JPH0433706B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433706B2
JPH0433706B2 JP59239096A JP23909684A JPH0433706B2 JP H0433706 B2 JPH0433706 B2 JP H0433706B2 JP 59239096 A JP59239096 A JP 59239096A JP 23909684 A JP23909684 A JP 23909684A JP H0433706 B2 JPH0433706 B2 JP H0433706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
value
current
motor
regenerative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59239096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61119557A (ja
Inventor
Yoshiichi Kyono
Tsutomu Pponda
Hiromasa Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP23909684A priority Critical patent/JPS61119557A/ja
Publication of JPS61119557A publication Critical patent/JPS61119557A/ja
Publication of JPH0433706B2 publication Critical patent/JPH0433706B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H26/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、圧延システムでの金属ストリツプ
等のストリツプ巻取機の緊急制動時において、コ
イルの損傷を防止できるような非常停止制御装置
に関する。
〔従来の技術〕
薄鋼板に対する圧延システムでは、圧延された
板を金属ストリツプ巻取機によりコイルとして巻
取るのが普通である。また、その後における焼鈍
及びメツキなどの各種処理ランイでは、そのスト
リツプコイルを巻戻して所定の処理を施した後、
再び巻取機にて巻取ることが行われる。
このような処理ラインにおいて、例えば、その
ストリツプが破断するなどのトラブルに遭遇した
場合、そのシステムを緊急制動状態下に置いて、
ストリツプ巻取機を迅速に停止させる必要があ
る。
ストリツプ巻取機の緊急制動は、回生制動時に
おけるモータ、巻取機の巻取軸すなわちマンドレ
ル、及び巻取つたコイルに関連した慣性エネルギ
ーを逆並列接続の他励式インバータを介して回生
させて行うが、かかる場合、従来では、回生制動
時における回生電流を一定として実施していた。
すなわち、この種の回生制動によるモータの停
止時間Tは: GD2…モータ、マンドレル、コイルの質量に
基づく慣性値 N……モータの回転数(=マンドレルの回転
数) V……モータの端子電圧 I……回生電流 K……定数 として、次式、すなわち: T=GD2×N2/K×V×I ……(1) により決定されるが、従来では、回生電流Iを一
定にするように、インバータ側サイリスタの点弧
角を制御していたため、その減速時間はGD2,N
及びVにより決定されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、かかる従来方式で回生制動を行つた
場合、巻取られたコイルの重量、コイル径が大き
いと、大きな慣性エネルギーを持つためにマンド
レルを急速に停止させるとコイルの巻き姿がくず
れたり、ストリツプ自体がコイルとマンドレルと
の間又は各層間でこすれてすり疵が生じる傾向が
大きくなり、その製品について品質管理上問題で
あつた。
〔発明の目的〕
この発明は、上述の問題に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、緊急制動時での慣性エネ
ルギーに見合つた停止時間を巻取機に与え、製品
に悪影響を与えない非常停止制御装置を提供する
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
ストリツプ巻取機と機械的に連動されている直
流電動機を逆並列接続の他励式インバータを介し
て制御し、回生制動する非常停止制御装置におい
て、一定周期毎に前記直流電動機及び巻かれつつ
あるストリツプコイルの慣性値を算出し、該慣性
値と電動機の回転速度及び電圧とから回生電流を
算出し、この回生電流をもとに内蔵された変換記
憶テーブルを参照して最適の停止時間を得る回生
電流の制御値を算出する制御電流値演算処理装置
と、該制御電流値演算処理装置で前記制御値を算
出する毎に当該制御値を更新記憶し、当該制御値
を非常停止時に出力する制御電流値設定変更装置
と、該制御電流値設定変更装置からの制御値が入
力されたときに前記他励式インバータを前記回生
電流となるように制御するインバータ制御手段と
を備えていることを特徴としている。
〔作用〕
しかるべく構成することにより、この発明で
は、金属ストリツプ巻取機の緊急制動時に、その
時点での慣性値すなわち既に巻かれたコイルの重
量及びその回転速度などによる慣性エネルギーの
大きさに見合つた適正な停止時間で制御ができ、
その時々のストリツプコイルの重量とかコイル径
に応じた最適停止時間がリアルタイムで順次設定
できる。
その結果、ストリツプコイルの重量とコイル径
とが小さいときには、それに対応する短い停止時
間に従つて制御され、ストリツプコイルの重量と
コイル径が大きいとき又は大きくなるにつれて、
それに応じて長い停止時間でトータルとして早く
停止でき、巻姿がくずれることなく早期に非常停
止する制御が実現できるものである。
〔実施例〕
添付図面は、この発明による金属ストリツプ巻
取機の非常停止制御方式を適用した冷間圧延シス
テムの全体的な構成を示しており、図中、参照数
字1は圧延後に巻取られる金属ストリツプ、2は
直流電動機(以下、単にモータと呼ぶ)、3はモ
ータ2の出力軸と機械的に連動されている巻取機
のマンドレル、3aはマンドレル上に巻かれたコ
イル、4は3相電源、5は巻取り時にはモータ2
へ駆動電流を供給するように作用するコンバータ
側サイリスタ5aと、制動時には発電機となるモ
ータ2の起電力を回生するように作用するインバ
ータ側サイリスタ5bとを逆並列接続として含む
サイリスタ制御部、6は巻取り時にサイリスタ制
御部5へ流入する電流を検出する変流器CTから
の検出電流を受ける電流検出器、7は電流検出器
6の出力とライン8上における電流指令とを入力
とし、その入力の差に比例した出力を得る差動増
幅器(オペアンプ)、9は後で詳述されるが、V,
I,N,D,d,l,ρを入力として、制動時で
の慣性値を一定周期ごとに算出し、そこに内蔵さ
れている変換記憶テーブルに基づいて回生電流I
の関数である制御電流値iを決定する制御電流値
演算処理装置、10は常時、制御電流値演算処理
装置9からの制御電流値iを保持し、前記一定周
期ごとに更新した値を記憶しており、通常制動時
には、回生電流を一定とする予め定められた一定
の制御電流値isを送出するが、非常停止指令によ
り緊急制動時、すなわち、ライン11上における
設定値変更信号が送出された場合には、そこに記
憶されている制御電流値iを次段の電流リミツタ
回路13へと送出する制御電流値設定変更装置、
電流リミツタ回路13は巻取り時には、差動増幅
器7の出力に基づき、点弧回路14及びコンバー
タ側サイリスタ5aを介して、モータ2に流入す
る電流を制御し、通常制動時及び緊急制動時に
は、制御電流値設定変更装置10からの制御電流
値is及びiに基づき、点弧回路15及びインバー
タ側サイリスタ5bを介して、発電機としてのモ
ータ2からの回生電流Iを制御する回路である。
さて、ここでは、平常時における金属ストリツ
プ1の巻取動作について簡単に説明する。ストリ
ツプ1は、モータ2の回転により、マンドレル3
上にコイル3aとして巻取られることになるが、
モータ2への動力は、差動増幅器7、電流リミツ
タ回路13及び点弧回路14を含む制御回路によ
り点弧されるコンバータ側サイリスタ5aを介し
て電源4から供給される。
一方、ここで、通常状態で制動される場合と、
金属ストリツプ1の破断などによる非常時に、制
動がかけられる場合とがあると仮定すると、動作
は次の2つの動作モードに分かれる。1つは、ラ
イン8上における電流指令が予め決められたレベ
ル以下に下げられて差動増幅器7が無効となり、
インバータ側サイリスタ5bの電流Iが、制御電
流値設定変更装置10からの制御電流値isに基づ
き、一定電流において回生される、従来の方式に
対応する通常制動時であり、他は、非常停止釦1
2が押下されて、ライン11上における設定値変
更信号が制御電流値設定変更装置10に導入され
て、インバータ側サイリスタ5bの回生電流I
が、装置10からのリアルタイムで変化する制御
電流値iに基づき制動される。すなわち、慣性エ
ネルギーの関数として回生される緊急制動時であ
る。
次に、この発明が課題とする緊急制動時の動作
について詳述する。
この実施例では、再度指摘するに、緊急制動時
にインバータ側サイリスタ5bを流れる回生電流
Iを式(1)での慣性値GD2に対応して制御するもの
であつて、実際のコイルにおいて、 D……コイルの外径 d……コイルの内径 l……コイル幅 ρ……比重 とすると、コイルの慣性値GD2 1は、 GD2 1=π/8(D4−d4)l・ρ ……(2) として示され、マンドレル及びモータの慣性値
GD2 2は質量が一定なので、一定値Mとして表す
ことができるので、全体の慣性値GD2は、 GD2=GD2 1+GD2 2 ={π(D4−d4)l・ρ/8}+M ……(3) となる。
従つて、前述した(1)式は、 T=GD2×N2/K×V×I={π/8(D4−d4)l・
ρ+M}N2/K・V・I……(4) となり、この(4)式から回生電流Iは、 I=N2/K・V・T{π/8(D4−d4)l・ρ+M} ……(5) として求めることができる。
前にも述べたように、回生電流Iは上記(5)によ
り制御電流値演算処理装置9において算出され、
この回生電流Iと制御電流値iとの変換は、装置
9内に設けた変換記憶テーブルを参照し、算出し
た回生電流値Iをパラメータとして検索する。
ここで、回生電流値Iに対する制御電流値iの
値は、経験上又は実験上得た値をあらかじめ設定
したものであるが、所定の関数で近似することも
でき、この場合には関数演算により回生電流値I
から制御電流値i(=αI)を求める。
ところで、ここでの制御電流値iは、制御電流
値演算処理装置9が所定の周期でサンプリングし
たコイルの直径D、板幅l、比重ρから定期的に
算出したコイルの慣性値GD2 1及び質量一定のマ
ンドレル及びモータの慣性値GD2 2により定期的
に得た慣性値GD2と、モータの電圧V及び回転数
Nとから定期的に算出した回生電流値Iにより定
期的に得た値であり、制御電流値演算処理装置9
はこの新しい現在値としての制御電流値iを制御
電流値設定変更装置10に送出して、この制御電
流値設定変更装置10で保持している前の制御電
流値iを更新する。
なお、この場合、サンプリング期間を短くし
て、連続的な制御をすることができる。
また、制御電流値設定変更装置10は、デジタ
ルサイリスタ装置の1つの数値メモリであつて、
電流リミツタ回路13と制御電流値演算処理装置
9とを結ぶインタフエースの役割をすると同時
に、非常停止釦の閉成によりライン11上におけ
る設定値変更信号を取り入れ、リアルタイムで電
流リミツタ回路13の設定値を修正して行く機能
を有している。
〔発明の効果〕 この発明では、緊急制動時における巻取られた
コイルなどの重量による慣性値、モータの回転数
及び電圧に基づき、回生電流を制御する構成とし
たので、コイルは、その時々のコイルの重量とコ
イル径に対応した適正なリアルタイムで算出した
停止時間において停止できる。そこで、早期に緊
急停止が可能であり、巻き姿のくずれや、ストリ
ツプ間でのすり合いが回避でき、良好な品質が保
証される。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、この発明による金属ストリツプ巻
取機の非常停止制御装置を適用した冷間圧延シス
テムの全体的構成図である。 1……ストリツプ、2……モータ、3a……コ
イル、5……サイリスタ制御部、9……制御電流
値演算処理装置、10……制御電流値設定変更装
置、13……電流リミツタ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ストリツプ巻取機と機械的に連動されている
    直流電動機を逆並列接続の他励式インバータを介
    して制御し、回生制動する非常停止制御装置にお
    いて、一定周期毎に前記直流電動機及び巻かれつ
    つあるストリツプコイルの慣性値を算出し、該慣
    性値と電動機の回転速度及び電圧とから回生電流
    を算出し、この回生電流をもとに内蔵された変換
    記憶テーブルを参照して最適の停止時間を得る回
    生電流の制御値を算出する制御電流値演算処理装
    置と、該制御電流値演算処理装置で前記制御値を
    算出する毎に当該制御値を更新記憶し、当該制御
    値を非常停止時に出力する制御電流値設定変更装
    置と、該制御電流値設定変更装置からの制御値が
    入力されたときに前記他励式インバータを前記回
    生電流となるように制御するインバータ制御手段
    とを備えていることを特徴とするストリツプ巻取
    機における非常停止制御装置。
JP23909684A 1984-11-13 1984-11-13 ストリップ巻取機における非常停止制御装置 Granted JPS61119557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23909684A JPS61119557A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 ストリップ巻取機における非常停止制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23909684A JPS61119557A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 ストリップ巻取機における非常停止制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61119557A JPS61119557A (ja) 1986-06-06
JPH0433706B2 true JPH0433706B2 (ja) 1992-06-03

Family

ID=17039749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23909684A Granted JPS61119557A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 ストリップ巻取機における非常停止制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61119557A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2655387B2 (ja) * 1993-06-29 1997-09-17 住友ゴム工業株式会社 舗装用弾性ブロックおよびその製造法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546861B2 (ja) * 1987-11-12 1996-10-23 富士写真フイルム株式会社 ウエブの巻取装置の減速停止方法並びにその装置
JP2793103B2 (ja) * 1993-07-08 1998-09-03 川崎製鉄株式会社 帯状材処理ラインの停止方法
JP5672053B2 (ja) * 2011-02-22 2015-02-18 東芝三菱電機産業システム株式会社 モーター停止用の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110375A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Shinko Electric Co Ltd Method of stopping winder on rupture of object material
JPS5593758A (en) * 1978-12-29 1980-07-16 Mitsubishi Electric Corp Positioning controller for the tail of material to be wound

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110375A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Shinko Electric Co Ltd Method of stopping winder on rupture of object material
JPS5593758A (en) * 1978-12-29 1980-07-16 Mitsubishi Electric Corp Positioning controller for the tail of material to be wound

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2655387B2 (ja) * 1993-06-29 1997-09-17 住友ゴム工業株式会社 舗装用弾性ブロックおよびその製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61119557A (ja) 1986-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58183554A (ja) 材料の巻上げを制御する方法
JPH0433706B2 (ja)
JPS5826753A (ja) 巻出機の張力制御装置
JPH0565419B2 (ja)
JPS6083719A (ja) ストリツプミルの板厚制御方法
JPS5872384A (ja) 電流一速度制御切換装置
JPH05104143A (ja) 連続ホツトストリツプミルの圧延制御装置
JPS6339323B2 (ja)
JPH0280116A (ja) 巻戻し・巻取機の急停止制御方法
JPH0450286Y2 (ja)
JP3324642B2 (ja) 金属帯のロールスタンド間張力制御方法
JPS63140724A (ja) 可逆圧延機のリ−ルモ−タ制御方法
JP2553845B2 (ja) 熱延ミルにおけるストリツプの巻取制御方法
JPS5822250A (ja) 巻取機の速度制御方法
JPS5829386A (ja) 圧延装置
JPS5992848A (ja) 巻取り機の制御方式
JPS61217459A (ja) 巻取装置の制御装置
JPS6361093B2 (ja)
JPH11129012A (ja) 圧延機出側の金属帯の張力制御方法および装置
JPS6327082B2 (ja)
JPS60115325A (ja) ストリップの巻取制御装置
JPH066208B2 (ja) 巻取制御装置
JPH0455011A (ja) 連続圧延機の制御方法
JPH04256655A (ja) ストリップのプロセスラインにおけるヘルパーロール駆動制御方法
JPS56122755A (en) Tension controller for winding machine