。
【0029】図3はエンジンの失火検出装置の制御回路
を示し、CPU60はエアフロメータ2からの吸入空気
量Q、スロットルセンサ53からのスロットル開度TV
O、車速センサ54からの車速V、インヒビタスイッチ
55からの変速段検出信号、ディストリビュータ56か
らのエンジン回転数Ne、タービン回転センサ57から
のタービン31の回転数Nt、クランク角センサ58か
らのクランク角の各入力に基づいて、ROM59に格納
したプログラムに従って、デューティソレノイド弁52
、ロックアップバルブ36、ロックアップクラッチ33
、失火表示ランプ61を駆動制御し、またRAM62は
失火判定しきい値Yo(図6参照)に相当するデータや
図4に示す自動変速線図に相当するマップなどの必要な
データを記憶する。
【0030】ここで、上述のCPU60はエンジンの角
速度変動を検出する角速度変動検出手段(図6に示すフ
ローチャートの第4ステップ84参照)と、この角速度
変動検出手段により検出された現行の角速度変動量Yと
予めRAM62に記憶させた失火判定しきい値Yoとを
比較してエンジンの失火を検出する失火検出手段(図6
に示すフローチャートの第5ステップ85参照)と、失
火検出時にAT25のロックアップクラッチ33を解放
して、エンジンと駆動系との連結状態を非連結状態とな
す路面入力禁止手段(図5に示すフローチャートの第4
ステップ74参照)と、失火検出条件成立の可否を、エ
ンジンの定常運転状態か否かで判定する定常判定手段(
図5および図6に示す各フローチャートのそれぞれの第
2ステップ72、82参照)とを兼ねる。
【0031】このように構成したエンジンの失火検出装
置の作用、図5および図6に示すフローチャートを参照
して、以下に説明する。まず、図5のフローチャートを
参照してロックアップ解除処理について述べる。
【0032】第1ステップ71で、CPU60はエンジ
ン回転数Ne、吸入空気量Q、クランク角センサ出力信
号などの必要とする各種信号の読込みを実行すると共に
、CE=Q/Neの関係式に基づいて負荷CEを演算す
る。
【0033】次に第2ステップ72で、CPU60は回
転偏差ΔNeおよび負荷の偏差ΔCEを演算した後に、
予めRAM62に記憶させて定常判定用の回転偏差しき
い値α、定常判定用の負荷偏差しきい値βと上述の演算
結果とを比較し、ΔNe<αで、かつΔCE<βのエン
ジン定常運転時にのみ次の第3ステップ73に移行し、
エンジンの非定常運転時には第1ステップ71にリター
ンする。
【0034】上述の第3ステップ73で、CPU60は
例えばRAM62の所定エリアに記憶させたデューティ
ソレノイド弁52への制御信号のデューティ率データに
基づいてロックアップクラッチ33が締結(ON)か解
放(OFF)かを判定し、ロックアップクラッチ33の
解放時には第1ステップ71にリターンする一方、ロッ
クアップクラッチ33の締結時には次の第4ステップ7
4に移行する。
【0035】この第4ステップ74で、CPU60は上
述のデューティソレノイド弁52およびロックアップバ
ルブ36を介してロックアップクラッチ33を解放する
【0036】次に図6のフローチャートを参照して上述
のロックアップ解除処理(図5参照)と並行処理される
失火検出処理について述べる。
【0037】第1ステップ81で、CPU60はエンジ
ン回転数Ne、吸入空気量Q、クランク角センサ出力信
号などの必要とする各種信号の読込みを実行すると共に
、CE=Q/Neの関係式に基づいて負荷CEを演算す
る。
【0038】次に第2ステップ82で、CPU60は回
転偏差ΔNeおよび負荷の偏差ΔCEを演算した後に、
予めRAM62に記憶させた定常判定用の回転偏差しき
い値α、定常判定用の負荷偏差しきい値βと上述の演算
結果とを比較し、ΔNe<αで、かつΔCE<βのエン
ジン定常運転時にのみ次の第3ステップ83に移行し、
エンジンの非定常運転時には第1ステップ81にリター
ンする。
【0039】上述の第3ステップ83で、CPU60は
角速度ωを演算し、次の第4ステップ84で、CPU6
0は次式に基づいて角速度変動量Yを演算する。Y=ω
(i−1)−ω(i) ここに、ω(i−1)は前回の角速度 ω(i)は今回の角速度である。
【0040】次に第5ステップ85で、CPU60は上
述の第4ステップ84で演算した角速度変動量Yと、失
火判定しきい値Yoとを比較して、失火か否かを判定し
、Y>Yoの失火時には次の第6ステップ86に移行す
る一方、Y<Yoの非失火時には第1ステップ81にリ
ターンする。上述の第6ステップ86で、CPU60は
失火表示ランプ61を点灯し、一連の失火検出処理を終
了する。
【0041】このように、失火検出時に上述の路面入力
禁止手段は(図5のフローチャートにおける第4ステッ
プ74参照)がAT25のロックアップクラッチ33を
解放して、エンジンの駆動系との連結状態を非連結状態
となすので、車輪側からのトルクがエンジンに伝達され
て失火以外の要因による角速度変動の発生を防止するこ
とができる。この結果、路面振動の影響を何等受けるこ
となく、常時失火検出を行なうことができ、迅速な失火
検出を実行することができる効果がある。
【0042】加えて、上述の失火検出手段(図6のフロ
ーチャートにおける第5ステップ85参照)は、エンジ
ンの定常運転状態下において作動する。換言すれば、こ
の失火検出手段は定常判定手段(図5の第2ステップ7
2、図6の第2ステップ82参照)の定常判定時にのみ
作動するので、失火検出時に失火原因としての点火系以
外の要因、たとえば空燃比等の影響を排除することがで
き、このため、失火検出精度の向上を図ることができる
効果がある。
【0043】図7、図8はエンジンの失火検出装置の他
の実施例を示すフローチャートである。なお、この図7
、図8に示す実施例においても図1乃至図3に示す回路
装置および図4に示すマップを用いる。
【0044】ここで、図4に示すマップは、加速時にお
けるスリップ領域S、ロックアップ領域L、コンバータ
領域Cを示すもので、減速時における各領域は図示しな
いマップにより別途設定されている。
【0045】但し、この実施例の場合、図3に示すCP
U60はエンジンの角速度変動を検出する角速度変動検
出手段(図8に示すフローチャートの第4ステップ11
1参照)と、この角速度変動検出手段により検出された
現行の角速度変動量Yと予めRAM62に記憶させた失
火判定しきい値Yoとを比較してエンジンの失火を検出
する失火検出手段(図8に示すフローチャートの第5ス
テップ115参照)と、トルクコンバータ26の入出力
部材間(ここに入力部材はエンジン出力軸27、出力部
材はタービンシャフト34)のスリップ量を目標スリッ
プ量に収束させるスリップ制御手段(図7のフローチャ
ートにおける各ステップ102〜105からなるルーチ
ンR1参照)と、失火検出時にAT25におけるロック
アップクラッチ33のスリップ率を高スリップ率に設定
(この実施例ではデューティ率Dを近似最小値に設定)
して、エンジンと駆動系との連結状態を非連結状態に近
づける路面入力禁止手段(図7のフローチャートにおけ
る第16ステップ106参照)と、失火検出条件成立の
可否を、エンジンの定常運転状態か否かで判定する定常
判定手段(図7のフローチャートの第11ステップ10
1、図8のフローチャートの第2ステップ112参照)
とを兼ねる。
【0046】次に、図7、図8に示すフローチャートを
参照して、エンジンの失火検出装置の作用について説明
する。
【0047】まず、図7のフローチャートを参照してデ
ューティ率変更処理について述べる。第1ステップ91
で、CPU60はエンジン回転数Ne、タービン回転数
Nt、吸入空気量Q、車速V、スロットル開度TVO、
変速段信号、クランク角センサ出力信号などの必要な各
種信号の読込みを実行する。
【0048】次に第2ステップ92で、CPU60は次
式に基づいて実スリップ量NSを演算する。 NS=|Ne−Nt| ここに、Neはエンジン回転数、Ntはタービン回転数
である。
【0049】次に第3ステップ93で、CPU60は次
式に基づいてスリップ量の偏差ΔNを演算する。 ΔN=Ns−No ここに、NSは実スリップ量、Noは目標スリップ量で
ある。
【0050】次に第4ステップ94で、CPU60は上
述の第1ステップ91で既に読込んだ車速V、スロット
ル開度TVO、変速段信号と、RAM62に予め記憶さ
せたマップ(図4参照)とに基づいて現行の運転状態が
トルクコンバータ26のスリップ領域S(図4参照)か
否かを判定し、スリップ領域S以外のロックアップ領域
Lおよびコンバータ領域Cの時には次の第5ステップ9
5に移行し、スリップ領域Sの時には別の第11ステッ
プ101に移行する。
【0051】上述の第5ステップ95で、CPU60は
前回のスリップ量の偏差ΔN′を今回のスリップ量の偏
差ΔNに設定した後に、次の第6ステップ96に移行し
、この第6ステップ96で、CPU60は現行の運転状
態がトルクコンバータ26のロックアップ領域L(図4
参照)か否かを判定し、ロックアップ領域Lの時には次
の第7ステップ97に移行する一方、コンバータ領域C
の時には別の第9ステップ99に移行する。
【0052】上述の第7ステップ97で、CPU60は
エンジン回転数Neの回転偏差ΔNeおよび負荷の変差
ΔCEを演算した後に、予めRAM62に記憶させた定
常判定用の回転偏差しきい値α、定常判定用の負荷偏差
しきい値βと上述の演算結果とを比較して、ΔNe<α
で、かつΔCE<βのエンジン定常運転時には失火検出
条件成立とみなして次の第9ステップ99に移行し、エ
ンジンの非定常運転時には失火検出条件不成立とみなし
て第8ステップ98に移行する。
【0053】上述の第8ステップ98で、CPU60は
デューティ率Dを最大値Dmax に設定する一方、上
述の第9ステップ99で、CPU60はデューティ率D
を最小値Dmin に設定し、次の第10ステップ10
0で、CPU60はデューティソレノイド弁52に制御
信号を出力する。
【0054】つまり、ロックアップ領域Lの時にはデュ
ーティD=Dmax となるので、図2のドレンライン
50からタンク51にドレンするドレン量が最大となり
、ロックアップクラッチ33は直結され、コンバータ領
域Cの時にはデューティ率D=min となるので、図
2のドレンライン50からタンク51にドレンするドレ
ン量が最小となり、ロックアップクラッチ33が完全に
解放されたコンバータ状態となり、失火検出条件成立時
にはデューティ率D=Dmin となって、ロックアッ
プクラッチ33は解放される。
【0055】ところで、上述の第4ステップ94で、ス
リップ領域Sであると判定された場合には、上述の第1
1ステップ101に移行する。この第11ステップ10
1で、CPU60はエンジン回転数Neの回転偏差ΔN
eおよび負荷の偏差ΔCEを演算した後に、予めRAM
62に記憶させた定常判定用の回転偏差しきい値α、定
常判定用の負荷偏差しきい値βと上述の演算結果とを比
較して、ΔNe<αで、かつΔCE<βのエンジン定常
運転時には失火検出条件成立とみなして第16ステップ
106に移行する。一方、エンジンの非定常運転転時に
は失火検出条件不成立とみなしてルーチンR1側の第1
2ステップ102に移行して、このルーチンR1に従っ
て、スリップ制御を実行する。
【0056】このスリップ制御は、トルクコンバータ2
6のエンジン出力軸27(入力部材)とタービンシャフ
ト34(出力部材)との間の回転速度偏差つまりスリッ
プ量が所定の目標スリップ量に収束するようにフィード
バック制御することで、ロックアップクラッチ33を完
全に解放した場合の燃費悪化を軽減しながら、エンジン
振動の変速機側への伝達を防止するための制御である。
【0057】すなわち、上述の第12ステップ102で
、CPU60は制御パラメータA,B(定数または変数
)を決定し、次の第13ステップ103で、CPU60
は次式に基づいてフィードバック量U(スリップ量の補
正量を示すもの)を演算する。
【0058】U=A・ΔN+B・ΔN′ここにΔNは実
スリップ量Nsから目標スリップ量Noを減算した今回
の偏差、 ΔN′は実スリップ量Nsから目標スリップ量Noを減
算した前回の偏差である。
【0059】次に第14ステップ104で、CPU60
は次式に基づいてデューティ率Dを演算する。
【0060】D=D′+ΔD ここにD′は前回のデューティ率 ΔDはマップ(図示省略)に基づいて設定するデューテ
ィ率補正量である。
【0061】次に第15ステップ105で、CPU60
は前回のスリップ量の偏差ΔN′を今回のスリップ量の
偏差ΔNに設定した後に、次の第10ステップ100に
移行し、この第10ステップ100で、CPU60はD
=D′+ΔDとなるように、換言すれば実スリップ量N
sが目標スリップ量Noに収束するようにデューティソ
レノイド弁52に制御信号を出力する。
【0062】ところで、上述の第4ステップ94におけ
るスリップ領域判定後においても、上述の第11ステッ
プ101で失火検出条件成立であると判定された場合に
は、上述のルーチンR1によるスリップ制御を禁止して
、次の第16ステップ106に移行する。
【0063】この第16ステップ106で、CPU60
はデューティ率Dを最小デューティ率Dmin と略同
等に設定し、次の第10ステップ100で上述の最小デ
ューティ率Dmin と略同等の値になるようにデュー
ティソレノイド弁52に対して制御信号を出力すること
で、ロックアップクラッチ33を略コンバータ状態にし
、エンジンと駆動系との連結状態を非連結状態に近づけ
る。
【0064】次に図8のフローチャートを参照して上述
のデューティ率変更処理(図7参照)と並行処理される
失火検出処理について述べる。第1ステップ111で、
CPU60はエンジン回転数Ne、吸入空気量Q、クラ
ンク角センサ出力信号などの必要とする各種信号の読込
みを実行すると共に、CE=Q/Neの関係式に基づい
て負荷CEを演算する。
【0065】次に第2ステップ112で、CPU60は
回転偏差ΔNeおよび負荷の偏差ΔCEを演算した後に
、予めRAM62に記憶させた定常判定用の回転偏差し
きい値α、定常判定用の負荷偏差しきい値βと上述の演
算結果とを比較し、ΔNe<αで、かつΔCE<βのエ
ンジン定常運転時には失火検出条件成立とみなして次の
第3ステップ113に移行し、エンジンの非定常運転時
には失火検出条件不成立とみなして第1ステップ111
にリターンする。
【0066】上述の第3ステップ113で、CPU60
は角速度ωを演算し、次の第4ステップ114で、CP
U60は次式に基づいて角速度変動量Yを演算する。Y
=ω(i−1)−ω(i) ここに、ω(i−1)は前回の角速度 ω(i)は今回の角速度である。
【0067】次に第5ステップ115で、CPU60は
上述の第4ステップ114で演算した角速度変動量Yと
、失火判定しきい値Yoとを比較して、失火か否かを判
定し、Y>Yoの失火時には次の第6ステップ116に
移行する一方、Y<Yoの非失火時には第1ステップ1
11にリターンする。上述の第6ステップ116で、C
PU60は失火表示ランプ61を点灯し、一連の失火検
出処理を終了する。
【0068】このように、失火検出時に上述の路面入力
禁止手段(図7のフローチャートにおける第16ステッ
プ106参照)がAT25のロックアップクラッチ33
のスリップ率を高スリップ率(コンバータ状態に近い状
態)に設定して、エンジンと駆動系との連結状態を非連
結状態に近づけるので、車輪側からのトルクがエンジン
に伝達されて失火以外の要因による角速度変動の発生を
防止することができる。この結果、路面振動の影響を何
等受けることなく、常時失火検出を行なうことができ、
迅速な失火検出を実行することができる効果がある。
【0069】加えて、上述の失火検出手段(図8のフロ
ーチャートにおける第5ステップ115参照)は、エン
ジンの定常運転状態下において作動する。換言すれば、
この失火検出手段は定常判定手段(図7の第11ステッ
プ101、図8の第2ステップ112参照)の定常判定
時にのみ作動するので、失火検出時に失火原因としての
点火系以外の要因、たとえば空燃比等の影響を排除する
ことができ、このため、失火検出精度の向上を図ること
ができる効果がある。
【0070】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のエンジンは、実施例の自動変速機
付きエンジン10に対応し、以下同様に、自動変速機は
、AT25に対応し、請求項1の角速度変動検出手段は
、図6に示すフローチャートの第4ステップ84と図8
に示すフローチャートの第4ステップ114に対応し、
請求項1の失火検出手段は、図6に示すフローチャート
の第5ステップ85並びに図8に示すフローチャートの
第5ステップ115に対応し、請求項2の路面入力禁止
手段は、図5に示すフローチャートの第4ステップ74
に対応し、請求項3の入力部材は、エンジン出力軸27
に対応し、請求項3の出力部材は、タービンシャフト3
4に対応し、請求項3のスリップ制御手段は、図7に示
すフローチャートのルーチンR1に対応し、請求項3の
路面入力禁止手段は、図7に示すフローチャートの第1
6ステップ106に対応するも、この発明は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではなく、例えば、図
7のフローチャートにおける第16ステップ106での
処理はD=Dmin としてもよく、失火表示に代えて
ブザー等の警報手段により失火(ミスファイア)をドラ
イバに報知すべく構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンの失火検出装置を示す系統図
【図2】トルクコンバータの構造および油圧回路構成を
示す系統図。
【図3】制御回路ブロック図。
【図4】RAMに記憶させたマップの説明図。
【図5】失火検出時におけるロックアップ解除処理を示
すフローチャート。
【図6】失火検出処理を示すフローチャート。
【図7】失火検出時におけるデューティ率変更処理を示
すフローチャート。
【図8】失火検出処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…エンジン 25…AT 26…トルクコンバータ 27…エンジン出力軸 33…ロックアップクラッチ 34…タービンシャフト 74…第4ステップ(路面入力禁止手段)84…第4ス
テップ(角速度変動検出手段)85…第5ステップ(失
火検出手段) 106…第16ステップ(路面入力禁止手段)114…
第4ステップ(角速度変動検出手段)115…第5ステ
ップ(失火検出手段)R1…ルーチン(スリップ制御手
段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの角速度変動を検出する角速度変
    動検出手段と、該角速度変動検出手段により検出された
    角速度変動が設定値以上の時、エンジンの失火を検出す
    る失火検出手段を備えたエンジンの失火検出装置であっ
    て、失火検出時にエンジンと駆動系との連結状態を、近
    似非連結状態もしくは非連結状態となす路面入力禁止手
    段を備えたエンジンの失火検出装置。
  2. 【請求項2】上記エンジンを自動変速機付きエンジンで
    構成し、失火検出時に自動変速機のロックアップクラッ
    チを解放して、エンジンと駆動系との連結状態を非連結
    状態となす請求項1記載のエンジンの失火検出装置。
  3. 【請求項3】自動変速機付きエンジンと、トルクコンバ
    ータの入出力部材間のスリップ量を目標スリップ量に収
    束させるスリップ制御手段とを備え、失火検出時に自動
    変速機のスリップ率を高スリップ率に設定して、エンジ
    ンと駆動系との連結状態を非連結状態に近づける請求項
    1記載のエンジンの失火検出装置。
  4. 【請求項4】エンジンの定常運転状態下において上記失
    火検出手段を作動させる請求項1記載のエンジンの失火
    検出装置。
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